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アコギメーカーの特徴
たけしゃん
まずはアコギを販売している、海外ギターメーカーと国内ギターメーカーに分けてみましょう。
海外ギターメーカー
- Gibson(ギブソン)…有名ギター目白押しのメーカー。製品は20万円近辺から
- Martin(マーチン)…世界最大手のアコギメーカー。製品は10万円近辺から
- Taylor(テイラー)…エレアコに定評があり、アメリカでシェア率 No.1メーカー。製品は10万円近辺から
- Epiphone(エピフォン)…Gibson傘下の低価格モデル中心のメーカー
- Fender(フェンダー)…エレキギター最大手。低価格帯中心
- Cole Clark(コールクラーク)…エレアコに定評があり、SSWに最近人気が高い。製品は20万円近辺から
- Maton(メイトン)…エレアコに定評があり、ソロギタリストに人気が高い。製品は20万円近辺から
国内ギターメーカー
- YAMAHA(ヤマハ)…老舗の国内メーカー。製品は初心者向けからプロユースまで幅広い
- Morris(モーリス)…ギタリストに定評がある。初心者向けからプロユースまで幅広い
- ヤイリギター(K.Yairi)…職人の手作業中心。製品は5万円以上から
- Takamine(タカミネ)…エレアコに定評がある。製品は8万円以上から
ザックリ、各メーカーの特徴を一覧にすると上記の通りですね。
ここから、少し掘り下げて「初心者向けメーカー」「エレアコに定評があるメーカー」の2分類に分けてみましょう。
初心者向けメーカー
初心者向けのアコギメーカーは低価格商品を販売している4社。
楽器屋さんに行っても、初心者向けのコーナーには上記4メーカーのアコギがずらっと並んでいます。
その中でも、初心者向けとして定評があるメーカーはYAMAHA(ヤマハ)。
昔から日本人向けの初心者用アコギといえばYAMAHA(ヤマハ)が根強いですからね。
価格も安く、品質も安定しているため安心して買えるのが強いですね。
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エレアコに定評があるメーカー
上記は有名メーカーのMartinとGibsonに加えて、エレアコに定評がある5社のピックアップをまとめたもの。
MartinとGibsonを除く、5社の特徴をあげるとこんな感じ。
- Taylor(テイラー)…出力・音質共に良好でどの現場でも使いやすい
- Cole Clark(コールクラーク)…3Wayピックアップが各所で絶賛され、一気にエレアコメーカーとして有名になった
- Maton(メイトン)…多くのソロギタリストからエレアコの音質を高く評価されている
- YAMAHA(ヤマハ)…各メーカーの良いとこと独自技術を組み合わせており、品質が高い
- Takamine(タカミネ)…国内初のエレアコ製造メーカーだったが、最近ではやや遅れてる感が否めない
音質面で言うと、Cole Clark(コールクラーク)、Maton(メイトン)、YAMAHA(ヤマハ)が強いです。
特にYAMAHA(ヤマハ)は2019年に3Wayピックアップを新開発しており、10万円程度のエレアコから導入されておりほんとに強いです。
その一方でTaylor(テイラー)は音質も良好ですが、どの現場でも安定度が高いのが強みです。
セッティングを細かくしなくても、ハウリングもせず良い音が出せるので人気の理由も頷けます。
また、近年はエレアコの需要が高まっているため、各メーカーともにピックアップの強化を頑張っている感を受けます。
各メーカーのエレアコ評価は数年で激変する可能性もありますね。
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Gibson(ギブソン)
たけしゃん
- 1902年設立
- 本社はアメリカのナッシュビル
- 渇いた音質で弾きながら歌いやすいのが特徴
- 代表的なアコースティックギターはJ-45
アコースティックギターの代表的なメーカー、Gibson(ギブソン)。
エルヴィス・プレスリー、ビートルズ、ボブ・ディラン…といった往年のスターが使ってきた憧れのブランドです。
以前は山野楽器が国内正規代理店でしたが、現在は日本法人のギブソン・ジャパンが実施しています。
