エレアコのおすすめ10選。最新のメーカー別・価格帯別の特色や選び方を解説

Taylorのエレアコを弾いている男性

ぎたすけ

ライブで使うならエレアコが便利だろうからエレアコを探しているけど、どれがいいか難しいな

たけしゃん

エレアコだとギター本体以外にピックアップというパーツの知識も必要だからね。細かく解説していくね
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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エレアコとは

YAMAHA FGX3
YAMAHA FGX3

エレアコとはアコースティックギターにピックアップという機械を搭載したギターのことです。

ピックアップとは弦の振動を電気信号に変えて、アンプに音を送る機械ですね。

アコギ内部にピックアップを取り付けることでギターシールドを通してアンプから音を出せるようになります。

エレアコで演奏している人

このピックアップというパーツによって音が大分変わります。

試しに主流のピエゾタイプとマグネットタイプを聴き比べてみましょう。

ピエゾ

マグネット

エレアコは価格が上がるほどにピックアップの選択肢が豊富になります。

そのため、ギター本体だけでなく、ピックアップの基本を理解して製品を選ぶことが重要になりますね。

本章ではエレアコに搭載されているピックアップについて、掘り下げて解説していきます。

ピックアップの種類

ピックアップと一口に言っても、色んな収音方法があります。

まずはアコギ用で用いられるピックアップの種類を一覧で出すと以下の通りです。

名称特徴
ピエゾ
(アンダーサドル)
サドル下に取り付けるタイプ
ハウリングに強い
音はナチュラルではない
マグネットサウンドホールにつけるタイプ
ハウリングに強く、取付が楽
コンタクトボディ内に張り付けるタイプ
音は良いがハウリングに弱い
マイクマイクを取り付けるタイプ
音は良いがハウリングに弱い
複合型これまでのタイプの組み合わせ
デュアル、3Wayなどがある

メーカー純正のエレアコではピエゾ(アンダーサドル)が圧倒的に多いです。

10万円以上のエレアコになると、複合型も増えてきますね。

参考までにピエゾと複合型の音を聴き比べてみましょう。

ピエゾ(アンダーサドル)

複合型(ピエゾ+マイク)

