安いコンデンサーマイク おすすめランキングベスト5【予算1万円以下でコスパ最高の製品を紹介】

AKG P120

ぎたすけ

コンデンサーマイクって探せば2,000円とかでもあるけど、予算1万円とか必要なの?

たけしゃん

音楽で使えるのは6,000円くらいからかなと感じたね。逆にそれくらいならかなり音質良いよ

なお、本記事はXLRマイクを対象にしています。

USBのコンデンサーマイクをお探しの方は下記の記事を参照ください。

補足

歌ってみたなど音楽制作用途はXLRマイクのほうが良いです

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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コンデンサーマイクとは

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
コンデンサーマイク
ダイナミックマイク
  • 音の感度が高い
  • 繊細で湿度や衝撃に弱い
  • ファンタム電源が必要
  • 高いものは数十万円する
  • 主にレコーディングで使用
  • 音の感度は普通
  • 頑丈で湿度や衝撃に強い
  • ファンタム電源不要
  • 高いものでも10万円未満
  • 主にライブで使用

マイクは主にコンデンサーマイクとダイナミックマイクに分かれます。

ザックリ言うとコンデンサーマイクのほうが繊細な音が録れますが、電源が必要だったり、モノがデリケートだったりします。

そんなわけで、コンデンサーマイクは主にレコーディングなど静かで激しい動きが伴わない状況で使用されます。

コンデンサーマイクとレコーディングスタジオ

また、最近ではテレワークやライブ配信などにもコンデンサーマイクが使われることも増えました。

そのため、製品の種類も増えているので間違ったものを買わないように基本的なところを解説していきます。

コンデンサーマイクの特徴 目次

ファンタム電源

YAMAHA AG03のマイクプリ
+48Vと記載されているボタンがファンタム電源

コンデンサーマイクを使用するにはファンタム電源(48V)での電源供給が必要です。

なお、ダイナミックマイクではファンタム電源は必要ありません。

このファンタム電源はどこから供給するのかというと、マイクを接続するオーディオインターフェイスもしくはミキサーから供給します。

Steinberg UR12
オーディオインターフェイス UR12

そのため、使用するオーディオインターフェイスもしくはミキサーがファンタム電源に対応していないとコンデンサーマイクは使えません。

最近のオーディオインターフェイスは大半のものがファンタム電源対応ですが、安価な機種は非対応のものもあるので注意しましょう。

USBマイクとXLRマイク

USB端子とXLR端子
USBマイク
XLRマイク
  • マイク本体だけでPC・スマホ・一部ゲーム機に接続可能
  • 音響ミキサーなどでは使えない
  • Windowsの音楽制作に不向き
  • PC・スマホへの接続にはオーディオインターフェイスが必要
  • 音響ミキサーなどでも使用可能
  • ゲーム機では使えない
  • 音楽制作にも適している

一般的なコンデンサーマイクは音楽で良く用いられるXLR端子を使って音響機器と接続されます。

PCやスマホにはXLR端子はないため、間にオーディオインターフェイスを挟むことでPCやスマホとマイクを接続することが可能です。

M-Audio M-Track Solo

しかし、最近ではゲーム実況などの需要も高く、PCやゲーム機にマイク単独で接続して使えるUSBタイプのコンデンサーマイクが増えています。

AT2020USB+と普通のUSBケーブル
USBタイプはオーディオインターフェイスが内蔵されている

USBマイクは単独でPC・ゲーム機に接続して使える手軽さがウリです。

逆にXLRマイク & オーディオインターフェイスと比べると音質・機能面で劣っています。

前提として、USBコンデンサーマイクの存在意義はオーディオインターフェイスを使わない(使えない)環境でのコンデンサーマイクの使用です。

AKG Lyra-Y3を斜め横から撮った画像
USBマイク AKG Lyra-Y3

例えば、ゲーム機への接続については一般的なオーディオインターフェイスは動作しませんが、大半のUSBマイクは動作するように作られてます。

逆にUSBマイクは簡易的な構造なので、音楽制作においては力不足な点が多いです。

なぜなら、様々な便利な機能はオーディオインターフェイスが実現しているからです。

UR22Cの正面から撮った写真
オーディオインターフェイス UR22C

特にWindowsユーザーはドライバの関係でUSBマイクだと、DAW(音楽制作ソフト)にマイクが認識されなかったり、音の遅延が発生したりするのでかなり厳しいです。

