おすすめのギター用クリップチューナー10機種をレビューする

ぎたすけ

クリップチューナーって毎日使うから大事だよな

たけしゃん

弾き語りやっていると使用頻度凄くたかいからね。しっかり選んだほうがいいね
この記事でわかること
  • クリップチューナーの基礎知識
  • クリップチューナーの選ぶポイント
  • おすすめクリップチューナー 10機種の機能と評価

クリップチューナー

クリップチューナーはギターの音程を合わせるための道具。

ギターのヘッド部分につけて、ピッチ(音程)を検出する。

ピッチの検出方法は主に3種類。

チューナーのピッチ検出

  • Mic式
  • ピエゾ式
  • 信号式

クリップチューナーで主に使われるのはピエゾ式。

ギターが音を鳴らした時の振動を基にピッチ検出する方式。

 

周りの音に影響されず、うるさいところでも精度よくピッチ検出可能。

【参考記事】ギター用チューナーのピッチ検出方式の違いを解説

クリップチューナーの強み

  • 値段が安い
  • コンパクトで持ち運びが楽
  • ギターヘッドにつけるだけの手軽さ

クリップチューナーの強みは安い・コンパクト・お手軽の3つ。

ピンキリあるが1,000~2,000円台が主流。5,000~10,000円が相場のペダルチューナーと比べると半額以下。

 

また、ギターヘッドにつけるだけのお手軽さは非常に強い。

ペダルチューナーのようにギターシールドでの接続は不要。

ギター弾き語り中心で活動するシンガーソングライターはクリップチューナーだけで事足りる場合が多い。

 

逆にバンドでのライブでは他の楽器が出す振動でクリップチューナーが正常に反応しないことがあります。

バンドでのライブではペダルチューナーを使うのが一般的。

本格的に音楽活動している人は大抵、クリップとペダルの両方持っています。

【参考記事】ギター用ペダルチューナー定番の8機種をレビューする

クリップチューナーの測定モード

チューナーには用途毎に分かれた4つの測定モードが備わっています。

チューナーの測定モード

  • ギター/ベース・モード
  • クロマチック・モード
  • ポリフォニック・モード
  • ストロボ・モード

クリップチューナーで主に採用されているのは「ギター/ベース・モード」と「クロマチック・モード」の2つ。

この2つの両方が使える複合型が多い。

 

普通に音楽やっている分にはクロマチック・モードがあれば問題なし。

ギター/ベースモードだけだと、変則チューニングができないので困ることがあります。

 

値段が高いチューナーになると高機能なポリフォニック・モードやストロボ・モードにも対応する機種が登場します。

【参考記事】ギター用チューナー 4種類の測定モードによる違いを解説

チューニングの周波数

ギターのチューニングには周波数という概念があります。

「ラの音」で言うと、POPSで使われる周波数は440Hzが多い。

ですが、クラシックだと442Hzが基準だったりするのです。

 

この周波数を変更できるチューナーと変更できないチューナーがあります。

【参考記事】ギターのチューニング周波数は440Hz?441Hz?442Hz?

おすすめのクリップチューナーをレビュー

それではクリップチューナーの定番機種をレビューしていきます。

プロミュージシャンの使用事例も紹介していきますが、あまりわからないのが実情。

 

プロのライブではペダルチューナーが使われることが一般的なので、クリップチューナーの情報ってあんまりないんですよね。

自宅では間違いなく使用されていると思いますが…。

ということで、わかる範囲でご紹介していきます。

KORG Pitchclip 2

PC-2の評価
機能性
(3.0)
利便性
(5.0)
精度
(3.0)
コスパ
(5.0)
総合評価
(4.0)

PC-2へのコメント

シンプルイズベストな製品、KORG PitchClip2。通称PC-2。

今でもAmazonチューナーランキング1位であるPC-1の後継機種です。

 

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはクロマチック・モードのみ。対応周波数も440Hzのみ。ボタンも電源ON/OFFの1つだけ!

…と潔く機能を絞ってシンプル化した製品。

ぶっちゃけ、普段使うにはこれだけで十分なんですよ。

逆にライブで誤作動させる心配ないので、僕も最近までメイン機(先代のPC-1)で使ってました。

 

可変角度も広く、視認性も十分。

折りたたむとコンパクトで持ち運びも楽なので、非常に便利。

初心者から上級者までおすすめできる、定番機種です。

KORG AW-4G

AW-4Gの評価
機能性
(4.0)
利便性
(3.0)
精度
(4.0)
コスパ
(5.0)
総合評価
(4.0)

AW-4Gへのコメント

クリップチューナーと言えば…コレ!というくらいに有名なKORG AWシリーズの現行機種

2010年頃に発売されていたAW-2を使っている人はとにかく多かった。

プロミュージシャンもみんな使っていて、AW-2が寿命で召されるまで使い続けている人が多い。

 