Gibson(ギブソン)のギターはサイド&バッグの木材にマホガニーを使っているものが中心。
※サイド&バック:マホガニーの代表格 J-45
渇いた音でかき鳴らした音でも、歌の邪魔にならないところからバンドボーカルやロック色が強いボーカリストから愛用されています。
そして新品も人気ですが、1960年代ものを中心に中古のヴィンテージギターが人気。
有名プロアーティストでもヴィンテージギター使用者が非常に多いです。
ヴィンテージギターの豊富さは歴史の長さを感じますねぇ。
バンドボーカル・シンガーソングライターなどジャンル問わず、年齢層問わずに愛され続ける代表的なアコギメーカーです。
- 井上陽水
- 植村花菜
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 大橋トリオ
- 奥田民生
- 北川悠仁(ゆず)
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 斉藤和義
- 桜井和寿(Mr.Children)
- 清水依与吏(back number)
- 野田洋次郎(RAD WIMPS)
- 秦基博
- 藤巻亮太(レミオロメン)
- 藤原 基央(BUMP OF CHICKEN)
- 堀込高樹(KIRINJI)
- Nakajin(SEKAI NO OWARI)
- 福山雅治
- 星野源
- 宮田和弥
- miwa
- 山崎まさよし
- 吉田拓郎
たけしゃん
ギブソンの詳細記事
Gibson(ギブソン)のギターを徹底解説しておすすめのアコギを紹介する

Gibsonのおすすめ J-45
Gibson(ギブソン)ギターの代名詞と言えば、何といってもGibson J-45。
ラウンドショルダーと呼ばれるGibson(ギブソン)を代表するギターの形。
低音もスッキリしており歌ものと合うため、バンドボーカルの使用者が特に多い機種です。
最新のJ-45では、初めからL.R.Baggs Element VTCが内蔵されているエレアコ仕様になっています。
L.R.Baggs Element VTCはピエゾピックアップでバンドの中でも埋もれない出力と音質を実現しています。
音やルックスも魅力的ですが、J-45という圧倒的な知名度を自身の活動に活かすことも可能。
miwaさんがデビュー当初は小柄なルックスとJ-45の印象をギャップとして活かしたように自身のセルフプロデュースという観点でも有効活用できるかもしれません。
関連記事
Gibson J-45とはどんなギターなのか?年代別でJ-45の仕様を解説 -有名アコギ解説シリーズー

Martin(マーチン)
- 1833年設立
- 本社はアメリカのナザレス
- 艶のある鈴なりの音が魅力的で数々のアーティストから愛されている
- 代表的なアコースティックギターはDー28
200年近く続く、アコースティックギターの老舗。Martin(マーチン)。
エリック・クラプトン、ジョン・メイヤーをはじめ、数々の名プレーヤーから愛されるギターメーカーです。
国内正規代理店は黒澤楽器が務めています。
Martin(マーチン)にはDシリーズ、Oシリーズがあります。
更にはサイド&バックに使っている木材もローズウッド、マホガニーそれぞれで有名ギターが存在します。
どんなギターもオールマイティに扱っているギターメーカーです。
高級ギターの代名詞となってきたMartin(マーチン)ですが、最近では10万円未満のギターも積極的に販売。
ミニギターも販売しており、エド・シーランがMartin(マーチン)のミニギター「リトルマーチン」をメインギターで使用しています。
※リトルマーチン LX1
老舗中の老舗メーカーですが、今でも進化し続けることでプレイヤーに愛され続けているギターメーカーです。
- 植村花菜
- エド・シーラン
- エリック・クラプトン
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 草野マサムネ(スピッツ)
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 斉藤誠
- 坂崎幸之助(アルフィー)
- 桜井和寿(Mr.Children)
- 清水 依与吏(back number)
- ジョン・メイヤー
- スガシカオ
- 玉置浩二
- 藤原さくら
