ぎたすけ
たけしゃん
なお、DTMや歌ってみたなどを含めてトータル的なオーディオインターフェイスのおすすめ記事は下記を参照ください。
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配信用オーディオインターフェイスの選び方

最近はライブ配信が流行っていることもあり、オーディオインターフェイスを導入する方も増えました。
ただ、配信は雑談、ゲーム実況、歌配信など多様なジャンルに及び、必要な機能も配信内容で異なります。
また、実際はオーディオインターフェイスよりUSBマイクが適している配信者もかなり多いです。

本章ではオーディオインターフェイスを選ぶメリット、製品の選び方から解説していきます。
本章の目次
USBマイクとオーディオインターフェイス

まずはUSBマイクとオーディオインターフェイスの違いについて理解しましょう。
USBマイクはザックリ言うと「マイクと簡易なオーディオインターフェイスが一体化した製品」です。

そのため、USBマイクを別のオーディオインターフェイスに接続することはできません。
代わりにPCやゲーム機などと直接接続することが可能となっています。

そして、実際のところは歌配信以外はUSBマイクで十分です。
最近のUSBマイクは音質も相当良く、配信用途では十分すぎるレベルです。
audio technica AT2020USB-X

対して、オーディオインターフェイスの良いところは「拡張性」と「モニターの自由度」です。
USBマイク内蔵のものと比べると、外付けのオーディオインターフェイスは音質・機能性に優れています。

例えば、下記のような要望が後から増えても、そのまま対応できます。
- 楽器も弾きたくなった
- 歌ってみたやDTMをやりたくなった
- マイクを複数本使って配信したくなった
USBマイクは便利ですが、拡張性は0に等しいです。
色々やりたくなったら、かなり早い段階で限界が来ます。
また、オーディオインターフェイスはモニターの調整も自由が利きます。

歌配信は伴奏を聴きながら歌うので、自分の歌声をリアルタイムに聴くモニター環境は非常に重要です。
歌いやすいように伴奏と自分の声のバランスを細かく調整する必要があります。

USBマイクは簡易的な機能しかなく、細かい調整はできません。
そのため、歌配信だと厳しい点が多いです。
一方、オーディオインターフェイスなら色々と調整できるものが多いです。
そういった理由から、歌配信はオーディオインターフェイスを推奨します。
逆に雑談、ゲーム実況はUSBマイクで十分です。
入力端子

オーディオインターフェイスを導入する大きなメリットが入力端子です。
オーディオインターフェイスは業務用の音響機器を繋ぐための入力端子が充実しています。

XLR | 主にマイクを繋ぐ端子 |
LINE | ギターなど楽器を繋ぐ端子 |
コンボジャック | XLR・LINE両対応の端子 |
配信では必ずマイクは使うので、XLRもしくはコンボジャックが必要です。
マイクを2本使う人はXLRもしくはコンボジャック2基以上の製品を買いましょう。
また、ライブ配信特化の製品だと、ヘッドセットやAUX(3.5mm入出力)などの端子もついています。

歌配信はXLRマイク、ゲーム実況はヘッドセットといった使いわけができます。
ヘッドセットや3.5mmプラグのイヤホンマイクを使う人は配信特化の製品を選びましょう。
ループバック

ループバックはPCの再生音を配信に流すために使われる機能です。
主にはBGMを配信で流すために使われています。
PCで再生したBGMを配信に流すのは簡単に見えて、OS標準機能での実現は難しいです。

その問題を手軽に解決できる機能がループバックです。
ループバック機能があると、簡単に配信でBGMを流すことができます。

一方でゲーム実況だと、OBS STUDIOに同等の機能があるのでループバックはあまり必要なかったりします。

ループバックは雑談や弾き語り配信で使われることが多いですね。
また、スマホ配信で色々と活躍しますが、その説明は長くなるので下記記事を参照ください。
DSPエフェクト

DSPエフェクトとはオーディオインターフェイス単体で使えるエフェクトのことです。
オーディオインターフェイス内蔵のDSPチップで音声処理するため、PCに負担がかかりません。
専用アプリで細かく調整できる機種も徐々に増えており、高音質な配信ができます。

