Blue Snowball iCEをレビュー。低価格で音が良いUSBマイク

blue Snowball iCE

評価:3.5

ぎたすけ

なんか面白い形のマイクだな。ちゃんと音拾ってくれるのか?

たけしゃん

机に置いて使うとおしゃれだよね。Blueは有名なマイクメーカーだから性能はちゃんとしてるよ
補足

レビューするためにロジクール様にデモ機をお借りしました

SNOW BALL ICEの評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (3.5)
汎用性
 (3)
価格(7,810円)
 (4)
総合評価
 (3.5)
主な用途所感
原稿を読んでいる男性
ライブ配信
トーク系配信なら
使いやすい
マイクを設置しているスタジオ

DTM
使えなくはないが
適してはいない
オンラインで仕事しているところ

テレワーク
設定不要で
高音質なので楽
メリット
デメリット
  • USBで繋ぐだけで設定など必要なし
  • 机にぽんと置いて使える
  • イヤホンマイクと比べてはるかに高音質
  • デザイン性に優れている
  • マイク本体に音量調整機能がない
  • イヤホン端子はない

ワンフレーズ歌ったサンプル音

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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Blue Snowball iCE

blue Snowball iCE
マイクタイプ USBコンデンサーマイク
指向性 単一指向性
周波数特性40Hz~18kHz
サンプリングレート 44.1kHz / 16bit
対応OS Windows、Mac
サイズ (円周)325mm
重量460g
公式サイトより引用
補足

公式だとサンプリングレートは44.1kHzとなっていますが、48kHzにも切替できます

プロユースのマイクメーカーとして有名なBlue MicrophonesのUSBマイク Snowball iCE。

機能を絞って、価格を抑えたエントリーモデルです。

マイク本体にツマミやスイッチなどはなく、USB接続すればそのまま使える手軽さがウリです。

なお、BlueのSnowballには「Snowball」と「Snowball iCE」の2種類があります。

SnowballとSnowball iCE
左からSnowball iCE、Snowball
Snowball iCE
Snowball
  • 単一指向性のみ対応
  • 音量調整機能なし
  • 付属スタンドは高さ調整不能
  • 価格7,810円
  • 単一指向性、無指向性に対応
  • PAD -10dBのスイッチあり
  • 付属スタンドは高さ調整可能
  • 価格9,900円
PAD

音を減衰させる機能。ONにすると音量がガクンと落ちる

ザックリとした使い分けとしては、下記の選び方が良いですね。

製品用途
blue snowball-iceの上部
Snowball ICE
自宅のテレワーク
1人のトーク配信
blue snowball
Snowball
自宅のテレワーク
会議室用のマイク
1人のトーク配信
複数人のトーク配信

Snowballは正面の音のみ拾う単一指向性と360度の音を拾う無指向性を切替できます。

そのため、複数人の音をキレイに拾うこともできます。

逆に1人で利用するだけなら、Snowball iCEで大丈夫です。

それでは、Snowball iCEの製品仕様から細かく解説していきます。

製品仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<Snowball iCEをレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

