ボーカルマイク おすすめランキングベスト10【2021年】ープロアーティスト使用マイクも紹介ー

audio technica AE3300

ぎたすけ

ボーカルマイクってライブで使うマイクってこと?ライブ配信とかでも使えるの?

たけしゃん

基本はライブハウスとかスタジオで使うマイクだね。もちろん、ライブ配信とかDTMにも兼用できるよ!

本記事ではおすすめのボーカルマイクをランキング形式で解説していきます。

ランキング基準としている項目は下記の4点です。

音質
ボーカルマイクとして使う際の音質をスペック面と筆者が使ってみた主観の2軸で評価しています
ルックス
マイクのデザイン性を筆者の主観で評価しています
コスパ
製品の価格と音質・品質のバランスを20種類の製品と比較して評価しています
総合評価
音質・ルックス・コスパの3点を合わせて総合的な評価をしています

たけしゃん

紹介しているマイクは全て実機を自身で使用して比較・検討しています!

ランキングでは10点のマイクを解説しますが、個人的なおすすめを先に言うと下記の3つです。

  1. 音の抜けが良く気持ちが良い→SENNHEISER e 935
  2. ライブでも使えるコンデンサーマイク→audio technica AE3300
  3. 1万円未満なら…AKG D5-Y3

そして、1位から10位までまとめたランキング表はこちらです。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
AKG D5-Y3
D5-Y3
audio technica AE3300
AE3300
SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG C5
C5
ゼンハイザー e865S
e 865
SHURE SM58
SM58
audio technica AE6100
AE6100
SHURE PGA58
PGA58
タイプダイナミックダイナミックダイナミックコンデンサーダイナミックコンデンサーコンデンサーダイナミックダイナミックダイナミック
指向性単一指向性超単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約7,500円約28,000円約14,000円約20,000円約27,000円約11,900円約18,400円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

ボーカルマイクと一口にいっても色んなものがあるので、選ぶポイントから解説していきます!

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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ボーカルマイクの種類

SM58を横から撮った写真

ボーカルマイクを選ぶ際にまず理解しておきたいのが、マイクの種類です。

最近ではテレワークや自宅からのライブ配信が急激に普及したこともあり、数多くのマイクが販売されています。

そこでボーカル向けではないマイクを買わないように下記の2点は理解しておきましょう。

マイクの端子

USB端子とXLR端子
USBマイク
XLRマイク
  • マイク本体だけでPC・一部スマホ・一部ゲーム機に接続可能
  • 音響ミキサーなどでは使えない
  • Windowsの音楽制作に不向き
  • 高級機はない
  • PC・スマホへの接続にはオーディオインターフェイスが必要
  • 音響ミキサーなどでも使用可能
  • ゲーム機では使えない
  • 音楽制作にも適している

マイクについている端子は主にUSBとXLRの2種類に分かれます。

ボーカルがライブ用に買うマイクはXLR端子のマイクです。

USBマイクはPCやスマートフォンに繋いで使うことを前提に作られているマイクです。

対してXLRマイクは音響機器、ミキサーなどライブハウス・スタジオに用意された設備に接続して使うマイクです。

XLRとTS端子の違い
補足

オーディオインターフェイスを介してPCやスマホにも接続できます

昨今の情勢からUSBマイクがめちゃくちゃ増えていますが、音楽用途では基本XLRなので購入時は気を付けましょう。

本記事のランキングで紹介するマイクも全てXLRマイクです。

ダイナミックとコンデンサー

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い
ダイナミックマイク
コンデンサー
  • 音の解像度は普通
  • 衝撃や湿度に強い
  • ハウリングに強い
  • ファンタム電源不要
  • 定番モデルで1~2万円程度
  • 音の解像度は高い
  • 衝撃や湿度に弱い
  • ハウリングにやや弱い
  • ファンタム電源が必要
  • 定番モデルで2~3万円程度

ボーカルマイクにはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があります。

一般的にライブで用いられるのダイナミックマイクです。

ただ、最近はライブハウスからのライブ配信も増えた影響で音の解像度が高いコンデンサーマイクを使うケースが増えてますね。

また、コンデンサーマイクの中にも種類があってライブ用で使われるのはハンドヘルド型コンデンサーマイクと言われるものです。

コンデンサーマイクの据え置きタイプとハンドヘルド型の違い

ハンドヘルド型コンデンサーマイクはハウリング抑制、ハンドリングノイズの抑制などライブ用にチューニングされたコンデンサーマイクです。

さすがにダイナミックマイクよりはハウリングや環境変化に弱いですが、プロのライブでも良く使われています。

コンデンサーマイクは高いですが、ライブハウスでの使用と自宅での配信・レコーディングと兼用する方にはコスパの良いマイクです。

 

マイクの性能

audio technica AE3300

続いて、チェックすべきマイクの性能についてです。

マイクの性能で見ておくべき点は下記の3項目です。

これも各項目、ザックリと解説していきます。

マイクの指向性

BETA58とSM58
超単一指向性のBETA58と単一指向性のSM58

ボーカルマイクは主に単一指向性と超単一指向性に分かれます。

指向性特徴
単一指向性
(カーディオイド)
正面からの音を拾う
左右の音も少し拾う
背面の音は拾わない
超単一指向性
(スーパーカーディオイド)
正面からの音を拾う
左右は拾う範囲が狭い
背面の音もそこそこ拾う
ハウリングに強い

どちらも正面からの音を拾うタイプですが、超単一指向性のほうが左右の音を拾う範囲が狭く、ハウリングに強いです。

一方で超単一指向性は音を拾う範囲が大分シビアなので、口がマイクから少し外れるだけで音量がガクンと下がります。

ボーカルマイク

そのため、万能に使えるのは単一指向性のマイクです。

超単一指向性は拾う範囲が狭い分、ハウリングには強いので声量が小さい人などには使いやすいマイクではあります。

ギター弾き語りだと、超単一指向性マイクでベッタリ口を近づけて歌う人が多いですね。

SHURE BETA57A
超単一指向性のBETA57。秦基博さん、YUIさん、miwaさんが使用していた

ただし、ギター演奏時に手元をよく見る人は指向性が狭いと辛いので、できるだけ単一指向性を選んだ方が良いですね。

ちなみにゼンハイザーやAKGなどは、同シリーズで単一指向性と超単一指向性の2製品を用意しています。

ゼンハイザー e935とe945
単一指向性のe935と超単一指向性のe945

ランキング内でも両方の指向性が用意されている製品はセットで紹介していきます。

周波数特性

SHURE SM58の周波数特性
SHURE SM58の周波数特性

周波数特性とは音声試験用の無響室でマイクの信号を帯域別に分析して数値化したものです。

横軸のHzが音の帯域で数値が低いところが低音、高いところが高音になります。縦軸のdBは音の強さです。

SM58の表を見ると低音域はやや出力が弱く、2,000Hzから中高音にかけて音の強さが上がってます。

SHURE SM58の周波数特性
SHURE SM58の周波数特性

ボーカルマイクは基本的にはどれも低音域がやや下がって、中高音域がグッと上がるSM58のような形状になってます。

中高音が上がっているマイクは明瞭で華やかな音になり、ハイトーンが気持ちよく抜けてくれます。

一方で中高音が上がりすぎていると、ギラギラと耳に刺さる音になったり…と難しいところです。

なお、マイクの周波数特性の範囲はダイナミックマイクだと50Hz~17,000Hz程度のものが多く、コンデンサーマイクだと20Hz~20,000Hzをカバーしてるものが多いです。

