【2022年】ダイナミックマイク おすすめランキングベスト10。ライブ、配信の両方で使える選び方を解説

BETA58とSM58

ぎたすけ

ダイナミックマイクってライブとかリハーサルスタジオで使うやつだよな?

たけしゃん

そうだね。最近は自宅からの配信でも使う人多いから選ぶポイントも昔と少し変わった感あるね

本記事ではおすすめのダイナミックマイクをランキング形式で解説していきます。

ランキングの評価基準としている項目は下記の4点です。

音質
ライブステージ、自宅での配信に使うマイクとして音質を「スペック面」「筆者が使ってみた主観」の2軸で評価しています
ルックス
マイク本体のデザイン性を筆者の主観で評価しています
コスパ
製品の価格と音質・品質のバランスを17種類の製品と比較して評価しています
総合評価
音質・ルックス・コスパの3点を合わせて総合的な評価をしています

たけしゃん

紹介しているマイクは全て実機を自身で使用して比較・検討しています!

ライブハウスなどライブステージだけではなく、自宅でのライブ配信・DTMでの利用も想定して評価しました。

先に僕の結論を言うと、以下の通りです。

製品特徴
ゼンハイザー e935
e 935
ステージ・配信の両面で
万能なマイク
audio technica AT2040
AT2040
配信・ナレーションに
最適化されたマイク
AKG D5-Y3
AKG D5-Y3
1万円未満で
万能に使えるマイク

そして、ランキング結果は以下の通りです。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
audio technica AT2040
AT2040
AKG D5-Y3
D5-Y3
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ゼンハイザーe835
e 835
AKG D7
D7
SHURE SM58
SM58
CLASSIC PRO CM5
CM5
SHURE PGA58
PGA58
タイプボーカル向けボーカル向け配信向け万能楽器向けボーカル向け万能ボーカル向け万能万能
指向性カーディオイドスーパー
カーディオイド
ハイパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
カーディオイドスーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイド
感度-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-53dB
(2.2mV)
-52dB
(re 1V/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(re 1V/Pa)
-52dB
(re 1V/Pa)
-54.5dB
(1,85mV)
-73dB-55dB
(1.79mV)
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約11,000円約7,500円約14,000円約8,800円約18,000円約11,900円約1,100円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る 詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

それではランキング解説に行く前にダイナミックマイクの種類や選び方について解説していきます。

マイクは一度買ったら長い付き合いになることが多いので、概要だけでも理解しておくことをおすすめします!

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
プロフィール詳細お問い合わせ

ダイナミックマイクの特徴

SHURE SM58
SHURE SM58

ダイナミックマイクは主にライブステージやイベントなどで使用されているマイクです。

コンデンサーマイクと比べると音の解像度は劣るものの、頑丈で環境変化に強いのが特徴ですね。

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
コンデンサー
ダイナミックマイク
  • 音の解像度は高い
  • 衝撃や湿度に弱い
  • ハウリングにやや弱い
  • ファンタム電源が必要
  • 定番モデルで2~3万円程度
  • 音の解像度は普通
  • 衝撃や湿度に強い
  • ハウリングに強い
  • ファンタム電源不要
  • 定番モデルで1~2万円程度