なので、

音楽用途で使う方は通常のXLRタイプのコンデンサーマイクとオーディオインターフェイスを買うのが安定です。

たけしゃん

ランキングで紹介するマイクは全てXLRタイプです

スマホへの接続

UR12とiPhone7を接続した

マイクをiPhoneなどのスマホに接続して使えるのか?という点も気になるところですよね。

スマホへの対応可否についてはマイクは関係ありません。

オーディオインターフェイスがスマホで使えるかどうか次第です。

補足

USBマイクはオーディオインターフェイス一体型なので製品自体がスマホ対応しているかどうかとなる

なお、iOSとオーディオインターフェイスの接続はUSBカメラアダプタを使用します。

AG03とiPhone

僕も普段はオーディオインターフェイス経由でiPhoneにコンデンサーマイクを繋いで、nanaやライブ配信をやってます。

スマホで使う場合はセットで買うオーディオインターフェイスの対応機種をちゃんとチェックしましょう。

安いコンデンサーマイクの特徴

AKG P120と音楽制作環境

1万円未満の安いコンデンサーマイクの特徴を価格別でみると、こんな感じですね。

価格 特徴
6,000円未満コンデンサーといっても、音はPC内蔵マイクとそう大差ない
6,000~8,000円音質は及第点。付属品は多いものの、質はいまいち
8,000~10,000円音質は及第点。付属品は少ないが、質は上位モデルと同等

そのため、僕は音楽用途の方には6,000円以上の製品を薦めています。

補足

セールなど時期によって6,000円切る場合もあるので、価格は目安程度に考えてください

また、1万円前後になるとAKGやaudio technicaといったプロユースでも定番であるメーカーのエントリーモデルが登場します。

そういった有名メーカーの低価格製品は品質は一定以上をキープして、付属品を減らすことで原価削減してます。

AKG P120付属のスタンドマウント
AKG P120のスタンドアダプタ やっぱり質は良い

そのため、付属品は少ないですが質自体は上位モデルと同等のものがついてます。

対して、6,000~8,000円あたりの製品は付属品の質はイマイチですが、一通りついてくるパターンが多いです。

MPM-1000 本体と付属品一式
マランツプロ MPM-1000の付属品

最低限、使用するにあたっては問題ないですが、長期的に使っていく中で別売りのアイテムを買い足すことも検討したほうが良いでしょう。

このあたりは予算を1万円前半まで上げてAKGやaudio technicaなど付属品の質も良い大手メーカーの製品にするか悩むところですね。

 

安いコンデンサーマイク ベスト5

TASCAM TM-80

それでは予算1万円以内のコンデンサーマイクをランキング形式で紹介していきます。

1位~5位までの情報をまとめたランキング表はこちら。

製品名をタップすると解説に飛びます

なお、本記事は予算1万円以内に絞ってコンデンサーマイクを解説しています。

1万円以上の製品も含めた総合的なコンデンサーマイクのランキングは下記記事を参照ください。

5位 BEHRINGER C-1

C-1本体と付属品
C-1の評価
音質
 (3)
品質
 (2.5)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (3)
項目機能・スペック
指向性 単一指向性
最大SPL136dB
S/N比記載なし
重量約450g
実売価格約6,000円

