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アコースティックギターのタイプ

アコースティックギターとはギター本体の音を演奏に活用する楽器のことです。
弦を弾くと音が本体に共鳴して、大きな音が鳴ります。
エフェクターなどで音を作り込むエレキギターとは異なり、木が生み出す自然な音を活かした演奏をする楽器です。
アコギ本体だけあれば、演奏が成立するため手軽かつ身近に音楽を感じるには最適な楽器でもあります。
まずはアコギを買うのに知っておいた方が良い知識を解説していきます。
アコギのボディサイズ

- ミニギター…軽量で音が軽い小型ボディ
- スモールギター…ミニギターより一回り大きく、音も普通のギターに近い
- 000(トリプルオー)…Martin伝統のやや小型の音のレスポンスが良いボディ
- ドレッドノート…アコギの標準サイズ。音量が大きくパワーがある
アコギのボディ形状は多種多様で、色んな名前が付いています。
その中でもメインとなるのが上記の4つのボディサイズです。
基本的にはボディサイズが大きいほど音量が大きく、低音や響きが豊かになっていきます。
逆にボディサイズが小さいほど、低音が薄く音は軽めになり、音のレスポンスが良くなります。
最も万能なボディサイズはドレッドノートです。
音量豊かでジャンルや演奏スタイル問わずに使用できます。
また、フィンガーピッカーやブルースギターでは音量が豊かですが、音のレスポンスが良好な000(トリプルオー)が人気です。
そして、最近ではエド・シーランがミニギターの音の軽さを上手く活用した演奏スタイルを見せたり…と様々なボディサイズのアコギが活躍しています。
アコギとエレアコ

エレアコとはアンプなどの音響機器に接続することができる、ピックアップという機器をギター内部に取付けしたアコギのことを言います。
ライブハウスなどで演奏するときに便利です。
ギターを買うときにアコギにするか、エレアコにするか…というのは迷うポイント。
切り分けとしてはこんな感じがおすすめです。
- 人前で演奏する予定…エレアコ
- 自宅で演奏するだけ…アコギ
また、アコギにピックアップを後付けしてエレアコに改造することも可能です。
特に高級ギターを買う場合は生音が良いがピックアップ未搭載という機種は多いため、後付けも検討するとより選択肢が増えます。
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nanaはスマホで楽しめる無料の音楽コラボアプリです!
投稿されたサウンドに歌や楽器を重ねることができ、音楽を通じたコミュニケーションが楽しめます。
ユーザー900万人以上の音楽SNSなので、音楽友達を作りたい人にも最適なアプリです。
僕も歌や伴奏を投稿して、nanaで知り合った友達も増えました。
まだやってない人はやってみましょう!
nanaの使い方解説記事

初心者におすすめのアコギ

これからギターを始めようと考えている初心者の方が、アコギを選ぶポイントとして重要なのは下記の2点です。
- 造りがそれなりにしっかりしている
- 弾きやすいギター
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初めて買うアコギで、造りがそれなりにしっかりしていることは超重要です。
何故なら、ギターをはじめた人が辞めてしまうきっかけになるのは「ギター本体の故障」だからです。
適当な安いやつを買って、パーツが急に外れた…ということは良くある話。
しかし、ギターは始めたては手が痛いし、つまらない。なので、壊れたら、そのまま放置…となりがち。
続けるためにも、最低限造りがちゃんとしているものを選びましょう。
また、弾きやすいギターを選ぶのも大事。
ただ、最初は弾きやすいって何だろう?というところからスタートするので普通のギターを選ぶのが良いです。
上記の条件を満たした、おすすめの初心者アコギを3本紹介していきます。
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ギターを買ったら読んでね!
アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
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YAMAHA FG820(アコギ)

- 初心者向けギターのベストセラー
- ドレッドノートを日本人の体形に合わせて作り替えたオリジナルシェイプ
- 実売価格 3.2万円程度
YAMAHA伝統のFシリーズから初心者向けギターのベストセラー YAMAHA FG820。
初めてギターを買う人に「迷ったら、とりあえずFG820を買っておけば間違いないよ」と言えるくらいの安定した1本です。
FシリーズにはFGとFSがあり、ボディ形状が異なります。

FGはドレッドノートを日本人体型に合わせて作り替えた、YAMAHA独自のトラッドウェスタンシェイプ。
FSはFGを小ぶりにしたスモールボディになっています。
3万円台なので特段良い鳴りをするわけではないですが、ジャッキとまとまった音質で音量も大きいです。
初心者や趣味でギターを弾く人にとっては申し分ない音です。
往年のYAMAHA FGシリーズは造りもしっかりしているので、ガンガン練習すできます。
初めて買うアコギを探している方はYAMAHA FG820が安くて安定の鉄板アコギです。
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Morris G-401(エレアコ)

