YAMAHA AG03をレビュー。実況・配信に便利なミキサー型オーディオインターフェイス

YAMAHA AG03

評価:4.5

ぎたすけ

へぇー、ミキサーなのにオーディオインターフェイスとして使えるのか

たけしゃん

発売されたのは少し前だけど、配信している人に人気な製品だよね。楽器屋の店員さんも良く売れてるって言ってたよ

飛ばし読みガイド

YAMAHA AG03

YAMAHA AG03 正面からの写真

  • ミキサー型のオーディオインターフェイス
  • エフェクト、ループバック機能などライブ配信に最適
  • DAWソフト Cubase AI付き

YAMAHAが販売しているミキサー型オーディオインターフェイス AG03

小さいボディサイズに配信に使う機能をギュッと詰め込んだ人気製品です。

 

まずは基本的な仕様から確認していきましょう。

2 IN / 2 OUT

YAMAHA AG03 出力端子

  • マイク用コンボジャック
  • ギター/キーボード用 LINE端子
  • ヘッドフォン端子
  • モニター用出力端子
  • AUX端子

良く使うものは一通り網羅しています。

マイクとエレアコ or キーボードを挿して使えるので、弾き語りもばっちり。

 

ただし、歌もギターもマイクで拾いたい場合にマイク 2本使うことができません。

YAMAHA AG03の入力端子

補足
キャノン⇒LINEの変換ケーブルを使えば一応はマイク 2本使えます(非推奨)

なので、ギター弾き語りでAG03を使う人はエレアコが前提です。

マイクを2本使いたい人は同価格帯ではUR22mkIIが最有力となります。

DSPエフェクト

YAMAHA AG03 操作パネル

  • EQ(イコライザー)
  • コンプレッサー
  • リバーブ
  • アンプシュミュレーター

4つのエフェクトを使うことができます。

EQ、コンプレッサー、リバーブがあれば、弾き語り配信もばっちりですね。

 

ミキサー本体にはエフェクトのON/OFFスイッチのみついており、細かい調節はソフトウェア(AG DSP Controller)で事前に行う仕様となっています。

YAMAHA AG03のエフェクトスイッチ

AG DSP ControllerはWin/Mac対応なので、スマホやタブレットは非対応です。

PCを使っている人は年々減っているので、次機種ではスタンドアローンで調節可能になってほしいところですね。

AG03のループバック

ループバック機能

ループバック機能とはネット上でステミキと言われている機能とほぼ同義。

配信でBGMなどを流すことができる機能です。

 

ミキサー本体中央にTO PCというスイッチがあり、モードを調節できます。

AG03のループバック機能

  • DRY CH 1-2G…INPUT1(マイク)、INPUT2(ギター/キーボード)がバラでPCに届く
  • INPUT MIX…ミキサーに入力した音、全てがミックスされてPCに届く
  • LOOP BACK…ミキサーに入力した音 & PCで流れている音がミックスされてPCに届く

PCで流れている音楽やプレイ音声を流したい時はLOOP BACKを選択すればOK。

DRY CH 1-2Gは普通のオーディオインターフェイス機能なので、配信よりはDTMで活用します。

 

なお、スマホでただ音楽を流したいだけなら、ミキサー本体のAUX端子とスマホを接続してINPUT MIXを選択すればOK。

 

ライブ配信を前提に作られているので、必要な機能はちゃんと揃っていますね。

YAMAHA AG03をレビューする

YAMAHA AG03

はじめに総評すると「ライブ配信や歌ってみた動画制作には最適なアイテム」です。

必要な機能がコンパクトにまとまっています。

 

音質も良く、192KHz/24Bitも対応しているため、ライブ配信からDTMまで万能に使えます。

困るのはマイクを2本立てたいときくらいです。

 

モバイルバッテリーなどUSB電源を確保すれば、スタンドアローンでも使えるので非常に便利。

ベストセラーになるのも納得の1台です。

AG03の音質は良好

YAMAHA AG03のマイクプリ

マイクチャンネルはライブ現場でも良く使われる定番のClass A マイクプリアンプ D-PREが採用されています。

なので、ちゃちなこともなく普通に使える音で出力されます。

 