低価格製品に定評がある、BEHRINGER(ベリンガー)のコンデンサーマイク C-1

割と昔から存在する低価格コンデンサーマイクですね。

個人的にはこれ買うなら、絶対マランツプロ MPM-1000を買ったほうが良いですね。

MPM-1000 正面
MPM-1000

正直、勝っているところが1つもないです。

MPM-1000が登場する前だったら、そこそこ価値があったんですけどね。

音質は高音強めでキンキンするもののちゃんとした音で録れます。

クローバー / 菅田将暉 ギター弾き語りCover
補足
ボーカル・ギターをそれぞれ、C-1で録っています

ただ、他のマイクと比べてホワイトノイズ(サーという音)が強く入ります。

オケが鳴ってればわからないんですけど、静かな場面だと少し気になっちゃいますね。

また、付属のスタンドマウントが角度調節して固定できないため、不便です。

C-1とAT2020のスタンドマウント
AT2020のスタンドマウントとの比較

マイクスタンドに対して直立に設置する場合は問題ないですが、斜めに角度をつけたマイキングができません。

ベリンガーC-1
この角度はOK。他は不可

アコギ録りでは斜め上や斜め下から音を録りたい時は結構あるので、ボーカル以外でも使う人は別売りのマイクホルダーを買ったほうが良いです。

以前は4,000円くらいのときもあったので、どうしても価格優先なら…とも思いましたが、最近は6,000円くらいなので選ぶ理由なくなった感あります。

4位 MXL V67G

MXL V67G
V67の評価
音質
 (4.5)
品質
 (4)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック
指向性 単一指向性
最大SPL130dB
S/N比80dB以上
重量約589g
実売価格約9,500円

1万円未満のコンデンサーマイクでは昔から代表格である MXL V67G

最近は選択肢がかなり増えてきたため、影が薄くなってますが相変わらず人気は高いマイクですね。

音的には中音域がやや強くチューニングされており、女性ボーカルに合いやすいマイクです。

愛を伝えたいだとか / あいみょん ギター弾き語りCover
補足
ボーカル・アコギをそれぞれMXL V67Gで録ってます

その一方で、標準状態で既にコンプレッサーをかけたような音になっており、やや抜けが悪いです。

また、マイク本体のサイズはコンデンサーマイクの中でも大きめ。

V67GとAT2020

※audio technica AT2020と並べてみた

本体重量も589gと重めの部類に入るマイクなので貧弱な卓上マイクスタンドだと支えきれません。

補足
卓上マイクスタンドやマイクアームは耐荷重500g程度のものが多い

マイクスタンドはKCなどの定番製品を選びましょう。格安品だと危ないです。

また、マイクアームについても2,000円くらいのものだと不安定になる重さです。

価格は上がりますが、audio technica AT8700Jなど安定性が高いものを選んだ方がストレスなく使えます。

1万円台まで予算上げても中音域が強いマイクは意外とないので、女性ボーカルには低価格ではおすすめしたいマイクですね。

3位 TASCAM TM-80

TASCAM TM-80
TM-80の評価
音質
 (4)
品質
 (3)
コスパ
 (5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック
指向性 単一指向性
最大SPL136dB
S/N比77dB
重量約300g
実売価格約6,000円

コスパの良い低価格製品が多いメーカー TASCAMのコンデンサーマイク TM-80です。

さすが、TASCAMで実売価格 0.6万円程度なのに付属品もたくさんついてきます。

TASCAM TM-80の付属品
TASCAM TM-80

スタンドに取り付けるためのショックマウント以外にマイクケーブル、卓上マイクスタンドが付属しています。

どれも、安い感じの造りで質が良いとは言えませんが、TM-80を買えば必要なものが一通りついてくるのはありがたいですね。

ただ、マイクスタンドは不安定でマイキングの自由度もないので、音楽用途の方は別で買ったほうが良いです。

TASCAM TM-80

音質的には価格の割にかなり良くて、コスパ視点では超優秀なマイクです。

sugar / Saucy Dog 【アコースティックCover】

ちなみに1位のマランツプロ MPM-1000と音質・品質・価格の全てがほぼ一緒です。

最大SPL、S/N比などのスペックまでもが全く一緒。

OEM製品で製造会社が一緒なんじゃないか?って思うくらい一緒です。

違いはマイクに被せるポップフィルターが付属するかどうかくらいです。TM-80は付属せず、MPM-1000は付属しています。

MPM-1000 ポップガード
MPM-1000付属のポップフィルター

なので、基本はMPM-1000を買えばいいかなと思いますが、在庫がなかったり値上がりしている場合はTM-80もチェックしてみると良いでしょう。

2位 AKG P120

AKG P120
P120の評価
音質
 (4.5)
品質
 (4)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック
指向性 単一指向性
最大SPL130dB
S/N比記載なし
重量約456g
実売価格約9,500円

