Blue Compassをレビュー。大きいマイクを上から吊るすのに最適なマイクアーム

Blue Yeti XをBlue Compassに取付した画像

評価:4

ぎたすけ

マイクアームって机に着けられるマイクスタンドだよな。マイクを上から吊るすといいことあんの?

たけしゃん

ディスプレイが見やすかったり、手元でキーボード打つのに邪魔にならないからメリットは大きいよ
Blue Compassの評価
使い勝手
 (4)
デザイン
 (5)
耐久性
 (5)
コスパ(15,400円程度)
 (2.5)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • デザインがおしゃれ
  • アームが長く、長いマイクを逆さで吊るすのに最適
  • ケーブルをキレイに収納できる
  • 簡単に位置を微調整できる
  • マイクがそこそこ重くないと任意の位置に固定できない
  • 机が小さいとアームを持て余す
  • 価格が高い
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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Blue Compass

Blue Compass
ブームタイプ アルミ押出材
回転角度 360度
最大水平方向距離32インチ
最大荷重2.4lbs
(1.08 kg)
ケーブル収納 格納式
ねじ山3/8
(5/8変換ネジ付属)
机の最大厚6.6cm
公式サイトより引用

デザイン性に優れたマイクを販売しているBlueのマイクアーム Compass。

マイクアームもシックなルックスで、どんな机ともマッチする優れたデザインになっています。

Blue Compassの接続部分

スプリング内蔵型で金属パーツなどは一切見えないため、配信などで映ってもおしゃれな雰囲気が出ますね。

一方で価格は15,400円とマイクアームの中では最も高い部類に属します。

まずは製品の仕様から細かく解説していきます。

仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<Blue Compassをレビュー>を参照ください。

製品仕様目次

6.6cm幅までの机に取付可能

Blue Compassの机に取付する部分

机に取付するテーブルクランプは可動するタイプで6.6cm幅まで調整可能です。

上の写真を見てわかる通りで、普通の机なら余裕です。

取付方法も非常に簡単で、テーブルクランプを机に取り付けたら本体を差し込むだけです。

Blue Compass
上が本体、舌がテーブルクランプ
Blue Compassの接続部分
本体をそのまま差し込むだけ

特にネジ固定などもなく、差し込むだけでしっかり安定します。

マイクアームはネジ固定ではなく、内蔵スプリングを活かしたタイプで他のマイクアームと少し違います。

まずマイクを先に着けないとアームの角度を変えられません。

なので、まずはマイクを取付します。

マイクを取付した後であれば、アームの角度を簡単に変えられるので任意に変更しましょう。

Blue YetiをCompassに取付した

また、調整部分に回せるタイプのテンションスクリューが付いています。

Blue Compassの接続部分2
手で回せるテンションスクリュー

時計回りでスプリングの強度が上がり、反時計周りでスプリングが緩みます。

任意の角度に固定できない場合は下記のように調整します。

  • 重いマイクは時計周りで調整
  • 軽いマイクは反時計周りで調整

初期値はBlue Yetiなどに最適化されているようで、YetiやYeti Xなら調整不要で取付可能でした。

逆にダイナミックマイクなど軽いマイクだと、頑張って調整してもスプリングが強すぎて自由に調整できませんでした。

最大水平方向距離 32インチ

Blue CompassとRoycelマイクアームとの長さ比較
上がCompass、下はRoycel

Compassは他のマイクアームと比べて、アームが非常に長いです。

Blueのマイクは縦に長いものが多いので、Blue製品での最適化を考えてのことかなと思います。

Bluebird SLとC214とTLM102の大きさ比較した画像
一番右がBlue Bluebird SL
Blue Yeti Xとaudio technica AT2020USB+
左がBlue Yeti X