- 国内メーカー Morrisのエントリーモデル
- ドレッドノートサイズ
- Morris製ピックアップ MP3搭載のエレアコ
- 実売価格 3.2万円程度
ソロギタリストから支持が厚い、国内ギターメーカーMorrisのエントリーモデル Morris G-401。
トップ:スプルース、サイド&バック:サペリで構成されているエレアコです。
ボディシェイプはドレッドノートでドッシリとした音量と低音が効いています。
音質もちゃんとしたアコギで、ボディも鳴ってる感じがします。
ピックアップ&プリアンプはMorris製のMP3が搭載されています。

5万円のモデルと同じピックアップシステムですね。
チューナーが内蔵されていて、4バンドEQが付いている本格的なプリアンプが内蔵されています。
3.2万円のエレアコとはほんとに思えない高品質なエレアコですね。
上手い人がライブで弾いていたら、それなりのエレアコに見えちゃいますね。
3万円程度でエレアコを探している人には安定かつ鉄板の1本です。
安いエレアコの中ではコスパ・品質共にMorris G-401が文句なくNo.1です。
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Taylor Academy12

- 音は本格的だが、ビギナー向けに配慮されたギター
- くびれを作ってレスポンスと音量を両立したグランドコンサートシェイプ
- 実売価格 8万円程度(ピックアップ有は9万円程度)
「ビギナーの方が途中でギターをやめてしまわないように」というコンセプトを基に作られた Taylor Academy12。
プロアーティストも使う本格的な品質を持ちつつ、ビギナー向けに2点の配慮が施されています。
ビギナー向けの配慮
- 握りやすい細めのナット幅を採用したネック
- 腕が疲れないようボディにアームレスト部分が作られている
握りやすいネックは細めかつ薄いので、かなり握りやすく作られています。
コードを押さえることに慣れていない人にはありがたい配慮ですね。
左手親指を使った押弦もやりやすいので、手が小さい人にもおすすめです。
また、ボディにアームレスト部分はデザイン的にも面白いんですよね。

そして、座って抱えて弾いてみると予想以上に楽です。
長時間ギターを抱えていても、疲れないので自宅でギターを抱えての作曲作業などは捗りそうなギターです。
音質はシャカシャカと軽いサウンドです。
ドンシャリなシャカシャカな音でオープンコードのストロークを鳴らすと爽快感が音に出ます。
海岸線をドライブするときに聴くような楽曲にはもってこいですね。
初心者向けとしても、本格的な音楽活動向けとしても優秀なアコギです。
…がTaylorのピックアップは優秀なので、やっぱりエレアコ仕様のAcademy12eのほうがおすすめですね。
なお、プロアーティストでは関取花さんがエレアコ仕様の Academy12eを使用されています。
初心者が最初に買うギターとしてもおすすめですが、プロアーティストを目指す人にも十分適応する汎用性が高いギターです。
Academy 12(アコギ)
Academy 12e(エレアコ)
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ギターレンタルという方法もあり

最近だと低価格でギターレンタルできるサービスが登場しました。
僕がレビューするために実際に借りたスターペグ・ミュージックは、返送料込みで1か月:7,000円程度からアコギを借りられます。
ギターは基本を覚えるところまで、乗り越えられれば続けられるものです。
なので、レンタルという手法で強制的に期限を決めてチャレンジするのは有効です。
レンタル期間中に自分の適性を見極めて、続けられそうなら3万円以上のギターを買うという方法はおすすめです。
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1か月:3,464円~レンタル可能
中級者におすすめのアコギ

一通りのコードを覚えて、曲のレパートリーも増えてきた。
そろそろ、人前でガンガン演奏していきたい…。
そうなると初心者用で買ったアコギから、質の良いギターにグレードアップしたいですよね。
趣味でガッツリ音楽をやる、プロを目指して音楽活動する…どちらの方にもおすすめのアコギを3本紹介していきます。
項目タップで解説に飛びます

YAMAHA FSX3

- 2019年5月発売のYAMAHA新作ギター
- 女性も抱えやすい小ぶりなボディシェイプ
- 音質抜群の3Wayピックアップ搭載のエレアコ
- 実売価格 11万円程度(アコギは9万円程度)
2019年5月に発売された、YAMAHA FG / FS Red Labelの下位モデル YAMAHA FSX3。
11万円程度で買える価格帯で、サイド&バックにマホガニーを使ったオール単板ギターという高スペックギターです。
YAMAHA FG/FS Red Labelにはボディサイズ(FG・FS)があります。