レコーディングはコンデンサーマイク、ライブはダイナミックマイクという使い分けが一般的です。

コンデンサーマイクは音は良いですが、デリケートでファンタム電源も必要となります。

対して、ダイナミックマイクは電源不要でハウリングや環境変化にも強いので個人でも扱いやすいところが強みですね。

ここからはダイナミックマイクの特徴について、もう少し細かく解説していきます。

目次

使用する端子

AKG D5-Y3のXLR端子
音楽用途で一般的なXLR端子

ダイナミックマイクは音楽用の音響機器などに用いられるXLR端子を使って接続するのが一般的です。

TPS7222
XLR端子用のマイクケーブル

ライブハウスやスタジオにある音響ミキサーはXLRで接続できる仕様なので、XLR端子のマイクを持っていれば困ることはありません。

音響ミキサーの上部
音響ミキサーの説明図

一方でPCやスマートフォンにはXLR端子はありません。

そのため、PC・スマホとXLR端子のマイクを接続するにはオーディオインターフェイスを間に挟みます。

YAMAHA AG03 正面からの写真
YAMAHA AG03

マイク単体ではPC・スマホと接続できないので注意しましょう。

一方で最近はPCやゲーム機などとマイク単体で接続できるUSBタイプのダイナミックマイクも人気です。

AT2020USB+のUSB部分

USBマイクはPCやゲーム機と直接接続できますが、逆に音響機器とは接続できません。

このあたりは自身の用途に合わせて、どっちを買うのか検討しましょう。

たけしゃん

本記事ではXLR端子のダイナミックマイクを紹介していきます

形状

SHURE SM58とSM57
SHURE SM58とSM57

ダイナミックマイクは用途に合わせて、形状が若干変わります。

ボーカル向けは先端のグリルが丸く、広めに作られています。

SHURE SM58を撮った写真
SHURE SM58

対して、楽器収録用に作られたマイクは先端が平らでシャープです。

SHURE SM57
SHURE SM57

ボーカルの中にはあえて楽器用に作られたマイクをボーカルマイクとして使う人もいますが、まずは自身のパートにあったマイクを選びましょう。

また、ラジオなど放送局でよく使われる形状はまたちょっと違った形です。

AT2040と別売りのショックマウントを組み合わせた画像2
放送局用マイク BP40がベースのaudio technica AT2040

ライブ配信やYouTubeでは雰囲気が出るので、上記形状のマイクが人気がありますね。

ミュートスイッチの有無

e865-Sのミュートスイッチ

ダイナミックマイクにはON/OFFできるミュートスイッチがあるものとないものに分かれます。

ミュートスイッチ用途
ありカラオケ
社内ミーティング
プレゼンテーション
なし音楽ライブ
レコーディング
音響担当がいるイベント

音楽のライブなど音響担当がいるイベントにおいては、基本的にミュートスイッチなしが用いられます。

ミュートスイッチがあることで思わぬところでマイクがOFFになるリスクがあるからですね。

逆にカラオケやミーティング、プレゼンテーションなど発言者が交代制の場合はミュートスイッチありが使われますね。

音楽やライブ配信用途であれば、ミュートスイッチなしをおすすめします。

 

ダイナミックマイクの性能

AKG D7
AKG D7

続いてはダイナミックマイクの性能について解説していきます。

仕様書を見ても、わからないことが多いと思いますが、結構大事なことが多いです。

特に自宅からのライブ配信で使う人<ダイナミックマイクの感度>については読んでください。

それではマイク選びで重要となる3点について解説をしていきます。

指向性

ゼンハイザー e935

ダイナミックマイクの指向性は正面の音を中心に拾うカーディオイド(単一指向性)が一般的です。

ただ、その中でもさらに細かく3種類の指向性に分かれます。

指向性特徴
カーディオイド正面からの音を拾う
左右の音も少し拾う
背面の音は拾わない
スーパーカーディオイド正面からの音を拾う
左右は拾う範囲が狭い
背面の音もそこそこ拾う
ハイパーカーディオイド 正面からの音を拾う
左右は範囲が非常に狭い
背面の音も拾う

ライブや配信で使う分にはカーディオイドが主流で扱いやすいですね。

正面の音を拾いますが、左右の音も若干は拾うので顔を多少動かしても大丈夫ではあります。

スーパーカーディオイドはカーディオイドより音の回り込みを抑制できるのでハウリングに強く、音量を比較的上げやすいです。

ゼンハイザー e935とe945
カーディオイドのe935とスーパーカーディオイドのe945

一方でマイク位置がずれると音量がガクンと下がるので注意が必要です。

弾き語りのシンガーソングライターはマイクをスタンド固定するのもあって、スーパーカーディオイドを使う人が割と多いですね。

SHURE BETA57A
秦基博さん、miwaさんがライブで使っていたSHURE BETA57

最後のハイパーカーディオイドですが、かなりタイトに音の発信源を限定して狙う場合に用いられます。

AT2040と別売りのショックマウントを組み合わせた画像1
ハイパーカーディオイドのAT2040

そのため、ハイパーカーディオイドというとテレビ収録で音声さんが使うガンマイクのイメージが強いです。

スーパーカーディオイドよりも更に音の回り込みを防止したい場合に適した指向性です。

周波数特性

SHURE SM58の周波数特性
SM58の周波数特性表(公式HPから引用)