- 堀込 泰行(キリンジ)
- ポール・マッカートニー
- 森山直太朗
- 森山良子
- 山本彩
たけしゃん
マーチンの詳細記事
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Martinのおすすめ D-28
ギブソン J-45と並ぶ、アコースティックギターの代名詞。Martin(マーチン) D-28です。
アコースティックギターの基本形であるドレッドノート型の中でも一番人気がある機種。
D-28は様々なギターの基礎となっており、D-28を基準に作られているギター、レプリカモデルなども数多く存在します。
トップ材:スプルース、サイド&バッグ:ローズウッドという組み合わせで煌びやかで温かいサウンド。
プロの使用者も非常に多く、日頃音源で聴いているアコギの音を再現できるギターです。
関連記事
Martin D-28とはどんなギターなのか?年代別にD-28の仕様を解説 -有名アコギ解説シリーズー

Martinのおすすめ LX1
Martin(マーチン)のミニギター、リトルマーチンことMartin LX1。
この価格帯でMartin(マーチン)の音を作っている、脅威のミニギター。
サイズ感が通常のギターの2/3程度。
1/3小さくなっただけで、部屋での使いまわしや電車移動が驚くほど楽になります。
初めて買うギターとしても優秀ですし、メインギターにもできます。
僕のようにサブギターで使うのにも便利。
…と自由度が高く、色んな使い方が可能な万能ギターです。
エレアコ仕様のLX1Eも発売されているため、自身の用途に合わせて選択しましょう。
LX1(アコギ)
LX1E(エレアコ)
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YAMAHA(ヤマハ)
- 1946年よりギター製造業を開始
- 本社は静岡県浜松市
- 日本人体型に合わせたギター造りで女性アーティストからの支持が高い
- 代表的なアコースティックギターはLシリーズ
国産ギターメーカーの最大手、YAMAHA。
ピアノ、オルガン、ハーモニカや音響設備も販売しており、総合楽器店といったメーカーです。
アコースティックギターも1946年から販売されており、初心者からプロまで幅広いユーザーが存在します。
※初心者ギターとして定番のFG830
※プロアーティスト使用者も多い LL36 ARE
価格帯も1万円台から数十万円まで…と非常に幅広いこともYAMAHAの特徴です。
昨今では特に女性シンガーソングライターの使用者が多く、10万円前後で販売されているAシリーズ(エレアコ)はプロ・アマ問わずに人気の製品です。
※プロアーティストで使用者が多い AC3M
丁寧な仕事で品質が高く、その上価格も比較的安めなのが強いところですね。
プロも多数使用している高級モデルは生鳴りの音も良好で、YAMAHA独自のピックアップの質も非常に良いです。
2019年は新開発のアコギ、エレアコを投入しており、ユーザー数はこれからも伸びそうです。
海外メーカーにも全く負けていない日本が誇る優良ギターメーカーです。
- 阿部真央
- 井上苑子
- 大石昌良
- 竹原ピストル
- Char
- 中島みゆき
- ななみ
- MADOKA(たんこぶちん)
- miwa
- 矢井田瞳
- 山崎あおい
- yui
- 弓木英梨乃(KIRINJI)
- 吉澤嘉代子
YAMAHAのおすすめFGX5
2019年5月に新発売されたエレアコ、YAMAHA FGX5。
通称、赤ラベルという名前で昔から親しまれてきた、YAMAHA FG180などの系譜を受け継ぐモデルです。
国内生産されているモデルで実売価格は18万円程度。
良質な木材を使ったオール単板ギターで海外の有名ギターに負けない生鳴りを見せてくれます。
FGX5で演奏している動画
そして、新開発された3Wayピックアップが搭載されているのが凄いところです。
マイク、ピエゾ、フェイスセンサーの3種類のピックアップが搭載されています。
生音もピックアップを通した音も抜群のYAMAHA最新ギターはこれからプロアマ問わずに使用者が増えるでしょうね。
YAMAHAの解説記事
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Taylor(テイラー)
- 1974年設立
- 本社はカリフォルニア