縦に長いBlueのマイクでも余裕で上から吊るせます。

Blue BabybottleをBlue Compassで取付した

縦長のマイクを普通に設置すると、PC操作の邪魔になるので上から吊るすのが良いんですよね。

普通のマイクアームだと上から吊るすと長さが不足しがちですが、Compassくらい長いと自由に設置できて良いです。

Blueのマイクをはじめ、NEUMANN U 87aiなど高級マイクは縦長が多いので、Compassは高級マイクと相性がいいですね。

NEUMANN U87ai
NEUMANN U 87ai

耐荷重は1.08kg

Blue Yeti XをBlue Compassに取付した画像

Compassは1.08kg以下のマイクをマウントできます。

大抵のマイクは本体が500g、金属製ショックマウントが400gといったところなので、ほとんどのマイクで問題ないです。

ちなみにマイクアームは安い製品でも耐荷重2kgとなっている製品が多いです。

しかし、この耐荷重は「載せても壊れない重さ」が設定されていて、任意の位置で固定できるのは800gくらいだったりするんですよね。

たけしゃん

耐荷重2kgと言いながら、1kgのマイクでズルズル下がってくる製品がまあ多いこと…

試した感じ、Compassの耐荷重1.08kgは「任意の位置で固定できる重さ」なので、安いマイクアームよりは重たいマイクを支えられます。

格納式ケーブルマネージメント

Blue Compassはマイクケーブルを格納できる

Blue Compassはケーブルを格納できる溝が用意されています。

USBケーブルでも、XLRケーブルでも格納できる広さになっています。

固定具を開き、ケーブルを収納してから固定具を閉じることでキレイに収まります。

Blue Compassケーブルをキレイに収納可能
Blue Compassはマイクケーブルを格納できる

ケーブル周りをキレイに収納できるので、地味に助かります。

他のマイクアームはマジックテープで固定するものが多いですが、やはり収納できると違いますね。

AT8700Jでケーブル留めファスナーでケーブルを固定した写真
audio technica AT8700J

よりスタイリッシュにケーブルを収納したい人はCompassを検討しましょう。

 

Blue Compassをレビュー

Blue Compassの接続部分
Blue Compass
使い勝手
 (4)
デザイン
 (5)
耐久性
 (5)
コスパ(15,400円程度)
 (2.5)
総合評価
 (4)

それでは、具体的にBlue Compassをレビューしていきます。

メリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通り。

メリット
デメリット
  • デザインがおしゃれ
  • アームが長く、長いマイクを逆さで吊るすのに最適
  • ケーブルをキレイに収納できる
  • 簡単に位置を微調整できる
  • マイクがそこそこ重くないと任意の位置に固定できない
  • 机が小さいとアームを持て余す
  • 価格が高い