周波数特性とはマイクの拾う音域の範囲と各音域の大きさ(dB)を指すものです。

コンデンサーマイクは20Hz~20,000Hzをカバーする製品が多いですが、ダイナミックマイクはやや狭く50Hz~17,000Hz程度をカバーする製品が多いですね。

カバーする音域の範囲については、製品による差は大きくはありません。

どちらかというと、気にするべきはどの音域でdBが上がっているかです。基本は下記のような傾向になってます。

タイプ特徴
ボーカル向け中~高音域が
ブーストされている
楽器向け全体的に平らでフラット

実際にボーカル向けのSHURE BETA58と楽器向けのBETA57の周波数特性表を見比べてみましょう。

BETA58Aの周波数特性
SHURE BETA58の周波数特性表
BETA57aの周波数特性
SHURE BETA57の周波数特性表

BETA58のほうが3,000Hzより上の帯域はブーストされているのが分かりますね。

ただ、ダイナミックマイクの場合はボーカル向けと楽器向けでそんなに違いはありません。

補足

コンデンサーマイクの場合はボーカル向けと楽器向けで周波数特性が結構違う

そんなわけで、楽器用に作られたダイナミックマイクがボーカルマイクとして使われることもよくあります。

SHURE BETA57も楽器用ダイナミックマイクですが、ボーカルで使っている人はかなり多いです。

SHURE BETA57A

とはいえ、最初に買うダイナミックマイクはメーカーが提示している用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

感度(重要)

AKG D5-Y3
安いマイクの中で感度が高いAKG D5-Y3

マイクの感度はものすごく簡単に言えば、マイクの音量のことです。

感度が高ければ、同じ音でも大きな音で収録されます。

感度の表記は-51dBといった表記をされます。

マイナスなので数値が低いほど感度は高くなるので注意してください。

そして、このマイクの感度はライブハウスやスタジオで使う分には気にする必要はありません。

逆に自宅でオーディオインターフェイスなどを介してライブ配信する際は気を付けて製品を選ばないと音量が足りなくて非常に困ることになります。

M-Audio M-Track Solo

まず、ダイナミックマイクはコンデンサーマイクと比べてマイクの感度が大分低く作られています。

マイクタイプ音の感度
ダイナミックマイク-50dB~-55dBが多い
コンデンサーマイク-30dB~-43dBが多い

ライブハウスやリハーサルスタジオは音響設備が充実しているので、マイクの感度が低くても音響機器側で増幅させて十分な音量を得られるわけです。

ライブで弾き語り演奏している男性

しかし、自宅でのライブ配信の場合はオーディオインターフェイスのマイクプリアンプのみで音量を増幅させることになります。

オーディオインターフェイスのマイクプリアンプ
マイクプリはXLR端子の中に内蔵されている

このマイクプリの性能は基本は価格に比例しており、安いオーディオインターフェイスはMAXの音量(GAIN)が低いです。

マイクプリのGAIN

数万円の機種はMAXで50~60dBが多く、10万円以上の機種は65~75dBが多い

そのため、「感度の低いマイク&安いオーディオインターフェイス」だと録る音によっては音量MAXでも小さくて困ることが普通にあります。

なので、数万円程度の安いオーディオインターフェイスを使う人は感度-53dB以上のダイナミックマイクをおすすめします。

補足

-53dB以上という数値は僕が独自に数十本のマイクで録り比べてみて出した独自の意見です

ちなみにマイクで一番有名なSM58の感度は-54.5dBです。

SM58の画像

大きい音は良いですが、小さい喋り声などは大分GAINを上げないときついので、安いオーディオインターフェイスの方にはおすすめしません。

一方で誤解しないでほしいのが、「感度が高いマイク=良いマイク」というわけではないことです。

SM58も本来は非常に良いマイクです。

音響機器がしょぼいから、このような話になるだけです。

たけしゃん

このへんは安価で環境作れるようになった弊害ですね…
 

ダイナミックマイク おすすめランキングベスト10

BETA57Aをマイキングしてるところ

それでは、おすすめのダイナミックマイクをランキング形式で解説していきます。

僕の結論を先に出すと以下の通りです。

製品特徴
ゼンハイザー e935
e 935
ステージ・配信の両面で
万能なマイク
audio technica AT2040
AT2040
配信・ナレーションに
最適化されたマイク
AKG D5-Y3
AKG D5-Y3
1万円未満で
万能に使えるマイク