結構違いますよね。

複合型は互いの弱点を補うように設計されており、どの面で見ても優秀です。

予算10万円未満だとピエゾしかほぼ選択肢がないので、ここで迷う必要はありません。

逆に予算10万円以上でバリバリ活動に使うエレアコを探している人はピックアップ選定はちゃんと考えるべきでしょう。

たけしゃん

個人的にはバンドならピエゾ、弾き語りをやるなら複合型がおすすめですね

プリアンプ

YAMAHA APXT2のプリアンプ
YAMAHA APX2のプリアンプコントローラー

プリアンプとはアンプの前段で音を増幅させるための装置です。

ピックアップの信号は微弱なので、そのまま送ると音量が不足したり、ケーブルを通す間に音が劣化したりします。

そのため、プリアンプで音をキレイに増幅させて、ノイズを抑制させつつアンプに送ります。

エレアコの場合はピックアップとプリアンプが一体化しているものが大半です。

補足

プリアンプが一体化したピックアップをアクティブと呼ぶ。プリアンプなしをパッシブと呼ぶ

アクティブタイプはギター本体にVolツマミや音を調整できるコントローラーがついています。

ES2
Taylorはボディ上部にプリアンプのツマミがある

一方で5万円程度までのエレアコだとプリアンプなしのパッシブタイプも多いです。

YAMAHA LL6 ARE
パッシブのLL6 ARE

パッシブでも普通にライブをこなせることが多いですが、環境によって音量不足やノイズに困ることがありますね。

また、音量などの調整はギター側ではできません。

対策は外付けタイプのプリアンプを追加で購入することです。

L.R.Baggs para acoustic di
アコギ用プリアンプの定番、パラアコ

色んな会場で演奏する予定なら、内蔵でも外付けでもプリアンプは何かしら合ったほうが良いですね。

パッシブのエレアコを選択する場合は別でプリアンプが必要になるかもしれないことは念頭に置いておきましょう。

たけしゃん

発表会とか学園祭で演奏するくらいならパッシブだけでも問題なくいけます

エレアコの相場・価格

白い部屋にアコギが置いてある写真
価格特徴
3万円ほぼアンダーサドルピエゾ
選択肢が少ない
5万円ほぼアンダーサドルピエゾ
プリアンプ機能もそれなり
10万円複合型も登場しはじめる
プロの使用者も増える価格帯
20万円選択肢が豊富
人気エレアコは複合型が多い

エレアコの価格帯はザックリと上記のようになっています。

ライトに楽しむなら予算5万円、音楽活動にガッツリ使うなら予算10万円~で考えると良いでしょう。

ちなみにエレアコにはメーカー純正と後付けの2種類があります。

メーカー純正
後付け
  • メーカーがピックアップも取付して販売
  • 後付けより総額は安い
  • ピックアップは選べない
  • 市販品にない高性能ピックアップがある
  • ピックアップ含めて保証範囲なのでリスクが低い
  • ギターとピックアップを別購入して取付
  • 総額が高くなりがち
  • ピックアップの選択が自由
  • 音は取付てみないとわからないのでややリスクがある

エレアコでの用途がメインなら、基本的にはメーカー純正をおすすめします。

理由はピックアップ取付も含めて品質が保証されていることですね。

たけしゃん

僕も経験ありますが、後付けは付けてみたら音がダメだった…というパターンがあります

以前は老舗メーカーだと純正エレアコの選択肢が非常に少なかったですが、ここ10年くらいで劇的に増えました。

なので、以前よりは後付けを選ぶ理由が大分なくなってはいますね。

エレアコに強いギターメーカー

FGX3とFSX3を並べた画像
YAMAHA FGX5、FSX3
メーカー特徴
YAMAHA10万円程度から3wayが登場
低価格~高価格まで製品あり
Taylorブリッジ後方にセンサー型を配置
10万円程度~
Cole Clarkマイク・ピエゾ・センサーの3way
20万円~
Matonピエゾとマイクのデュアル
20万円~

エレアコに定評があるメーカーは上記4メーカーですね。

ちなみにエレアコといえば、Takamineが有名ですが、個人的には昔は強かったという印象なので除外しました。

最近の流れで言うと、ピックアップを自社開発しているメーカーが強いですね。

上記の4メーカーも独自のピックアップを自社開発しています。

3Wayピックアップのプリアンプ
Cole Clarkの3wayピックアップ

一方でMartinやGibsonなどは後付けピックアップを開発しているメーカーとタッグを組んでます。

補足

MartinはFISHMANと共同開発。GibsonはL.R.Baggs製のピックアップを採用している

MartinやGibsonは未だにアンダーサドルピエゾの製品が多いのが微妙なところなんですよね。

複合型と比べると音質や自由度はどうしても見劣りします。

シンガーソングライター向けのエレアコだと、YAMAHA、Taylor、Cole Clarkの3メーカーが人気ですね。

 

エレアコのおすすめ 10選

エレアコでライブをしているところ

それでは、ここからは価格別でおすすめのエレアコを2本ずつ、計10本紹介していきます。

なお、初心者向けのおすすめアコギは下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。

おすすめのエレアコ 目次

予算3万円のおすすめエレアコ

YAMAHA FG820

予算3万円だとエレアコ自体がかなり少ないです。

また、あってもパッシブタイプでかつ、音がきついのがあったりもします。

なので、この価格帯では少ないものの、有名メーカーのエレアコを選ぶのが安定ですね。

Aria 101CE MTN

シェイプ トラッドウェスタン
トップ材スプルース
サイド&バックサペリ
ピックアップピエゾ
プリアンプあり
付属品RITTERバッグ
実売価格31,000円程度
公式サイトより引用

