ぎたすけ
たけしゃん
本日はあなたの大事なギターを守るギターケースのお話。
僕も昔は適当なものを使っていて、自転車にぶつかられてギターに穴が開いてしまった経験があります。
手を抜きがちですが、ギターが壊れてからでは後の祭り。
ちゃんと大事なギターを運ぶに適したケースを考えるべし!
本記事ではあなたに適したギターケースを見つけるために種類別で細かく解説していきます。
プロが使用している商品も紹介するので、愛用のギターケースを見つけましょう。
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ギターケースの役割
まずはギターケースの役割について。
- 移動時のギター運搬
- ギター演奏に使う小物を収納
主にはこの二つ。
自宅からライブハウスなどにギターを運ぶ時に使用します。
ギターケースはどこに重きを置くかによって買うものが変わってきます。
重視するポイントとしては下記の3点です。
- 軽さ
- 丈夫さ
- 小物収納
この3つを両立するケースは中々ない。
例えばハードケースだと丈夫だけど重い。ソフトケースだと軽いけどギターが傷つかないか心配。
この中から重視する項目を決めて、購入するケースを選択します。
次の章ではギターケースの種類とメリット・デメリットを解説していきます。
ギターケースの種類
ギターケースには大きく分けて下記の4種類があります。
- ソフトケース
- ギグバッグ
- セミハードケース
- ハードケース
下に行くほど硬くて重くなります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたが普段使う交通手段によっても最適なケースは変わります。
違いを理解して、自身に適したギターケースがどれか判断しましょう。
ソフトケース
- 1,000円程度から購入可能
- 非常に軽い
- ギターを守るには心もとない
軽くて安いソフトケース。
値段も1,000円程度で買えるので学生で使っている人をよく見ます。
しかし、絶対おすすめしません!
思った以上に簡単にギターが傷つきます。
僕も実際にソフトケースを使っていた際に飛び出してきた自転車にぶつかり、ギターのボディに穴が開く…という経験をしました。
その時のギター修理費が4万円。
移動中に「ネックが折れた」「穴が開いた」という事例は大半がソフトケース使用者。
大事なギターを守るためにも、頑張ってもう少し頑丈なケースを購入しましょう。
ギグバッグ
- 5,000円~1万円くらいが相場
- ソフトケースに衝撃吸収クッションが入ったもの
- 小物がたくさん入る
続いては便利で利用者も多いギグバッグ。
ソフトケースとセミハードケースの中間。セミハード寄りの商品が多いため、区別が難しい。
利用者が多いポイントとしては値段もそこそこ、耐久性もそこそこ、小物がたくさん入って便利というところ。
移動に適したギターケースと言えます。
特に譜面とか小さいエフェクターとかも入るので、電車移動では荷物をまとめられて便利。
ソフトケースと違いクッションが入っており、ある程度の衝撃は吸収してくれるので安全に運搬できます。
…が東京の満員電車に乗るのは少し心もとないです。
小物も多く収納できるので、徒歩・自転車移動が多い人の最有力ケースと言えます。
セミハードケース
- 1万円~3万円くらいが相場
- 耐久性は高めで、やや重たい
- 小物がたくさん入る
ギグバッグを更に頑丈にしたものが、セミハードケース。
ただ、ギグバッグと明確な違いはなくクッションの材質が堅くなったり厚くなったりするとセミハードケースという分類になる。
何十万もする高級ギターを使っている人はセミハード以上のケースで持ち運ぶことをおすすめします。
セミハードケースの問題点は重いことでしたが、最近は軽いものが増えてきました。
特にSUPER LIGHTやNAZCAのケースはセミハードなのに2kg台とギグバッグ並みに軽くて人気。
東京など電車移動が多い方はセミハードケースを使うと安心です。
スーパーライトケース
NAZCA
ハードケース
