ぎたすけ
たけしゃん
ただ、よく使うコードだからゆっくり頑張って覚えていこうね
飛ばし読みガイド
読みたい場所をクリック!
Cm7の押さえ方
Cm7の音
初心者向けの楽曲では登場シーンは少ないですが、バラードやメロウな楽曲で使われることが比較的多いCm7。
曲中ではメロディーのフック部分を支えたりすることが多く、重要なコードです。
バラードのサビ終わりにしっとり〆るのがCmだったりするので、ミストーンは許されないコードでもあります。
フォーム自体はアコギでは頻繁に出てくるBm7を平行移動させただけなので、Bm7と合わせてしっかりと身につけましょう。
まずはCm7を押さえるときのポイントから解説していきます。
項目タップで解説に飛びます
人差し指の横部分で押さえる
バレーコード全般に言えることですが、人差し指は少し横に倒すのがポイントです。
人差し指の正面で押さえると、関節部分の溝が邪魔で音がキレイになりません。
特にCm7の場合は3弦も人差し指で押弦するため、第1関節の溝が障害になりがちです。
横にしすぎても、音がキレイにならないので程よいポイントを探しましょう。
最初は指を少し傾けると、なかなか指に力を入れづらいものです。
このあたりは時間をかけて練習を繰り返し、指の柔軟性を鍛えていくしかありません。
例え、キレイに音が鳴らなくても指の横腹で押弦する意識はなくさないようにしましょう。
そのうち、横腹で押弦していてもキレイに鳴らせるようになります。
人差し指が押弦する弦を意識する
Cm7で人差し指が押さえる弦は1弦、3弦、5弦です。
このうち、3弦をキレイに鳴らすのが特に難しいです。
慣れないうちは3弦も他の指が押弦するCmから始めるといいでしょう。
※Cmのコードフォーム
まずはCmで人差し指を使って1弦、5弦をキレイに鳴らせるようになってから、Cm7にチャレンジするとやりやすいです。
Cm7で3弦部分をキレイに鳴らすポイントは人差し指の角度と力の入れ具合です。
まずは第一関節の溝に当たらないようにちょうど良いポイントを探しましょう。
指の力の入れ具合は指の柔軟性などが関わってくるので、コードフォームを手に慣れさせるしかありません。
合わせて、指の開閉運動やフィンガートレーナーで鍛えるのも有効です。
関連記事
【2021年】ギター初心者におすすめの練習曲 20選。弾き語りを上達させる演奏解説付き

nanaはスマホで楽しめる無料の音楽コラボアプリです!
投稿されたサウンドに歌や楽器を重ねることができ、音楽を通じたコミュニケーションが楽しめます。
ユーザー900万人以上の音楽SNSなので、音楽友達を作りたい人にも最適なアプリです。
僕も歌や伴奏を投稿して、nanaで知り合った友達も増えました。
まだやってない人はやってみましょう!
nanaの使い方解説記事

Cm7の色んなコードフォーム
パターン①の音
パターン②の音
パターン③の音
弾き語りで主に使用するCm7のコードフォームは上記の3パターン。
その中でもパターン①がダントツで多いです。
一方で僕の場合は、最後のサビが半音上に転調するパターンでパターン③を割と使います。
例えば、僕が演奏しているカバー動画で優里さんのピーターパンという曲があります。
この楽曲は最後のサビ(2:48~)が半音上に転調して、Cm7が頻繁に登場しますが全部パターン③で弾いてます。
半音転調パターンはE♭→Cm7というコードパターンが割と登場するのですが、この場合はパターン③だとコードチェンジが楽なんですよね。
どのコードフォームを使うかは個人の好みですが、パターン③のCm7は覚えておいて損はないフォームですね。
Cm7の使用例
ダイアトニックコードとしてCm7が出てくるキーはバレーコードだらけのキーだったりするので、アコギではカポタストで回避することが大半。
そのため、アコギにおけるCm7の使用例はサブドミナントマイナー(Ⅳm7)としての登場が大半です。
Gメジャーキーというアコギで頻繁に使うキーのサブドミナントマイナーがちょうどCm7なので、意外と登場シーンは多いです。
たけしゃん
そんなわけで、Bm7を平行移動させただけのコードフォームではあるものの前後のコードの流れは大分違います。
本記事では定番のコード進行を2パターン紹介していくので練習してみましょう。
Am7→Cm7→D→G
サブドミナントマイナーの定番コード進行です。
サビの終わりに使われてるパターンが割と多いですね。
Am7→Cm7のコードチェンジが意外と難しく、慣れるまでは苦労しがち。
一方でCm7にのっかるメロディーが印象的で重要なことが多いため、ミストーンを出せない場面だったりします。
反復練習して、Am7→Cm7を自然と弾けるようになると自身で作曲するときもサブドミナントマイナーを使いやすくなります。
CM7→Cm7→Bm7→Em7
Bメロやサビ頭でよく使われるサブドミナントマイナーの定番コード進行です。
CM7はローコードでも構いません。
ただ、ローコードだとCm7へのコードチェンジがやや大変な上に音の繋がりも微妙に感じるときもあったり…。
僕はCm7に繋ぐときはほとんどバレーコードのCM7を選択してます。
ローコード、バレーコード、どちらのCM7からもスムーズにCm7に繋げられるのが理想ですね。
Cm7 まとめ
- ド・ミ♭・ソ・シ♭の4和音で構成されたコード
- 人差し指の角度と力の入れ具合が難しいので時間をかけて練習しよう
- 曲中ではサブドミナントマイナーで使用されることが多い
ぎたすけ
たけしゃん
だからこそ、Cm7でミストーンは出せないんだよ
Cm7の解説でしたー。
サブドミナントマイナーでお世話になることが多いコードなので、地味に重要なコードです。
コードフォームも平行移動して色んなコードに変化させられるので、Bm7と合わせてしっかり弾けるようになりましょう。
関連記事
バレーコードにチャレンジしよう。押さえ方のコツや挫折しない方法を解説