補足

1,000Hz=1kHzでメーカーによっては20,000Hzを20kHzなどkHzで表記される

たけしゃん

人間の耳で聞こえる範囲は20Hz~20,000Hzと言われています

マイクの感度

SHURE BETA57A-X

マイクのスペックの最後はマイクの感度です。

ザックリいうと規定音圧(1Pa = 94dB SPL)で測定した際の、出力する電圧を数値化したもので高いほど音量が大きいということになります。

ダイナミックマイクのスタンダード SHURE SM58は「–54.5 dBV/Pa (1.85 mV)」です。

SHURE SM58

大体、ダイナミックマイクだと-50dB~-55dBくらいですね。

コンデンサーマイクは感度が高いので、-40dB台が多くなります。

感度が高い方が良いわけではないですが、色んなマイクを触ってみると自宅でのボーカル・アコギ録りでは-53dB以上が良いなと個人的には思ってます。

-55dBとかで安いオーディオインターフェイスを使うとアコギのアルペジオなどの小さい音を録るときにしんどいんですよね。

SM57でアコギ録り
ストロークは特に問題ない

-55dBくらいだと安いオーディオインターフェイスではGAINをMAXにしても小さめだし、MAXまで上げるとホワイトノイズも結構載るのである程度余裕が欲しいところです。

YAMAHA AG03 正面からの写真
オーディオインターフェイス YAMAHA AG03

逆にギターアンプとかドラムのような大音量収録の場合はマイクの感度が高すぎると入力オーバーになったりするので、感度はそこそこ低めがよかったりもします。

用途や接続する音響機器によって感度の最適解は変わりますが、ライブ・自宅兼用でボーカル・アコギ録りをする人なら-53dB以上のものをおすすめしたいです。

 

おすすめのボーカルマイク ベスト10

ゼンハイザー e935

それではおすすめのボーカルマイクをランキング形式で紹介していきます。

個人的なおすすめを先に言うと下記の3本ですね。

  1. 音の抜けが良く気持ちが良い→SENNHEISER e 935
  2. ライブでも使えるコンデンサーマイク→audio technica AE3300
  3. 1万円未満なら…AKG D5-Y3

ちなみにこのへんは好みがあると思いますが、僕はハイトーンで力強いタイプのボーカルなので高音の抜けが良いマイクが好きです。

僕が歌っている動画

そして、1位~10位までの情報をまとめたランキング表はこちらです。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
AKG D5-Y3
D5-Y3
audio technica AE3300
AE3300
SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG C5
C5
ゼンハイザー e865S
e 865
SHURE SM58
SM58
audio technica AE6100
AE6100
SHURE PGA58
PGA58
タイプダイナミックダイナミックダイナミックコンデンサーダイナミックコンデンサーコンデンサーダイナミックダイナミックダイナミック
指向性単一指向性超単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約7,500円約28,000円約14,000円約20,000円約27,000円約11,900円約18,400円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

「詳細を見る」のボタンから各製品の詳しい製品解説に飛ぶので活用してください。

1位 SENNHEISER e 935

ゼンハイザー e965
e 935の評価
音質
 (4.5)
ルックス
 (4.5)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性単一指向性
感度
(0 dB = 1V/Pa)
2,8mV/Pa = -51dB
実売価格約17,500円