ピッチ検出はピエゾ。測定モードは「ギター/ベース」「クロマチック」「ストロボ」の3つに対応。周波数も436~445Hzで変更可能。

1弦がチューニングで切れないように「1弦巻き過ぎ警告機能」がついています。

…とクリップチューナーとして必要な機能は一通り備わっています。

 

可変性も十分でクリップチューナーとして非常に優秀。

一通りの機能がついているコスパの良いチューナーが欲しい方はAW-4Gが鉄板の選択肢です。

AWシリーズの使用者

  • 森山直太朗(AW-2)
  • 星野源(AW-2)
  • 安宅浩司(AW-2)
  • 稲葉政裕(AW-1)
  • 植村花菜(AW-2)
  • 打田十紀夫(AW-1)
  • おおはた雄一(AW-2)
  • 岡崎倫典(AW-1)
  • 梶原順(AW-2)
  • 小室等(AW-2)
  • 斉藤誠(AW-2)
  • 佐藤克彦(AW-1)
  • 高田漣(AW-2)
  • 中川イサト(AW-1)
  • 古川昌義(AW-2)
  • 南澤大介(AW-2)
  • 吉川忠英(AW-2)
  • わたなべゆう(AW-2)

KORG Sledgehammer Pro

SH-PROの評価
機能性
(4.0)
利便性
(3.0)
精度
(4.0)
コスパ
(2.0)
総合評価
(3.0)

SH-PROへのコメント

KORG3連発の最後。KORG Custom Shop製のチューナー、Sledgehammer Pro

なんかのジョークなのか缶詰に入ってるモデルもあります。

 

…で性能はというと。

ピッチ検出はピエゾ。測定モードは「クロマチック」「ハーフストロボ」「ストロボ」の3つに対応。周波数も436~445Hzで変更可能。

ハーフストロボはクロマチック(レギュラー)とストロボの中間くらいの単位の精度で測定するモード。

 

Custom Shop製と言うことで品質は良く、反応も抜群。

角度も変えやすいし、何より見た目がスタイリッシュでカッコイイ。

自分用でも良いですが、ギタリストの友達や恋人にセンスの良いプレゼントしても活用できる優れもの。

Flanger FT-12C

FT-12Cの評価
機能性
(4.0)
利便性
(2.0)
精度
(3.5)
コスパ
(4.5)
総合評価
(3.0)

FT-12Cへのコメント

安くて高機能な人気チューナー、Flanger FT-12C

ピッチ検出はピエゾ。測定モードは「ギター/ベース」「クロマチック」の2つ。周波数は430~450Hzで変更可能。

…と1,000円を切る値段帯で豊富な機能。造りも、しっかりしていて悪くないです。

 

使っていて、不便に感じるのは「画面が角度によって見えない」「電源ON/OFFが長押し」の2点。

ライブで使うには事故率が他機種より高めのため、ちと微妙。

 

僕はPC-1をメインに使っていた時は、周波数対応専用機としてギターケースにいつも入れていました。

SEIKO STX7

STX7の評価
機能性
(4.0)
利便性
(3.0)
精度
(3.5)
コスパ
(3.0)
総合評価
(3.5)

STX7へのコメント

押尾コータローさんが使用していたSTX2の現行機種、SEIKO STX7

ピッチ検出はピエゾ/Micの両対応。測定モードはクロマチック。周波数は437~444Hzで対応。

MEMO
周波数は設定変更ではなく、本体に1Hz刻みで8メーター(437~444Hz)あるので自分で見て合わせるタイプです

マイク内臓なので管楽器の方で使用者が多いです。

 

視認性は良いですが、若干大きめ。

精度も良好ですが、低音の反応がやや微妙。

 

リチウム電池内蔵でUSBによる充電が可能というところが他のチューナーと違うところ。

チューナーって電池交換する頻度が少ないので、利便性が高い…という評価にはしませんでした。

プロではソロギタリストを中心に一定数、STXシリーズ使用者がいらっしゃいます。

STXシリーズの使用者

  • 押尾コータロー(STX2)
  • 徳岡慶也 -DEPAPEPE-(STX1)
  • 有田純弘(STMX1)

YAMAHA  YTC5

YTC5の評価
機能性
(3.0)
利便性
(3.0)
精度
(3.0)
コスパ
(3.5)
総合評価
(3.0)

YTC5へのコメント

YAMAHAのクリップチューナー YTC5

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはギター/ベース/ウクレレ・モードとクロマチックの両対応。周波数は440Hz固定。

ザ・普通…という感じ。

 

ウクレレ用のチューナーとしては優秀ですが、ギターで使うなら前述のKORG PC-2AW-4Gと比べて弱い感があります。

Morris CT-1

CT-1の評価
機能性
(4.0)
利便性
(3.5)
精度
(3.0)
コスパ
(5.0)
総合評価
(4.0)