ちなみに僕はボーカルとして使うマイクは高音の抜けが良いマイクが好みなので、その傾向に評価が寄ってます。

そして、1位~10位までをまとめたランキング表はこちら。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
audio technica AT2040
AT2040
AKG D5-Y3
D5-Y3
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ゼンハイザーe835
e 835
AKG D7
D7
SHURE SM58
SM58
CLASSIC PRO CM5
CM5
SHURE PGA58
PGA58
タイプボーカル向けボーカル向け配信向け万能楽器向けボーカル向け万能ボーカル向け万能万能
指向性カーディオイドスーパー
カーディオイド
ハイパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
カーディオイドスーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイド
感度-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-53dB
(2.2mV)
-52dB
(re 1V/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(re 1V/Pa)
-52dB
(re 1V/Pa)
-54.5dB
(1,85mV)
-73dB-55dB
(1.79mV)
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約11,000円約7,500円約14,000円約8,800円約18,000円約11,900円約1,100円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る 詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

なお、本記事はボーカル、楽器、配信などの多角的な視点でダイナミックマイクを紹介する内容になっています。

ライブ用のボーカルマイクに絞って紹介した記事もあるので、ボーカルさんはそちらも参照ください。

1位 SENNHEISER e 935

ゼンハイザー e965
e 935の評価
音質
 (4.5)
ルックス
 (4.5)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ボーカル向け
指向性カーディオイド
感度
(0 dB = 1V/Pa)
2,8mV/Pa = -51dB
実売価格約17,500円

音響機器に定評のあるSENNHEISER(ゼンハイザー)のe 935です。

ゼンハイザーのマイクは優れたものが多く、マイマイクとして所有しているボーカルさんは多いですね。

e 935はカーディオイドで中高音域を広げたチューニングになっており、特に高音の抜けが良いです。

僕の声質はハイトーンでちょっとハスキーなので、e 935は良い感じに拾ってくれて使いやすいです。

そして、マイクのルックスがシックでカッコいいのもポイント高いです。

ゼンハイザー e935

ゼンハイザーのマイクはどれもデザインが洗練されていて、カメラ映りも良いですね。

マイクの感度も「2,8mV/Pa = -51dB」とダイナミックマイクの中では高めに設定されています。

そのため、安いオーディオインターフェイスで使っても十分音量は得られるのでライブステージ・自宅での配信の兼用ができるマイクです。

なお、e935はカーディオイドですが、スーパーカーディオイドのe945もあります。

ゼンハイザーe935とe945
左がe935、右がe945

ハウリングに強いマイクが良い人は音の回り込みを抑制できるe945を選択しましょう。

2位 SHURE BETA58A-X

SHURE BETA58
補足

BETA58A-XはBETA58Aと同じ製品です。途中で型番変更があっただけです

BETA58A-Xの評価
音質
 (4)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ボーカル向け
指向性スーパーカーディオイド
感度-51dBV/Pa (2.8 mV)
実売価格約16,500円

ライブハウスやリハーサルスタジオでSM58と並んで定番のSHURE BETA58A-X。

SHURE SM58より音の感度を上げて、低音域と高音域を広げたマイクになってます。

SM58は音がこもりやすいですが、BETA58A-Xは音の抜けが良いのでバンドでも弾き語りでも使いやすいです。

指向性はスーパーカーディオイドが採用されており、音の回り込みを抑制してくれます。

頑丈で吹かれにも強いので、ステージでの使い勝手も良いです。

BETA58A

さらには感度も-51dBV/Pa (2.8 mV)なので、安いオーディオインターフェイスでも音量は十分確保できます。

僕も昔からライブ用マイクでBETA58A-Xを使用していますが、音質・耐久性ともに安心感あるマイクです。

3位 audio technica AT2040

audio technica AT2040
AT2040の評価
音質
 (3.5)
ルックス
 (4.5)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
配信・ポッドキャスト向け
指向性ハイパーカーディオイド
感度-53dBV/Pa (2.2mV)
実売価格約11,000円