音響機器に定評のあるSENNHEISER(ゼンハイザー)のe 935です。

ゼンハイザーのマイクは優れたものが多く、アマチュアでもマイマイクとして所有している方が多いです。

e 935は単一指向性で音質的にもいろんな場面で使いやすいマイクになっています。

中高音域を広げたチューニングで、高音の抜けが良いです。それでいてギラギラ感はないので使い勝手が良いですね

僕の声質はハイトーンでちょっとハスキーなので、e 935は良い感じに拾ってくれて使いやすいです。

ルックスはフルメタルブラックのボディが渋くて、ハンドマイクで使ってもハンドリングノイズも少なく優秀です。

ゼンハイザー e935

ハンドマイクで持っても、マイクスタンドに固定して良い感じの存在感を出してくれます。

なお、e 935と同じシリーズで指向性が超単一指向性に変わったe 945があります。

ゼンハイザーe935とe945
e 935とe 945

e 945で録った動画

基本的な音質はe 935と同じくクリアで高音の抜けが良いタイプです。

オーソドックスなのはe 935。音を拾う範囲が狭く、ハウリングに強いのはe 945。

自身のボーカルスタイルに合わせて選べるのも良いですね。

2位 SHURE BETA58A-X

SHURE BETA58
補足

BETA58A-XはBETA58Aと同じ製品です。途中で型番変更があっただけです

BETA58A-Xの評価
音質
 (4)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性超単一指向性
感度-51dBV/Pa (2.8 mV)
実売価格約16,500円

SHURE SM58と並ぶ定番のボーカル用ダイナミックマイク、SHURE BETA58A-X。

SHURE SM58より音の感度を上げて、低音域と高音域を広げたマイクになってます。

頑丈で吹かれにも強く、超単一指向性で音を拾う方向が絞られているのでハウリングに強いです。

SM58よりも音の抜けは良くなっており、バンドオケでも存在感ある音質です。

シンガーソングライターだとSM58より、BETA58A-Xの方が合う人は多いんじゃないかと思います。

ロックな楽曲から、繊細なバラードまで万能にこなせるボーカルマイクです。

僕もBETA58A-Xをボーカルマイクとして昔から使ってます。

プロ・アマ問わずに使用者も多く、ライブハウスやスタジオにも基本置いてあるので安心感ありますね。

3位 AKG D5-Y3

AKG D5-Y3
D5-Y3の評価
音質
 (3.5)
ルックス
 (4.5)
コスパ
 (5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性超単一指向性
感度-52dB re 1V/Pa
実売価格約7,500円

AKGの低価格ダイナミックマイク D5-Y3。

実売価格で7,500円程度で、3年保証がついているコスパ抜群のマイクです。

音質も1万円切る価格帯ではトップレベルに良いです。

この価格のマイクにしては音の感度(-52dB)も高めに設定されているので、1~2万円程度のオーディオインターフェイスでも音量は十分出ます。

D5-Y3でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。

1万円未満のダイナミックマイクにしては、クリアで良い音出てます。

また、低価格ながら付属品もちゃんとしてます。

AKG D5-Y3付属品

携帯用のマイクポーチがついてくるのも嬉しいですね。

これでいて、保証期間も3年と長いのでダイナミックマイクの中で最もコスパに優れた製品だと思います。

ちなみにAKG D5とD5-Y3がありますが、ヒビノが自社製品を他社取り扱い分と区別するために型番にY3ををつけており、D5もD5-Y3もモノは同じです。

低価格で品質も良く、3年保証もついているというコスパ抜群の入門モデルです。

ヒビノ取扱い

サウンドハウス取扱い

4位 audio technica AE3300

audio technica AE3300
AE3300の評価
音質
 (5)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性単一指向性
感度-42dB
(0dB=1V/1Pa 1kHz)
実売価格約28,000円

audio technicaのハンドヘルド型コンデンサーマイク AE3300。

プロアーティスト使用者も多い、AE5400の1つ下のモデルですね。

AE5400とAE3300
AE3300とAE5400

音質はaudio technicaらしいフラットで癖のないタイプです。各帯域のバランスが良く、聴きやすい音で録れます。

実際にボーカル・アコギを別々にAE3300で録った動画こちら。

ボーカルもギターもアタック感が強い演奏してますが、バランスよく収まって聞きやすい音で録れてます。

吹かれにも比較的強く、上記の曲を録ってるときもすんなり録れました。ライブでは使いやすそうです。

実売価格は2.8万円程度とハンドヘルド型コンデンサーマイクの中では安めですが、品質はかなり良いです。

一方で上位モデルのAE5400が4万円程度で更に優秀なので、予算を頑張ってAE5400を選ぶ人も多いですね。

補足

AE5400は<audio technica AE5400>を参照ください。

5位 SHURE BETA57A-X

SHURE BETA57A
型番について

BETA57とBETA57A-Xは型番変更があっただけで同じ製品です。

BETA57A-Xの評価
音質
 (4)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性超単一指向性
感度−51 dBV/Pa (2.8 mV)
実売価格約14,000円