- 高級ギターは付属で付いてる
- 耐久性は抜群に高いが、重たい
- 小物を入れるところが少ない
耐久性抜群ですが、不便なところが多いハードケース。
10万を超える高級ギターは最初から付属品で付いていることが多いです。
しかし、付属品は重たいし背中に担げないことがほとんどなので移動用に別でケースを買う人が多い。
また、小物を入れるところが少なく別で鞄などを持つ必要がある点も不便。
車で移動する場合などは良いですが、電車移動だと結構厳しい。
何よりもギターの安全を重視する人向けの選択肢です。
ハードケースではプロ・アマで定番のグランド・オープリーをご紹介。
押尾コータローさんやDEPAPEPEが使用されていることで有名な製品ですね。
重量4kg以上が基本のハードケースで3.5kgというセミハード並みの軽さで背中に担げるので使いやすい。
プロのギターケース使用事例
プロミュージシャン複数人の記事を読んだところ、大抵が下記のどちらか。
- 担げるハードケース一択
- 飛行機・車移動はハードケース。徒歩・電車はセミハードと使い分け
担げるギターケース一択の人は意外と少なく、セミハードと使い分けしている人が多かったです。
また、プロになるとツアーやライブに複数本のギターを持っていくことが多かったり、車移動が多かったりします。
他の機材と比べるとプロの事例は参考にしづらいところではあります。
しかし、ケースの使い分けについてはアマチュアも同じ。
- 車移動が多い人はハードケース
- 徒歩・自転車・電車が多い人はセミハード
上記の使い分けがギターケース選択において王道かつ、一番有効な切り分けと言えるでしょう。
ギターケース選びのポイント
ここまでギターケースについて一通り勉強していただきました。
いよいよ、ギターケース選びのポイントをまとめます。
事前に確認しておくべきことは下記の3点!
- サイズ感を確認する
- 他に持ち歩くものから考える
- 移動方法から考える
それでは1点ずつ掘り下げていきます。
サイズ感を確認する
まずは、あなたが所有するギターに合わせて選択すること。
アコースティックギターなのにエレキギター用のケースを買ったりしないこと。
続いて、ヘッドの形が特殊なギターはケースに入るかを確認すること。
特に気を付けるべきものが「GUILD」「Taylor」の2メーカー。
ヘッドの形が特殊で大きめです。
ケースによってはヘッドがつかえて入りません(経験談)。
買う前にケースに収まるか確認しましょう。
他に持ち歩くものを考える
ハードケースを選択すると小物が少ししか入りません。
別に鞄などを用意して、譜面や機材を持ち歩く必要があります。
その点、ソフトケース・ギグバッグ・セミハードは収納があるので便利。
ただ、その収納も商品によってポケット数やサイズはバラバラ。
自分が普段持ち歩くであろうものを想定して収納の数やサイズを確認して購入しましょう。
移動方法から考える
- 車移動はハードケースがおすすめ
- 徒歩・自転車移動はセミハードかギグバッグがおすすめ
- 電車移動は満員電車も加味してセミハードがおすすめ
ご自身の移動方法に合わせて商品選択するべし。
終わりに
ぎたすけ
たけしゃん
ギターケース特集でした!
どうしても安いものを選びがちですが、何かあってから後悔しても時すでに遅し(経験談)。
ギターに穴が開いちゃうとリペアしても音が変わるし、塗装違う部分が気になっちゃうんですよねぇ。
また、ギターケースが重いとギターを持って外出する気が失せます(経験談②)。
東京都内で音楽活動する方には軽くて丈夫で収納もたくさんあるセミハードケースをおすすめします!
値段は少し高いけどギターケースは安物買いの銭失いになりがちなので、頑張ってお金出したほうがよい(経験談③)。
おすすめはこれ。
あなたの音楽活動を軽快に、そして安全にしてくれるギターケース。
実は活動の大黒柱だったりするのです。
今、適当なものを使っている人はこれを機に見直してみませんか?
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