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APOGEE ONE for iPad & Macをレビュー。iOSのスマホやタブレットで使える高品質オーディオインターフェース

APOGEE ONE

評価:3.5

ぎたすけ

iPhoneやiPadで使える本格的なオーディオインターフェースって感じ?

たけしゃん

そうそう。内蔵マイクの品質も良いから、Oneだけで弾き語りなら、かなり高品質で録れるよ
この記事でわかること
  • APOGEE ONE for iPad & Macの機能
  • APOGEE ONE for iPad & Macの使い勝手レビュー

APOGEE ONE for iPad & Macの機能

ONE斜め

  • 2 IN x 2 OUT
  • コンデンサーマイク内蔵
  • iOS、Windows、Macで使用可能
  • 大きめなスマホくらいのサイズ感

APOGEEはプロユースかつMac専用商品を中心に販売しているメーカー。

その、APOGEEが販売しているiPadでもPCでも使える、お手頃サイズな高品質オーディオインターフェースが、ONE for iPad & Mac

 

発売した当初はiOS、Mac専用でしたが、2017年11月よりWindows10に対応するソフトウェアが配布され、Windows対応になりました。

そして、iPad & MacとなっていますがiPhoneでも普通に使えます。

2019年現在では生産完了品なので、名称変更はないでしょうがONE for iPad & Macという名前は逆効果ですね(笑)。

 

まずは製品の細かい仕様を見ていきましょう。

本体はかなり小さい

ONE 正面

  • 横: 5cm
  • 縦: 16cm
  • 奥行: 1.5cm
MEMO
公式に情報がないので自分で測ったデータです

本体はコンパクトかつ軽量でサイズ・重さ共に大きめなスマホくらいです。

鞄に入れて持ち運ぶのが非常に楽。

携帯するにこんな楽で、ちゃんとした音で録れるオーディオインターフェースは中々ないですね。

2IN × 2OUT

ブレイクアウトケーブル

※ブレイクアウト・ケーブル

付属のブレイクアウト・ケーブルを使って、2IN × 2OUTの入出力を実現しています。

INは画像の通り、XLR接続とライン接続の2系統。

コンデンサーマイクとエレアコを繋げば、弾き語りなどに最適ですね。

 

出力も2系統あり、PC、iPad、iPhone側のアプリケーションでコントロール可能です。

少し残念なのは内部マイクとXLR入力(外部マイク)を同時に使えないことです。

内部マイクを使っている時はライン入力側だけ活かされるため、ファンタム電源不要なものしか使えません。

 

内部マイクでボーカルを録りつつ、XLR入力(外部マイク)でギター録りとか需要ありそうですけどねぇ。

接続端子

ONE 接続端子

  • ブレイク・アウトケーブル
  • USBポート(Lightning iOSケーブルも挿せる)
  • 電源アダプタ挿し口

中央のUSBポートがPCやiPad等の端末との接続口です。

iOS用にUSBポートとLightning iOS接続できる変換ケーブルが付属しています。

 

逆側にはイヤホンジャック口が付いています。

ONE 接続端子

ミニジャックなので、宅録で使われる本格的なヘッドフォンを使う場合は変換アダプタを挟みましょう。

付属にはついてないので、自身で用意しましょう。

本体の操作方法

ONE コントロール部分

本体の操作は至ってシンプルで中央のノブを押すか、回すかするだけです。

電源を入れるとノブの上部にある4つのアイコンの一番左が点灯します。

ONE表面

4つのアイコン(左から解説)

  • 内部マイク(一番左のマイクアイコン)
  • XLR入力(マイクアイコン)
  • ライン入力(ギターアイコン)
  • イヤホン出力(イヤホンアイコン)

中央タブを押すと点灯場所が一つ右にずれます。

音量調節したいアイコンを点灯させて、タブを回せば音量調節できます。

 

入力系の音量調節はタブとアイコンの間にある音量メーターで状態を確認できます。

ONE 音量メーター

本体操作はこれだけです。

細かい調節は難しいため、インプットの音量調節などはiPad、iPhoneなど端末側のアプリケーションでコントロールするのが良いでしょう。

 

アプリではミキサー機能などもついており、ちゃんと調節できます。

駆動は電源アダプタと単3電池を選べる

ONE 裏側

付属品に電源アダプタがついてきますが、単3電池 × 2でも最大3時間は駆動します。

 

実際に録音など、レコーディングしてみると単3電池(充電式)× 2では2時間がいいところです。

基本は付属の電源アダプタを使い、コンセントがないところでだけ単3電池を使用するのが良いでしょう。

 

電池で駆動するのは非常にうれしいですが、使用用途的にコンセントがないところで使うことも少ないです。

 

APOGEE ONE for iPad & Macをレビューする

時計とノート

たけしゃん

ニッチな需要に応えた製品!という感じでハマる人には最高な機材です

それでは、ONE for iPad & Macの使い勝手をレビューしていきます。

はじめに総評すると「ニッチな需要に応えた良製品」です。

 