一般的には楽器用マイクとして位置づけられている、SHURE BETA57A-X。

楽器をオンマイクで拾う用途で作られているため、指向性がボーカル用の58シリーズより狭く、中音域が押し出されています。

SHURE BETA57A-Xは中高音が強めで抜けが良いため、ギターボーカルなどを中心にボーカルマイクとして用いられることがあります。

ボーカルマイクで使っても、パワーがあってオケに馴染みやすいので使いやすいです。

補足

ボーカル・アコギを別々にBETA57A-Xで録ってます

一方で指向性は大分狭くなってるので、ハンドマイクで使う人はボーカル向けに作られているBETA58A-Xを使ったほうが良いです。

BETA57とBETA58
BETA57A-XとBETA58A-X

また、ハードロックなどアタック感が強いボーカルはSM58などが良いですね。

逆にポップスなどを伸びやかにを歌う人はSHURE BETA57A-Xは良い感じハマります。

弾き語りのシンガーソングライターだとSHURE BETA57Aをライブ用のボーカルマイクとして使用されてる方が多いですね。

使用アーティスト
  • 秦基博
  • miwa
  • YUI

6位 AKG C5

AKG C5
C5の評価
音質
 (4.5)
ルックス
 (4)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性単一指向性
感度-48dB re 1V/Pa
実売価格約20,000円

オーストリアの老舗マイクメーカーAKGのハンドヘルド型コンデンサーマイク C5。

ハンドヘルド型コンデンサーマイクの中では安く、2万円以内で買えます。

音質は高音が煌びやかで、レコーディング向けのコンデンサーマイクとかなり近い音質です。

AKG C5でボーカルとアコギを別々に録った動画こちら。

ボーカルのハスキーな部分もしっかり表現できていて、アコギの音の粒も良い感じですね。

2万円以内で買えるマイクとしては、かなり良いですね。

また、ユニークな機能としてマイク内部に入っているプレゼンス・ブースターを外すことで、中高音域を押さえてフラットな特性にすることができます。

AKG C5のプレゼンスブースター

外してみた感じはボーカル、アコギに関しては中高音域が持ち上がってた方が良かったです。

なので、基本的には外す必要はないですが、パーツを取外して特性を変えられるのは面白いですね。

7位 SENNHEISER e 865

ゼンハイザーe865S
補足

写真はミュートスイッチ付きのe 865-Sです

e 865の評価
音質
 (4.5)
ルックス
 (4)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性超単一指向性
実売価格約27,000円

大手メーカーゼンハイザーのハンドヘルド型コンデンサーマイク e865です。

2万円台後半で買える、ライブで使えるコンデンサーマイクです。

コンデンサーマイクらしい繊細な音で、特に高音が良い感じに出力されます。

e865Sでボーカルとアコギを別々に録った動画がこちら。

中高音がキレイで良いですね。

やっぱり、コンデンサーマイクになるとダイナミックマイクと聴こえ方が変わります。

ダイナミックマイクと比べると価格は上がりますが、ライブハウスや自宅での宅録と使える場面は多いので、予算を頑張る価値はあるかなと感じます。

指向性は音を拾う範囲を絞った超単一指向性です。

ゼンハイザー e865S

音を拾う範囲が狭いのでマイキングには注意が必要ですが、その分ハウリングには強くなってます。

なお、音楽用途であればミュートスイッチがついていないe865が良いと思います。

8位 SHURE SM58

SM58の画像
SM58の評価
音質
 (3)
ルックス
 (3)
コスパ
 (4)
総合評価
 (3.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性単一指向性
感度–54.5 dBV/Pa
(1.85 mV)
実売価格約11,900円