FSX3は音のレスポンスが良く、抱えやすいフォークタイプ。
低音の鳴りは控えめですが、各帯域まとまった密度の高いサウンドです。
そして、目玉が新開発されたピックアップ「SYSTEM74(ハイブリッド3WAYシステム)Atmosfeel™」です。
アコギの生音を3つのシステムが拾う仕組みとなっています。
3Wayピックアップ
- ピエゾセンサー(アンダーサドル)
- コンタクトセンサー
- マイク
この3つの方法で拾った音はプリアンプでミックスされて出力されます。
ボディ側面に3つのプリアンプコントローラーがあります。

このピックアップが素晴らしく、10万円近辺のエレアコでは頭1つ抜けた品質です。
ちなみにエレアコではなく、普通のアコギが良いという方はFS3を選びましょう。
価格が2万円ほど下がり、9万円程度で購入できます。
ただ、ピックアップの質が最高に良い上に同じものを後から付けることはできません。
エレアコにするか迷っている人はエレアコにしておきましょう。
FS3(アコギ)
FSX3(エレアコ)
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Taylor 214ce-Koa(エレアコ)

- Taylor レギュラーラインナップのエントリーモデル
- ストローク・アルペジオ共に万能なグランド・オーディトリアムシェイプ
- Taylor製ピックアップ ES2搭載のエレアコ
- 実売価格 16万円程度
優秀なエレアコで人気のTaylorから214ce-Koaです。
Taylorの王道 数字3ケタシリーズだと下から2番目のグレードで、プロ・アマ問わず使用者が多いモデルです。
ウクレレでよく使われる、コア材をサイド&バックに使って作られたギターです。
音質は非常に硬くてクッキリした音です。
響きは薄いですが、輪郭がしっかりでる音なので好き嫌いが別れる木材でもあります。
ピックアップにはTaylor独自のES2が搭載されています。
ボディ内部に3つのピエゾセンサーが取り付けられており、ボディ外側の上部にコントローラーが付いています。

普通のピエゾピックアップと比べてナチュラルな音質で出力も十分。
バンドでも弾き語りでも使える、高機能ピックアップです。
214ceはプロアーティストで使用者が多数おり、本格的にライブ活動しているアマチュアミュージシャンで使っている人が多い人気機種です。
- 家入レオ
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 山崎あおい
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Gibson J-45 Standard 2019(エレアコ)

- 伝統のGibson J-45 2019年モデル
- パワーと切れ味がある音質のラウンドショルダーシェイプ
- L.R.Baggs Element VTC内蔵のエレアコ
- 実売価格 28万円程度
アコースティックギターの代名詞ともいえる Gibson J-45 Standard 2019。
トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:マホガニーのオール単板で構成されています。
ギターを弾かない人でもJ-45と言えば知っている人は多いくらいの知名度。
弾き語りをやっていれば、誰もが憧れるギターですよね。
特に男性アーティストは本格的に音楽活動しようと思った時にJ-45を買う人はほんとに多いです。
J-45のボディシェイプはなで肩タイプのラウンドショルダーを採用しています。

ボディシェイプとマホガニーの相性は良好でストロークでかき鳴らすと、良い感じに箱鳴りして音量も大きいです。
アルペジオで弾いてもレスポンスも上々でギター弾き語りやバンドのボーカルギターに最適なギターサイズです。
ピックアップはL.R.Baggs Element VTCが内蔵されています。
ピエゾタイプでボリュームとトーンコントローラーがサウンドホール横につくタイプです。
弾き語りだと音がギラギラしてイマイチですが、出力も安定しておりバンドでは使いやすいピックアップですね。
2本目に買うギターとして長く付き合うなら、憧れのギターを狙うのは良いですよ。なんせ、愛着がわきます。
- 大橋卓弥(スキマスイッチ)
- 奥田民生
- 北川悠仁(ゆず)
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 斉藤和義
- 桜井和寿(Mr.Children)
- 清水依与吏(back number)
- 野田洋次郎(RAD WIMPS)
- 秦基博
- 星野源
- miwa
- 山崎まさよし
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価格帯別のおすすめアコギ

