SOUNDPEATS GoFree2をレビュー。ストレスフリーで音楽を聴けるオープンイヤー型イヤホン

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースとイヤホンを正面から撮影

ぎたすけ

オープンイヤー型イヤホンって何だっけ?

たけしゃん

耳を塞がずに聴けるタイプのイヤホンだね。長時間使用しても疲れにくいところがいいね
補足

レビューのためにサンプル品を提供いただきました!

GoFree2の評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4.5)
普段使い
 (4)
コスパ(8,580円程度)
 (4.5)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • 音質は結構良い
  • 開放感があり、疲れにくい
  • 運動と相性がとても良い
  • 同価格帯のインイヤーイヤホンより音質は劣る
  • 遮音性は低い
SoundPEATS(サウンドピーツ)
¥4,213 (2024/05/02 13:26:25時点 Amazon調べ-詳細)
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
プロフィール詳細お問い合わせ

SOUNDPEATS GoFree2

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースとイヤホンを斜め下から撮影
形式オープンイヤー
Bluetooth5.3
連続再生時間約9時間
充電ケース使用:約35時間
防水性能IPX5
対応コーデックAAC,SBC,LDAC
公式サイト

耳を塞がずに音楽を聴くことができる、オープンイヤー型イヤホン SOUNDPEATS GoFree2

耳を塞がないため、周囲の音も自然に入るので、ながら聴きやテレワークなどにも最適です。

SOUNDPEATS GoFree2 斜め下から撮影

音質はインイヤーイヤホンと比べると劣りますが、十分にちゃんと聴けるレベルです。

インイヤーイヤホン

耳を塞ぐタイプの普通のイヤホン

価格帯も8,500円程度なので、オープンイヤー型イヤホンの中では手が出しやすい価格帯なのも良いですね。

まずはGoFree2の製品仕様から解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを見たい方は<GoFree2をレビュー>を参照ください。

オープンイヤー型イヤホン

SOUNDPEATS GoFree2 イヤホンの裏面を斜めから撮影

GoFree2は耳を塞がないオープンイヤーデザインのイヤホンです。

イヤーフックを耳に引っ掛けて、イヤホン部分を耳の内部に軽く当てる感じで装着します。

SOUNDPEATS GoFree2を耳に取付けた

人間工学に基づいた設計を採用しているため、程よいフィット感で快適です。

イヤーフックも細くて柔らかいので、付けたまま運動しても気にならなかったですね。

Hi-Res Wireless認証

SOUNDPEATS GoFree2 外箱
箱の左下に認証マークがついている

GoFree2は日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」ロゴを取得しています。

オープンイヤー型イヤホンですが、音質はなかなか良いです。

補足

オープンイヤー型はインイヤーイヤホンに比べて、音質が微妙な製品が多い

同価格帯のインイヤーイヤホンと比べると、さすがに分が悪いですが、オープンイヤー型イヤホンの中ではかなり良いのではないかと感じました。

マイク内蔵

SOUNDPEATS GoFree2 イヤホンの裏面

GoFree2はマイクを内蔵しており、電話やオンライン会議にもハンズフリーで対応できます。

また、防水はIPX5で水や汗を弾くので、ジョギングや筋トレなどの運動とも相性が良いです。

なお、イヤホンにはタッチセンサーがついており、触れることでスマホ操作できます。

SOUNDPEATS GoFree2 ボタンを押すことでスマホを操作できる

音楽の再生・停止、音量調整、受電など一通りのことはイヤホンだけで操作が完結します。

最大35時間の長時間再生

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースにイヤホンを収納した状態で斜めから撮影

GoFree2はイヤホン単体で最大9時間、充電ケース併用で最大35時間、音楽再生ができます。

充電ケースは急速充電に対応しているため、約2時間程度でフル充電できます。

イヤホン本体がやや大きいため、充電ケースもインイヤーイヤホンと比べると大きいです。

AirPods ProとGoFree2の充電ケースを並べた
AirPods ProとGoFree2

ただ、平べったいタイプで厚みはそこまでありません。

そのため、服のポケットに収納はしやすいです。

付属品

SOUNDPEATS GoFree2 USBケーブル

GoFree2はUSBケーブル(Type A to C)が付属しています。

GoFree2の充電ケース側がType-Cになので、接続するPCやコンセント側はType-Aの必要があります。

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースのUSB端子

接続するPC側もType-Cの場合、別途C to CのUSBケーブルを用意しましょう。

SoundPEATS(サウンドピーツ)
¥4,213 (2024/05/02 13:26:25時点 Amazon調べ-詳細)

audio technica AT-UMX3のバナー(PC)PR

SOUNDPEATS GoFree2をレビュー

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースとイヤホンを正面から撮影
GoFree2の評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4.5)
普段使い
 (4)
コスパ(8,580円程度)
 (4.5)
総合評価
 (4)

それでは、GoFree2を細かくレビューしていきます。

メリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 音質は結構良い
  • 開放感があり、疲れにくい
  • 運動と相性がとても良い
  • 同価格帯のインイヤーイヤホンより音質は劣る
  • 遮音性は低い