老舗の国内ギターメーカーAriaのエレアコ 101CE MTN。

3万円程度でFISHMAN製のアクティブピックアップが搭載されているエレアコです。

Ariaはかなり昔からあるギターメーカーで品質も良いです。

また、この価格帯でカッタウェイというデザインも珍しいです。

ボディ上部がエグれている

音質や演奏性も価格の割に良好でコスパが高いです。

ボディ側面にはFISHMANのプリアンプコントローラーが搭載されています。

チューナー機能もある

チューナー機能もついており、利便性も良いですね。

3万円のエレアコとは思えないくらいにスペックが高い良製品です。

YAMAHA APXT2

YAMAHA APXT2-NT
トップ材スプルース
サイド&バックメランティ
スケール約580mm
ピックアップピエゾ
プリアンプあり
付属品ソフトケース
実売価格24,700円程度
公式サイトより引用

昔から人気があるミニサイズのエレアコシリーズ YAMAHA APXT2です。

携帯性に優れたトラベルギターとしても、人気のある製品ですね。

ミニギターなので音は軽めでチャチな感じです。

とはいえ、ちゃんと演奏できるレベルには仕上がっています。

YAMAHA APXT2-SB
サンバーストカラー

また、内蔵のピックアップはプリアンプ付きのアクティブタイプです。

ボディ側面にコントローラーパネルも付いています。

YAMAHA APXT2のプリアンプ

チューナー機能も付いており、手軽にチューニングできます。

ミニギターはチューニングが狂いやすいので、地味に助かるポイントですね。

ミニギターなので、自宅での使い回しも楽ですし、持ち運びも楽なところが強みですね。

おすすめのエレアコ 目次

青い壁とアコースティックギター安いアコギ(エレアコ) おすすめ5選。安いギターの選び方や注意するポイントを徹底解説【予算3万円】

予算5万円のおすすめエレアコ

YAMAHA STORIA2とSTORIA3

予算5万円になるとエレアコの選択肢も大分増えます。

YAMAHAやFenderなど、アコギとしても良質でエレアコとしても使える製品が増えてきますね。

この価格帯もピックアップは基本ピエゾなので、ピックアップ選びで迷うことはあまりありません。

YAMAHA LL6 ARE

YAMAHA LL6 ARE
シェイプ トラッドウェスタン
トップ材イングルマン・スプルース
サイド&バックローズウッド
ピックアップピエゾ
プリアンプなし
付属品ライトケース
実売価格50,000円程度
公式サイトより引用