使った感じだと、万能な製品ではありません。

ショックマウントも含めて、それなりに重たいマイクを上から吊るすのに最適な製品です。

なので、使うマイクありきで買うか検討したほうが良いです。

Blueをはじめとした縦長で重量もそれなりにあるマイクを使う人には非常にマッチします。

レビューの目次

マイクを上から吊るすには最適

Blue BabybottleをBlue Compassで取付した

Compassは基本的にマイクを上から吊るす想定で作られている製品です。

PCからライブ配信する際は縦長のマイクは上から吊るしたほうが断然楽なので、そのへんを配慮した製品なんでしょうね。

上から吊るすメリット

ディスプレイが見やすく、キーボードを打つ邪魔にもならない

よくあるマイクアームだと、縦長のマイクを上から吊るすには高さがやや足りないんですよね。

Blue CompassとRoycelマイクアームとの長さ比較
上がCompass、下はRoycel

高いマイクは縦長が多いので、良いマイクを上から吊るして使う想定ならCompassが断然優れいています。

軽いマイクだと固定が難しい

AKG C214をマイクアームで取付して正面から撮影した
AKG C214

Compassは内蔵スプリングで調整するタイプで、それなりに重たいマイクで使うのがおすすめです。

軽いマイクだとスプリングの強さに負けてしまって、固定できないポジションが生まれます。

たけしゃん

C214だとL字型で固定するのが無理でした

色んなマイクで試した感じだと、マイク本体とショックマウントで合わせて500gくらいはあったほうが良いですね。

補足

小さいマイク&ショックマウントがプラスチック製とかでなければ大丈夫

ダイナミックマイクなども含めて、万能に使えるタイプが良いならaudio technica AT8700Jのほうが良いですね。

AT8700JでAT4040を支えている画像

クランプ式ポップガードがつけられない

マイクアームに取付するクランプ式
ネジを回して取り付けるタイプがクランプ式

Compassはアームがかなり太いので、ポップガードで一般的なクランプ式が取付できません。

僕の家にある3種類のポップガードは全滅でした。

そのため、代わりにマイクに直接取付できるポップガードを使いましょう。

マイク取付タイプのポップガードをGranpro4は特殊形状のマイクでも割といける
Babybottleに取り付けた

幸い、BlueのXLRマイクはGRANPRO取付できるので、まあそこまで困ることはないですね。

Compassはマイクや周辺機器を選ぶため、やはり万能な製品とは言い難いですね…。

撮影映えするデザイン

Blue Yeti XをCompassに取付した
ショックマウントはBlue RADIUS III

Compassの強みはおしゃれなデザインです。

2,000~3,000円で人気のRoycelなどのマイクアームはバネとかむき出しなので、野暮ったいんですよね。

Blue CompassとRoycelマイクアームとの長さ比較
下がRoycel

Compassはオールチューブデザインになっており、そういった野暮ったさは一切ありません。

Blue Yeti XをBlue Compassに取付した画像

また、ケーブルもチューブ内に収納できるので、机周りが非常にスッキリします。

Blue Compassはマイクケーブルを格納できる

動画や写真などで机周りが映る人には、地味に大事なポイントですよね。

競合製品との比較

Blue BabybottleをBlue Compassで取付した
Compass
AT8700JでAT4040を支えている画像
AT8700J
カラー
アーム480mm × 430mm
※自分で計測
398mm × 430mm
収納ケーブル収納可テープで固定
机の厚さ66mmまで50mmまで
耐荷重1.08kg2kg
価格約15,400円約8,500円

価格帯的には差がありますが、比較対象となりそうな製品はaudio technica AT8700Jです。

両方使った印象としては下記の通りに感じました。

  • マイク問わず万能に使えるのはAT8700J
  • 縦長マイクを上から吊るすならCompass
  • 重たいマイクならCompassのほうが調整は楽

基本的にはこだわりがなければ、AT8700Jをおすすめします。

万能に使えますし、安い割にクオリティもかなり高いです。

一方で長いマイクを上から吊るすのであれば、Compassのほうが断然優れています。

特に良いところはアームが長いので、かなり上からL字設置できることです。

Blue Compass

上図の形で設置すると、作業しながらのトークが断然やりやすいです。

公式サイトの動画見てもらうと、より設置したイメージがわくと思います。

他のマイクアームだと長さが90~100cmほど短いので、Compassのような上からのL字設置は厳しいです。

Blue Compassとaudio technica AT8700Jと長さを比較
AT8700Jと比べてもCompassは大分長い

また、AT8700Jは重たいマイクでも安定するようにアームが固めになっており、片手での調整は難しいです。

対して、Compassは内蔵スプリングで調整しているので、片手で楽々位置を変えられます。

補足

一方で軽いマイクだとCompassは使い辛いので、一長一短がある

なので、縦長マイクを上から吊るしたい人やゲーム実況やラジオ配信など、端末操作しながら配信する人はCompassが使いやすいですね。

 

Blue Compass まとめ

Blue Yeti XをCompassに取付した
  • 縦長マイクを上から吊るすのに最適なマイクアーム
  • ケーブル収納可能でデザインがおしゃれ
  • 上からL字でマイクを設置できるのが強み

ぎたすけ

上から吊るされているとラジオ局みたいな雰囲気出て良いな

たけしゃん

そうだよね。プロ感が一気に出るから配信やる人には良いんじゃないかなと思ったよ

Blue Compassのレビューでした。

高い角度からL字設置できるのはすごく良いですよね。一気にラジオ局っぽい雰囲気が出ます。

マイクアームにしてはかなり高いですが、品質も高く、長期的に愛用できるアイテムになっています。

ライブ配信でラジオっぽい絵を作りたい人はぜひ、チェックしてください。

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