また、DSP処理なので、PC負荷がなく、音が遅延しないのも大きなメリットですね。
歌配信をやる場合はエフェクトはあったほうが良いので、DSPエフェクトの有無は地味に重要です。
配信向けオーディオインターフェイス 10選

それでは、配信でおすすめのオーディオインターフェイスを10製品紹介していきます。
下記3種類の価格帯に分けて紹介していきます。
画像タップで解説に飛びます
個人的には配信のためだけに買うなら、1万円台で十分です。
それ以上は「DTM」「歌ってみた」「ライブでの同期」「複数人配信」などと併用する人向けです。
なお、配信向けのマイクについては別記事でまとめていますので、合わせて参考にしてください。
1万円台の配信向けオーディオインターフェイス

配信向けの人気製品が多数ある、1万円台です。
1万円以上の製品からループバックやDSPエフェクトが搭載されます。
この価格帯は音響機器に不慣れな配信者向けに設計された製品が多いです。
そのため、詳しくなくても使いやすいのが良いですね。
YAMAHA AG03MK2

項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×1 LINE ×1(ステレオ) |
サンプリングレート | 192kHz/24bit |
接続端子 | USB 2.0 |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | 〇 |
対応OS | Win、Mac、iOS、Android ※Androidは4極ミニ接続 |
付属DAW | Cubase AI Cubasis LE |
実売価格 | 約18,300円 |
配信向けオーディオインターフェイスのベストセラー YAMAHA AG03MK2。
豊富な入力端子に加えて、ループバックやDSPエフェクト内蔵で非常に多機能です。
音質もクリアで配信や歌ってみたで十分使えるレベルです。
AG03MK2とコンデンサーマイク YCM01で録った動画がこちら。
普通に使えるレベルの音で録れていますね。
AG03MK2は本体の造りがライブ配信に特化しています。
通常のオーディオインターフェイスにはない、ヘッドセットやAUX端子が用意されています。

なお、AUXは4極入出力に対応しており、Androidと接続して使う際も便利ですね。
そして、本体スイッチでループバックやDSPエフェクトをON/OFFできるのも良いですね。

ワンオペ配信だとアプリを触っている余裕がないので、本体操作で完結できるのは助かります。
エフェクトの細かい設定などはWin・Mac・iOSで使える専用アプリで調整可能です。

エフェクトの調整も初心者向けにプリセットが用意されており、簡単に設定できます。

配信中心で使うなら、AG03MK2が間違いない選択肢ですね。
ZOOM AMS-24

入力端子 | コンボジャック×2 |
出力端子 | 1/4 “ライン出力×2 ステレオ 3.5mm出力 ×2 |
サンプルレート | 96kHz / 24bit |
接続端子 | USB-C |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | × |
付属DAW | なし |
対応OS | Win,Mac,iOS,Android |
ハンディサイズのZOOM AMSシリーズからAMS-24です。
手のひらサイズでコンボジャック 2基搭載の携帯性に優れた製品です。

小さいですが、音質はなかなかに良好です。
AMS-24で録音した動画がこちら。
クリアで配信や動画制作に使うには十分な品質ですね。
AMS-24はループバック機能を搭載しており、本体スイッチでON/OFFできます。

さらに音楽向けのMUSICモードと配信向けのSTREAMINGモードが用意されています。

STREAMINGモードにすると、INPUT1/2がステレオミックスされて出力されるようになります。

このステレオミックスされる仕様が、iPhoneからの配信などで地味に便利なんですよね。
2022年発売の製品なので、スマホユーザーにも適した製品設計になっています。