2021年9月に発売されたライブ配信向けのダイナミックマイク audio technica AT2040です。

放送局向けのマイク「BP40」の音質を継承しており、動画配信・ナレーションなどに最適な作りになっています。

AT2040は指向性がハイパーカーディオイドとなっており、周囲の音を拾いにくい仕様になっています。

空気清浄機をMAXにした状態でワンフレーズ歌った音源で比較してみましょう。

iPhone 7

iPhoneを見ている画像

AT2040(ハイパーカーディオイド)

audio technica AT2040 斜めから

AT2040は周囲の音を拾わずにノイズを強力に抑制しているのが分かったと思います。

一方で音を拾う範囲が大分タイトなので、口がマイクから外れないように気を付ける必要はありますね。

ポップガードやショックマウントは内蔵されており、本体をそのままマイクスタンドに取付ればクリアな音が録れるようになっています。

audio technica AT2040 横から

感度も-53dBV/Pa (2.2mV)とまずまずの数値なので、安いオーディオインターフェイスでも十分使えるのが良いですね。

ちなみにこの形状のマイクだとSHURE SM7Bが昔から有名ですが、SM7Bは感度が-59dB(re 1V/Pa)と相当低いんですよね。

SHURE SM7B

たけしゃん

SM7Bはオーディオインターフェイスもそれなりのものを用意しないと性能を活かせません…

その点、AT2040は感度もそこそこ高く、YAMAHA AG03などの低価格製品と組み合わせるには持ってこいのマイクです。

発売当初から人気で品薄状態が続いていますが、動画配信やラジオ配信で使う方はぜひチェックしてください。

4位 AKG D5-Y3

AKG D5-Y3
D5-Y3の評価
音質
 (3.5)
ルックス
 (4.5)
コスパ
 (5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
万能
指向性スーパーカーディオイド
感度-52dB re 1V/Pa
実売価格約7,500円

コンデンサーマイクで有名なAKGのダイナミックマイク D5-Y3。

1万円を切る価格帯ですが、音質はしっかりしており、低価格体のダイナミックマイクでは一押しです。

1万円未満のダイナミックマイクは感度が低いものが大半ですが、D5-Y3は-52dBなので安いオーディオインターフェイスでも十分使えます。

実際にボーカル、アコギをSteinberg UR22Cで録った動画がこちら。

UR22C&感度の低いマイクだとアルペジオを録るのは辛いですが、D5-Y3は普通に大丈夫でした。

低価格ですが、付属品も質の良いものがちゃんと付いてきます。

AKG D5-Y3付属品

予算1万円未満のダイナミックマイクの中ではほんとに頭1つ出ていると感じますね。

なお、この製品は型番がD5とD5-Y3の2種類あり、中身は一緒ですが取り扱っている国内正規代理店が異なります。

型番国内正規代理店
D5サウンドハウス
保証期間3年
D5-Y3ヒビノ
保証期間3年

この価格帯で3年保証なのもすごいですね。

低予算で質の良いマイクを探している人におすすめの製品です。

ヒビノ取扱い

サウンドハウス取扱い

5位 SHURE BETA57A-X

SHURE BETA57A
型番について

BETA57とBETA57A-Xは型番変更があっただけで同じ製品です。

BETA57A-Xの評価
音質
 (4)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
楽器向け
指向性スーパーカーディオイド
感度−51 dBV/Pa (2.8 mV)
実売価格約14,000円

SHUREの人気マイクの1つ、BETA57A-Xです。

メーカー側は楽器用マイクとして紹介していますが、ボーカルで使っている人も多いマイクです。

SHURE BETA57A-Xは中高音が強めで音の抜けが良いですね。

そのため、ボーカルマイクとして使ってもパワーがあってオケに馴染みやすいです。

一方で楽器をピンポイントで狙うマイクなので、指向性は狭いです。

先端のグリル部分もボーカル用のBETA58A-Xと比較すると細く、平らに作られています。

BETA57とBETA58
左がBETA57、右がBETA58

秦基博さん、miwaさん、YUIさんなどがボーカルマイクとして使っているため、シンガーソングライターで使っている人も多いですね。

ちなみに僕は両方使ってみて、グリルの形が好みのBETA58A-Xをメインにしました。

ボーカル、アコギ録りなど、1本で色々と使い回したい人はBETA57A-Xのほうが良いかもしれないですね。

6位 SENNHEISER e 835

ゼンハイザーe835
e 835の評価
音質
 (3.5)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
ボーカル向け
指向性カーディオイド
感度-51dB re 1V/Pa
実売価格約8,800円

