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たけしゃん
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マイクスタンドとは
※ブームスタンド
マイクスタンドはその名の通り、マイクを置くためのスタンドです。
主にストレートとブームと呼ばれるスタンドがあり、上の写真がブームスタンド。
下の写真がストレートスタンド。
※ストレートスタンド
弾き語りだと楽器と接触しないよう、ブームスタンドを使用します。
また、マイクスタンドという名前ですが、先端についているマイクホルダーを外せば、マイク以外を取付けることも可能。
※マイクホルダー
クリップ型のマイクホルダーに付け変えれば、物を挟めますし、マイクスタンド対応のカメラなら三脚替わりにもできます。
ライブハウスやスタジオにいくとマイクスタンドは常設されているので、基本は持ち込む必要はありません。
そこで、今回は自宅でのライブ配信やDTM、YouTube動画をとることを想定して解説を進めていきます。
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マイクスタンドの種類
たけしゃん
自宅で使用するマイクスタンドの種類は主に3種類。
自身の使用用途に合わせて、どのマイクスタンドを買うかを考える必要があります。
何も考えずに買うと、買い替えたり、買い増したりする羽目になりやすいのがマイクスタンドです。
それぞれのマイクスタンドを解説していくので、あなたの使用用途にあったものがどれかを確認していきましょう。
コンデンサーマイク用 おすすめマイクスタンド
ダイナミックマイクだと重量300g程度のものが大半ですが、コンデンサーマイクは300g~800gまで製品によって幅があります。
そして、卓上スタンド(自立型)は大抵が耐荷重500gまでとなっています。
なので、コンデンサーマイク用のマイクスタンドを選ぶ際はマイクの重量とスタンドの耐荷重を確認して買うようにしましょう。
コンデンサーマイク用のおすすめマイクスタンドはブームスタンドもしくはマイクアームです(商品は後述)。
耐荷重は余裕をもって選びましょう。
ブームスタンド
- 安定性が高く、重たいコンデンサーマイクでも対応可
- 配置可能範囲が広く、様々な状況に対応可能
- カメラの三脚替わりにも使える
- 卓上マイクスタンドとして使うには大きい
- 畳んで片付けるのは面倒
まずは通常のマイクスタンドであるブームスタンド。
路上ライブなどに使うので、弾き語りすとだと持っている人は比較的多いですね。
ブームスタンドは安定性が高く、重たいコンデンサーマイクを付けても問題ないです。
そして、可動域が広く足元のアンプなどの音を拾うことも可能。
反面、自宅で使うにはサイズ感が大きいです。
僕も以前はブームスタンドをデスクの横に設置して、伸ばしてPCの前に持ってきていましたが何かと不便でした。
置きっぱなしだと邪魔なので、片付けるんですけど毎回出し入れするのも面倒なんですよねぇ。
よって、自宅専用のマイクスタンドとしては不向きです。
路上ライブと兼用する方か、自室にブームスタンドを設置するだけのスペースが確保できる方向けのマイクスタンドです。
おすすめのブームスタンド KC MBCS
マイクスタンドではド定番のメーカー、KCのMBCSです。
ライブハウスやスタジオでも見かけることが多い、スタンドですね。
三脚で安定性も高く、ブームの可動範囲も広めで良好です。
マイクスタンドは安いのもありますが、不安定だったり、すぐにネジが歪んで閉められなくなる…など外れが多い部類の商品です。
特に路上で使用する人は少し高くても、KCなど安定の定番メーカーを選びましょう。
マイクアーム
- 机の横から伸ばせて省スペースで設置可能
- そこそこの重さのコンデンサーマイクでも対応可能
- デスクが傷つく
- デスクがないと使えない
- 500g以上の重さのマイクだと厳しい
ライブ配信者で最も使用者が多いであろう、マイクアーム。
省スペースで設置できて、常時つけっ放しでも邪魔にならないので非常に便利。
デメリットはデスクが傷つくことです。
傷から守るクッションマウントはついているものの、長期間使っているとさすがに傷跡はクッキリとつきます。
※マイクスタンド(デスクアーム)をつけていた自宅のデスク
1年くらいつけっ放しで、これくらいの傷はつきます。
なので、デスクに傷を付けたくない人は止めたほうが良いです。
また、比較的重たいコンデンサーマイクでも耐えられます。
僕が使っているRoycel マイクスタンドはコンデンサーマイクの中でも最も重たい部類に入るRODE NT2A(860g)でもギリギリ使えました。
角度によっては重さで下がっていってしまうので、設置に自由度はありません。
ただ、自由度がないのはRODE NT2A(860g)の話で、500g程度のマイクであれば、問題なく使えます。