携帯性にも優れているので、外出先からの配信などにも便利な製品です。
なお、実売価格19,900円程度で入出力端子が増えるAMS-44も選択できます。

アコースティックデュオやユニットで配信したい人はAMS-44を選択しましょう。
Steinberg UR22C

項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×2 |
サンプリングレート | 192kHz/32bit |
接続端子 | USB 3.0 |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | 〇 |
対応OS | Win、Mac、iOS |
付属DAW | Cubase AI Cubasis LE |
実売価格 | 約17,800円 |
DTMから配信まで万能にこなす、人気製品 Steinberg UR22C。
筆者も使っていますが、非常に便利で使いやすいオーディオインターフェイスです。
コンボジャック 2基搭載で、音質も1万円台ではかなり良いです。
UR22Cで録った動画がこちら。
UR22Cは192kHz/32bitというハイビットレートでの録音もできます。
地味に少ないUSB 3.0対応の機種なので、通信速度なども優れています。
Win・Mac・iOSで動作する専用アプリを使って、ループバックやエフェクトの設定が可能です。

iPhoneで専用アプリが用意されている機種は、まだまだ少ないのでスマホ配信では非常に強いですね。
音楽制作からライブ配信まで万能にこなせる、非常に優秀なオーディオインターフェイスです。
2~5万円で配信向けのオーディオインターフェイス

続いては、2~5万円の価格帯でおすすめ製品を紹介していきます。
1万円台と比べると、下記の点が強化されている製品が多いです。
- 入出力端子の増加
- 音質の強化
シリーズものは基本仕様は下位モデルと一緒で入出力端子が増えているパターンが多いです。
逆にMOTUやUniversal Audioのように入出力端子は少ないものの、使用しているパーツが良い製品もありますね。
MOTU M2

入力端子 | コンボジャック×2 |
出力端子 | 1/4 “TRSライン出力×2 RCA ×2 ヘッドホン端子 ×1 |
サンプルレート | 192kHz |
接続端子 | USB-C |
対応OS | Win,Mac,iOS |
寸法(幅×奥×高) | 約190 x 108 x 45mm |
実売価格 | 約29,800円 |
プロユースのメーカーとして、昔から人気のMOTU。
そのMOTUが3万円程度で買える、低価格製品として発売したのがM2です。
M2は3万円近辺の製品では、抜群に音質が良いです。
MOTU M2でボーカル、アコギを録った動画がこちら。
歌ってみたなど音楽制作を積極的にやっていく人にはすごく良い製品です。
また、M2には高級機によく採用されているESS Sabre32 Ultra DACが搭載されています。
そのおかげで再生音が非常にきれいで低価格帯製品とは明らかに差があります。

一方でループバックは仕様がやや特殊で、DSPエフェクトもありません。
そのため、歌配信においてはOBS STUDIOなどで機能を補うのがベターですね。
手軽にループバックやエフェクトを使いたいなら、YAMAHA AGシリーズやSteinberg URシリーズを選択しましょう。
逆に音質で言うと、AGシリーズ・URシリーズよりM2のほうが明らかに良いです。

制作用途でも使う人はM2をおすすめします。
なお、M2が2IN 2OUTで、上位モデルのM4は4IN 4OUT仕様になっています。


YAMAHA AG06MK2

入力端子 | コンボジャック×2 LINE(ステレオ) × 2 AUX ×1 |
出力端子 | ステレオアウト×1 モニターアウト×1 Phone ×2(同時使用不可) AUX ×1 |
サンプリングレート | 192kHz/24bit |
接続端子 | USB 2.0 4極ミニ入出力 |
対応OS | Win,Mac,iOS,Android ※Androidは4極ミニ接続 |
寸法(WHD) | 152 × 63 × 201mm |
実売価格 | 約23,100円 |
配信向けに最適化されたオーディオインターフェイス YAMAHA AG06MK2。
AG03MK2から入力端子の数を増やして、弾き語り配信や複数人配信でも使えるようになった機種です。

大きな違いはコンボジャックが2基になったことです。
AG06MK2は2基ともファンタム電源対応で、コンデンサーマイクも2本使用できます。

音質もM2ほどではないものの良好で、配信や動画制作で十分活躍できます。
コンデンサーマイクを2本使えるので、コラボ配信・弾き語り配信でも使いやすいですね。
本体にはヘッドセットやAUXなど、ゲーム実況で便利な端子もついています。

