弾き語りのギターは伴奏だから難しいテクニックいらないですよね?と聞く人への回答

たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は弾き語りすとによくある悩みについてです。

弾き語りでプロを目指しているって人から、良く聞かれる質問。

「弾き語りのギターは伴奏だから難しいテクニックとかっていらないですよね?」

これって本当に聞かれること多いです。特に歌うのが好きな人もしくは歌が上手い人から来る質問。

この質問について僕の考え、回答を理由も添えてしっかり書こうと思います。予告すると結構厳しい事を書きます(笑)

ちなみにプロ目指している人、もしくは弾き語りの技術を趣味のレベルを超えてしっかり上げたいと考える人向けです。

趣味でやる人は楽しくやれることが大事なんで、そんなことを考えこまずにとにかくやりたいことをやりましょう。

1. 質問への回答

今回はまず結論からです。
僕が回答している内容と理由を先に書いてから持論を少しずつ書いていきます。

ちなみにこの質問は色んな人から聞かれますが、回答は毎回一緒じゃありません。
年齢や方向性、その人のルックス等によって変わります。

そして、ぶっちゃけると回答内容は質問者と僕の関係性にもよります。
仲良ければ、凄まじく厳しい事を本音で言うし、大して知らない人から聞かれたら差し当たりない内容応えます。

今回は前者の凄まじく厳しい本音を「プロを目指している」ことを前提に「年齢別」に何パターンかにわけて回答します。

ちなみに最初に共通で、「うーん、何とも言えないけど…」と言って次の回答を言います。

1-1. 10代の人だった場合

大した事は言いません。大体言うことは下記の2つです。

  1. とりあえず、好きなアーティストをいっぱいコピーしてみなよ
  2. 弾き語りと並行して友達とバンドやユニットでも組んでみたら?

10代の人だった場合は正直、まだまだ時間あります。
なので、深く考えずに場数を踏んで、いろんな音楽に触れてみたら良いのです。

そうしていけば、「弾き語りのギターは伴奏だから難しいテクニックとかっていらないですよね?」への回答なんて人に聞かなくても自分で見つけられます。

とにかく、がむしゃらに色んな事にチャレンジしてみれば大丈夫。

1-2. 20代前半の人だった場合

言うことはこちらも2つ。

  1. 弾き語りじゃない活動形態を考えたらどうですか?
  2. あなたの強みってなんですか?

まず、ハッキリ言うと、この年齢層でこの内容の質問しているってことは正直、プロになるの厳しいです。
ただ、得意分野においては確かな実力や個性を持っているなら方向性の定め方次第では、まだ可能性があります。

例えばSONYを始めとした大手レコード会社のオーディション受けてるとわかりますが、この年齢層だとオーディションで2次、3次まで残る人って音楽的にかなり完成されてますし、自分が伴奏するのか歌だけ歌うのか等の方向性も定まってます。

そんで、この年齢層で「弾き語りのギターは伴奏だから難しいテクニックとかっていらないですよね?」って聞く人に問いたいのは「何で弾き語りで活動してるの?」ってこと。

弾き語りを主で活動するなら弾き語りっていうスタイルにおいて専門性を持っている必要があると思うんですよ。

僕は少なくともバンドボーカルや普段ボーカルオンリーの人がたまにやる弾き語りとは一線を画している必要はあると考えています。じゃないと、存在価値がないっしょ。

この質問は「はい」って答えてほしくて聞いているんでしょうけど、それってぶっちゃけギター演奏で専門性を持つことに対してギブアップしているに近いわけで誰か伴奏者を探せばいいんじゃないの?って話です。

歌が上手くてギターが下手もしくは並みって人は腐るほどいます。
プロになるなら両方飛びぬけて上手くなるか、他に強みを作って複合的に個性を出す必要があります。

例えば、俳優やってて弾き語りもやってます的なやつが一番わかりやすいですよね。
ちなみにルックス良い人だった場合は俳優や読者モデルとかもチャレンジしてみたら?って言います。