初心者から上級者まで、人気の高いYAMAHA Lシリーズの中からエントリーモデルのLL6 AREです。

トップ材にYAMAHA独自のA.R.E.処理を施して熟成された木材の鳴りを再現させています。

A.R.E

温度、湿度、気圧を制御して経年変化した木材と同様の変化を短期間で生み出す技術

アコースティックギターらしい鳴りで、演奏性も良好です。

また、仕様がザ・標準という感じなので、初心者が1本目に買うギターとしてうってつけの製品ですね。

ピックアップはパッシブタイプが採用されています。

プリアンプが付いていないので、環境によっては別途プリアンプが用意したほうがいいかもしれません。

発表会など近距離のミキサーやギターアンプに繋いで使う分にはそんなに困ることはありません。

YAMAHA Lシリーズは3種類のボディシェイプが用意されています。

標準的なサイズはLL6ですが、女性は小ぶりのLS6のほうがしっくりくる人も多いですね。

音質や演奏性はどのボディサイズでも問題ないので、好みで選ぶといいでしょう。

Fender Redondo Player

シェイプRedondo
トップ材スプルース(単板)
サイド&バックマホガニー
ピックアップピエゾ
プリアンプあり
実売価格44,000円程度
公式サイトより引用

エレキギターで世界的に有名なFenderのアコギ Redondo Playerです。

Fenderらしく、アコギの中にもエレキギターに似た要素が組み込まれています。

ボディシェイプはFender独自のRedondoを採用しています。

アコギの通常サイズであるドレッドノートに近い大きめなボディサイズです。

ストロークでかき鳴らしたときの音量やバランスが良い感じのギターです。

ピックアップはFISHMANと共同開発したアクティブタイプが採用されています。

ボディ横にコントローラーもついており、ピックアップの機能面ではLL6 AREより優れています。

おすすめのエレアコ 目次

白い部屋にアコギが置いてある写真予算5万円のアコギ(エレアコ) おすすめ5選。ギターの特徴や選び方を細かく解説

予算10万円のおすすめエレアコ

YAMAHA FSX3

予算10万円になると、MartinやTaylorといった海外有名ブランドの製品も選択可能になります。

ピックアップもアンダーサドルピエゾだけでなく、複合型が登場し始めます。

プロアーティストが使用している製品も出てくるので、かなり本格的なエレアコが選択できますね。

YAMAHA FGX3

YAMAHA FGX3
シェイプ トラッドウェスタン
トップ材シトカ・スプルース
サイド&バックマホガニー
ピックアップ3wayタイプ
タイプアクティブ
付属品ライトケース
実売価格110,000円程度
公式サイトより引用

2019年に発売されたYAMAHA FG / FS RED Labelの下位モデルFGX3。

11万円程度でオール単板かつ高性能なピックアップ搭載のエレアコです。

生音はザクザクした感じでYAMAHAらしい音になっています。

YAMAHA FGX3のボディ

生音も使いやすい音なので、生音でもエレアコの音でも活躍できるのが強いですね。

ピックアップにはピエゾ、コンタクト、マイクの3Wayで拾うAtmosfeel™が採用されています。

Atmosfeelプリアンプ

10万円程度のエレアコで3wayは本当にすごいですね。

他メーカーはアンダーサドルピエゾが多い価格帯なので、頭1つ出ているスペックです。

FGX3のピックアップの音

ボディサイズはトラッドウェスタンのFGとフォークのFSが選択できるようになっています。

FGX3とFSX3を並べた画像
左がFGX3、右がFSX3

生音もエレアコの音も良好なので、予算10万円ならぜひチェックしてほしい製品ですね。

たけしゃん

ただ、人気ありすぎて生産が追い付かず、2020年からずっと新規受注停止しています…
補足

2022年2月から受注再開されました!

Taylor Academy12e

シェイプグランドコンサート
トップ材シトカ・スプルース
サイド&バックサペリ(合板)
ピックアップ複合型
プリアンプあり
付属品ギグバッグ
実売価格100,000円程度
公式サイトより引用

Taylorが「ビギナーの方が途中でギターをやめてしまわないように」というコンセプトで作ったAcademy12e。

随所に工夫が施されており、弾きやすい仕様になっています。

初心者向けと言いつつも演奏性や音質は本物でプロアーティストの関取花さんが使用されています。

親知らず/関取花(YouTube)

Academy12eの特徴は大きくは以下の2点です。

  1. ネックが細めに作られている(42.8mm)
  2. ボディ端にアームレストがついている

ボディ端のアームレストが珍しい作りですね。

ボディがえぐれていて、腕を長時間置いていても痛くなりません。

慣れないうちは抱えていると、割とすぐに腕が痛くなるので地味にありがたい配慮ですね。

ピックアップはTaylor独自のES-Bが搭載されています。

ブリッジサドルの後方にセンサー型のピックアップが配置されています。

使っている素子はピエゾですが、ピエゾよりナチュラルな音を出力してくれます。

おすすめのエレアコ 目次

アコースティックギターを壁にかけかけている画像予算10万円のアコギ(エレアコ) おすすめ5選。選び方のポイントやメーカーごとの違いを徹底解説!

