D#m7(E♭m7)コードの押さえ方

D#m7コードのギターコードフォーム 2種類

パターン①

パターン②

D#m7の主なコードフォームは2種類ですが、アコギではほぼパターン①しか使いません。

また、アコギでは演奏キー的に登場頻度は高くありません。

ギターでD#m7を押さえているところ

そのため、m7コード共通のフォームを覚えて、5弦ルートは6F、6弦ルートは11Fで押さえるとD#m7になると覚えましょう。

m7コードの共通フォーム

ギターにおけるm7コードの共通フォーム

5弦のフレットと音程

ギター5弦の各フレットの音

6弦のフレットと音程

ギター6弦の各フレットの音

DとEのポジションは使用頻度が高く、色々弾いてると勝手に覚えます。

そのため、D#はその間と覚えればいいだけなので、比較的すーっと覚えられます。

重要なのはフレットごとの音を覚えようと意識することなので、徐々に覚えていくように意識付けましょう。

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この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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D#m7の構成音

D#m7の構成音とギターコードフォーム

D#m7はレ#・ファ#・ラ#・ド#で構成された4和音コードです。

D#mにド#が追加されたコードで音も微妙に異なるため、ちゃんと区別しましょう。

D#m

D#m7

また、D#m7にはE♭m7という異名同音のコードネームがあります。

曲のキーによって、どちらの表記にするか変わるのでややこしいんですよね。

  • Bメジャーキー→D#m7
  • D♭メジャーキー→E♭m7
  • G♭メジャーキー→E♭m7

アコギの場合はBメジャーキーはそのまま演奏することもありますが、D♭キーとG♭キーはカポタストや半音ダウンチューニングで演奏キーを変えることが多いです。

そのため、アコギ弾きだとD#m7を目にすることが多いです。

D#m7で慣れつつも、曲のキーによってはE♭m7と記載することもあることは覚えておきましょう。

D#(E♭)ルートのコード解説記事一覧
E♭ E♭6 E♭7 E♭maj7
D#m D#m6 D#m7 E♭mM7
D#m7-5 D#dim E♭sus4 D#7sus4
E♭add9 E♭aug D#9 D#m9
D#7(♭9) D#7(#9) E♭maj9 D#7(#11)
D#7(13) D#7(-13)    
m7コードの解説記事一覧
Cm7 C#m7 Dm7 D#m7
Em7 Fm7 F#m7 Gm7
G#m7 Am7 B♭m7 Bm7

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