USBタイプのコンデンサーマイク

blue snowball-iceの上部の裏
裏にUSB接続口がある

Snowball iCEはUSB接続できるタイプのUSBコンデンサーマイクです。

付属のUSBケーブルを使って、WindowsとMacのPCに接続可能です。

補足

iOSでも動作しました(iPhone 13 Proと第6世代iPadで確認)。公式の対応OSに記載はないので自己責任でお願いします

iOSとの接続に必要なアイテム

コンデンサーマイクなので、音質はクリアで音の感度も高いです。

数千円程度で買えるUSBタイプのコンデンサーマイクとはさすがに格が違う音質ですね。

付属のUSBケーブルはUSB2.0です。

blue snowball 付属のUSBケーブル

USB 3.0の端末に接続する際は変換アダプタなどを使いましょう。

単一指向性

blue snowball-iceの音を拾う範囲

Snowball iCEは正面の音のみを拾う「単一指向性」のマイクです。

左右の音、背面の音などはあまり拾わないので、自分の声に対して正面に向けましょう。

テレワークや個人の配信で使う場合は周りの音を拾いにくい単一指向性がおすすめです。

マイクの入力感度が高いので、口元まで持ってこずとも机にポンと置いておけば十分に声は拾ってくれます。

マイクスタンドが付属

blue snowball-iceのマイクスタンド

Snowball iCEは卓上で使えるようにマイクスタンドが付属しています。

簡易なもので高さ調整はできませんが、安定性は高いです。

また、マイク部分が可動するようになっており、向きを上下に変えられます。

Snowball iCEのマイクスタンドはマイク部分が可動する

卓上に置いて使うときは自分の方向にやや上向きに設置すると良いでしょう。

高さについても、PCデスクなどに置いて使う分には問題ないです。

blue Snowball iCE

もし、高さ調整できるマイクスタンドが良い場合は上位モデルのSnowballを選択しましょう。

blue snowballのマイクスタンド
Snowball付属のスタンドは高さ調整可能

また、Snowball iCEはマイクスタンドやマイクアームに取付可能なので、細かく調整したい人は別でマイクスタンドを用意しましょう。

Blue Snowball iCEをマイクアームに取付した
マイクアームCompassに取付してみた

テレワークやトーク系のライブ配信なら、付属のマイクスタンドで問題ない方が大半だと思います。

 

Snowball iCEをレビュー

blue snowball-iceの上部
SNOW BALL ICEの評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (3.5)
汎用性
 (3)
価格(7,810円)
 (4.5)
総合評価
 (3.5)

それでは、Snowball iCEを細かくレビューしていきます。

最初にメリット・デメリットを記載すると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • USBで繋ぐだけで設定など必要なし
  • 机にぽんと置いて使える
  • イヤホンマイクと比べてはるかに高音質
  • デザイン性に優れている
  • マイク本体に音量調整機能がない
  • イヤホン端子はない