アコースティックギターを買うときの選び方として予算決めは大事なポイント。
ここから先は予算別でおすすめのアコギを解説していきます。
まず、ザックリと予算別でどんな傾向があるのかを表にしてみました。
予算 | 傾向 |
3万円 | 初心者用アコギが中心 |
5万円 | 初心者用アコギをベースにデザインや機能性がプラスされる |
10万円 | 本格的な音楽活動でも活躍できる、実用的なレベルになる |
15万円 | Taylorの定番モデルやGibsonが選択できるようになる |
20万円 | 海外ブランドはエントリーモデル、国内ブランドは中堅モデルが並ぶ |
30万円 | 各メーカーの有名ギターが出そろう。プロ使用者が多い価格帯 |
初心者の方は3万円もしくは5万円のおすすめ機種を検討するのが良いです。
5万円まで手を伸ばすと、デザイン性がカワイイものや学園祭や発表会で使いやすいエレアコが登場します。
対して、趣味だけどガッツリやる人やプロ志向の方は予算10万円以上を検討しましょう。
最近の若手プロアーティストを見ると、10~20万円のエレアコをアマチュア時代に購入してデビュー後も継続して使っている方が多いです。
最近のトレンドだと、有名ギターやヴィンテージギターよりは10~20万円くらいの実用性が高い新品のエレアコが人気ですね。
あなたの予算間に合わせて、読みたい項目を選んでください。
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予算3万円のおすすめアコギ

予算3万円は大手メーカーの初心者用ギターが多く登場する価格帯です。
僕もレビューで色々使ってますが、1万円台になると途端に質が悪くなります…。
なので、初めて買うアコギにしても、サブギターにしても最低でも2万円台のものを選ぶのが無難です。
逆に1万円台のものを買うなら、「趣味として続くかわからないからお試しで買う」という気持ちで購入しましょう。
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YAMAHA FG820(アコギ)

- 初心者には定番のYAMAHA FGシリーズ
- ドレッドノートを基に日本人に合わせたオリジナルシェイプ
- ピックアップ未搭載
- 実売価格 3.2万円程度
初心者向けギターのおすすめでも登場した、YAMAHA FG820です。
安いアコギですが、サイド&バックの木材は定番のマホガニーが使用されています。
3万円前半で買えるギターですが、音の鳴りもしっかりしていて弾きやすい良いギターです。
FG820で作った伴奏でnanaに投稿したのがこちら。
nana-music.com3万円前半のアコギとは思えない良質な音質です。
なお、FG/FSシリーズのボディシェイプはFGとFSの2種類が存在します。

- FG…ドレッドノートを基に日本人体型に合わせたシェイプ。パワーがあって万能
- FS…小型ボディで音のレスポンスと抱えた時の弾きやすさを向上させたモデル
FG820が定番ですが、女性やお子さんはFS820のほうが抱えやすくて弾きやすいのでおすすめです。
どちらを購入しても、それほどに大きな変化はありませんので好みのシェイプを選ぶと良いでしょう。
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Aria 101CE(エレアコ)

- 国内老舗メーカー Ariaのエントリーモデル
- 000(トリプルオー)に近いオーディトリアムサイズ
- Fishman製ピックアップ 搭載のエレアコ
- 実売価格 2.8万円程度
1960年代から存在する国内の老舗ギターメーカー Ariaのエントリーモデル Aria 101CE。
トップ:スプルース、サイド&バック:サペリで構成されているエレアコです。
少し小型のオーディトリアムサイズのボディにカッタウェイが付いています。
音量は控えめで音の鳴り方も2万円台のアコギに良くある感じで、ちゃんとアコギの音がします。
また、ギター内部には安心のFishman製ピックアップが内蔵されており、ボディ横にコントローラーがついています。

チューナーと高音・低音を調節できるEQがあり、2万円台のエレアコにしてはかなりしっかりしたシステムです。
値段も手ごろで機能面も充実しているところはさすがに老舗メーカーですね。
3万円未満で小ぶりの使えるエレアコって中々ないので、貴重な存在です。
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予算5万円のおすすめアコギ

予算5万円になると、デザイン性や機能面でバリエーションが生まれてきます。
おしゃれなアコギだったり、生音・アンプを通した音の両方がそこそこ良い実用的なエレアコが登場します。
特にギターにファッション性を求める方には、2019年に新登場したYAMAHA STORIAはかなり強い選択肢になっています。
今後、熱くなりそうな価格帯です。
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YAMAHA LL6 ARE(エレアコ)

- トップ:イングルマン・スプルース単板、サイド&バック:ローズウッド合板
- ドレッドノートを日本人の体形に合わせて作り替えたオリジナルシェイプ
- パッシブピックアップ搭載のエレアコ
- 実売価格 5万円程度
YAMAHAのメインシリーズともいえる存在、Lシリーズのエントリーモデル YAMAHA LL6 ARE。
トップ材にイングルマン・スプルース単板を採用している、やや珍しいギターです。
Lシリーズには3種類のサイズが用意されています。