オープンイヤー型のイヤホンにしては、かなり音質は良いと感じました。

運動、テレワークで使うにはかなり使いやすいですね。

音質は結構良い

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースにイヤホンを収納した状態

GoFree2を使ってみると、音質が良くて驚きました。

オープンイヤー型なので、どうしても全体的に音が薄いですが、その中でもちゃんと聴けるレベルになっています。

ただ、同価格帯のインイヤーイヤホンと比べると、それなりに音質差はありますね。

SHURE SE215 Special Edition
インイヤータイプのSHURE SE215 SPE

特に迫力や臨場感という点では、インイヤーイヤホンには勝てないです。

なので、耳を塞がなくて良いというメリットと音質のどちらを重視するかがポイントですね。

ウォーキングやジョギングなどで使うことが多いなら、GoFree2はかなり使いやすいです。

逆に集中して音楽や動画視聴することが多いなら、インイヤーイヤホンが良いと思いました。

付け心地はとても良い

SOUNDPEATS GoFree2 イヤホンの側面

GoFree2はイヤーフック部分が細くて、柔らかいので付け心地がとても良いですね。

フック部分がグニャグニャ曲がるので、装着も楽ですし、ポジションを直すのも簡単です。

この点は同じオープンイヤー型のOneOdio OpenRock Proよりも大分使いやすいと感じました。

OneOdio OpenRock Pro イヤホン斜め
OpenRock Proはイヤーフック部分が太い

イヤーフック部分が細いためか、マスクやメガネとの併用もしやすいです。

また、耳を塞がないため、周辺の環境音の自然に入ってきます。

代わりに音漏れもするため、電車などでの利用には適してはいませんが、運動やテレワークとの相性はとても良いです。

OpenRock Proとの比較

製品SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースとイヤホンを正面から撮影
GoFree2
OneOdio OpenRock Pro イヤホンを斜めから撮影
OpenRock Pro
連続再生9時間
ケース併用:35時間
約19時間
ケース併用:46時間
防水性能IPX5IPX5
対応
コーデック
aptX
AAC
SBC
AAC
SBC
LDAC
実売価格約8,580円約16,800円

最後は同じオープンイヤー型のOneOdio OpenRock Proと比較してみましょう。

まず、音質の傾向が大分違います。

GoFree2
OpenRock Pro
  • 中高音域がクリア
  • 音は全体的に薄くて軽い
  • 中低音域が強め
  • 音が立体的
  • 音にややアナログ感がある

個人的にはOpenRock Proのほうが好みです。

GoFree2はOpenRock Proよりも音がクリアですが、軽くてシャカシャカしています。

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースとイヤホンを斜め下から撮影

逆にOpenRock Proは低音域も出てるので、音全体に迫力があり、密度も感じます。

一方でややラジオっぽいアナログ感があって、音の解像度は微妙に感じることがあります。

このへんは好みの問題かなと…と思います。

個人的にはシティポップ、ネオソウル、EDMなどを聞く人は、ビートやベースを感じやすいOpenRock Proが良いと思います。

OneOdio OpenRock Pro 右斜めから撮影

音にアナログ感が出ても、ネオソウルなどは気になりません。

むしろレコードっぽい味が出るので、これはこれで良いです。

逆にポップスやアイドル系の楽曲が好きな人はGoFree2のほうがクリアで聴きやすいですね。

SOUNDPEATS GoFree2 斜め下から撮影

アイドル曲だとアナログ感が出ると、「あれ?」となるので、OpenRock Proはあまり向いてないです。

GoFree2なら、音がクリアなのでアイドル曲も聴きやすいです。

付け心地はGoFree2のほうが好みでした。

GoFree2はイヤーフックが細くて、グニャグニャ曲がるので装着や位置調整が楽です。

SOUNDPEATS GoFree2 イヤホンの側面

OpenRock Proはイヤーフック部分が太くて固いので、調整などはやや慣れが必要です。

とはいえ、どちらも長時間利用でも疲れにくく、運動やテレワークとの相性は良いですね。

あと、GoFree2はこのクオリティで8,580円程度なのでコスパが良いです。

オープンイヤー型はインイヤー型との併用がベストかと思うので、そう考えるとGoFree2は価格的にも魅力的ですね。

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースにイヤホンを収納した状態で斜めから撮影

運動、テレワークなどの「ながら聴き」用として購入するには、価格・スペック的にもとても良い製品です。

SoundPEATS(サウンドピーツ)
¥4,213 (2024/05/02 13:26:25時点 Amazon調べ-詳細)
 

SOUNDPEATS GoFree2 まとめ

SOUNDPEATS GoFree2 外箱を開けたところ
  • オープンイヤー型で耳を塞がずに使用できるイヤホン
  • 中高音域はクリアで音は全体的に軽い
  • イヤーフック部分が細くて扱いやすい

ぎたすけ

耳を塞がずに音はしっかり聞こえるってすごいな。確かに運動とかで良さそう

たけしゃん

そうだね。ジムとか公園とかにピッタリだし、テレワークにも向いてるね

GoFree2のレビューでした。

音質やスペックが良く、価格も安いため、初めて購入するオープンイヤー型にうってつけですね。

運動やテレワーク用で、耳を塞がずに使えるイヤホンを探している人はぜひチェックしてください。

SoundPEATS(サウンドピーツ)
¥4,213 (2024/05/02 13:26:25時点 Amazon調べ-詳細)

関連記事

AirPods ProAirPods Proをレビュー。ノイズキャンセリングが優秀なワイヤレスイヤホン SOUNDPEATS Air4 ケースを開けたところSOUNDPEATS Air4をレビュー。1万円未満で買える高機能ワイヤレスイヤホン audio technica ATH-E70のカナル型イヤホンイヤモニ(モニターイヤホン) おすすめランキング ベスト5。選び方から使い方まで徹底解説! モニターヘッドホン 6台モニターヘッドホン おすすめランキング10選。DTM・歌ってみた・配信で使いやすい製品を徹底解説 XVIVE XV-U4ワイヤレスイヤモニ XVIVE XV-U4をレビュー。基本的な使い方も解説