Martin Dreadnought Junior(マーチン ドレッドノートジュニア)をレビュー。10万円で買える手ごろなアコギ

ギターを弾く左手

ぎたすけ

ドレッドノートジュニアってことは普通のギターよりは小さいの?

たけしゃん

そうだね。ミニギターと普通のギターの中間くらいかな。TaylorのBig Babyとかと同じサイズ感だね
この記事でわかること
  • Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)について
  • Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)のレビュー

Martin Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)について

Martin Dreadnought Junior AC

通常のドレッドノートサイズのギターを15/16サイズにしたギターがMartin(マーチン)Dreadnought Junior

ミニギターのリトルマーチンがドレットノートの2/3(10/15)程度のサイズ感なので、Dreadnought Juniorはドレットノートよりのサイズ感になっています。

 

ドレットノートは大きすぎるけど、リトルマーチンは小さすぎる…と言う方向けのギターです。

元々、ドレットノートは日本人には大きいと言われているので、Dreadnought Juniorがちょうど良いサイズ感に感じる人は多いでしょうね。

 

価格帯もピックアップ無しのモデルであれば、実売価格で7万円程度です。

憧れのMartin(マーチン)ギターが手の届きやすい価格で手に入るので、最近では人気のある製品ですね。

ピックアップ無し

ピックアップ有り

Martin Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)サイズ

Martin Dreadnought Junior AC

  • 全長 約37.5インチ
  • スケール長 24インチ
  • ボディ幅 14.25インチ
  • ナット幅 44.5mm

(参考)ギターの寸法用語

ギターの寸法用語

Dreadnought Juniorのサイズ感は通常のギターの15/16サイズなので、結構大きいです。

代表的なギターの全長で比較してみると…

  • リトルマーチン…約875mm
  • Dreadnought Junior…約950mm
  • D-28…約1020mm

Dreadnought Juniorはちょうど中間くらい。

弦長(スケール)もちょうど中間くらいの長さでフレット間はちゃんと余裕があります。

 

ただ、ボディ幅は中間というよりはドレッドノート寄りなので、リトルマーチンと比べるとそこそこ大きくなった感じがします。

そのおかげでギターの鳴り方は普通のギターにかなり近いです。

ドレットノートに比べると、さすがに低音の薄さやパワーのなさはあるもののミニギターとはパワーが明らかに違います。

Martin Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)木材

Martin/Dreadnought Junior バック

  • トップ材:シトカスプルース
  • サイド&バック:サペリ
  • ネック:セレクトハードウッド
セレクトハードウッド
非公開の木材。マホガニーやシダーを組み合わせているようです

実売価格で8万円くらいですが、オール単板です。

ボディサイズが小さいのもありますが、Martin(マーチン)ギターで10万円を切るオール単板が出たかぁ…と少し驚きました。

MEMO
これまでエントリーモデルであったMartin DX1は10万円程度でHPL(特殊圧縮材)だった

サイド&バックにはサペリが使われていますね。

近年、供給が少なくなってきたマホガニーの代わりに良く用いられる木材です。

 

HPLを使ったMartin(マーチン)DX1と比べて、ジャキジャキ感が減ってナチュラルでまとまりのある音がします。

Dreadnought Juniorを弾くと、やっぱりHPLってイマイチだなぁ…と思ってしまいますね。

 

Dreadnought Juniorのほうが断然、ギターらしい音がします。

ピックアップ

ピックアップ搭載のエレアコ Dreadnought Junior EにはFishman Sonitoneが搭載されています。

ピエゾタイプのピックアップでサウンドホール部分にVolume/Toneのコントローラーが付くタイプですね。

 

サウンドハウスなら、通常のDreadnought Juniorに+7,000円くらいで買えます。

+7,000円でFishman Sonitoneなら悪くないですね。

 

Dreadnought Junior自体が本格的なライブ活動にも十分使えるギターなので、デュアルタイプのピックアップを後付けするのも良いですね。

ピックアップ無し

ピックアップ有り

Martin Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)レビュー

アコースティックギター

たけしゃん

Dreadnought Juniorにはそんなに注目してなかったんですけど、触ってみたらすごく使いやすいギターでした!

それでは、Dreadnought Juniorをレビューしていきます。

総評すると「小さめのボディで音は普通のギターに近いものが欲しい人に持ってこいのギター」です。

 

ミニギターほど軽い音は困るけど、ボディは小さめが良い…という人には非常に使いやすいギターです。

低音も結構響くし、鳴り方も普通にギターにかなり近いです。

 

本格的に音楽活動する人から趣味でアコギ演奏をする人まで幅広い需要に応えられる優秀なギターですね。

音のバランスが非常に良い

ストロークで鳴らした時のまとまり感と各音域のバランスが非常に良いですね。

ミニギターだと中高音の割に低音が出ず、ドレットノートだと低音が強すぎたりするもの。

 

Dreadnought Juniorは中高音がちゃんと出て、低音も出すぎない程度に出てくるので音がまとまってバランス良い響きになっています。

低音を強く鳴らしてかき鳴らすプレイはパワーが足りなくて向いてませんが、逆に細かく刻むとザクザクと鳴って心地良いカッティングになり、オープンコードでは爽快感ある音が出ます。