- エレアコの評価が非常に高く、プロアーティストの使用者も多い
- 2014年にアメリカでのシェア率No.1メーカーとなった
品質の高い、カッタウェイモデルのエレアコで定評のあるテイラー。
アメリカを中心に人気が出始め、2014年に全米シェア率No.1のギターメーカーに成長しました。
国内正規代理店は山野楽器です。
ギターの型番は3つの数字とアルファベットで記載されています。
(例)814ce
日本では2008年から山野楽器が国内正規代理店になり、本格的に楽器店に並ぶようになりました。
ここ数年で使用者も相当増えた印象です。
ギターは精密コンピューターで設計・製造されており、品質に安定感があります。
デザイン性にも優れており、音質のバランスも良いので使いやすいギターなんですよね。
そして、何といってもTaylor(テイラー)はエレアコに定評があります。
エレアコ搭載のピックアップにはTaylor(テイラー)独自のES2ピックアップシステムを導入。
ボディ内部に内蔵された3つピエゾセンサーが音を拾ってミックスされた音で出力されます。
通常のピエゾやマグネットよりも自然な音質でギターの打音もきれいに拾ってくれます。
エレアコとしての完成度が非常に高く、プロアーティストでもライブギターとして活用している方がたくさんいます。
- 家入レオ
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 押尾コータロー
- 小渕健太郎(コブクロ)
- ジェイソン・ムラーズ
- スガシカオ
- 高野寛
- テイラー・スウィフト
- 福山雅治
- 山崎あおい
Taylorのおすすめ 314ce V-class
テイラーギターの中でも使用者が多い、314ce V-class。
価格帯的に20万円台で優秀なエレアコって意外に選択肢が少ないんですよね。
その中で214ce-Koaと314ce V-classあたりが本命になってくるので、プロ・アマ問わず使用者が多いです。
木材はトップにシトカ・スプルース、サイド&バッグはサペリを使ったオール単板ギターです。
Taylor(テイラー)は300番台からオール単板ギターになるので、グッと生音の質も良くなります。
そして、何といってもピックアップの音質が優れているのでエレアコとして活躍できるギターです。
ライブギターとしてガンガン使っていきたい方にはおすすめのギターメーカーですね。
テイラーの詳細記事
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ヤイリギター(K.Yairi)
- 1935年設立
- 本社は岐阜県可児市
- 良質で価格も安いため、予算20万円では非常に強い
- 品質の高い国内メーカー。永久保証などサポートが充実
製品の品質が高いことで有名な国内メーカー、ヤイリギター(K.Yairi)です。
ヤイリギターは機械製作部分を最小限に抑え、大量生産はせずに30人ほどの職人が手作業で1本ずつギターを制作しています。
カスタムショップもあり、オーダーメイド型でのギター発注も可能。
代表的なメーカーはマーチンギターを基調に制作されているDYシリーズ(ドレッドノート)とYFシリーズ(スモールボディ)。
※K.Yairi DY-18
※K.Yairi YF-00028
音質は造りの良さではマーチンに負けておらず、価格はワンからツーランク下がる脅威のシリーズです。
そして、ヤイリギター(K.Yairi)の特徴は永久保証が採用されていることです。
永久保証といっても、製品の不良以外は有償なのですが有償修理も安いことで有名。
長く使ってほしいというメーカー方針で不可能な状況でない限りは修理してくれます。
楽器店でのギタークリニックイベントも開催されており、職人仕事にこだわる姿勢やアフターケアの充実からファンが多いギターメーカーです。
- 浅井健一
- 桑田佳祐
- サキタハジメ
- 島袋優(BEGIN)
- 星羅
- 長渕剛
- ハナレグミ
- 橋本絵莉子(元チャットモンチー)
- 向井秀徳
- 矢井田瞳
- 山根万理奈
おすすめのヤイリ(K.Yairi)ギター DY-28
ヤイリギター伝統のスタンダードシリーズからDY-28。
見た目からも想像できますが、マーチン D-28を基にして作られたギターです。
木材はD-28と同じ組み合わせの「トップ:スプルース、サイド&バック:ローズウッド」。
