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マランツプロ MPM1000Uをレビュー。ちゃんと使える激安のUSBコンデンサーマイク

MPM1000U

ぎたすけ

コンデンサーマイクで7,000円って、まともに使えるの?

たけしゃん

それが普通に使えるんだよね。後半にMPM1000Uで歌録りした動画を載せるけど、まともな音で驚くよ

飛ばし読みガイド

マランツプロ MPM1000U

MPM-1000U 正面

  • 7,000円で買える激安コンデンサーマイク
  • USBタイプと通常のXLRタイプ(1,000円安い)がある
  • ゲーム実況、ライブ配信などに人気の製品

1万円未満で買えるのにちゃんと使えることで人気のコンデンサーマイク マランツプロ MPM1000U。

ゲーム実況、ライブ配信から歌ってみた動画の製作によく使われる人気製品です。

 

こんな安いマイクでまともな音が録れるのかな…?と少し不安でしたが、使ってみたらびっくり。

普通に良い音で録れます。人気なのも納得。

 

まずはMPM1000Uの仕様や付属品を解説していきましょう。

仕様はいいのでレビューを読みたいという方はMPM1000Uのレビューを参照ください。

項目タップで解説に飛びます

MPM1000U 基本スペックと付属品

  • 単一指向性
  • 周波数特性:20Hz〜17kHz
  • S/N比:78dB
  • 最大入力音圧レベル 132dB
  • 重量 約300g

数値で見る限りは至って普通の仕様ですね。

よくあるコンデンサーマイク…という感じで困ることはなさそうです。

 

付属品はスタンドマウントとUSBケーブルです。

MPM-1000Uと付属品

マイク用のケースは付属しないので、普段は密封できるジップロックに乾燥剤を入れてしまっておくと良いでしょう。

ジップロック

乾燥剤

指向性の種類

指向性は単一指向性のみに対応しています。

MPM1000Uは単一指向性の中でも横に広いです。

 

配信で複数人が話す場合も横に並べば、そこそこ拾ってくれます。

歌の録音での使用はMPM1000Uの指向性で何ら問題ありません。

 

ただ、周りの音がうるさい環境で使う場合は指向性の狭いMPM2000Uや更に狭いダイナミックマイクを使ったほうが良いですね。

大きさ・重量

MPM-1000U 正面

  • 長さ× 直径:約158 x 48mm
  • 重量…約 300g

大きさ、重量は普通ですね。

定番コンデンサーマイクである audio technica  AT2020と並べると、こんな感じ。

MPM-1000UとAT2020

自宅でも使いやすい大きさですね。

MPM-1000U マイクスタンド

MPM1000U スタンド取付け時

僕の自宅にあるマイクスタンドの対応状況はこちら。

どれでも安定していけました。

ライブ配信で使うことを考えると、マイクアームで安定して支えられる重さなのは嬉しいですね。

 

セットで買うマイクスタンドとしてはマイクアームか定番のKCブームスタンドがおすすめです。

Roycel マイクアーム

KC ブームスタンド

最大入力音圧レベル

132dbなので普通です。

生ドラムの収録はさすがにきついですが、ボーカルとアコギの録音であれば、何も困ることはありません。

スタンドマウントが付属

MPM-1000U スタンドマウント

マイクスタンドに取付けて使えるスタンドマウントが付属しています。

スタンドマウントはそのままスタンドに取付けするタイプの器具です。

マイクスタンドとスタンドマウント

※マイクスタンドとマイクが直接連結されるので、振動が伝わりやすい

そして、XLRタイプのMPM-1000と1つ上のグレードであるMPM2000Uはショックマウント付属です。

ショックマウントは吊り下げタイプの器具です。

※ショックマウントのMPM-1000

ショックマウントの場合は吊り下げることで振動を拾いにくい造りになっているので、足音などを拾いません。

 

僕の経験上で言うと、床に静音カーペットのようなものが敷かれていればスタンドマウントでも問題ありません。

実際に、僕はスタンドマウントタイプで仮歌の仕事をいくつもしてましたしね。

作家さんからノイズの指摘をされたこともありませんでした。

 

ただ、フローリング直置きは、さすがにきついです。

足でリズムを取る時もかなり気を付けないと、ボン!といった低音をマイクが拾ってしまいます。

僕も引っ越し時に静音マットを捨ててからはノイズを拾うので、ショックマウントを買いました。

 

というわけで、フローリング直置きにする予定の人はショックマウント付属のMPM-1000(XLRタイプ)かMPM2000U(USBタイプ)を選んだほうが無難です。

MPM1000(XLR)

MPM2000U(USB)

USBとXLR どちらを選ぶ?