何十万円もする高級機材のような音質はさすがに出ませんが、配信やボーカル録音で使うのに十分な品質なので心配ありません。

YAMAHAはPAミキサーの最大手なので、オーディオインターフェイスでもノウハウが引き継がれていて安心です。

エフェクトはまあまあ

YAMAHA AG03のエフェクトスイッチ

よくあるYAMAHAミキサーのエフェクトですね。

なので、特筆することもないですが、使っていて困ることもありません。

 

DTMでやるときはCubase AIのエフェクトを使えば良いですし、配信ならミキサー本体のDSPエフェクトで十分です。

他のメーカーだとおもちゃみたいなリバーブが多いですが、そのへんはさすがYAMAHAですね。

 

また、競合機種であるSteinberg UR22mkIIが配信ツールを使わないとリアルタイムエフェクトをかけづらい仕様です。

歌枠でのライブ配信をやりたい人にはAG03はお手軽で強いです。

スタンドアローンなので使い道は豊富

YAMAHA AG03の電源供給

5V DCで電源供給すれば、スタンドアローンで作動します。

PA設備がないところでライブする際などに簡易なミキサーとして機能します。

 

基本は配信やDTM用でたまに簡易ミキサーとして外でも使うという人には助かりますよね。

なお、外でミキサーとして活用するのがメインの人はMG06など、YAMAHA MGシリーズを買ったほうが良いです。

フェーダーが直感的で使いやすい

YAMAHA AG03はフェーダーで音量調節可能

やっぱり、フェーダーで音量調節できるのはいいもんです。

配信時にちょっとした音量調節するにも楽ですからね。

 

マイクのチャンネルだけフェーダーで後はツマミです。

形がミキサーなこともあり、直感的につかいやすいのが良いところです。

 

競合機種との比較

AG03比較

価格帯、使用用途が近い競合機種となると、やはりSteinberg URシリーズです。

この4機種は割と綺麗に目的別のすみ分けができています。

  • 費用を抑えたい…UR12
  • コンデンサーマイクを2本同時に使いたい…UR22mkII
  • ライブ配信で簡単にエフェクトを使いたい…AG03
  • ギター&ピアノユニットでライブ配信したい…AG06

ギター弾き語りで想定すると、歌・ギターでそれぞれコンデンサーマイクを立てるのが音質的にベストなのでUR22mkIIがおすすめですね。

 

ただ、ピックアップ付きのエレアコを使う人など、コンデンサーマイクは1本だけなら配信もやりやすいAG03が最も使い勝手が良いです。

UR22mkIIはリアルタイムエフェクトをかけるのが面倒ですが、AG03はスイッチ一つでON/OFFできるのも強みです。

 

自身の環境に合わせて、オーディオインターフェイスを選択すると良いでしょう。

AG03

UR22 mkⅡ

 

AG03におすすめのマイク

AT2020

YAMAHA AG03を買うならセットでマイクを買う方が大半ですよね。

そこで、おすすめのマイクはズバリaudio technica AT2020です。

AT2020

1万円ジャストで買える高音質なコンデンサーマイクですね。

ライブ配信はもちろん、歌ってみた動画の製作などにも活用できるので非常に便利。

 

実際に録ってみた音はこんな感じ。

補足
ボーカル・ギターをそれぞれ、AT2020で録っています

音質はaudio technicaらしく、癖もなくフラットに調節されています。

癖がないので使いやすいエントリーモデルのマイクです。

 

YAMAHA AG03audio technica AT2020をセットで買っておけば、音楽系の用途であれば大半のことはできるようになります。

AT2020

AG03

 

YAMAHA AG03 まとめ

勉強しているところ

  • スタンドアローン可能なミキサー型のオーディオインターフェイス
  • ライブ配信や歌ってみた動画制作には最適
  • コンデンサーマイク 2本同時使用したい人はUR22mkIIにすべし

YAMAHA AG03の解説でした。

手軽に高音質なライブ配信をやるには最適ですね。

ずっと人気があるのも納得です。

 

拡張性を考えると、マイク端子が2つあるUR22mkIIですが、シンガーソングライターだとマイク端子1つあれば大半のシチュエーションが問題ないですしね。

 

ライブ配信や歌ってみた動画を製作にチャレンジしたい人は、ぜひチェックして欲しい機種ですね。

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