基本的な造りや品質は本物に負けていないのに、値段が本物より10万円近く安いという驚異のギター。
ヤイリギターはほんとに品質の割に安いので、もっと有名でもおかしくないんだよなぁ…といつも感じます。
10万円台、20万円台で良いギターを探すならヤイリギターは相当強いので覚えておきましょう。
K.Yairiの詳細記事
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Takamine(タカミネ)
- 1962年設立
- 本社は岐阜県中津川市
- エレアコに特化したメーカー、ライブギターとして使いやすい
- 日本で初めて本格的なエレアコを発売したメーカー
エレアコで有名な国内メーカー、Takamine(タカミネ)。
日本国内で初めてエレアコを発売したメーカーでピックアップやプリアンプを独自に開発しています。
10万円前後のエレアコが豊富。
学生がアルバイトをしてお金を貯めてエレアコを買いたい!…となるとメインの選択肢になってくるギターメーカーです。
エレアコは100シリーズ~800シリーズまでラインナップがあり、どれもピックアップとプリアンプがギター本体に内蔵されています。
使いやすいサイズは200シリーズ、700シリーズ、800シリーズあたりですね。
ギター本体に内蔵されているプリアンプは3種類ありますが、どれもチューナーやEQが付いておりライブ仕様になっています。
プロアーティストではサブギターとして使っている方が多く、アマチュアミュージシャンで使用者が多いメーカーです。
- AMEMIYA
- 大原櫻子
- 岡崎倫典
- 押尾コータロー
- 川本真琴
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 佐野元春
- 長渕剛
- 福山雅治
- 松山千春
- 南こうせつ
Takamine(タカミネ)のおすすめギター PTU121C
やや小さめのボディでTakamine(タカミネ)の中でも安いエントリーモデルになる、PTU121C。
10万円未満で買える貴重なエレアコです。
木材はトップ:メイプル、サイド&バック:ナトーとなっています。
ナトーはマホガニーの代替として用いられる木材です。
ピックアップ・プリアンプが内蔵されており、プリアンプにはチューナーも内蔵されています。
10万円未満でライブ即戦力の貴重なエレアコです。
Takamineの詳細記事
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Epiphone(エピフォン)
- 1873年設立、現在はギブソン傘下
- 本社はアメリカのナッシュビル
- ギブソンギターをモデルに5万円以内の安価モデルを中心に作っている
- 初心者向けギターメーカーとして有名
ギブソン社の傘下で、ギブソンギターの類似モデルを安価で販売しているギターメーカーEpiphone(エピフォン)。
Epiphoneにはオリジナルギターもあり、The Beatlesに愛用されていたフルアコ エピフォン・カジノやアコギ Texan(テキサン)が有名です。
ギブソンギター、Epiphoneオリジナルギター共に1960年代の復刻版を数万円という低価格で販売しています。
ギブソンのヴィンテージギター特有である、クルーソン3連ペグ、ラージピックガード、 アッパーベリーブリッジ…など見事に再現されています。
演奏以外でも、レトロなルックスを部屋のインテリアとして活用することもできます。
1万円~7万円くらいの価格帯で様々なギターを販売しているので、手ごろで買い求めやすいギターメーカーです。
- ポール・マッカトニー
- 片平里菜
- 北川悠仁
- 秦基博
Epiphone(エピフォン)のおすすめギター Texan
1964年のTexan(テキサン)を再現したEpiphone 1964 Texan。
The Beatlesのポール・マッカトニーが使用していたため、人気があるギターです。
ヴィンテージ仕様のパーツに加え、インレイなどもしっかり入っており渋いルックスです。
演奏面ではプリアンプ付きピックアップが搭載されており、音質も安いギターなりにアコギの音はする…という感じ。
ナローネック仕様でネックが細めになっており、握りやすいところも初心者には嬉しいところ。
これで5万円なので、非常に優れたコスパのギターです。