 

アルペジオでも音の伸びもあり、ボリュームもちゃんと出ます。

音のレスポンスは普通といったところ。

 

000サイズのほうが反応が良く、キャラクター的にはドレッドノートのほうが近いです。

なので、フィンガースタイルも良いですが歌モノのストロークやアルペジオのほうが向いているギターです。

ネックはやや太い

ナット幅:44.5mmとMartin(マーチン)ギターの太いほうのネックになっています。

44.5mmのネックは好き嫌いが別れるので、自身と合うかは一度握ってみたほうが良いでしょう。

 

僕はメインギター44.5mmなので、何の違和感もなく弾けましたが、弾き比べのために一緒に弾いていたD-28(42.8mm)よりはやっぱり太く感じました。

サイズ感的に動画や配信に使いやすそう

ドレッドノートだと自分でYouTube動画やライブ配信のカメラ位置設定をしていると、大きすぎて邪魔になることがあるんですよね。

そんなわけで、YouTube動画だとミニギターを使っている人が割と多い印象です。

 

ただ、ミニギターは低音が薄くて音が軽いのでちょっとなぁ…と思うことがあるのも事実。

そんな時にサイズ感が少し小さくて、低音もちゃんと出るDreadnought Juniorは使いやすいです。

 

YouTube動画やライブ配信からライブハウスでのライブまで 1本で万能にこなせます。

Dreadnought Juniorの少しだけ小さいサイズ感とドレッドノート寄りの音質は今後、流行りそうな気がしますね。

サウンドハウスだと安い

Martinは海外メーカーなこともあり、直輸入販売しているサウンドハウスだと楽器店など他のショップと比べて安く買うことができます。

その代わり、直輸入品なので国内正規代理店(2019年現在はクロサワ楽器)のサポートを受けられません。

 

ギターの直輸入品って難しいところなんですよねぇ。

最近の新品ギターは個体差ってほとんどないですし、そもそも国内正規代理店のお世話になることもあまりありません。

 

なので、サウンドハウスで買っても困ること自体は少ないんです。

といっても、国内正規代理店を通した製品の方が何か安心感ありますしね。

 

ただ、エレアコのDreadnought Junior Eだと2019年5月現在で2万円以上の差があるので、サウンドハウスでの購入もちゃんと検討はしたいところです。

ピックアップ無し

ピックアップ有り

競合ギターとの比較

ドレッドノートジュニア比較

競合となりそうなギターは2機種。

  • YAMAHA CSF3M…D Jr.を一回り小さくしたギター。オール単板
  • GS-MINI-e Walnut…D Jr.よりやや小さいギター。サイド&バックが合板だが、ピックアップは優秀

YAMAHA CSF3Mはボディサイズが小さいこともあり、価格的にもワンランク下です。

 

GS-MINI-e Walnutは価格帯も同じ完全な競合です。

まあ、どちらかというとMartinがGS-MINIに対抗してDreadnought Juniorを発売した感があります。

 

どのギターを選んでも低音が控えめでバランスの良い出音…という特性は一緒です。

全部、弾き比べてみても大して変わりませんでした。

強いて、分けるなら…。

こんな感じですね。

よくできているギターなので、どれを選んでも後悔することはないです。

なので、最終的には愛着がわくようにルックスや弾き心地からくるインスピレーションで決めるのが良いでしょう。

ピックアップ無し

ピックアップ有り

Martin Dreadnought Junior(ドレッドノートジュニア)まとめ

ルーペと本

  • ドレッドノート(普通のギター)とミニギターの中間サイズ
  • 音質はバランスよく、弾きやすい優良ギター
  • サウンドハウスで買うと安くて強いが、直輸入品なので要検討

ぎたすけ

うーん、小さくて鳴りは良いって理想的なギターなんだけどなぁ

たけしゃん

まあ、Martin(マーチン)ギターのエントリーモデルとしてはすごくおすすめできるギターだよね

Martin Dreadnought Juniorの解説でした!

Martin(マーチン)ギターのエントリーモデルとしては非常に良いギターですね。

音のバランスも良いので、DX1よりずっと使いやすいです。

 

ここ数年でミニギターが一気に普及しましたが、今後はドレッドノートとミニギターの中間的なギターも流行りそうですね。

持ち運びの楽さと音質の両立を考えると、Dreadnought Juniorくらいがちょうど良い妥協点なんですよね。

 

少し小さめだけど、本格的なギターを探している方はぜひ試してみてください。

ピックアップ無し

ピックアップ有り

音楽教室の無料体験レッスンに行ってみよう!

アコギを弾く男性

音楽理論と作曲・演奏を紐づけて学ぶにはプロに習うのが一番です。

マンツーマンでプロの講師に作曲・演奏を学ぶことで実践しながら音楽理論を体系的に学ぶことができます。

 

シアーミュージックは全国に校舎がある大手音楽教室なので、講師の質も高く安心です。

まずは30分の無料体験レッスンに行って、体感してみましょう。