LL6はドレッドノートを基に日本人体型に合わせて、少し小さくしたボディシェイプです。
ストローク、アルペジオ共に万能にこなせる音量とレスポンスを兼ね備えています。
また、木材にA.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]を施して鳴りをよくしています。
生音は大きく、価格の割に響きも豊かに感じます。
5万円でこれだけ、ちゃんとした音で鳴っているのはさすがYAMAHAだなと感じます。
5万円以内で万能に使えるエレアコを求めている方にはかなり有力な選択肢です。
アンプを通さない生音での使用も良いですし、アンプを通してエレアコとして使っても良し…と万能な1本です。
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YAMAHA STORIA(エレアコ)

- 部屋のインテリアとしても活躍するエレアコ
- 女性でも抱えやすくて弾きやすい造り
- ピックアップ搭載のエレアコ
- 実売価格 5万円程度
「お気に入りの部屋、音楽、休日の過ごし方。一人ひとりの毎日を彩り豊かに」というコンセプトのYAMAHA STORIA。
かわいいギターが欲しい女性に最適な製品です。
STORIAの特徴
- 女性でも抱えやすいスリムボディ
- 部屋のインテリアになるおしゃれなルックス
- 弦高低め・薄めのネックで弾きやすい仕様
弦高低めで弾きやすい仕様になっているところも嬉しいですね。
YAMAHA STORIAは3種類あります。

- STORIA I…トップ材にスプルースを使ったオフホワイトカラーなおしゃれなモデル
- STORIA II…オールマホガニーで魅力的な杢目を押し出したモデル
- STORIA III…オールマホガニーでトップをチョコレートブラウンカラーにしたシックなモデル
どれも使いやすい、ジャキっとまとまった音がしっかり鳴ります。
最初のアコギは愛着を持つことが大事なので、ルックスで気に入ったものを選びましょう。
また、ピックアップ内蔵のエレアコなのでアンプに繋いでの演奏も可能。
僕はアコギ用アンプ ROLAND AC-33に繋いで試しましたが、音量も結構出るので学園祭や発表会は全然問題ないです。
2019年に発売されたモデルだけあって、今時の需要はしっかり満たしているモデルですね。
STORIA I
STORIA II
STORIA III
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予算10万円のおすすめアコギ

予算10万円となると音質や機能性も一気に本格化します。
特に若手の女性アーティストはアマチュア時代から10万円近辺のギターで音楽活動を行い、デビューした後も使い続けているケースをよく見ます。
10万円の予算を出せれば、それだけ質の良いギターが手に入るということでもあります。
また、予算10万円から選択できるアコギメーカーが一気に増えてきます。
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YAMAHA AC3M(エレアコ)

- プロアーティスト使用者も多いエレアコ
- 中音域が出やすいスリムなカッタウェイボディ
- YAMAHA製ピックアップ SRT2搭載のエレアコ
- 実売価格 9~10万円程度
プロアーティスト使用者が多い、優秀なエレアコ YAMAHA AC3Mです。
トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:マホガニーでオール単板で優秀なピックアップ搭載。
コスパ・品質・実用性、どの点で見ても優秀なエレアコです。
ジャカジャカ弾いた時のパワーはドレッドノートと比べてやや不足しています。
その分、音のレスポンスが良く細かいニュアンスや軽快なストロークは良い音で鳴ってくれます。
昨今のシンガーソングライターのスタイルには相性が良い音質です。
また、ピックアップのSRT2が非常に優秀。
ピエゾピックアップで音を拾い、予めレコーディングスタジオで収音されたコンデンサーマイクのギター音とブレンドして出力するデュアルピックアップになっています。

- A: Volume Control
- B: Treble Control
- C: Bass Control/AFR (Auto Feedback Reduction) [PUSH]
- D: Blend Control/Mic Type Switch [PUSH]
このブレンド機能が優秀でかなりピエゾ臭さをなくすことができます。
マイクの生鳴り感がブレンドされて、自然で心地よい音質になります。
出力もしっかり出るので、バンドの中にはいっても全然問題ありません。
- 中島みゆき
- 竹内アンナ(A3Mを使用)
- MADOKA(たんこぶちん)
- 山崎あおい
- 弓木英梨乃(KIRINJI)
ライブハウスや自宅からの配信など、いろんな場面で使える安定の1本です。
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Taylor GS-MINI