Epiphoneの詳細記事
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Fender(フェンダー)
- 1945年設立
- 本社はアメリカ カリフォルニア州
- ギター、ベース、アンプなど有名製品 目白押しのメーカー
- エレキギターと持ち替えても違和感がないアコギを作っている
エレキギターやアンプで世界的に有名なギターメーカー。
アコギも製造・販売しています。
日本ではYUIさんがデビュー前からデビュー初期にかけて Fender GA-45SCEを使用されていたことで女性から人気が高いメーカーです。
GA-45SCEはその後、井上苑子さんや新山詩織さんも使用されていました。
アコースティックギターとエレキギターの中間的なルックスや仕様にしているところがFender(フェンダー)アコギの特徴です。
- 井上苑子
- 新山詩織
- YUI
Fender(フェンダー)おすすめギター PM-1 Deluxe Dreadnought
Fender(フェンダー)アコギの上位シリーズ、ParamountシリーズからPM-1 Deluxe Dreadnought。
2016年頃から新山詩織さんがメインギターとして使用されています。
YUIさんの影響で人気があったGA-45SCEに近い仕様のエレアコです。
ネックがCシェイプと呼ばれる握りやすい形になっており、エレキギターを普段弾く人も馴染みやすい仕様になっています。
FishmanとFenderが共同開発したピックアップ・プリアンプが搭載されており、弾き語り・バンド両方で活躍できるギターです。
Fenderの詳細記事
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Morris(モーリス)
- 1961年設立
- 本社は長野県松本市
- バンドマン、ソロギタリストから信頼が厚い
- 1970年代の日本フォークブームを支えたギターメーカー
昔からある国内ギターメーカーの老舗、Morris(モーリス)。
アコギやギターアクセサリー全般の製造・販売をしています。
フィンガーピッキングデイというギターイベントを毎年開催しており、ソロギタリストからの信頼が厚いギターメーカーでもあります。
製造ラインはエントリーモデルは中国、中堅モデル以上は長野県の松本工場と分かれています。
中国で生産されたギターについても松本工場で検品を厳しく行っており、品質への高い意識が見受けられます。
昨今では「新生Morris~大量生産から、半手工品へ~」というキャッチコピーを掲げて、質を更に高めていく方針を取っているギターメーカーです。
- 荒井 岳史(the band apart)
- 打田 十紀夫
- エバラ健太
- 大木 伸夫(ACIDMAN)
- 岡崎 倫典
- 川崎 恒一(the band apart)
- 岸部 眞明
- 谷村 新司
- TOSHI-LOW(BRAHMAN)
- 中川 イサト
- 堀内 孝雄
- 丸山 ももたろう
Morris(モーリス)おすすめギター MG-101 III
オーソドックスな形状にルックス・品質共に優れたエレアコ MG-101 III。
国内の松本工場で職人が作り上げるHAND MADE PREMIUMシリーズの代表的ギターです。
トップ:ソリッドスプルース、サイド&バック:ソリッドローズウッドの木材で構成されています。
ドレッドノート型ボディに箱鳴りしやすいスキャロップドXブレーシングが採用されているため、ストロークで鳴らした時のパワーと響きが良好です。
B-Band製のピエゾピックアップとプリアンプが内蔵されているため、エレアコとして即戦力になります。
実売価格で20万円台前半ですが、海外メーカーの有名ギターに引けを取りません。
Morrisの詳細記事
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コールクラーク(Cole Clark)
- 2001年設立
- 本社はオーストラリア
- メーカー独自のピックアップが高品質でエレアコに強いメーカー
- シンガーソングライターを中心に年々使用者が増えている
オーストラリアで2001年に設立したばかりの若いギターメーカー、コールクラーク。
同じ、オーストラリアのギターメーカー Maton(メイトン)で勤務していた、ブラッドレー・クラークが独立して設立したギターメーカーです。