ダイナミックマイクで人気の高いゼンハイザーのエントリーモデル e 835。

実売価格8,800円という価格帯で、音質・耐久性も良好です。

音もクッキリとしており、癖もなく、使いやすい音になっています。

ボーカルマイクですが、アコギ録りでも良い感じに使えます。

付属品もマイクホルダーの他にマイクポーチもついてくるので、持ち歩きや保管も楽です。

e845のマイクポーチ

AKG D5-Y3はスーパーカーディオイドですが、e 835はカーディオイドです。

1万円未満のカーディオイドマイクでは品質はもっとも良いマイクだと思いました。

低予算で質の良いカーディオイドマイクが欲しい方にはおすすめの1本です。

7位 AKG D7

AKG D7
D7の評価
音質
 (4)
ルックス
 (3.5)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
万能
指向性スーパーカーディオイド
感度-52dB re 1V/Pa
実売価格約18,000円

AKGの万能に使えるダイナミックマイク D7。

中高音域をブーストされていますが、録り音は各帯域バランスよく、ボーカルでも楽器でも使いやすいマイクです。

ダイナミックマイクの割にはレンジが広く、録っている感じもコンデンサーマイクにやや近いです。

指向性はスーパーカーディオイドを採用しており、音を拾う範囲が狭いです。

AKG D7

マイキングはしっかりしないとですが、その分狙った音だけ拾えるので音がクッキリとでます。

各メーカーの主力マイクと競合する価格帯ですが、その中では色んな用途で万能なバランス型のマイクという印象ですね。

なお、ミュートスイッチの有無を選択できる製品で「なし」がD7、「あり」がD7 Sとなっています。

8位 SHURE SM58

SM58の画像
SM58の評価
音質
 (3)
ルックス
 (3)
コスパ
 (4)
総合評価
 (3.5)
項目機能・スペック

タイプ
ボーカル向け
指向性カーディオイド
感度–54.5 dBV/Pa
(1.85 mV)
実売価格約11,900円

ダイナミックマイクで一番有名な製品 SHURE SM58。

どこのライブハウス、スタジオにも置いてある安心のマイクです。

SM58をマイクスタンドに取り付けたところ

音の抜けはまあまあといったところで、ボーカルによってはこもった感じにもなりやすいです。

頑丈で吹かれにも強く、1本買っておけば長期間使えるのがSM58の強みですね。

SM58でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。

業界標準的なマイクなので、マイクの基準と言える音質です。

どこのライブハウスやスタジオにも置いてあるので、PAさんも慣れてますし、持ち込むにも安心のマイクです。

一方で感度が–54.5 dBV/Paと低めなので、安いオーディオインターフェイスと組み合わせるとやや辛いです。

SM58の画像

ボーカル、アコギのストロークなどであれば問題ないですが、小さい喋り声やアコギのアルペジオだと音量が足りなくてしんどいです。

ライブ配信でも使う方は感度が高いSHURE BETA58A-Xなどを選択したほうが無難です。

一方でライブハウスやスタジオに持ち込むだけなら、間違いなく安定の1本と言えますね。

9位 CLASSIC PRO CM5

CLASSIC PRO CM5
CM5の評価
音質
 (2.5)
ルックス
 (3)
コスパ
 (5)
総合評価
 (3.5)
項目機能・スペック

タイプ
万能
指向性カーディオイド
感度-73dB ±3dB
実売価格約1,100円

サウンドハウスのオリジナルブランド CLASSIC PROの激安ダイナミックマイク CM5。

サウンドハウスで1,080円で販売されており、ダイナミックマイクの中でも最安の部類に入ります。

音質に関しては良いとは言えないですが、普通に使えるレベルに仕上がっています。

この価格でほんとにすごいもんですね…。実際にCM5で録った動画がこちら。

カラオケとか身内の発表会とかで使うには十分な音質です。

一方で注意が必要なのは感度の低さです。

スペック表だと-73dBとなっており、確かに使ってみると感度が低いSM58と比べても大分音量小さいです。

なので、安いオーディオインターフェイスと組み合わせると大分厳しいです。

歌とかアコギのストロークであればGAINをガッツリ上げればいけますが、喋り声やアルペジオで十分な音量を確保するのは相当きついです。

なので、用途としては音響設備があるカラオケとかイベントでの使用ですかね。

雑談配信用で買う場合は音を増幅するための外付けプリアンプなどもセットで購入検討したほうがいいかもしれません。