ループバックやDSPエフェクトも本体スイッチでON/OFFできるのも、AG03MK2と同じ仕様ですね。
細かい設定はWin・Mac・iOSで使える専用アプリで行います。


本体・アプリどちらも良くできていて、わかりやすく、使いやすいです。
AG06MK2なら1人配信、複数人配信の両方に対応できるので、1台持っておくと自由度がグッと上がりますね。
Steinberg UR44C

項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×4 LINE ×2 |
サンプリングレート | 192kHz/32bit |
接続端子 | USB 3.0 |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | 〇 |
対応OS | Win、Mac、iOS |
付属DAW | Cubase AI Cubasis LE |
実売価格 | 約39,600円 |
人気のオーディオインターフェイス UR22Cから入出力を増やしたUR44Cです。
コンボジャックが4基となり、バンドや多人数の録音・配信にも対応しています。
音質はUR22Cと基本変わりませんが、フラットでクリアな音です。
192kHz/32bitまで対応しており、ハイビットレートでの録音もできます。
ループバック、DSPエフェクトも搭載し、Win・Mac・iOSで使う専用アプリも用意されています。
ライブで同期させて使うにも便利な仕様となっているため、バンドやユニットで重宝する機種ですね。
Universal Audio Volt 176

入力端子 | コンボジャック |
出力端子 | 1/4 “ライン出力×2 ヘッドホン端子 ×1 |
サンプルレート | 192kHz / 24bit |
ループバック | × |
内蔵エフェクト | コンプレッサー ビンテージマイクプリ |
接続端子 | USB-C |
付属DAW | Ableton Live Lite |
対応OS | Win,Mac,iOS |
実売価格 | 約33,880円 |
プロユースメーカーUniversal Audioの小型オーディオインターフェイス Volt 176。
10万円超えの製品中心だったUniversal Audioが2022年に発売した低価格帯モデルです。
マイクプリの質がよく、3万円台の中でも音質はかなり良いですね。
艶のある魅力的な音です。Volt 176で録った動画はこちら。
また、Volt 176はビンテージマイクプリモードとアナログコンプレッサーがついています。
機能 | 概要 |
ビンテージマイク プリアンプモード | アナログチューブプリアンプの サウンド特性を付加 |
76コンプレッサー | ボリュームピークをコントロール サウンドにパンチと明瞭さを付加 |
使ってみた感じはコンプレッサーが非常に良いです。
Universal Audioはアナログコンプレッサーでも有名なメーカーですが、さすがの出来で非常に使いやすいですね。
歌配信だとコンプをかけるだけで格段に聞きやすくなるので、このレベルのコンプがついているのは良いですね。

なお、本製品は入出力数別に4つのバリエーションがあります。
上位モデルになるほど、入出力端子が増えるので用途に合った製品を選びましょう。
5万円以上の配信向けオーディオインターフェイス

最後は5万円以上のオーディオインターフェイスで配信に使いやすいものを3製品紹介します。
高価格帯になると、少し前の製品はループバックなどは使えないものが多いです。
ただ、ここ数年で発売された製品は配信向けに便利機能が色々搭載されています。
特にMOTUとRMEの専用アプリは設定の自由度が高く、低価格帯製品だとできないことが簡単に実現できます。
Apogee Duet 3

プロアマ問わずに人気の高いオーディオインターフェイス Apogee Duet 3。
コンパクトでおしゃれなボディで音質も良い優れものです。
Duetシリーズはマイクプリの質が良く、昔からプロの使用者も多いですね。
輪郭のあるクッキリした音質で、音の存在感がしっかりでます。
ヘッドホンの出音も良く、レコーディング時は非常に気持ちよく歌えました。
入出力端子はブレイクアウトケーブルが採用されており、本体と切り離されています。

そのため、本体は非常に軽く、付属の専用ケースで携帯しやすい作りになっています。

また、Duet 3はWindows、Mac、iOSで使える専用アプリが用意されています。

専用アプリでは、ループバックやミキサー機能が搭載されており、配信に出す音を細かく調整できます。
また、DSPエフェクトとしてEQ、コンプレッション、サチュレーションコントロールを搭載しています。