- スモールギターでは定番の人気モデル
- ドレッドノートとミニギターの中間サイズ
- 木材別で4つのバリエーションが用意されている
- 実売価格 ピックアップ無モデルが8万円、有が9.6万円程度
通常サイズのギターより小さく、ミニギターよりは大きいという絶妙なサイズ感で人気のTaylor GS-MINI。
初心者・中級者のメインギター、上級者のサブギターと幅広い層の需要を満たしているアコギです。
GS-MINIシリーズは木材別で4つのバリエーションが用意されています。

人気があるのは各音域のバランスが良い鳴りのGS-MINIと同じくバランスの良い鳴りでピックアップ搭載のGS-MINI-e Walnut。
どちらも低音は控えめで、どの音域もバランスが取れた使いやすい音です。
ポップスでもジャズでもブルースでも何でも万能にこなせそうで人気なのも頷けます。
サイズ感はミニギターとドレッドノートの中間サイズ。

グランドシンフォニーシェイプをダウンサイジングしたものなので、ボディのくびれが大きめです。
このボディ形状が良い感じで、サイズの割に音量は出ます。
また、GS-MINIシリーズの強みがTaylor独自のピックアップ ES-Bです。

GS-MINI-e WalnutとGS-MINI-e Koaの2機種に搭載されています。
ピエゾですが、3つのピエゾセンサーを内蔵させて音を調節しています。
ピエゾ臭さがあまりなく、同価格帯のエレアコに搭載されているピックアップと比べてワンランク上です。
10万円以内でライブでもナチュラルなアコギの音が欲しい人にはGS-MINI-e Walnutは強い味方になります。
GS-MINI(アコギ)
GS-MINI-e Walnut(エレアコ)
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予算15万円のおすすめアコギ

予算15万円はちょっと中途半端に思えますが、予算10万円と大きな違いが2つあります。
- Gibsonのアコギを購入できるようになる
- Taylorの数字3ケタシリーズが購入できるようになる
特に②のTaylor 数字3ケタシリーズが購入できるようになるのが大きいです。
Taylor 数字3ケタシリーズは独自のES2ピックアップが優秀でルックスも良いので、人気が高いんですよね。
そのため、予算15万円まであげる人は実はかなり多いんです。
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Taylor 114ce-walnut

- Taylor レギュラーラインナップのエントリーモデル
- ストローク・アルペジオ共に万能なグランド・オーディトリアムシェイプ
- Taylor製ピックアップ ES2搭載のエレアコ
- 実売価格 13万円程度
エレアコに定評のあるTaylorのエントリーモデル Taylor 114ce。
ES2ピックアップが採用されている数字3ケタシリーズの下位モデルです。
形状はグランド・オーディトリアムシェイプと呼ばれる 少し小ぶりでボディ幅にふくらみがあるタイプです。

音量も確保しつつ、音のレスポンスが良好な万能なシェイプでTaylorといえば、グランド・オーディトリアムというイメージがあるほど人気です。
音質はウォルナット合板なのもあって、堅くて響きが薄い音です。
ジャキっとした音質は10万円近辺のよくあるギターといった感じですね。生音では強みはあまりありません。
ですが、Taylor 114ceの強みは生鳴りではなくピックアップを通したエレアコとしての音です。
ピックアップにはTaylor製のES2が採用されています。

ボディ内部に3つのピエゾセンサーが取り付けられており、ボディ外側の上部にコントローラーが付いています。
普通のピエゾピックアップと比べてナチュラルな音質で出力も十分。
ES2の音は弾き語りで使っても良質ですが、バンドで使ったときに特に活きますね。
周りの音に埋もれずにクッキリと音が出ますが、ピエゾ独特のギラつき感は押さえられてるので良いとこ取りした感じです。
10万円台前半のエレアコの中ではかなり優秀な機種となるため、使用者も多く人気が高いです。
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YAMAHA FG5

- 2019年5月発売のYAMAHA新作ギター
- ドレッドノートを日本人体型に合わせたYAMAHAオリジナルシェイプ
- 実売価格 15万円(エレアコモデルは18万円)
2019年5月に発売された、YAMAHA FG / FS Red Labelの新作ギターの上位モデル YAMAHA FG5。
通称、赤ラベルという名前で昔から親しまれてきた、YAMAHA FG180などの系譜を受け継ぐモデルです。
FG / FS Red Labelのシリーズは4タイプに分かれます。
上位モデルの5シリーズと3シリーズそれぞれに2つボディシェイプのバリエーションがあります。