この年齢層で悩んでいる方はまず一度、自分の強みについて考えるべきです。
大抵の方は弾き語りで活動している理由が「周りにバンドやユニット組める仲間がいない」とか「人付き合いが苦手」とかで自身の強みを活かせるスタイルが弾き語りだからって理由の人はほとんどいないです。

でも、それじゃプロになるのは厳しいです。
自身の強みが一番活かせる活動スタイルを考え、それが仮にバンドだったら必死に仲間を探す努力をしましょう。その努力ができないならプロになるの無理だから音楽は趣味でやるのが賢明です。

1-3. 20代中盤以降

この層で今回の質問している人は、プロになるのはもう結構なレベルで手遅れだと思います。
よほどの努力が求められるでしょうね。

回答する内容は下記の2点です。

  1. 弾き語りじゃない活動形態を考えたらどうですか?
  2. 正社員で働きながら音楽するのも楽しいですよ

字面で見ると②とかもう、質問の回答になってないも甚だしい回答内容ですね(笑)

①については20代前半の方のところで書いた理由と一緒です。

ここでもぶっちゃけると、この年齢層になってくると自身でも薄々プロになるの無理だなって気づいていて、そこを正論で突かれると激怒する人が結構いるので真面目に回答するか悩みます。

だから、差し当たりない回答しちゃうことが多いね。

2. 純粋に質問内容に回答すると…

ここまで読んだ方は心の中で、もしくは言葉に出して僕に突っ込んでることでしょう。

「質問の回答になってなくね?」

そうなんです。大元の質問は「弾き語りのギターは伴奏だから難しいテクニックとかっていらないですよね?」なので回答はYesかNoになるはずなんですよね。

前章の回答って字面で読むと「おまえ日本語って知ってるか?」と言われそうな回答です(笑)

だから、本当に純粋に質問に答えましょう。回答は「Yes」です。難しいテクニックはいりません。

ただし、専門性のある弾き語りをするためには膨大なコード知識や編曲理論を覚える必要があります。
そして個性を出すためには奏法も一通り勉強することが望ましいです。

弾き語りの伴奏力ってのはいわゆる「ファッションにおける服選び」と一緒です。

オシャレな人が引き出しにたくさんの服を持っていて、そこから選択するように弾き語りすとも引き出しに色んな選択肢を持っていることが重要です。

「できる(知ってる)けどやらない」と「できない(知らない)」は結論同じシンプルな演奏をすることになったとしても、天と地の差が出ますからねぇ。

この質問している人はぶっちゃけ、「弾き語りって歌上手けりゃ、ギターは上手くなくてもいいですよね?」って本音では聞きたいわけでしょ?
そうすると答えはNoになっちゃうよって話です。

だから、純粋に言われている内容に対してだけ回答したって本人のために1mmもなんないので、<<1. 質問への回答>>で書いてある内容を返してるわけです。

いわゆる余計なお世話ってやつをしているわけです(笑)

3. まとめ

  • ギター伴奏に難しいテクニックはいらない。でも、練習や勉強量は結局膨大
  • 弾き語りでプロ目指すなら、弾き語りにおいては専門性を持つか他の強みと合わせ技一本にしないとダメ
  • この質問する状況なら、弾き語り以外の活動スタイルも検討すべし

以上!

昨今はメジャーにいくためには高いセルフプロデュース力が強く求められます。
シンプルにダメ出しすると、今回お題の質問をしている時点でセルフプロデュース力が0点です。

逆に言ったらセルフプロデュース力が欠けている状態で活動しているわけですから、まだまだ伸びしろはあるとも言えます。
ただ年齢が高いと時すでに遅しって話にもなっちゃいます。厳しい世界ですなぁ。

ちなみにこういった質問した方をディスってるわけではないですよ!
こうやって悩むのは凄く大事だと思いますからね。

ただ、僕は性格的に本人のためと思うとズケズケときつい事を言っちゃうので、こんな内容になってしまうのです。許してちょうだい。

それでは良い弾き語りライフをお送りください!あばよ!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。