CT-1へのコメント

国産ギターメーカーMorrisが販売するチューナー、CT-1

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはギター/ベース/ヴァイオリン・モードとクロマチックの両対応。周波数は430~450Hzで変更可能。

 

実は一番コスパ良い機種です。

一通りの機能を網羅していて、1,000円未満。

 

一通り機能が欲しいけどAW-4Gのストロボ・モードと1弦巻き過ぎ警告機能が不要な方はCT-1が良いですね。

BOSS TU-10

TU-10の評価
機能性
(4.0)
利便性
(3.0)
精度
(4.0)
コスパ
(2.0)
総合評価
(3.5)

TU-10へのコメント

ペダルチューナーで超有名なBOSSのクリップチューナー、TU-10

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはクロマチックのみ。周波数は436~445Hzで変更可能。

 

半音下げ(♭1)~5半音下げ(♭5)まで対応するフラット・モードがあります。

フラットチューニング時に各弦の開放弦の音階を覚えていなくても対応可能なのは楽。

…といっても弾き語りだと精々、2半音下げくらいですが。

 

機能は悪くないですが、値段が3,000円程度と高め。

この価格帯になると後述のpolytune clipまで頑張ったほうが良い気がします。

tc electronic polytune clip

polytune clipの評価
機能性
(5.0)
利便性
(5.0)
精度
(5.0)
コスパ
(3.0)
総合評価
(4.5)

polytune clipへのコメント

ポリフォニック・モードでチューナー界に革命を持たらせた tc electronic PolyTune(ペダルチューナー)のクリップタイプ

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはクロマチック、ポリフォニック、ストロボの3種に対応。周波数は435~445Hzで変更可能。

 

ディスプレイ表示ですが、向きによって自動で表示が逆転します。スマホみたい。

見た目もスタイリッシュでステンレス製なので堅牢。視認性もバッチリ。

 

ポリフォニック・モードはライブで使うと、すごい便利。

ライブ時はステージ行く前にチューニング合わせるから、ステージ上で合わせる時って微調整なんですよね。

なので、ポリフォニック・モードで一気に確認して微調整でOK。

 

無言になりやすいチューニング時間を短縮できるので非常に良い。

サポートでギター弾いている時も、ボーカルに迷惑かけずに一瞬でチューニング終われるから楽。

 

また、ストロボ・モードは測定精度±0.02セントという超高精度。

普通のストロボ・モードは±0.1セントです。

 

このチューナーは高いですが、下記のように全場面対応できるんで、お金出す価値あります。

場面別の活用
  • 弦交換時⇒クロマチック
  • 自宅・ライブ⇒ポリフォニック
  • レコーディング⇒ストロボ

プロミュージシャンでも徐々に使用者が増えているみたいですね。

僕も少し前にPC-1とFT-12Cの兼用からpolytune clipに変えましたが、便利すぎて戻れません。

おすすめのクリップチューナーです。

polytune clipの使用者

  • 高橋優
  • ハナレグミ(目視なので不確定情報です)

tc electronic UNITUNE CLIP

UNITUNE CLIPの評価
機能性
(4.0)
利便性
(4.0)
精度
(5.0)
コスパ
(2.0)
総合評価
(4.0)

UNITUNE CLIPへのコメント

tc electronicからもう一台、UNITUNE CLIP

ピッチ検出はピエゾ。測定モードはクロマチック、ストロボの2種に対応。周波数は435~445Hzで変更可能。

要はpolytune clipからポリフォニックモードをなくして安価にしたもの。

金額差は2,000円程度(UNITUNEが3,800円程度)。

 

ポリフォニックモードがないので、UNITUNE CLIP「見た目が良く、堅牢で精度も良い高品質チューナー」って立ち位置です。

個人的にはpolytune clipを推しますが、ポリフォニックモードを使わない人にはUNITUNEを買いましょう。

終わりに

ぎたすけ

はぁ~、クリップチューナーだけでもこんなにあるんだなぁ

たけしゃん

そうなんだよ。色んな種類があって使い勝手も様々。使う頻度高いから、ちゃんと考えて買ったほうが良いね

クリップチューナー特集でした!

僕も本当に色んなチューナーを使ってきましたが結論はコレ。

ぶっちゃけ、色々付いていても使わないんで大半の方はKORG PC-2で十分。

むしろ、ライブで誤作動させると面倒だから最小機能しかないPC-2は逆に使い勝手良い。

 

…で本格的に音楽活動している人はpolytune clipがおすすめ。

ライブ・レコーディングどちらの場面でも超便利。

 

こんな感じで、自分に適したチューナーを選びましょう。

音程が狂った状態で練習していると、どうしてもピッチが悪くなります。

 

また、バンドライブではクリップチューナーでは周辺の音や振動が影響して正常に動作しないため、ペダルチューナが必要です。

活発に音楽活動をやっている方はクリップ・ペダルの両方を持っています。

必要に応じてペダルチューナーも購入しましょう。

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