5シリーズと3シリーズの違いはこちら。
- 国内生産
- ハードケース付属
- 上駒・下駒枕が牛骨
- 実売価格 15万円程度
- 中国生産
- ライトケース付属
- 上駒・下駒枕がユリア
- 実売価格 9万円程度
一番の違いは国内生産か中国生産かですね。
価格的には6万円程度の差額です。
音質的にはFG5はザクザクとした音質に箱鳴り感があって、高級ギターといった感じの音がします。
実際にエレアコモデルのFGX5で演奏した動画がこちら。
予算15万円の中で選ぶアコギとしてはFG5はかなり良い音がします。
ちなみにもう、3万円出せればエレアコであるFGX5も選べます。
FGX5のピックアップは素晴らしいのでエレアコにしようか迷っている人は頑張って予算作ったほうが良いです。
FG5(アコギ)
FGX5(エレアコ)
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予算20万円のおすすめアコギ

予算20万円になると、有名な海外メーカーのエントリーモデルや国内メーカーの中堅モデルが選択肢に入ってきます。
木材の質や種類も増えてきて、各メーカーの個性が出始める価格帯でもありますね。

Martin、Gibson、Taylorといった海外の有名ブランドのメインシリーズが選択できるようになるのは大きいです。
また、一方でYAMAHAやK.Yairi、Morrisといった国内メーカーの質の良いアコギも登場するので迷っちゃいますね。
それでは、おすすめのアコギを2本紹介していきます。
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YAMAHA FGX5

- 2019年5月発売のYAMAHA新作ギター
- ドレッドノートを日本人体型に合わせたYAMAHAオリジナルシェイプ
- 音質抜群の3Wayピックアップ搭載のエレアコ
- 実売価格 18万円(下位モデルは11万円)
2019年5月に発売された、YAMAHA FG / FS Red Labelの新作ギターYAMAHA FGX5。
通称、赤ラベルという名前で昔から親しまれてきた、YAMAHA FG180などの系譜を受け継ぐモデルです。
FGX5は中級者におすすめのモデルで紹介したYAMAHA FSX3の上位モデルです。
FSX3は中国で生産されていますが、FGX5は国内生産されています。

ボディサイズはジャンボタイプのトラッドウェスタンタイプを採用しています。
一般的なギターに採用されるドレッドノートを日本人体型に合わせて変化させた、YAMAHAオリジナルシェイプです。

トラッドウェスタンはボディが大きいので低音が豊かで音量もしっかり出ます。
ジャカジャカと鳴らすと、聴き心地の良い響きが生まれて弾き語りにはピッタリのボディサイズです。
アルペジオでも、低音がドッシリと出て安定感あるプレイができます。
実売価格18万円ですが、「トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:マホガニー」のオール単板ギターで国内生産。
スペック的にはピックアップなしでも20万円未満ならトップレベルです。
音質もしっかりしていて、海外メーカーの有名ギターにも負けていません。
しかも、そのスペックのアコギ本体にYAMAHAの新開発の「SYSTEM74(ハイブリッド3WAYシステム)Atmosfeel™」が搭載されています。
この3Wayピックアップが素晴らしい出来なんですよね。
3種類の方法で拾ったアコギの音がプリアンプでミックスされて出力され、ボディ側面に3つのプリアンプコントローラーで調節可能になってます。

このピックアップが本当に素晴らしくて、弾き語りやるにもバンドでアコギ弾くにもバッチリな音作りが可能なんですよね。
まだ、発売されたばかりですが今後はプロ・アマ問わず使用者が増えるであろう凄いエレアコです。
FG5(アコギ)
FGX5(エレアコ)
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Morris MW-101(アコギ)

- 日本国内でハンドメイドで作られているアコギ
- 裏面のブレーシングがラダーブレイシング
- ピックアップ未搭載
品質が高い国内メーカーである Morrisが長野でハンドメイドで作っているギター Morris MW-101。
ドレッドノートを少しだけ小さくして、くびれを設けたオリジナルシェイプとなっています。
トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:ローズウッドでオール単板。
海外メーカーの10万円台では出てこない、ハイコストパフォーマンスなアコギですね。
ナットやサドルをBone仕様にしており、裏面のブレーシングがラダーブレイシングになっていたり…とこだわりが随所にみられます。
(参考)ブレイシングの違い

ラダーブレイシングはボディ内部に平行に板を張るブレイシング。
対して、Xブレイシングはクロスして板を張っており、Xブレイシングのほうが主流です。
ラダーブレイシングは箱鳴り感が強く、強く弾くと迫力のある音が出るのが特徴です。
サイド&バックがローズウッドなので、力強さもありつつ伸びのある高音が魅力です。
ピックアップ未搭載ですが、10万円台のアコギとしては非常に良質な1本。
後付けでピックアップを載せることも踏まえて、検討する価値はありますね。
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予算30万円のおすすめアコギ