内臓マイクの品質も高く、携帯性も抜群。

相当便利な製品なんですが、価格も3万円半ばするのに使う場面が限定化されているため、ハマる人がほとんどいません。

 

iOSでガッツリ音楽制作をやる場合は入出力や機能を考えても、1つ上のAPOGEE Duetのほうが明らかに良いです。

ONE for iPad & Macがハマる人は出先でスマホやタブレットを使ってコンパクトかつ高音質な録音環境を作りたい…という人だけですね。

 

そんなわけでニッチな需要に応えた製品であることを前提にレビューしていきます。

音質は価格の割に良質

音質は良好でクリアかつ素直な音です。

3万円台のオーディオインターフェースでここまで高音質な製品はなかなかないですね。

価格の割には入出力も少なく、機能も少ないので音質は頑張っている印象です。

 

1つ上のDuetと比べると音質は落ちるので、使っている部品は違うようです。

Duetは価格も倍するので、当然といえば当然ですね。

 

…といっても、ONE for iPad & Macは出先でiPhoneやiPadを使って、録音するには十分すぎる音質です。

持ち運びも便利なので、持っていると機動性が上がります。

内蔵マイクはかなり使える

ONE for iPad & Macの中には内蔵のコンデンサーマイクが入っています。

これが、思っていたより高音質で1万円くらいのコンデンサーマイクが相手なら十分勝てるレベルです。

 

マイクスタンド・クリップが付属しているので、動画のように本体をマイクスタンドに付けることが可能です。

マイクスタンドクリップ

ONEとマイクスタンドクリップ

なので、ONE for iPad & Macの一番使えそうなパターンは内部マイクでボーカル録りしつつ、エレアコをライン出力繋いでの弾き語りですね。

もちろん、ボーカル・ギターをばらしても録れます。

音質も良いですし、3万円半ばでiPhoneで使える良質なオーディオインターフェースとコンデンサーマイクの両方手に入ると考えればコスパ的にも良いです。

機能面は弱い

シンプルにレコーディングするには問題ありませんが、同価格帯のオーディオインターフェースと比較すると機能面は弱いです。

ループバック機能もないため、ライブ配信などでエフェクトをかけたり、BGMを流すには別途ソフトウェアが必要。

 

クリップ対策のリミッターやコンプレッサー機能もなく、接続端子もないのでミキサーなど挟まないとかけ録り不能…など。

本格的に宅録をやるにはさすがに機能不足です。

モバイルレコーディング用の機材として割り切る必要がありますね。

iPadやiPhoneで音源制作はできる

OneとiPad

iOS対応のDAWソフトは年々増えており、代表的な製品ではGarageBandやCubasisなどがあります。

なので、ONE for iPad & MacとiOSを使った音源制作は普通に可能です。

 

アコギの音を重ねて、打ち込みのパーカッションを入れて…とやるだけで結構良いのができる気がします。

本格的なソフト音源などは使えないので、アコギやコーラスを生録りして音を重ねて作っていくのが良いでしょう。

 

APOGEE ONE for iPad & Macの後継機種は?

APOGEE JAM

いつの間にか生産完了してしまった、ONE for iPad & Macですが後継機種的なものはなく近いのはAPOGEE JAMとなっています。

 

APOGEE JAMは簡単に言うとiOSでギター録音するためのオーディオインターフェースです。

ONE for iPad & Macから内蔵マイクとXLR接続(外部マイク)機能を取っ払った製品です。

 

歌録りには使えないので、弾き語りすとからするとイマイチですねぇ。

iOS向けで歌も録れる高品質のオーディオインターフェースとなると、7万円くらいするAPOGEE Duetまでランクが上がります。

う~ん、そう考えるとONE for iPad & Macはニッチな需要といっても絶妙なポジションだった気もしますねぇ…。

APOGEE JAM

APOGEE ONE

APOGEE DUET

 

APOGEE ONE for iPad & Mac まとめ

仕事

  • ONE for iPad & MacはiOS、Mac、Windowsで使えるモバイルオーディオインターフェース
  • 内蔵マイクも使えて、高音質録音をしたい弾き語りすとには便利な製品
  • 生産完了しており、現行品で同じような製品はなくなってしまった

ぎたすけ

え~、シンガーソングライターには便利そうな製品なのにニーズがないって変なの

たけしゃん

高音質でシンガーソングライターには向いているんだけど、いかんせん値段が高くて、ここまでお金出す層がいないんだよね

ONE for iPad & Macのレビューでした!

僕も元々は自宅で演奏できない環境の時に気軽にレコーディングをできるように…と購入したんですよね。

その時は荷物も少なく、リハーサルスタジオでパッと歌録りできたので、すごく重宝してました。

 

最近はずっと楽器が弾けるマンションに住んでいるので、ライブ演奏をスマホで録音するときや友達とスタジオで遊ぶときに使ってます。

内蔵マイクが使える音質なのが良いですね。

 

生産完了しちゃったので、今ならAPOGEE Duetをおすすめします。

本格的な音楽制作からスマホ・タブレットでのモバイルレコーディングまで対応できる万能なオーディオインターフェースです。

APOGEE JAM

APOGEE ONE

APOGEE DUET

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