国内正規代理店はイシバシ楽器が務めています。
オーストラリアの木材を活用することを掲げており、ブンヤ・ブラックウッド・クイーンズランドメイプルなどを使ったギターを製造・販売しています。
1本1本を丁寧に作っているため、大量生産はされておらず出荷本数は少なめです。
そんなわけで楽器店に行っても、なかなか見つけられなかったのですが最近ではイシバシ楽器を中心にラインナップが豊富になってきました。
そして、コールクラーク(Cole Clark)は何といってもエレアコが素晴らしいメーカーです。
独自に開発したピエゾ、フェイスセンサー、コンデンサーマイクの3wayピックアップシステムを採用しています。
これが非常にナチュラルで聴き心地の良い音質を実現させています。
ピックアップの品質が素晴らしいと評判でシンガーソングライターで使用される方がどんどん増えています。
実際にSSW’18(シンガーソングライターフェス)で色んなギターでの弾き語りを見ましたが、コールクラークのエレアコは音質が非常に良かったです。
- 北川悠仁 (ゆず)
- 佐藤竹善
- ジャック・ジョンソン
- ダイスケ
- 高田漣
- 平井大
- 村山辰浩(カサリンチュ)
- 山下穂尊 (いきものがかり)
コールクラークのおすすめ CCFL1EC-BM
ドレッドノートサイズのFAT LADYシリーズからCCFL1EC-BMです。
木材はトップ:ブンヤ、サイド&バック:クイーンズランドメイプルというオーストラリアのギターメーカー定番の組み合わせ。
ブンヤとクイーンズランドメイプルの組み合わせにより、音のレスポンスが良好で高音も伸びます。
ボディサイズが大きく低音もしっかり出ているので、どのジャンルでも万能で使いやすいです。
CCFL1EC-BMはエントリーモデルですが、ちゃんと3wayピックアップシステムが載っているためエレアコの音も非常に良いです。
20万円以内で買えるエレアコとしては、かなり優秀なギターです。
コールクラークの詳細記事
コールクラーク(Cole Clark)のギターを解説して、おすすめのアコギを紹介する

メイトンギター(Maton)
- 1946年設立
- 本社はオーストラリア
- オーストラリアの木材とオリジナルピックアップを用いたエレアコが強み
- ソロギタリストを中心に年々使用者が増えている
オーストラリアの老舗ギターメーカー、メイトンギター(Maton)。
創設者のビル・メイはジャズ・ギタリストであり、木工学校の先生をやりながらギターのルシアーでもあったそうです。
オーストラリアの木材を活用したギター作りと独自のピックアップ・プリアンプを用いたエレアコが強みのメーカーです。
Maton(メイトン)は上質なスプルースをトップ材に使い、サイド&バックにオーストラリア特有のブラックウッドやクイーンズランドメイプルを使っています。
箱鳴りがしっかりとしており、音の伸びも良好です。
音質は品質が本当に素晴らしく、プロアーティストや楽器店員さんなど多数の方から絶賛されています。
また、ピックアップもコンデンサーマイクとピエゾのデュアルタイプを採用しており、ナチュラルな音質を実現しています。
コンデンサーマイクが入っているおかげで弾き語りではナチュラルな音作りが出来て良いんですよね。
以前からトミー・エマニュエルがメイトンギター(Maton)を愛用しており、ソロギタリストからの評価が高いですね。
最近では秦基博さんがメイトンギター(Maton)のシグネイチャーモデルを作ったことでシンガーソングライターからも注目されているギターメーカーです。
- 井草聖二
- キース・アーバン
- エリック・ジョンソン
- エバラ健太
- ジョー・ロビンソン
- トミー・エマニュエル
- 秦基博
メイトンギター(Maton)のおすすめ EBG808TE
Maton(メイトン)ギター伝統のEBG808をベースにトミー・エマニュエルがカスタマイズしたシグネイチャーモデルEBG808TE。
木材はトップ:シトカスプルース、サイド&バック:クイーンズランドメイプル。
通常のEBG808はサイド&バックがブラックウッドですが、クイーンズランドメイプルに変更されています。
小ぶりなギターにクイーンズランドメイプルの組み合わせが明るい音質で良好なレスポンスを実現しています。
フィンガースタイルに最適なギターですね。