予算20万円のおすすめエレアコ

Taylor 214ce

予算20万円を超えると、TaylorやCole Clarkの人気ギターも選択肢に入ってきますね。

各メーカーのミドルモデルが選択できるようになります。

木材的にもオール単板ギターが中心となってきて、良質な製品が多いです。

YAMAHA FGX5

YAMAHA FGX5
シェイプ トラッドウェスタン
トップ材シトカ・スプルース
サイド&バックマホガニー
ピックアップ3way
プリアンプあり
付属品ハードケース
実売価格180,000円程度
公式サイトより引用

2019年発売のFG / FS Red Labelの上位モデル FGX5です。

下位モデルのFGX3との違いは以下の通りです。

FGX5
FGX3
  • ナットが牛骨
  • 付属品がハードケース
  • 国内生産品
  • ナットがユリア
  • 付属品がライトケース
  • 中国生産品

一番異なる点は国内生産か中国生産かという点ですかね。

両方お借りしていた時に弾き比べましたが、FGX5のほうがボディが鳴っている感は強かったです。

YAMAHA FGX5のボディ

また、シトカ・スプルースとマホガニーのオール単板といえば、Gibson J-45ですがFGX5はキャラクターが大分違います。

FGX5の演奏音

J-45の演奏音

FGX5はザクザクとした明瞭なストローク音になっています。

J-45はもちろん魅力的ですが、FGX5は違った魅力があるギターですね。

ピックアップにはピエゾ、コンタクト、マイクの3Wayで拾うAtmosfeel™が採用されています。

Atmosfeelプリアンプ

この価格帯だと、他のメーカーのピックアップも良質ですが、Atmosfeelはその中でも使い勝手が良いですね。

ボディシェイプはFGX5がトラッドウェスタン、FSX5が小ぶりなフォークです。

FGX3とFSX3を並べた画像
左がFG、右がFS

実売価格で18万円程度なので、非常にコスパが良いです。

一方で発売当初から人気が高く、2020年以降は品薄状態がずっと続いています。

Cole Clark CCFL1EC-BM

シェイプ ドレッドノート
トップ材ブンヤ
サイド&バッククイーンズランド
メイプル
ピックアップ3way
プリアンプあり
付属品ハードケース
実売価格200,000円程度
公式サイトより引用

オーストラリアのギターメーカーCole Clarkのエントリーモデル CCFL1EC-BM。

オーストラリアで採れる木材を使って作られているエレアコです。

Cole Clarkのアコギは塗装も薄めで木そのものを前面に出したルックスになってます。

他のメーカーとは雰囲気が違っておしゃれですよね。

Cole Clarkの強みは何と言っても良質なピックアップです。

マイク、ピエゾ、フェイスセンサーの3Wayで非常にナチュラルなサウンドを出してくれます。

右下に接続口がある

Cole Clarkを使っているアーティストと言えば、Jack Johnsonですがライブで非常に心地よいエレアコのサウンドが聴けます。

Willie Got Me Stoned/Jack Johnson(YouTube)

エレアコでの使用がメインとなる人はCole Clarkはすごく良いメーカなので、ぜひチェックしてください。

Cole Clark / CCFL1E-BM【FL Dreadnought】
Cole Clark

おすすめのエレアコ 目次

アコギが壁に立てかけられている画像予算20万円のアコギ(エレアコ) おすすめ5選。メーカーによる違いや選び方を解説

予算30万円のおすすめエレアコ

Gibson J-45

最後は予算30万円です。

ここまでくると、Gibson J-45、Martin D-28などの超有名ギターも選択肢に入ってきます。

一方でGibson、Martinは標準のピックアップがアンダーサドルピエゾなんですよね。

エレアコとしての利用だけ考えると、YAMAHA、Taylorと比べると微妙なところ。

なので、エレアコ選びという観点だと地味に一番悩む価格帯かもしれませんね。

たけしゃん

僕は「Taylor」と「J-45に後付け」の両方持ってますが、エレアコ用途だとTaylorのほうが安定してますね

Taylor 314ce V-Class

シェイプグランドオーディトリウム
トップ材シトカスプルース
サイド&バックサペリ
ピックアップ複合型
プリアンプあり
付属品ハードケース
実売価格290,000円程度
公式サイトより引用

