ぎたすけ
たけしゃん
フォームを覚えればフレット位置変えて色んなコードになるから便利だよ
飛ばし読みガイド
C#7 コードの押さえ方
ブルースっぽい渋い響きが特徴的なC#7コード。
初心者のうちはあまり使用しませんが、色んな楽曲を覚えると結構出てきます。
押さえ方としてはC7コードを1F横にずらした形(下図の左)が基本形ですが、結局メインで使うのは4Fルートのバレーコードパターン(下図の右)です。
※よく使うのは右のバレーコード
まずは左の基本形をマスターしてから、右のバレーコードにチャレンジしましょう。
C#7の基本形を押さえた写真がこちら。
ポイントは各指を立てて押さえることです。
しっかり、立てないと他の弦に触れてしまって音が鳴りません。
また、1弦と6弦は鳴らさないため、6弦は親指、1弦は人差し指で軽く触れてミュートしておきましょう。
弦を押さえた指や余った指でミュートする…というテクニックは色んな場面で活用します。
慣れるまでは難しいですが、しっかり練習しましょう。
続いて、バレーコード側のC#7の押さえ方についてです。
初心者には難しいものの、実際に楽曲内で使うのはこっちなんですよねぇ…。
そのため、徐々にで大丈夫なので練習を進めましょう。
キレイに鳴らすポイントは下記の3点。
それぞれを解説していきます。
人差し指の横部分で押さえる
バレーコードを押さえるときのポイントです。
指の正面で押さえると関節の溝が合わさって音が鳴らないところが出たりします。
そこで、気持ち横にして指の横部分で押弦しましょう。
あまり倒しすぎると、指に力が入らないのでほんの少し傾ける程度で大丈夫です。
慣れてくると、横部分で押さえたほうが指の力も入れやすくなります。
中指を人差し指に添えてみる
C#7のコードフォームでは中指が余るので、人差し指の上に添えて押弦を強めることができます。
僕もジャラーンと長く音を鳴らすときは中指を人差し指の上に添えてます。
こうしたほうが音がビビらずに安定しやすいです。
繰り返し、繰り返しフォームを押さえているとパッと中指を添えられるようになります。
ただし、力んで強く押弦しすぎると人差し指が痛くなります。
指が痛いと、1曲通して演奏するのが難しくなるので程々の強さを見つけましょう。
指の柔軟性を鍛える
バレーコードを押さえるときに重要なのが指の柔軟性です。
指の力と誤解しがちですが、指の力自体は大して必要ありません。
指の柔軟性がないとギターのコードフォームを押さえた状態だと全然指に力が入らないんですよね。
なので、コードフォームを押さえた状態で指に力を入れられるようになれば、大した力はなくても十分が音はなります。
指の柔軟性を鍛えるのに有効なのは下記の3つ。
- グー・パーの反復
- 指の開閉反復
- フィンガートレーニング
グー・パーの反復
指の開閉反復
フィンガートレーニング
上記の3つを日々少しずつやりつつ、コードフォームを押さえた実践的な練習も繰り返しましょう。
最初はキレイに音が鳴らないですが、繰り返してるといつのまにかできるようになってます。
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色んなC#7のコードフォーム
パターン①
パターン②
パターン③
C#7でよく使うコードフォームは上記の3パターンですが、基本はパターン②です。
音色的にパターン①が合うときはパターン①を選択するという使い分け。
例えば、僕の場合はG#m7-5→C#7というコード進行だと、高確率でパターン①のC#7使ってます。
試しに聴き比べてみましょう。
G#m7-5→C#7(パターン①)
G#m7-5→C#7(パターン②)
好みの問題ですが、G#m7-5からはパターン①のフォームに繋げたほうがコードの解決感が強くてメロディーが生きやすいんですよね。
ただ、このパターンは珍しくてどちらかというとパターン②の音が合う方が多いです。
そのため、パターン①(左)とパターン②(右)は両方覚えて、前後のコード進行に合わせて使い分けましょう。
また、ブルース調の楽曲でC#7が登場する場合はパターン①(左)を使うことが多いです。
曲調によっても、音色を使い分けると良いです。
そして、パターン②とパターン③のコード進行はフレット位置を平行移動させることで色んなコードに変化します。
どのフレット位置だと、どのコードになるのかを少しずつ覚えていきましょう。
例えば、パターン②なら5弦4Fで押さえるとC#7、5FならD7になります。
フレットを平行移動させて、色んなコードに変化させる感覚が身につくと対応力がグッと上がります。
丸暗記というよりは色んな楽曲でコードを活用しながら、頭と体に覚えさせていくと良いです。
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C#7 まとめ
- ド#・ファ・ソ#・シで構成された4和音コード
- バレーコードのフォームをよく使うが、指の柔軟性を鍛えないと難しい
- コードフォームによって音色が変わるため、コード進行やメロディーに合わせて使い分けよう
ぎたすけ
たけしゃん
C#7コードの解説でした。
ダイアトニックコードとして出てくることは少ないですが、セカンダリードミナントとして出てくることが多いコードです。
そのため、割とメロディーのフックになるポイントで使われるのでキレイに鳴らせるようにしておきたいところです。
バレーコードのフォームはフレット移動して、色んな所で使うので反復練習を繰り返して慣れましょう。
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