ピックアップも質が高くエレアコとしても非常に優秀。
ソロギタリストにも弾き語りすとにも適したエレアコです。
Matonの詳細記事
Maton(メイトン)のアコギを解説して、おすすめギターを紹介する

アムリタカスタムギターズ
- 2010年設立
- 東京は湯島にショールームを構える国内ギターメーカー
- 良質な木材を使ったヴィンテージライクなギターが魅力
- オフィスオーガスタ所属のアーティストで使用者が多い
アムリタカスタムギターズは2010年にできた、ギター専門ブランド。
エレキギター・アコースティックギター・ギター周辺機器の製造・販売を行っています。
商品は一般の楽器店に流通しておらず、東京は湯島のマンションの1室をショールームとして持っているだけです。
そのため、購入はメーカーに直接問い合わせ…となりますが、その分良質なギターをお値打ち価格で買うことができます。
メーカーのコンセプトが「Player’s Vintage」は
1950年代中盤から60年代前半に製作されたギターの良きところを参考にしつつ、現代のプロフェッショナルの現場で使いやすい ようにモディファイ(改訂)を施す
…という考え。
なので、ギターの造りや木材の選定はヴィンテージギターに近いものとなっています。
今では入手が困難なハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)やホンジュラス・マホガニーといった高級木材を使ってギターを製作しています。
※ハカランダ合板(間をメイプルで繋いでる)を使ったアムリタギター
価格は40万円ちょっとするので安くはないものの、木材の構成からすると格安と言えます。
- 阿部真央
- 岡本定義(COIL)
- 木村充揮
- 下地イサム
- DedachiKenta
- 徳武弘文
- 徳武孝音
- 仲井戸麗市
- 松室政哉
- 村上紗由里
宣伝なども特にしていないメーカーなので、基本的には口コミで使用者が少しずつ増えているそうです。
特に森川さん(Office Augusta設立者)から紹介されて、気に入って購入する方が多いようですね。
そのため、Office Augustaのアーティストは所有者が多いです。
アムリタのおすすめ F model
トップにシトカスプルース、サイド&バックにハカランダ合板(間をメイプルで繋いでいる)を使ったギターです。
サイズはMartinの000シェイプと同じになっています。
ボディの鳴りが非常に良くて、音量もすごいです。
指弾きのアルペジオでは、音のレスポンスが良く、音量やサスティーンの伸びも非常に良いです。
弾いていて本当に気持ちよいギターです。
新品のギターなので状態はもちろん良いですが、使っているハカランダ自体は昔の木材を自然乾燥させているため、経年した木材です。
そのため、普通の新品ギターよりも鳴りが良くなるまでの時間が非常に短いそうです。
ショールームに置いてあったF Modelは既にめちゃくちゃ良い鳴りしてました。
プロアーティストでは松室政哉さんとDedachiKentaさんが使用されています。
試奏は湯島のショールームでしかないため、気になった方は行ってみましょう。
ショールーム情報
- 東京都文京区湯島2-19-5日商岩井本郷マンション801
- TEL:03-3818-8863(070-6623-0953)
- mail : info@amritaguitars.com
- 営業時間:13:00~20:00
- 定休日:木曜日
- 公式HP
Matonの詳細記事
アムリタカスタムギターズのアコギを解説。質の高い木材を使った高品質製品がウリのギターメーカー

アコースティックギター メーカー解説をして
ぎたすけ
たけしゃん
アコースティックギターのメーカー特集でした!
詳細なメーカー別の記事はこちら。
ギブソン、マーチンは知名度も抜群で音質も信頼できます。
その一方で実はお値打ちで良いギターを出しているメーカーっていっぱいあるんですよね。
特に国内メーカーは品質良くて、良いギターを出しているところが多いです。
色んなメーカーを知って、もっともっとギターを好きになると日ごろのプレイにも熱が入ります。
面白そうなギターを買うのもよし。
国産の品質高いギターを探すもよし。
やっぱり、憧れのギブソン、マーチンを買うのもよし。
広い視点を持ってギター選びを楽しみましょう!


