ぎたすけ
たけしゃん
ただ、このコードフォームは色んな所で使うから頑張って練習しよう!
飛ばし読みガイド
C#m7コードの押さえ方
C#m7の音
使用頻度の高いバレーコードの1つであるC#m7。
初心者向けの楽曲では、あまり登場しないため、Fコードを攻略した後の次の壁としてBm7と一緒に出てくるコードです。
コードフォームはBm7と同じで2フレット分、平行移動させただけです。
実際に押さえているところはこちら。
人差し指で押さえている3弦が、なかなかキレイに鳴らないんですよね。
しっかり鳴らすという点ではFコードより手ごわいコードです。
まずはキレイに鳴らすためのポイントから解説していきます!
項目タップで解説に飛びます
人差し指の横部分で押さえる
バレーコードを押さえるときに共通で重要になるポイントです。
人差し指は少しだけ、横にして横腹部分で押弦しましょう。
正面で押さえると関節部分の溝が邪魔になって音がキレイに鳴りません。
そのため、人差し指は斜めにして横腹で押弦することを意識しましょう。
人差し指を横にするのはほんの少しで大丈夫です。
また、指を横にして力を入れるのは指の柔軟性が必要で、最初はなかなか力が入りません。
瞬時に良い角度で押さえられるようになるまで、毎日少しずつ練習しましょう。
ちょっとずつ、続けていくことで指の柔軟性が上がって力も入れやすくなります。
合わせて指1本ずつに力を入れる練習もすると、キレイに音を出しやすくなります。
有効なグッズがフィンガートレーナーです。
指1本ずつを鍛えることができます。
負荷も指ごとに調整できて、値段も1000円くらいで買える優れものです。
人差し指が押弦する弦を意識しよう
セーハで押さえる人差し指ですが、慣れるまではガチガチに力が入り気味です。
そのため、人差し指でどの弦を押さえる必要があるかを確認し、力の入れるポイントを意識しましょう。
C#m7は3弦を人差し指で押弦する必要があり、なかなかキレイに鳴らないです。
最初は3弦を他の指で押弦するC#mを押さえたり、後述の省略コードを使って手の柔軟性を鍛えつつ、徐々にC#m7を押さえる練習を進めましょう。
※C#mなら人差し指で押さえるのは1弦・5弦なのでやや楽
バレーコードについては押さえ方の問題というよりは、手や指の柔軟性が重要なんですよね。
普段、指をギターフォームのような形にして力入れたりすることがないので、最初は全然力が伝わりません。
ギターコードを押さえるということ自体を手や指に慣れさせる必要があります。
そのため、難易度が低いバレーコードや省略コードを活用してコードを押さえるという行為を継続して続けることが大事です。
省略コードフォームを覚えよう
上記のコードフォームでもC#m7になります。
しかも、このコードフォームはバレーコードのC#m7が自在に使えるようになっても活用するフォームです。
C#m7が押さえられるようになると、弾ける楽曲がかなり増えます。
そして、バレーコードの攻略には手や指の柔軟性が重要で、柔軟性を高めるにはギター演奏を繰り返すのが有効です
そのため、バレーコードのC#m7が弾けない状態でも、省略コードフォームに逃げて楽曲の練習は進めるようにしましょう。
省略コードフォームであってもギターの練習さえしていけば、手や指が鍛えられるのでバレーコード攻略は進んでいます。
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C#m7の色んなコードフォームを覚えよう
パターン①
パターン②
パターン③
僕が色んな楽曲をコピーしていて、よく出てくると感じるC#m7のコードフォームは上記の3パターン。
パターン②とパターン③は市販のコードブックやネット上のコードサイトに記載されてるのを見たことはないですが、プロ・アマ問わず色んな人が使ってます。
僕もプロアーティストの楽曲を耳コピしていて、覚えたコードフォームです。
どちらもアコギ弾き語りで便利なので、覚えておきましょう。
パターン②は色々使えますが、印象的な使い方としてはオープンコードをスライドさせていくコード進行で登場します。
代表的な楽曲は秦基博さんの「Q&A」です。
イントロ部分のコードフォーム
C#m7の省略コードフォームをスライドさせて、印象的なギターリフを作ってます。
なお、近いコードパターンが秦基博さんの「Girl」でも使われています。
他のアーティストの楽曲でも、AM7→B→C#m7といった流れでは割とパターン②のコードフォームが使われてることは多いです。
僕がカバーしている演奏動画でもサカナクションの「ナイロンの糸」のサビでAM7→B→C#m7(パターン②)を使用してます。
AM7→B→C#m7の流れだと、音色的にパターン②のフォームが相性良いことが多いんですよね。
そんなわけで、コードブックなどには載ってないですが、パターン②のコードフォームは便利で使えるので覚えておきましょう。
最後のパターン③については、特定コード進行をハイコードで構成する流れでたまに使います。
ジャズコード中心のおしゃれなコード進行を作る際にパターン③のほうがコードチェンジが楽だったりします。
頻繁に使うものではないものの、パターン③のフォーム自体がフレットを平行移動させて色んなキーで使います。
そのため、パターン③のフォームを9Fで使うとC#m7になるということ自体を覚えておくと良いでしょう。
C#m7コード まとめ
- ド#・ミ・ソ#・シの4和音で構成されるコード
- 最初からキレイに鳴らすのは難しいので、初めは省略コードやC#mにするなど妥協しよう
- C#m7の省略コードフォームは色々使えるので、ぜひ覚えよう
ぎたすけ
たけしゃん
コードブックに載ってないのに上手い人はみんな使ってたりするから面白いよね
C#m7コードの解説でした。
よく使うコードなこともあって、アーティストによって色んな工夫がなされているコードでもあります。
パッと押さえてキレイに鳴らすには、大分練習量が必要なものの使いこなせると演奏の幅が広がります。
省略コードフォームの活用なども行い、焦らずにじっくりと練習していきましょう。

