マランツプロ MPM2000Uをレビュー。高音質なUSBコンデンサーマイク

マランツプロ MPM2000U

ぎたすけ

マイクのレビューか。USBマイクってことは音楽制作よりはライブ配信向けなのかな

たけしゃん

そうだね。ライブ配信とか動画制作とかに向いてるね

コンデンサーマイクの中でも安くて高音質だから良い感じだよ

飛ばし読みガイド

マランツプロ MPM2000U

マランツプロ MPM2000U

低価格ながら、音質など良好なことで人気のマイクメーカーマランツプロ。

MPM2000UはマランツプロのUSBマイクの中でも高音質な上位モデルです。

実売価格は通常時で9,000円半ばですが、使った感じはUSBマイクの中ではかなり高音質の部類に入ります。

補足
最近は品薄で1~1.5万円くらいに高騰してたりします

早速、MPM2000Uの製品仕様から解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<MPM2000Uをレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

単一指向性

MPM2000Uの指向性

MPM2000Uは正面の音のみを拾う単一指向性です。

ボーカルやナレーション用途では単一指向性を使うのが一般的です。

ただ、音楽用途のマイクに比べると音を拾う範囲は横にやや広くなってます。

とはいえ、ライブ配信などで使ってみた感じは特に困ることはありませんでした。

周波数特性

マランツプロ MPM2000U
周波数特性 20Hz~18KHz
A/Dコンバーター 48KHz/16bit

周波数特性はコンデンサーマイクとしては、よくある数値。

A/Dコンバーターのサンプリング周波数/ビット数は48KHz/16bit。これも普通の数値ですね。

最近はUSBマイクでも192KHz/24bitまで対応できるものが増えてきましたが、このへんの数値による音質差は録る側も聴く側もそれ相応の環境じゃないと生まれません。

色んなご意見はあると思いますが、USBマイクなら44.1KHz/16bit以上であれば、それ以上は気にする必要ないと僕は思ってます。

付属品

マランツプロ MPM2000U 付属品
  • ケース(プラスチック)
  • USBケーブル
  • ショックマウント

価格の割には付属品も良いです。

マイク本体、付属品を入れるためのケースはプラスチック製のでかいものが付属します。

マランツプロ MPM2000U ハードケース

ケースがでかいので、自宅での置き場にやや困ります。

なんか適当なマイクケース買って、プラスチックケースは捨てちゃったほうが良いかも。

付属のUSBケーブルはUSB2.0 AtoBです。

マランツプロ MPM2000U USBケーブル

使用しているPCがUSB-Cしか繋げない場合は別のケーブルが必要となります。

また、マイクスタンド接続用にショックマウントが付属しています。

マランツプロ MPM2000U ショックマウント

ショックマウントは地面からの振動を拾いにくいので、自宅利用でも便利です。

下位モデルのMPM1000Uはスタンドマウントだったので、ここはグレードアップしてますね。

ちなみにマイクスタンド用の変換ネジがついていないので、使用するマイクスタンドによっては変換ネジが別途必要です。

AE5400のマイクホルダーと変換ネジ

次章で紹介するRoycelマイクアームに変換ネジが付属してるので、Roycelマイクアームをセット購入する人は大丈夫です。

MPM2000Uにおすすめのマイクスタンド

MPM2000UにおすすめのマイクスタンドはRoycelマイクアームです。

マランツプロ MPM2000U

※Roycelマイクアームに取付した写真

3/8変換ネジも付属でついてるので、変換ネジを使ってMPM2000Uのショックマウントを取付できます。

僕も普段からRoycelマイクアームで色んなマイクをテストしてますが、大半のマイクで使えますし、3年以上問題なく使えてるので耐久性も良好です。

なお、声の吹かれ(ボッという音)を防ぐのにポップガードもあったほうがいいので、ポップガードとセットになってるものを買っとくと良いです。

マイクアーム単品

ポップガードセット

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マランツプロ MPM2000Uをレビュー

マランツプロ MPM2000U

それでは、具体的にMPM2000Uをレビューしていきます。

まず、レビュー内容を箇条書きでまとめたものがこちら。

  • 音質は1万円未満ではすごく良い
  • 音楽制作用途ならMPM-1000を選択すべし
  • MPM1000Uで十分な人が多い気はする
  • 価格が1万円超えてるときは他製品のほうが良い