予算30万円までくると、アコースティックギターを弾かない人でも聞いたことがあるような有名ギターが登場します。
音質・演奏性といった品質面は申し分ないですし、憧れのアーティストと同じギターを使えるとテンションが上がりますよね。
プロ志向の方はもちろん、趣味でやっている方も一生モノのアコギとして購入される方も多いです。
長い期間愛用できる名ギターがたくさんある価格帯です。
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YAMAHA LS26 ARE(アコギ)

- YAMAHAの高級ギター Lシリーズのミドルモデル
- レスポンスが良く、プレイで小回りが利くスモールサイズ
- ピックアップ未搭載
- 実売価格 23万円程度
プロアーティスト使用者が多い、YAMAHA Lシリーズのミドルモデル YAMAHA LS26 ARE。
トップ:イングルマン・スプルース、サイド&バック:ローズウッドのオール単板で構成されています。
良質なローズウッド単板を使って、20万円台で抑えているのはやっぱり国内メーカーだけですね。
海外メーカーだと30万円は超えてくるので、このあたり国内メーカーのコスパの良さを感じます。
Lシリーズのボディシェイプは3種類あり、LSはスモールボディです。

※L6シリーズでボディシェイプを比較したもの
- LS…サウンド・バランスに優れ、フィンガーピッキングを多用するギタリスト向け
- LJ…レスポンスが良く、ストロークからリード・プレイまで幅広く対応
- LL…豊かな音量、幅広いダイナミックレンジ、バランスに優れたトーンが魅力
どのボディシェイプも良い感じです。
プロアーティスト使用者はLS・LJ・LLそれぞれにいますしね。
LS使用者でわかりやすいのが大石昌良さん(LS36を使用)ですね。
これでもかというくらいにテクニカルプレイを連発しています。
ソロギタリストにも使いやすいのがLSのボディシェイプです。
LLは低音も効いており、鳴り方が豊かで伸びやかなのでストローク中心の方におすすめです。
また、LS26 AREは良質な木材にA.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]を施して鳴りをよくしています。
豊かで伸びのある高音と各音域バランスの取れた音、レスポンスの良さ。
LS26 AREは実売価格で20万円台前半ですが、30万円以上するMartin 000-28にも負けない高品質です。
さすがYAMAHAとしか言いようがないですね。
- 井上苑子(LL26)
- ななみ(LL26)
- YUI(LS26)
LS26(アコギ)
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LL26(アコギ)
Martin D-28(アコギ)

- アコースティックギターの代名詞的な存在
- 音量が大きく、低音がドッシリとしたドレッドノート
- ピックアップ未搭載
- 実売価格 30万円程度
Martinが誇る、超有名アコギ Martin D-28。
Gibson J-45と並んでアコースティックギター代名詞的な存在になっているギターです。
トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:マホガニーのオール単板です。
ボディシェイプは伝統の大きいドレッドノートです。

ドレッドノートの大きいボディシェイプからは豊かな音量と低音が得られます。
ボディ内の共鳴もしっかりしているので、聞いていてうるさくなく心地よい響きなのが魅力ですね。
D-28はサイド&バックがローズウッドなのもあって、高音の伸びが良く艶のある上品な音質に仕上がっています。
低~高音までバランス取れた音質はソロギターでも弾き語りでも何でも相性良くこなします。
数多くの有名アーティストが使用しており、D-28の音を聴いたことがない人はいないんじゃないか?というくらい浸透しているギターです。
- 押尾コータロー
- 草野マサムネ(SPITZ)
- 桜井和寿(Mr.Children)
- ジェニ・ミッチェル
- ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)
- 清水 依与吏(back number)
- 曾我部恵一
- ニール・ヤング
- 秦基博
- ポール・マッカートニー
- 山本彩
- YUI
- 和田昌(トライセラトップス)
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おすすめアコギ 18選 まとめ

- 初心者の方は「造りがちゃんとしているもの」「弾きやすいもの」を重視して選ぶべし
- 中級者は予算10万円以上のもので選んだほうが良い
- 最近の若手プロアーティストは10~20万円くらいのギターを使っていることが多い
ぎたすけ
たけしゃん
タイプ別でのおすすめアコギの解説でした。
ギター選びは音質・演奏性はもちろん大事ですが、愛着がわくかどうかはかなり大事です。
なので、ルックスや好きなアーティストの影響など衝動的な部分も大切にしましょう。
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