ぎたすけ
たけしゃん
ただ、ジャカジャカやるのと細かく弾くのでは変えたほうがやりやすいよ
アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第5話はピックの持ち方です!
初心者講座トップ
アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説
本記事では演奏スタイルごとにピックの持ち方とおすすめのピックを紹介します。
初心者の方は変な癖がつかないように、まずはストロークも単音ピッキングも基本形で練習を行いましょう。
ピックの持ち方(基本形)
ピックの持ち方は人それぞれですが、基本形はこの流れ。
人差し指の位置はやや奥の方が安定します。
逆にダメな持ち方は人差し指と親指でつまむように持つ方法です。

つまむように持ってしまうと、ストロークしたときに動きが固くなり良い音が鳴りません。
ギターを弾く際は手首を柔らかく振っていくので、手首の動き伝わるように持たないといけないのです。
そのため、ピックを持つときは握るというよりは沿えるくらいのイメージのほうが演奏しやすいです。

力が入っていると、ピッキングが硬くなって早い動きに対応できません。
また、力が入っている方がピックを落としやすいです。
力は入れずに軽く持って、しなやかにピッキングできるのが理想ですね。
初心者におすすめのピック
ピックケース
ピックの弾き方

ピックは弦に大して平行に当てると引っかかりが少なく弾くことができます。
また、ストロークの際は最初に当てる弦はピックを寝かせ気味であてて振りぬく意識を持つとちょうどいいです。
ピックが弦に引っかかる場合は下記の2点を気にしてみましょう。
- ピックを深く当てすぎてないか?
- ピックを持つ人差し指の位置が深すぎではないか?
②は人差し指の先端が親指の側面と同じか、少し出るくらいの位置が良いです。
とはいえ、最初はあまり考えすぎずにジャラーンと弾いてみましょう。

単音でピッキングするときはドレミファソラシドで練習すると良いです。
音階は下記の図を参考にしてください。

弦に対してピックを平行に当てることを意識して、ドレミファソラシドを繰り返し練習しましょう。
慣れてきたら、弦に当てる深さと角度を改めて意識しましょう。
弦を深く当てすぎると、次の音へスムーズに移行できないため、浅めに当てるのが大事です。

そして、ストロークの際はピックを軽く寝かせてあてる意識も付けましょう。

ストロークの際はスナップ効かせて振りぬくため、最初の入りの角度はやや寝かせるくらいがちょうどいいです。
ピックを垂直に当てたり、深く当てすぎると後半の弦で引っ掛かったり、スカったりしやすくなります。
上手くいかないときは角度と深さを意識して、じっくり練習しましょう。
次章からはストロークに適した持ち方と単音ピッキングに適した持ち方を解説していきます。
ただ…初心者のうちは基本形だけで大丈夫です。
基本形でピッキングの感覚を身に着けてから、持ち方の工夫をするようにしましょう。
この先の目次(タップで飛びます)
ストロークに適したピックの持ち方

ストローク中心の場合はピックをやや浅めに持つのがポイントです。
ただ、初心者のうちは浅めを意識せずに中心部分を持ちましょう。
というのはストロークは全部浅めに持つのがいいわけでもないからです。
例えば、ダウンストロークが中心の曲だと浅く持つと逆に弾き辛かったするんですよね。

他にもピックが硬くてしなりがないタイプだと、浅く持つと弾き辛いです。
逆にジャカジャカやる曲はピックを浅めに持つと弾きやすかったりとケースバイケースなんですよね。
基本的にはアコギでストロークというと、アップ・ダウンストローク交互のジャカジャカ系が多いんですよね。
更にピックもアコギ弾きはしなりがあるものを使う人が圧倒的に多いです。
※アコギ弾き語りで使用者が多いDunlopのしなるピック
そのため、ストロークはピックを浅めに持つのがよいと言われてるわけですね。
ストロークにおすすめのピック
読みたい項目をタップで飛びます
単音ピッキングに適した持ち方

やや深めに持つことで細かいピッキングがやりやすくなるため、単音ピッキングに有効です。
また、ピッキングの強弱も深めにもった方が付けやすいです。
弾き語りだとアルペジオとちょっとしたフレーズくらいしか単音ピッキングを使わないので、あまり出番はないかもしれません。
僕自身もピックを深めに持つのは、誰かの伴奏をやるときくらいです。
弾き語りだと基本形か浅めに持つことがほとんどです。
単音弾きでおすすめのピック
読みたい項目に戻ります
ピックの持ち方 まとめ

- ピックを人差し指に置いて、親指を中心部分に被せる
- ストロークはやや浅め、単音ピッキングはやや深めに持つと良い
- 初心者のうちは中心部分を持って、慣れてから持つ位置を調節すると良い
ぎたすけ
たけしゃん
ピックの持ち方についての解説でした。
ピックの持ち方はプレイヤーの演奏スタイルや好みに左右されるので、これが正解!みたいなものはありません。
ただ、ピッキングはかなり奥が深いので、初心者のうちは変な癖がつかないよう基本形を意識したほうが良いです。
最初はピックが弦に引っかかりがちなので、摩擦が少ない材質 ポリアセタールを用いたMUSENT トライアングルピックが使いやすいです。
初心者におすすめのピック
また、ピックは相当な種類があります。
演奏にも慣れて、ピックの種類や選び方を勉強したくなったら、下記の記事で解説しているので参考にしてください。
関連記事

第1章 必要なアイテムと使い方
第2章 コードを弾いてみよう
第3章 基本テクニックを覚えて曲を弾こう
よく読まれている記事
初心者が覚えるべき ギターコード 10個を練習用の譜例付きで解説
コンデンサーマイク おすすめランキングベスト10【2023年版】 〜プロアーティスト使用マイクも紹介〜
男性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。音域チェックできる音源付き
初心者向けアコースティックギター おすすめ6選。購入するギターの選び方を107名のアンケート調査付きで解説
SYNCROOM(シンクルーム)の使い方、設定、遅延対策を解説。無料で自宅セッションを楽しもう!
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説
【2023年】ミニギター おすすめランキング ベスト10。選び方や大きさの違いを比較画像付きで解説
ギターのカポタストでキー変更するための上げ方、下げ方を役立つ早見表と合わせて解説
アコギ メーカー11社を解説。ブランドごとの特徴やおすすめのギターを紹介
アコギの弦高調整でおすすめの適正値と適したプレイスタイルを解説