MPM1000シリーズにはUSB接続のMPM1000UとXLR接続のMPM-1000があります。

MPM-1000 正面

※XLRのMPM-1000

XLR接続というのは通称キャノンと呼ばれる音響機器に最もよく使われる接続形式。

USB端子とXLR端子

XLR端子のマイクはPCに接続するのに別途、オーディオインターフェイスが必要です。

 

USBタイプとXLRタイプのどちらを買うか迷っている人はこんな感じの切り分けがおすすめ。

  • 歌ってみた動画など音楽制作がメイン…MPM-1000(XLR)
  • ゲーム実況やライブ配信のみ…MPM1000U(USB)

XLRタイプの場合はオーディオインターフェイスが必要となりますが、音楽メインの方は迷わず「MPM-1000(XLR)+ オーディオインターフェイス」にすべきです。

 

やはり、オーディオインターフェイスがないと音質面やレイテンシー関連の問題で苦しみます。

レイテンシー
モニターした音が遅れて聴こえる現象のこと

また、WindowsではUSBマイクだと音楽制作ソフトのDAWが認識しませんので音楽用途だとUSBマイク自体が有効ではありません。

 

逆にゲーム実況や雑談配信をする方はオーディオインターフェイス無しで使えるMPM1000U(USB)のほうが便利です。

MPM1000U(USB)

MPM1000(XLR)

 

マランツプロ MPM1000U レビュー

MPM-1000U 正面

それでは、MPM1000Uをレビューしていきます。

 

…で総評すると「エントリーモデルとしては十分な品質。最初の1本に最適」です。

ゲーム実況や雑談配信で使うには全然問題ないレベルです。

 

音楽制作で使うにはやっぱり不向きなので、そのあたりも解説していきます。

項目タップで解説に飛びます

音質はお値段以上

補足
ボーカルをMPM1000Uで録ってます

音質はクリアで変な癖もありません。

原音に忠実に拾ってくれるので、低価格帯にしては珍しく素直な仕上がりです。

 

ただ、安いマイク特有の1枚膜が張られたような感じはあり、音が奥に引っ込みます。

プラグインでチューブ系のコンプレッサーをかけるなど、音を前に出す処理はすると良いですね。

 

ゲーム実況や雑談配信なら十分すぎる音質です。

朗読やASMRの動画制作でも全然いけるレベルで数千円の安いマイクとは、さすがにレベルが違います。

軽くて自宅で使いやすい

MPM1000U スタンド取付け時

大きさ・重量的に自宅で使用しやすいのが嬉しいところです。

軽いため、マイクアームや自立型の卓上マイクスタンドでも安定して使えます。

 

自宅で配信する人は通常のマイクスタンドだと大きくて不便なので、卓上マイクスタンドで使えるのはポイント高いです。

おすすめは定番のRoycel マイクアームですね。

Roycel マイクアーム

KC ブームスタンド

ポップガードは必要

内蔵ポップガードもないため、近い距離で歌うと吹かれによるノイズが発生します。

 

雑談や実況なら、なくても大丈夫かな…と感じましたが、歌で使用する人はポップガードを別で買いましょう。

朗読・ナレーション・ASMRで使う人もポップガードは買いましょう。

ポップガード

音楽制作ならMPM-1000

MPM-1000 本体と付属品一式

MPM1000U(USBタイプ)はASIOドライバが使えません。

そのため、WindowsでDAWなどを使った音楽制作をやる場合はモニター音に遅延が出てレコーディングが厳しいです。

ASIOドライバ
Windowsと音響機器を繋げるソフトウェア。レイテンシーが少なく音質が良いため、Windowsでの音楽制作はASIO必須

 

下記の動画ではASIO4 ALLというソフトウェアを使って、MPM1000UをDAWに認識させてボーカル録音しています。

 

しかし、ノイズと遅延でモニター音が全然ダメだったので、マイクの音はモニターせずに歌ってるんですよね。

ぎたすけ

モニター音が聴こえないと、どうなんの?