Taylorのミドルモデルで人気の314ce V-classです。

Taylorは300番台からオール単板ギターになり、生鳴もグッとよくなります。

サイド&バックに使われているサペリはマホガニーに近い木材で、ミッドレンジの豊かさが特徴的です。

Taylorはギターのルックスもよく、ネックも握りやすいので演奏性も良好です。

弾き語り、ソロギターと色んなジャンルの人が使っている万能性もポイント高いですね。

ピックアップはTaylor独自のES2というシステムが入っています。

TaylorのESピックアップ
ボディ上部にコントローラーツマミがある

ブリッジ後方にセンサー型のピックアップが配置されています。

素子はピエゾですが、音は通常のアンダーサドルピエゾよりはナチュラルな音です。

ライブハウスのセッションで聞いていても、ES2の音はバンドでもちゃんと抜けてくるのが良いですね。

Gibson J-45 Standard

Gibson J-45
写真はJ-45 ADJ
シェイプジャンボ
トップ材シトカ・スプルース
サイド&バックマホガニー
ピックアップピエゾ
プリアンプあり
付属品ハードケース
実売価格290,000円程度
公式サイトより引用
補足

上表の仕様はJ-45 Standardです

アコギの代名詞的な存在、Gibson J-45。

現行品はJ-45 Standardという名称でピックアップ搭載のエレアコになっています。

僕も数年前からTaylorとJ-45の2本でやっていますが、J-45は本当に歌いやすいです。

鳴りはそこそこですが、歌の邪魔にならずにジャカジャカとした音の輪郭はしっかり出してくれるんですよね。

ベテルギウス / 優里 【アコースティックCover】
僕のJ-45は60年台の仕様を踏襲したモデルです

何年も使ってみると、色んなアーティストから選ばれているのもよくわかります。

一方でJ-45 Standardに載っているピックアップはL.R.BaggsのElementというアンダーサドルピエゾです。

音自体は悪くはないんですが、YAMAHAやTaylorのピックアップと比べると利便性では負けますね。

僕のJ-45はデュアルのAnthemが載ってますが、プロでもAnthemに付け替えている人は多いですね。

Anthem
L.R.Baggs Anthem

J-45&Elementの音

J-45&Anthemの音

なので、エレアコとして使うことが大半であれば、TaylorやYAMAHAを選んだほうが良いかなと思います。

一方でJ-45は生音が非常に使いやすいので、ライブ配信やレコーディングでも活躍します。

どこに重きを置くのかにもよりますが、エレアコ1本で運用するならJ-45はやっぱり強いですね。

おすすめのエレアコ 目次

アコースティックギターを床に置いている写真予算30万円のアコギ(エレアコ) おすすめ5選。メーカーごとの特色、選び方を細かく解説  

おすすめのエレアコ まとめ

エレアコで演奏している人
  • 低予算なら5万円、音楽活動でガッツリ使うなら10万円~がおすすめ
  • メーカー純正品はピックアップ部分も保証内なのでリスクが低い
  • 最近はYAMAHA、Taylor、Cole Clark、Matonのエレアコが強い

ぎたすけ

エレアコにも時代の流れみたいなのあんだな。昔から変わらないと思ってた

たけしゃん

ピックアップ周りは10年くらいで大分進化してる印象あるね。だから自社開発してるとこが強いよね

エレアコのおすすめについての解説でした!

ピックアップ周りはここ10年くらいで本当に進化していますね。

最近だと色んなメーカーが複合型の高性能ピックアップを標準搭載させてます。

昔より、エレアコ選びが難しくなった一方で選択肢が増えて楽しいですね!

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