YAMAHA YTC5をレビュー。安くてシンプルなクリップチューナー

YAMAHA YTC5

評価:3

ぎたすけ

クリップチューナーって色んなメーカーが出してるけど、YAMAHAって聞くと安くても安心できるよな

たけしゃん

そうだよね。YTC5も安いけど必要な機能に絞って作られてるから、初めて買うギターと一緒に買うと良いアイテムだね
YCT5の評価
機能性
 (3)
精度
 (2.5)
コスパ
 (4)
総合評価
 (3)
項目機能・スペック

ピッチ検出
ピエゾ
測定モードクロマチック
ギター/ベース/ウクレレ
対応周波数440Hz
実売価格約1,400円
メリット
デメリット
  • 価格が安い
  • 最低限必要な機能はついている
  • 視認性が良い
  • 可動域が狭くて取付位置が限定される
  • 周波数変更はできない
  • チューニング制度がいまいち
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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YAMAHA YTC5

YAMAHA YTC5
  • ピッチ検出…ピエゾ
  • 測定モード…クロマチック、ギター/ベース/ウクレレ
  • 周波数…440Hz

初心者用からプロユースまで幅広い楽器の製造・販売を行っているYAMAHAのクリップチューナー、YTC5。

チューニングに必要な機能を最小限に絞って、価格もサイズも抑えた製品になっています。

ギターでの使用はもちろん、ベースやウクレレに対応したモードも備えています。

ピッチ検出

ピッチ検出方式は楽器の振動からピッチを検出するピエゾ方式のみです。

ギター用として使う分にはギターヘッドに付けて振動検出させれば良いのでピエゾ検出だけ、出来れば問題ありません。

測定モード

  • クロマチックモード
  • ギターモード
  • ベースモード
  • ウクレレモード

音の測定モードは4つ。

主に使うのは半音単位で鳴っている音を測定する、クロマチックモードですね。

他のギター、ベース、ウクレレは各楽器向けに設定が限定されたモードです。

ギターでいえば、レギュラーチューニング時の開放弦(EADGBE)でなる音程にしか反応しません。

各弦の開放弦の音階がわからない初心者向けの機能です。

対応周波数

対応周波数は440Hzのみです。

POPSの演奏では440Hzを用いるのが一般的なので、困ることはあまりありません。

管楽器やグランドピアノと一緒に演奏するときは周波数が異なることもあるので、必要に応じて他の周波数も対応できるチューナーも用意すると良いでしょう。

基本操作

YAMAHA YTC5 裏面

ボタンは裏面に1つあるだけで、電源とMODE切り替え兼用になっています。

  • ボタン長押し…電源ON/OFF
  • ボタン短押し…測定モード切替

測定モードはディスプレイ下の表示で判断できます。

YAMAHA YTC5ディスプレイ

電源ON/OFFボタンはライブ時のトラブル防止から独立させてほしいところですが、価格も安いので仕方ないですね。

間違えてモード切替してしまった場合は3回短押しすると元のモードに戻ります。

操作方法はこれだけなので、シンプルでわかりやすいです。

なお、使用している電池はクリップチューナー定番のC2032を使用します。

付属品として1個ついています。

 

YAMAHA YTC5をレビュー

YAMAHA YTC5

たけしゃん

ここ直してほしいなぁ…という点はあるものの、初心者には安いし、使いやすいのですごく良いチューナーですね

それでは、YAMAHA YTC5をレビューしていきましょう。

総評すると「初心者向けの安くて使いやすいシンプルチューナー」です。

本格的な音楽活動に使っていくには機能面でやや足りていません。

…しかし、初心者の方や趣味でギターをやっている方には機能面も良く、使いやすくて安い良チューナーです。

ディスプレイが見やすい

YAMAHA YTC5

角度がやや悪くても見やすいディスプレイ表示がうれしいですね。

暗くても視認性が良く、使いやすいです。

チューニング中は基本は黒背景に白文字表示されており、チューニングがしっかり合うと緑表示に変わります。

YAMAHA YTC5 緑表示

この画面も非常に見やすいです。

可動域が狭いので、ディスプレイ表示が見えやすいのは助かりますね。

チューニング判定は緩め

YAMAHA YTC5 緑表示

音への感度は良好ですが、チューニング精度は微妙なところです。

チューニングが合ったときの緑表示判定が甘めで、ややズレていても緑表示になります。

PolyTune Clipで1つズレしているチューニング状態でもYAMAHA YTC5では緑表示になります。

Polytuneクリップ
PolyTune Clipは高いが精度は非常に良い

…といっても、1つズレくらいだと人間の耳では判断が難しいレベルです。

レコーディングなどキッチリ合わせたいときには不向きなチューナーですが、自宅で練習前に合わせるレベルなら不都合はありません。

可動域が狭いので取付けはヘッド裏へ

YAMAHA YTC5取付け

可動域が狭いため、ギターを抱えた時にディスプレイ表示を正面で見られる取付け角度は上記のヘッド裏配置パターンだけです。

よくあるギターヘッド正面への取付けだと可動域が足りずに斜め角度からしかディスプレイを見れません。

YAMAHA YTC5

まあ、ギターヘッド裏の配置は客席からディスプレイ表示が見えないのでヘッド裏配置を望む人はいても、嫌な人はほぼいないのが救いですね。

ヘッド裏配置にすれば、可動域で悩むことはありません。

ディスプレイも見やすいので、使いやすいです。

シンプルチューナーだとPC2にやや負ける

KORG Pitch Clip2

※KORG Pitchclip 2

機能を絞ったシンプルチューナー…といえば、KORG PitchClip2です。

YAMAHA YTC5と比べて、チューニングの甘さもなく、可動域の自由度も高いため、使用感ではPitchClip2のほうが強いです。

ただ、PitchClip2は測定モードがクロマチックモードしかありません。

シンプルで安くて、ギター/ベース/ウクレレモードを使いたい…という人はYAMAHA YTC5を選びましょう。

各弦の開放弦の音階を覚えたらクロマチックモードしか使いませんが、開放弦の音を覚えていないうちはギター/ベース/ウクレレモードは助かりますからね。

KORG PitchClip2

YAMAHA YTC5

 

YAMAHA YTC5 まとめ

本を読んで勉強する人
  • 初心者に必要な機能だけ絞った安価なチューナー
  • チューニング精度はやや甘め、ディスプレイ表示は見やすくて良い
  • シンプルチューナーだと競合のKORG Pitchclip 2にやや劣る

ぎたすけ

やっぱり、チューナーだとKORGが強いんだな

たけしゃん

まあ、初心者向けという観点で考えるとYTC5のほうが強い気もするけどね

YAMAHA YTC5のレビューでした!

本格的な音楽活動で使うには物足りないですが、初心者向けと考えるとベストなクリップチューナーですね。

安くて、シンプルで使いやすいです。

YAMAHAは初心者に優しいメーカーですからね。

最初はギターとチューナーはYAMAHAで揃えると安心してギターを始められそうです。

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