基本的にはテレワーク、トーク系のライブ配信向けの製品ですね。

オンラインカラオケとか歌枠の配信だと本体でマイクの音量調整できないので、やや辛いです。

歌枠

歌を中心で配信することを歌枠と呼ぶ。他にも雑談枠、ゲーム枠などがある

価格の割に音質が良く、卓上スタンドで使いやすいので、テレワークの音質向上で購入検討するのがベストかなと感じました。

目次

音質はかなり良い

blue Snowball iCE

さすがにBlueの製品だけあって、マイクの音質は価格以上の出来です。

数千円で売られているUSBマイクとは格が違います。

実際に比較用の音源を用意したので、聴き比べてください。

空気清浄機をMAXにして、あえてうるさい環境にして録ってます。

iPhone13 Pro 内蔵マイク

iPhone 13 Pro

iPhone付属のイヤホン

iPhone付属のイヤホン

Snowball iCE

blue snowball-iceの上部

それなりに周囲の音を拾ってますが、イヤホンマイクと比べて声は格段にクリアに録れています。

録音はiPhone 13 Proに繋いでボイスメモで録ってますが、接続するだけでそのまま使える手軽さが良いですね。

ちなみに空気清浄機をノーマルに戻して、一節歌った音源がこちら。

初期設定のマイク入力音量が大きいので、マイクから結構離れて歌っています。

歌で使う人は次項を参考にマイク入力音量を下げて、マイクに近づいて歌ったほうがクリアに録れますね。

入力音量を下げて近づいた

このレベルの音質なら配信で使うにも十分ですよね。

イヤホンマイクでは音量調整頑張っても、この音質にはならないです。

マイクの入力音量は端末側で調整

ライブ配信しているところ

Snowball iCEはマイク本体に入力音量(GAIN)の調整機能がありません。

そのため、接続している端末側で入力音量の調整を行います。

選択したOSの設定方法を表示します

Windowsの場合は右下のサウンドアイコンを右クリックして、「サウンドの設定を開く」をクリックします。

Windowsの右下にあるトレイ
Windowsのサウンド設定ウィンドウ

サウンドの設定画面が開いたら「入力」の中にある「デバイスのプロパティ」をクリックします。

Windowsのサウンドの設定画面

ボリュームでマイクの入力音量を変えられます。

Windowsのサウンド入力 調整画面

付属のスタンドで机に置いて喋る場合は70くらいで大丈夫です。

逆に口元にマイクを持ってきて歌う場合は50くらいまで下げたほうが良いです。

声を出すとフェーダーが振れるので、試しながら適切な音量を見極めましょう。

ちなみに公式アプリもあります。

Blue Snowball iCEの公式アプリ
公式のダウンロードリンク

ただ、Snowball iCEの場合はマイクの入力音量を設定できるだけなので、OSのサウンドプロパティで十分ですね。


左上のアップルアイコンをクリックして、「システム環境設定」をクリックします。

Macのシステム環境設定

続いて、次の画面では「サウンド」をクリックします。

Macのシステム環境設定2

すると、サウンド画面が開くので、「Blue Snowball」をクリックしてから、中央の「入力音量」のフェーダーを調整しましょう。

Macのサウンド設定

初期値は90%くらいのところになっています。マイクを机に置いて喋るだけなら少し下げるくらいで大丈夫です。

マイクを口元に持ってきたり、歌う場合は真ん中くらいまで下げると良いでしょう。

ちなみに公式アプリもあります。

Blue Snowball iCEの公式アプリ
公式のダウンロードリンク

ただ、Snowball iCEの場合はマイクの入力音量を設定できるだけなので、OSのサウンドプロパティで十分ですね。


iOSは外部マイクの入力音量を変更できる機能がありません。

そこで、入力音量の変更機能がある撮影用アプリ「SHURE MOTIV Video」を使って調整します。

ShurePlus MOTIV Video

ShurePlus MOTIV Video

Shure無料posted withアプリーチ

インストールしたら、Snowball iCEをつなげた状態でアプリを立ち上げ、マイクアイコンをタップします。

SHURE MOTIV Videoのトップ画面

すると、外部マイクの音量設定画面が出るので、マイクゲインを調整します。

SHURE MOTIV Videoのマイクゲイン

初期値は92%でしたが、机に置いてトークするだけなら70%くらいが良いですね。

口元にマイクをもってきたり、歌う場合は50%くらいまで下げたほうが良いです。

なお、一度設定してしまえば、アプリを閉じても設定は維持されます。

なので、他のアプリでもここで設定した値が適用されます。


テレワークやトーク配信で使う分には音量調整は必要ありません。

歌枠などで使いたい場合に音量調整するのが良いかなと思います。

また、歌枠だと配信中に音量調整したいことも結構あるので、やはり本体ツマミで調整できるYetiのほうが良いです。

イヤホンの接続端子はない

blue snowball-iceの上部の裏

マイク本体にイヤホン接続できる端子はありません。

そのため、テレワークなどで相手の声を聴くためにはPCにイヤホンを接続して聴く必要があります。

また、Pokekaraやnanaのようなオンラインカラオケ系のスマホアプリでは伴奏をモニターできないので、基本使えません。

nanaでレコーディングしているところ
nana

Snowball iCEはこのへんの機能をバッサリ切って、価格を抑えた製品です。

ノートPCなどを使ったテレワークでは、マイク本体にイヤホン端子がある必要はないですからね。

繰り返しになりますが、オンラインカラオケなどの用途でも使う場合は上位モデルのYetiにしましょう。

MPM1000Uとの比較

blue snowball-iceの上部
Snowball iCE
MPM1000U 正面
MPM1000U
指向性単一指向性単一指向性
ビットレート44.1kHZ / 16bit48kHz / 16bit
ゲインつまみ××
イヤホン端子××
マイクスタンド付属なし
実売価格約7,180円約7,000円
補足

Snowball iCEは公式のスペック表はレート44.1kHzですが、48kHzも使えます

Snowball iCEと同価格帯にあたるマランプロ MPM1000Uと比較してみましょう。

音質や機能面ではほとんど差がありません。

気持ちノイズはMPM1000Uのほうが少ない印象ですが、Snowball iCEは付属スタンドで自立できるのが大きいです。

MPM1000Uの本体と付属品
MPM1000Uはマイクスタンドが付属しない

卓上に置いて、パッと使いたい人にはSnowball iCEのほうが断然便利ですね。

Snowball iCEはルックスも良いので、机の上に置くインテリアとしても機能します。

blue Snowball iCE

テレワークやトーク配信においては、MPM1000UよりもSnowball iCEのほうが使い勝手は良いですね。

 

Blue Snowball iCE まとめ

snowball iceをマイクスタンドに取付した
  • 7,000円程度で高音質なUSBマイク
  • 本体にスイッチなど一切なく、USBで繋げるだけでキレイに音が録れる
  • オンラインカラオケなどにも使うなら、Yetiにしたほうが良い

f

ぎたすけ

へー、テレワークとかラジオ配信には良い感じ!ってことだな

たけしゃん

そうだね。トーク系に使うUSBマイクとしては安い割に音が良いからかなり良いと思うよ

Blue Snowball iCEのレビューでした。

2020年からUSBマイクの普及と多様化がすごいスピードで進んでますが、Snowball iCEは従来のトーク系の用途に絞って価格を抑えた製品ですね。

Blueマイクロフォンズは用途やユーザーの要求レベルに合わせて、ラインナップ揃えているので自分の用途を整理して製品を選ぶと良いですね。

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