ダイナミックマイクで一番有名な製品 SHURE SM58。

どこのライブハウス、スタジオにも置いてある安心のマイクです。

SM58をマイクスタンドに取り付けたところ

頑丈で吹かれにも強いのでハードなボーカルでも安心です。

音の抜けはまあまあですが、ノイズも混入しづらくクリアな音で録れます。

ただマイクの感度低めなので、安いオーディオインターフェイスで小さい音を録るのはあまり適していません。

SHURE SM58

歌録りやアコギのストローク録りなどは問題ないので、用途によって選択肢を変えましょう。

小さい音を録るなら感度が高い上位モデルのSHURE BETA58Aにしたほうが良いです。

そして、SM58でボーカル・アコギ録りした動画がこちら。

1.2万円程度ですが、それなりに良い音で録れて耐久性も高いので使い勝手は良いです。

SM58自体はどこにでも置いてあるマイクなので、持ち込んで使えない心配もありません。

マイクに関連するアイテムも大抵がSM58は対応しているのも良いところです。

SHURE SM58を撮った写真

やっぱり、業界のスタンダードマイクというポジションは強いんですよね。

ライブ用のマイマイクで何買うか迷ったら、とりあえずSM58にしとけば安定というのが強いです。

一方でどこにでも置いてあるマイクなので、わざわざマイマイクで買う必要があるか微妙なところでもあります。

9位 audio-technica AE6100

AE6100の写真
AE6100の評価
音質
 (4)
ルックス
 (3)
コスパ
 (3)
総合評価
 (3.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性超単一指向性
感度–55dB
(0dB=1V/1Pa、1kHz)
実売価格約18,400円

国内のマイクを作っているメーカーで有名なaudio-technicaからAE6100です。

ボーカル用にチューニングされており、高音域がややブーストされています。

指向性は超単一指向性なのでハウリングにはかなり強いです。

また、“Dual Acoustic Chamber”と呼ばれるボディ二重構造を採用しているため、ハンドリングノイズが少ないです。

僕も知人からもらって、割と長い間 AE6100を使っていました。

音質は良いし、ハウリングにも強いです。

実際にリハーサルスタジオで使っていても、SHURE SM58より音量を上げてもハウらないことが多かったです。

実売価格1.8万円程度とやや高いですが、使い勝手は良いマイクです。

補足

ボーカルをAE6100で録ってます

10位 SHURE PGA58

SHURE PGA58
PGA58の評価
音質
 (2.5)
ルックス
 (2.5)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (3)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性単一指向性
感度-55 dBV/Pa (1.79 mV)
実売価格約6,000円

大手マイクメーカーのSHUREが販売する低価格マイク PGA58です。

有名なSHUREのマイクが実売価格 6,000円程度で買えるのはすごいですね。

音質はどうかというと、良くはないですが悪くもないというレベル。

歌録りで使う分には普通に使えます。価格を考えれば、なかなかに頑張ってるなと感じました。

一方で気になるのが音の感度の低さなんですよね(-55dB)。

ボーカルだけなら困らないですが、アコギのアルペジオとか静かなナレーション録りは厳しいかな…と感じます。

SHURE PGA58

もちろん、接続するオーディオインターフェイス次第なとこあるんですけど、1~2万円の機種でいくつか試した感じは厳しかったです。

AKG D5-Y3(-52dB)が+1,000円程度で感度が高いので、AKG D5-Y3の購入をおすすめします。

AKG D5-Y3

なお、PGA58は型番で付属品が3つに分かれていて、下記のように変わります。

  1. PGA58-LC…通常版
  2. PGA58-XLR…XLRケーブル付き
  3. PGA58-QTR…XLRメス-標準プラグのケーブル付き

DTM、スタジオなどの音楽用途ではXLRケーブルを使うのでPGA58-XLRが良いですね。

SHURE PGA58に付属するXLRケーブル

※付属のXLRケーブル

カラオケなどで使うなら標準プラグで繋ぐ端末が多いので、PGA58-QTRが良いでしょう。

 