音質はすごく良くて、製品自体は非常によくできています。

ナレーション・声劇・朗読といった用途ではかなりおすすめのマイクです。

一方でWindowsの人は特にですが、USBマイクなので音楽用途においては注意事項があります。

そのへんを理解した上で商品選定するのがポイントです。

レビュー内容を一通り読んでもらって、自分の使用用途に合いそうと感じた人には買いのマイクです。

レビューの目次

音質はお値段以上

マランツプロ MPM2000U

MPM2000Uで歌録りしてみましたが、音質良好でした。

音はクリアで癖なく、ノイズも少ないです。

実際にMPM2000Uで歌録りした動画がこちら。

補足
画面に映ってるマイクでギターを録って、歌はMPM2000Uで録ってます

まず、録っていて感じたのはノイズの少なさです。

S/N比 84dBとかなり高い数値ですが、実際にノイズはかなり少なく録れます。

S/N比
シグナルとノイズの比率。数値が高いほど低ノイズで録音できる。1万円未満のマイクで80dB超えはめちゃ高い

動画のナレーション・雑談・朗読で使うには十分な性能です。

1万円未満でこの音質はなかなかに凄いです。

一方で音楽制作に使うには、USBマイク特有の問題が障害になります。

次の項目で細かく解説しますが、上の動画も実は録ってるときは自分の声ほとんど聞こえてないんですよね。

音楽制作で使うならMPM-1000推奨

MPM-1000 本体

ナレーション入れとか雑談で使うなら、申し分ないMPM2000U。

一方でDAWを使った音楽制作ではXLRマイクのMPM-1000推奨です。特にWindowsユーザー。

Windowsの音楽制作ではASIOドライバと呼ばれる、サウンドドライバを使うのが一般的ですが、USBマイクではASIOドライバが用意されていません。

ASIOドライバが使えないと、DAWでマイクを認識できなかったり、音の遅延やノイズが酷かったりするんですよね。

そこで、先ほどの演奏動画ではASIO4ALLというフリーソフトを使って、無理やりASIOドライバでMPM2000Uを動作させてDAWで録音してます。

Windows標準ドライバで使うよりは遅延やノイズは大分マシになります。

(再掲)MPM2000Uで歌録りした動画

ただ、それでも音に微妙な遅延が起きてて、ギターの音と歌のリズムを合わせるのが辛かったので、この動画は歌のモニターを切って歌ってます。

まあ、それなりにちゃんと録れてますが、歌声聴こえてないからリズムやピッチが甘かったり、歌のニュアンス付け失敗してるところ多いんですよねぇ…。

XLRマイク & オーディオインターフェイスなら、こういった事象は回避できます。

USB端子とXLR端子

※接続端子の形が異なる

なので、歌ってみたとか音楽制作をやる人はXLRマイクであるMPM-1000を推奨します。

MPM-1000 & AG03で録った動画

音楽制作で使うなら、長い目で見てもXLRマイクにしといたほうが絶対良いです。

逆に動画制作のナレーション入れ、ラジオ配信、ゲーム実況とかはMPM2000UでOKです。

MPM1000Uで十分な人は多そう

MPM1000U スタンド取付け時

僕はMPM1000Uも、以前持っていてレビューしています。

その所感でいくと、MPM2000UがMPM1000Uより低ノイズで音が良いのは間違いないですが、MPM1000Uで十分な音質です。

MPM1000Uで歌録りした動画

声優とか声劇など、声がメインコンテンツになるようなジャンルをやってる人はMPM2000Uを選んだほうが良いです。

一方でゲーム実況とかなら、MPM1000Uで必要十分です。

実売価格で言うと、MPM1000UとMPM2000Uは3,000円程度の差です。

迷ったら、高音質のMPM2000Uを買っとけば間違いないですが、MPM1000Uと劇的に変わるわけでもないので、予算を他に回すのも手かなと思います。

iOSでも使える

AirPods proとガジェット

MPM2000UはiOSでも使用可能です。

iPhone、iPadなどへの接続はLightning USBカメラアダプタが必要です。

MPM2000Uへの電源供給はiOS端末からされますが、その分の充電の減りが早いので注意しましょう。

なお、MPM2000Uは本体にイヤホン端子がありません。

マランツプロ MPM2000U 裏面

PCに接続する場合はPC本体のイヤホン端子に繋げば良いんですが、iOSだとMPM2000Uを繋げて録音モードに入るとイヤホンが使えません。

補足
Bluetoothイヤホンを接続していても、録音モードになるとイヤホンは無効化される

具体例を挙げるとnanaで伴奏とコラボしようとすると、伴奏はスマホスピーカーから聞くしかありません。

イヤホンを通して聴きたい場合はイヤホン端子がついている、AT2020USB+などを選択する必要があります。

AT2020USB+の写真
補足
AT2020USB+はiOSでも普通に動作しますが、公式の対応OSはWin/Macのみなのでご注意を…

逆に自分の声をモニターする必要がない方やPCでしか使わない方はMPM2000Uで問題ありません。

まあ、nanaみたいにiOSで伴奏聴きながら歌うとかなければ、MPM2000Uで困ることはそんなにないかなという印象です。

予算1万円以内ならすごく良い

マランツプロ MPM2000U 付属品

実売価格 9,000円半ばのMPM2000Uですが、この価格帯では音質も素晴らしいUSBマイクです。

付属品の質とか考えても、かなり強いので予算1万円までで音質重視のUSBマイクを探してる方にはおすすめです。

一方で最近は価格が変動してることが多くて、1万半ばくらいまで上がってることもあります。

その価格帯までいってる場合は前述のAT2020USB+とか、AKGのLyra-Y3など機能面で優位な機種が選択肢に入ってくるので微妙なとこです。

なので、価格はよく確認していただき、9,000円台なら検討する価値は大いにあります。音質は1万円以上の製品と比べても負けていません。

声がメインになるコンテンツ制作をする人には、手頃で高音質なUSBマイクなので使い勝手良い製品です。

 

マランツプロ MPM2000U まとめ

ノートPC
  •  1万円未満で買える高音質なUSBマイク
  •  音楽制作で使うならXLRマイクのMPM-1000を推奨
  •  予算1万円で買えるUSBマイクの中では音質は相当良い

ぎたすけ

なんかレビューだと色んな話があったけど、結論は良い製品なんだな

たけしゃん

すごく良い製品だよ。USBマイクは低価格帯の選択肢が多いから、色々書いたけど音質は相当いい方だなと思ったよ

マランツプロ MPM2000Uのレビューでした。

低ノイズなのがすごく良いなーと思いました。低価格のUSBマイクから買い替えると差を感じるレベルですね。

一方でこのへんの価格帯は選択肢が多いのと、Windowsだと面倒な仕様があったりするので、用途に応じた商品選定ができると良いですね。