たけしゃん

ヘッドホンの中ではアコギの音だけ鳴ってて、歌は自分の頭の中に響く音しか聞こえないから歌いづらいよね

逆にMacはASIOがなくても、OS標準のCore Audioが優秀なので問題なく使えるようです。

 

このへんは昔から続くWindowsの壁ですね…。

注意してほしいのはMPM1000Uの問題ではなく、USBマイクとWindowsの問題なので他のUSBマイク選んでも結果はあまり変わらないことです。

詳しくは下記の記事を参照ください。

 

そんなわけで、カラオケ流しながらの歌枠配信やったり、DTMなど音楽制作(歌ってみた含む)するならオーディオインターフェイス&MPM-1000にした方が良いです。

MPM-1000 正面

Macの方も将来的に音楽制作中心でいくなら音質面でオーディオインターフェイスは使った方が良いですしね。

 

MPM-1000もMPM1000Uに負けず劣らず、お値段以上の音質です。

MEMO
ボーカル・アコギをそれぞれMPM-1000で録ってます

安くてそこそこ良い環境を揃えるなら、歌枠のライブ配信に使いやすい YAMAHA AG03(オーディオインターフェイス)とMPM-1000という組み合わせが鉄板ですね。

MPM-1000(XLR)

YAMAHA AG03

iOSでも使える

iPhoneを使っているところ

MPM1000Uは地味にiOSで使えます。

しかも、よく見たら公式に使えるとちゃんと書いてありました。

 

iPhone、iPadなどへの接続はLightning USBカメラアダプタが必要です。

MPM1000Uへの電源供給はiOS端末からされますが、その分の充電の減りが早いので注意しましょう。

 

試しにnanaで録音してみましたが、問題なく録音できました。

nanaでレコーディングしているところ

スマホからのライブ配信にも使えるのは良いですね。

マイク本体にボリューム調整機能はない上にiOS側にもありません。

なので、アプリの音量調整を使うしか音量変える方法がない点には注意しましょう。

 

しかし、マイクとスマホを直接繋いで使えるのは、携帯性においても有利ですよね。

MPM1000Uはなかなかに便利なやつですね。

USB3 カメラアダプタ

MPM1000U(USB)

マランツプロ MPM2000Uとの比較

MPM1000Uの上位モデルにあたるのがMPM2000U

変わるポイントは下記の通りです。

MPM2000Uでの変化

  • 指向性が狭くなり、余計な音を拾わない
  • マイクホルダーがスタンドマウントからショックマウントに変わる
  • S/N比(数値が高いほど低ノイズ)が78dbから84dbに改善
  • 実売価格 1万円(MPM1000Uより +3,000円)

基本的には音質向上して、価格アップというコンセプトです。

 

正直言うとゲーム実況や雑談配信であれば、音質的にMPM1000Uで十分すぎます。

そして音楽メインとして使うのであれば、お金を貯めてMPM-1000(XLRタイプ)&オーディオインターフェイスを買ったほうが音質的にも将来的にも確実に有用です。

 

なので、USBマイクが良くて音質にはこだわりたいという方向けです。

MPM2000Uを購入するべき層は声優、ナレーター、ASMRで使う方とかですね。

 

特にナレーションとか朗読とか声が中心の動画制作や配信やる人は指向性を絞ってノイズも少ない、MPM2000Uまで頑張ったほうが良いかなと感じます。

 

ミュージシャンの場合はMPM2000Uよりは下記の使い分けがおすすめ。

  • 手軽にゲーム実況・雑談配信を楽しみたい…MPM1000U
  • 音楽制作や歌枠配信をやりたい…MPM-1000 & YAMAHA AG03

音楽制作をやるならMPM-1000とオーディオインターフェイスが安定です。

MPM1000U(USB)

MPM1000(XLR)

YAMAHA AG03

 

マランツプロ MPM1000U まとめ

  • 7,000円で買えるUSBタイプのコンデンサーマイク
  • 音質はそこそこ良くて、YouTube動画や配信に使うなら問題なし
  • 音楽メインの人はMPM-1000(XLRタイプ)とオーディオインターフェイスを買ったほうが良い

ぎたすけ

やっぱり、USBタイプのマイクって音楽制作には向かないんだな

たけしゃん

まあ、オーディオインターフェイスの役割って大きいからね。スマホやタブレットで使うこと考えてもUSBタイプは不便だしね

MPM1000Uの解説でした!

7,000円(MPM-1000は6,000円)で買えるのにこの性能って…ほんとに驚きです。

 

僕がDTM始めた時代は安くてもRODE NT-1Aで2万円近くしましたからねぇ。

それでも、先輩方は「コンデンサーマイクが2万円ってすごい時代だな」…と言ってたもんです。

 

今や1万円切ってますからねw

スマホの内蔵マイクからのステップアップにおすすめなマイクです!

MPM1000U(USB)

MPM1000(XLR)

Roycel マイクアーム

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