プロユースの高級ボーカルマイク

KMS104、KMS104 PLUS、KMS105

ランキング解説も終わったところでプロのライブでも良く見る、4万円以上の高価格帯ボーカルマイクも4本紹介しておきましょう。

4万円を超えるダイナミックマイクはほとんどないので、基本はコンデンサーマイクです。

この価格帯になると、使用しているダイアフラムがレコーディング向けのコンデンサーマイクと同等のものだったりしますね。

1本でライブハウスと宅録で兼用させれば、安上がりではあるのでライブ配信が主流の昨今では良い選択肢になりそうですね。

製品名audio technica AE5400
AE5400
NEUMANN KMS104
KMS 104
ゼンハイザー e965
e 965
SHURE KSM8
KSM8
タイプコンデンサーコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性単一指向性単一指向性単一指向性
超単一指向性
単一指向性
実売価格約42,000円 約91,000円 約55,000円約60,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

audio technica AE5400

audio technica AE5400
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性単一指向性
感度–40dB
(0dB=1V/1Pa 1kHz)
実売価格約42,000円

audio technicaのハンドヘルド型コンデンサーマイク AE5400です。

レコーディングスタジオで定番のAT4050と同じ大口径ダイアフラムを用いた高音質なライブ用マイクになっています。

オーディオテクニカ AT4050の正面画像

音質もオーディオテクニカらしく、歌や楽器の音がそのまんまキレイに録れます。

アコギを録っていても、音の情報量が多くて良い感じ。

実際にAE5400でボーカル・アコギを別々に録った動画こちら。

補足

アコギは最初の4小節をルーパーでループさせてます

価格的にも4万円台と、他メーカーより1ランク安いです。

音質や品質は全く負けていないので、コスパもすごく良いですね。

いろんな方が使ってるイメージですが、最近だとback numberの清水 依与吏さんが2019年のライブツアーでAE5400を使用されてましたね。

使用アーティスト
  • 清水 依与吏(back number)
  • 大橋卓弥(スキマスイッチ)
  • 木村カエラ

NEUMANN KMSシリーズ

KMS104、KMS104 PLUS、KMS105
製品名NEUMANN KMS104
KMS 104
NEUMANN KMS104 PLUS
KMS 104 PLUS
NEUMANN KMS105
KMS 105
タイプコンデンサーコンデンサーコンデンサー
チューニング万能女性向け万能
指向性単一指向性単一指向性超単一指向性
実売価格約91,000円 約86,000円 約91,000円

高級マイクメーカーとして有名なNEUMANNが製造しているハンドヘルド型コンデンサーマイク、KMSシリーズです。

繊細な音の表現まで、しっかり拾い上げる高音質はさすがNEUMANN。

プロユースのレコーディング用マイクでのノウハウを活かして抜けのあるクリアなサウンドを実現しています。

倍音が多いハスキーな声質やウィスパー気味な繊細なボーカルにはバッチリです。

KMSシリーズには3種類の製品があります。

KMS104、KMS104 PLUS、KMS105
製品名NEUMANN KMS104
KMS 104
NEUMANN KMS104 PLUS
KMS 104 PLUS
NEUMANN KMS105
KMS 105
タイプコンデンサーコンデンサーコンデンサー
チューニング万能女性向け万能
指向性単一指向性単一指向性超単一指向性
実売価格約91,000円 約86,000円 約91,000円

KMS 104が単一指向性で標準的な仕様となっています。

KMS 104 PLUSは女性アーティスト向けに低域の周波数レスポンスを拡張したモデルです。

そして、KMS 105は超単一指向性となっており、音を拾う範囲を絞ったモデルですね。

国内、海外問わずプロアーティストのライブやスタジオセッションで使用されているのをよく見るマイクです。

簡単には買える価格帯ではないですが、ボーカルなら憧れるマイクですね。

使用アーティスト
  • 大石昌良
  • 森山直太朗
  • 青葉市子
  • ジョン・メイヤー

SENNHEISER e965

ゼンハイザー e965
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性単一指向性
超単一指向性
実売価格約55,000円