プロユースの音質に加えて、配信周りで使いやすい機能が搭載されており、DTMから配信まで万能に使える機種となっています。
MOTU UltraLite mk5

入力端子 | コンボジャック×2 1/4 “TRSライン入力×6 S/PDIF OPTICAL |
出力端子 | 1/4 “TRSライン出力×10 ヘッドホン端子 ×1 S/PDIF OPTICAL |
サンプルレート | 192kHz |
接続端子 | USB-C(2.0) |
対応OS | Win,Mac,iOS |
寸法(幅×奥×高) | 約22×17.5×4.5cm |
重量 | 1.31kg |
実売価格 | 99,000円 |
ハーフラックで豊富な入出力、解像度の高い音質のMOTU UltraLite mk5。
専用アプリのCueMix 5の使い勝手も素晴らしく、制作・配信の両面で非常に強いオーディオインターフェイスです。
硬めで輪郭のあるクリアな音質で、マイクプリのゲインに余裕があり、キレイに音が増幅されます。
UltraLite mk5で録音した動画がこちら。
UltraLite mk5はDACが良質で再生音も非常に良いですね。
モニターで自身の演奏を聞いていても、すごく心地よいです。
そして、専用アプリのCueMix 5はルーティングの自由度が非常に高いです。

ループバックさせる音を自由に選べるうえにトラック単位で音量調整もできます。
また、モニターと配信に流す音を完全に別管理できるので、こだわった設定も簡単に作れます。
更にDSPエフェクトも良い音なので、音作りもオーディオインターフェイスで完結できます。


数万円のエントリーモデルとはやれる幅が段違いですね。
特にループバックさせる音を好きに選べるのは、ほんとに便利です。
音楽制作、ライブ配信の両方を本気やっていきたい人にはおすすめのオーディオインターフェイスです。
RME Babyface Pro FS

項目 | 機能・スペック |
アナログ入力 | コンボジャック ×2 LINE ×2 |
サンプリングレート | 192kHz/24bit |
接続端子 | USB 2.0 |
ループバック | 〇 |
内蔵エフェクト | 〇 |
対応OS | Windows Mac iOS |
付属DAW | なし |
実売価格 | 約130,000円 |
プロユースのオーディオインターフェイスでは定番のRME Babyface Pro FSです。
コンパクトなボディですが、音質は素晴らしく、入出力端子もギュッと詰まってます。


マイクプリの質が良く、音の解像度が高いですね。
ゲインにも余裕があり、音量を上げてもクリアで芯のあるサウンドが録れます。
配信に関しても専用アプリのRME TotalMix FXで自由にルーティングを組めます。

ループバックさせる音も自由に選べて、音量もトラック単位で調整可能です。
ただ、DSPエフェクトはEQ・リバーブ・エコーのみで、コンプレッサーがありません。

そのため、DSPだけで音を作り込むのはやや厳しいです。
僕はDAWでエフェクト調整し、DAWの音をループバックで配信に出しています。
低価格帯製品だと、DAWのモニター音を配信で流すのは厳しいですが、RME TotalMix FXなら普通にできます。

配信での使い勝手はUltraLite mk5には負けますが、コンパクトで高音質なのがBabyface Pro FSの強みですね。
配信向けオーディオインターフェイス まとめ

- 雑談配信・ゲーム実況はUSBマイクのほうが適していることが多い
- 歌配信はオーディオインターフェイスがあったほうが良い
- 最近は高級なオーディオインターフェイスも配信用に便利機能が搭載されている
ぎたすけ
たけしゃん
配信向けのオーディオインターフェイスについての解説でした!
僕自身はUR22Cでライブ配信をやってる時期が長いですね。非常に便利です。

PC、iPhoneのどちらでも専用アプリがあるので、色んな場面で活躍しています。
ミュージシャンは制作と配信を兼用できる製品を選ぶのが良いですね。
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