ダイナミックマイク・コンデンサーマイク共に500g未満の製品は多いので、使い勝手は良いと言えます。
リフレクションフィルター(1kg以上はある)などを活用すると厳しいので、重いものを使うならブームスタンドにしておきましょう。
自宅でのライブ配信やDTMによる使用であれば、Roycel マイクスタンドが最も使い勝手が良いです。
そもそも、デスクがないと設置できないタイプなので、自宅の環境によりますがデスク前で作業する方にはおすすめです。
おすすめのマイクアーム Roycel
安定性も高く評価の高いRoycel マイクスタンドです。
僕も使っていますが、実際に伸びる角度や長さもよく安定性も良いです。
耐荷重については記載がないですが、僕が使っている分にはRODE NT2A(860g)でも角度に気を付ければ使えます。
普段はNeumann TLM102とショックマウントを付けて使っています。
マイクとショックマウントを合わせた重さは500g程度で、この程度であれば全く問題ないです。
マイクアームも1,000円付近の安いのは、ブーム部分が半年くらいで死んで角度付けられなくなったりします…(経験談)。
Roycelは2,500円くらいしますが、僕はいまのところ3年くらいは問題なく使えてるのでコスパは相当良いです。
卓上マイクスタンド(自立型)
- 省スペースで設置可能
- 持ち運びも楽で色んなところで使える
- 500g以上の重さのマイクは厳しい(300gあたりで厳しい製品が多い)
- 全体的に造りが安い
手軽さで人気のある、卓上マイクスタンド(自立型)。
自立型にもストレートタイプと曲がるブームタイプがあります。
ブームタイプの方が便利ですが、マイクの重さに全然耐えられません。
SM58(298g)で精一杯でした。SM58でも角度が悪いと、重さに耐えられずお辞儀するか倒れます。
※RODE NT2Aだと、この角度でしか自立できない(笑)
なので、卓上マイクスタンド(自立型)のブームタイプを選択する人は「マイクの重さが300g未満かつ、ブームをあまり伸ばさない」という条件でないと厳しいです。
…でストレートタイプは角度が選択できない分、安定性があります。
僕が試しに使った、KC MDS-1500はNeumann TLM102とショックマウント(500g程度)は問題なくいけるので対応範囲は広いです。
ただ、弾き語りではストレートタイプは使い辛いので卓上マイクスタンド(自立型)が良い方は下記の3パターンですね。
- 歌うだけもしくは話すだけの方(ストレート)
- 少し離して、歌とギターを1本のマイクで収音する方(ストレート)
- 300g未満の軽いマイクであまりブームを伸ばさず使用する方(ブーム)
おすすめの卓上マイクスタンド(自立型)キクタニ AD-63
土台をとにかく重くして倒れないように頑張っている、卓上マイクスタンド(自立型)のAD-63。
重量、2.5kgと卓上マイクスタンド(自立型)の中では飛びぬけて重たいです。
しかし、マイクがそこそこの重さでブームを伸ばしすぎると、重心が傾いてあっけなく倒れます。
逆にブームをあまり伸ばさずにストレートよりやや曲がった感じで使うなら、500gくらいのマイクでも耐えられます。
そもそも、卓上マイクスタンド(自立型)のブームタイプは不安定でおすすめしません。
ただ、環境的に他に選択肢がない人にはAD-63をおすすめします。一番安定性がマシな製品です。
おすすめの卓上マイクスタンド(自立型) KC MDS-1500
ストレートタイプの卓上マイクスタンド(自立型)、KC MDS-1500。
倒れないように土台が重しになっていて、重たいです(1.2kg)。
KC MDS-1500であれば、500gくらいまでのマイクは問題なかったです。
弾き語りだと使い勝手が悪いですが、オケで歌う人やトークの配信をされる方には使い勝手が良いスタンドです。
マイクスタンドのまとめ
- 自宅で利用するならマイクアームが最も便利
- 自室にスペースがある人はブームスタンドが万能
- 卓上マイクスタンド(自立型)はコンデンサーマイクだと重さを支えきれないものが多い
ぎたすけ
たけしゃん
マイクスタンドの解説でした!
僕は一通り全部買ってるんですけど、マイクアームで落ち着きました。
改めて、環境別でまとめると…。
- 自室に広めのスペースが取れる人…ブームスタンド
- デスクで音楽制作・配信する人…マイクアーム
- デスクアームの設置が難しい人…卓上マイクスタンド(自立型)
やっぱり、マイクスタンドにマイクをつけて常設しておきたいですね。
メロディー思いついた時とか、何か歌いたいな~って思った時にマイクが常設されていると、録音癖がつくんで良いんですよね。
録音癖がついていたほうが成長速度が3倍くらいになる気がします。
ぜひ、自身のあったマイクスタンドで録音癖をつけられるような環境を作ってほしいですね!