プロユースマイクで有名なメーカーAKGのエントリーモデル P120です。

音質・品質共に良好で1万円未満のコンデンサーマイクの中では、間違いなくトップレベルの製品です。

ノイズも少なく、音の感度も良好。

低価格帯のマイクにしては、かなり繊細でキレイな音が録れます。

告白 / 秦基博 【アコースティック Cover】コードは概要欄に記載

歌もアコギもクリアで良い感じに録れてます。

このレベルで録れれば、YouTubeもライブ配信も全く問題ないですね。

付属品はスタンドマウントのみです。材質的に重みがあって質は良いです。

AKG P120付属のスタンドマウント

コスパで考えると、1位のMPM-1000のほうが優れてますが、製品の品質・耐久性においてはP120のほうが優れてますね。

本体にPADとローカットフィルターの機能もついているのも地味に大きいです。

AKG P120
ローカットフィルター300Hz(6dB/oct)以下の
低音域をカット
PAD -10dBの減衰
ONにすると音量が下がる

ボーカルやアコギ録りでPADを使うことはあまりないですが、ローカットフィルターは空調や車の走行音などをカットしてくれる場合もあります。

ライブ配信とかWeb会議の時はローカットフィルターをONにしてみると効果的だったりします。

1万円未満のマイクだとついている製品は他にない気がします。

1位 マランツプロ MPM-1000

MPM-1000 本体
MPM-1000の評価
音質
 (4)
品質
 (3)
コスパ
 (5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック
指向性 単一指向性
最大SPL136dB
S/N比77dB
重量約300g
実売価格約6,000円

安くて、まともな音で録れると人気のコンデンサーマイク、マランツプロ MPM-1000

動画制作・ライブ配信でちゃんと使えるレベルで、できるだけ安いマイクという条件ではNo.1です。

コスパで考えると、MPM-1000に勝てる製品はないですね。

音質は癖なくクリアな音で1万円台のマイクに全く劣りません。

音の抜けはやはりいまひとつなところはありますが、6,000円程度でこれだけの音質なのはほんとにすごいなと…。

RAIN / 秦基博 アコースティックCover
MEMO
ボーカル・アコギをそれぞれMPM-1000で録ってます

歌ってみた、ライブ配信、デモ製作ならMPM-1000で全く問題ないですね。

上記の動画を聴いても、言われなきゃ1万円未満のマイクで録ってるとは思えないですし。

スマホの内蔵マイクはもちろん、ダイナミックマイクから乗り換えても音質の差は十分感じられるレベルです。

また、MPM-1000は付属品が豊富で一通り必要なものがついているのも嬉しい点です。

MPM-1000 本体と付属品を上から摂った画像

さすがに本体や付属品の質は安っぽいです。

とはいえ、僕も買ってから2年以上経ちますが、問題なく使えているので耐久性は心配ありません。

なお、MPM-1000はXLRタイプのマイクですが、USBタイプのMPM1000Uもあります。

MPM1000U 正面

MPM1000Uも安い割に音質が良いことで人気のUSBマイクです。

音楽用途であれば、XLRのMPM-1000をおすすめしますが、ゲーム実況やテレワーク用途であればMPM1000Uを選ぶと良いでしょう。

 

安いコンデンサーマイク まとめ

ぎたすけ

1万円未満でも、こんなに選択肢あるんだな

たけしゃん

ここ数年で急激に増えたよね。安くてもまともに録れるマイクが多くてほんとびっくりだよ

安いコンデンサーマイクについての解説でした!

僕はランキング1位のマランツプロ MPM-1000を持っていて、ライブ配信とかnanaやってる友達に良く貸してます。

MPM-1000 本体

みんな、何の問題なく使えているので安い割にほんとに優秀だなと感心してます。

音質を低予算で高めたいという人はとりあえず、MPM-1000をおすすめします!

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