10位 SHURE PGA58

SHURE PGA58
PGA58の評価
音質
 (2.5)
ルックス
 (2.5)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (3)
項目機能・スペック

タイプ
万能
指向性カーディオイド
感度-55 dBV/Pa (1.79 mV)
実売価格約6,000円

大手マイクメーカーのSHUREが販売する低価格マイク PGA58です。

6,000円程度ですが、SHUREの製品だけあって音質や耐久性は問題ないレベルに仕上がっています。

感度が-55dBと低いので、安いオーディオインターフェイスでの配信においては導入を慎重に考えたほうが良いですね。

使ってみた感じも静かなトークやアルペジオでは音量が不足しがちです。

正直なところ、感度-52dBのAKG D5-Y3を選択したほうが間違いないです。

AKG D5-Y3

価格差も1,000円程度なので、PGA58を選ぶ理由はあまりないですね…。

なお、PGA58は型番で付属品が分かれる仕様になっています。

型番付属品

PGA58-LC
通常版
PGA58-XLRXLRケーブルが付属
PGA58-QTRXLRメス-標準プラグの
ケーブル付き

オーディオインターフェイスに接続して使う人はPGA58-XLRが良いです。

SHURE PGA58に付属するXLRケーブル
付属のXLRケーブル

カラオケで使う場合は標準プラグ接続になるカラオケ機種が多いので、PGA58-QTRを選ぶとよいでしょう。

 

おすすめのダイナミックマイク まとめ

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
audio technica AT2040
AT2040
AKG D5-Y3
D5-Y3
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ゼンハイザーe835
e 835
AKG D7
D7
SHURE SM58
SM58
CLASSIC PRO CM5
CM5
SHURE PGA58
PGA58
タイプボーカル向けボーカル向け配信向け万能楽器向けボーカル向け万能ボーカル向け万能万能
指向性カーディオイドスーパー
カーディオイド
ハイパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
スーパー
カーディオイド
カーディオイドスーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイド
感度-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-53dB
(2.2mV)
-52dB
(re 1V/Pa)
-51dB
(2,8mV/Pa)
-51dB
(re 1V/Pa)
-52dB
(re 1V/Pa)
-54.5dB
(1,85mV)
-73dB-55dB
(1.79mV)
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約11,000円約7,500円約14,000円約8,800円約18,000円約11,900円約1,100円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る 詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

ぎたすけ

なるほどなぁ。仕様書の感度なんて初めて見たぞ。気にしたことなかったよ

たけしゃん

僕自身もあえて安いオーディオインターフェイスで実験するまでは感度なんて気にしたことなかったね

ダイナミックマイクについての解説でした。

<感度の話>はECサイトの口コミをみると「音量が小さすぎて使えない!」とマイクに低評価付けてる人が多いので有用だったんじゃないかと思います。

改めて、僕のおすすめ製品をまとめると以下の通りです。

製品特徴
ゼンハイザー e935
e 935
ステージ・配信の両面で
万能なマイク
audio technica AT2040
AT2040
配信・ナレーションに
最適化されたマイク
AKG D5-Y3
AKG D5-Y3
1万円未満で
万能に使えるマイク

ネット環境の進歩に合わせて、ダイナミックマイクの用途の幅も広がっています。

ライブという観点以外に、自宅での配信なども意識した製品選びができると、より長期的に愛用できるマイクをゲットできるでしょう!

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