SENNHEISERのハンドヘルド型コンデンサーマイク上位モデルe965。

レコーディング用の高級コンデンサーマイクなどに用いられる大型のデュアルダイアフラムを内蔵したライブ用マイクです。

e965のカプセル部分

そのため、ライブ用マイクでは珍しく単一指向性と超単一指向性をマイク内部のスイッチで切替できます。

e965の指向性切替

ハンドヘルド型でデュアルダイアフラムってほとんどないんですよね。

指向性を切替できるのは良いですよねマイク選びで悩むポイントですし。

音質はというと、低音から高音まで情報量多く収録してくれます。

実際にボーカルとアコギを別々に録った動画こちら。

ボーカルもアコギも良い感じに録れてます。

特にボーカルは高音がキレイに抜けてきて歌っていて、気持ちよかったですね。

音質も良くて、指向性切替も可能なので対応力が高いマイクです。

価格的にもそれなりにしますが、対応力が高くていろんな場面で長年使っていけるが強みですね。

SHURE KSM8

SHURE KSM8
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性単一指向性
感度-51.5 dBV/Pa (2.66 mV)
実売価格約60,000円

SHURE ダイナミックマイクのハイエンドモデル KSM8。

ダイナミックマイクでは非常に珍しいデュアルダイアフラム搭載のマイクです。

デュアルダイアフラムを用いることで、近接効果による低音のふくらみなどを抑制し、マイク距離が変わっても安定した音を出力してくれます。

SHURE KSM8のマイク内部

使っていても、オンマイクでも低音が回らずにキレイな出音でした。

一方で音質自体は割と普通のダイナミックマイクです。

音の解像度はコンデンサーマイクと比べると低めですが、クリアで原音のまま出力されてる感じ。

音質重視だと、ハンドヘルド型コンデンサーマイクのほうがいいかなと感じますね。

一方でダイナミックマイクで近接効果も出にくいので、ハウリングにも強いし、色んな環境でも安定した音質を担保してくれそうです。

色んな所でライブする人には良さそうなマイクです。

プロアーティストで愛用されている方も多いマイクですね。

使用アーティスト
  • 鬼塚ちひろ
  • 大橋トリオ
  • 優里
 

おすすめのボーカルマイク まとめ

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名ゼンハイザー e935
e 935
SHURE BETA58
BETA58A-X
AKG D5-Y3
D5-Y3
audio technica AE3300
AE3300
SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG C5
C5
ゼンハイザー e865S
e 865
SHURE SM58
SM58
audio technica AE6100
AE6100
SHURE PGA58
PGA58
タイプダイナミックダイナミックダイナミックコンデンサーダイナミックコンデンサーコンデンサーダイナミックダイナミックダイナミック
指向性単一指向性超単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性超単一指向性単一指向性
音質
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
ルックス
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
コスパ
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
実売価格約17,500円 約16,500円 約7,500円約28,000円約14,000円約20,000円約27,000円約11,900円約18,400円約6,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

ぎたすけ

なるほどー。同じマイクでも色々あるんだな。余計悩みそう

たけしゃん

そうだよね。まあ、迷ったら上位3本のどれか選んでおけば間違いないよ

ボーカルマイクのおすすめランキングでした!

僕はずっとSHURE BETA58A-Xを使っています。

SHURE BETA58A

メーカーさんからお借りして色々試してみると一番好きなのはゼンハイザー e 935だったのですが、BETA58A-X自体には特に不満もないので使い続けてます。

ライブでもいつも同じマイク使ってると謎の安心感があります。

できるだけ毎回同じ環境を作れた方が、集中しやすいのでマイマイクを持つのは結構大事だったりするんですよね。

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