モニターイヤホン(イヤモニ) おすすめランキング ベスト5。選び方から使い方まで徹底解説!

audio technica ATH-E70のカナル型イヤホン

ぎたすけ

イヤモニってアーティストがライブでつけてるやつだよな?普通のイヤホンとは違うの?

たけしゃん

イヤモニはフィット感、耐久性、遮音性に優れていて、色んな音が聴きやすいチューニングになってるね

本記事ではモニターイヤホン(イヤモニ)を解説・紹介していきます。

筆者はギターボーカルとしてライブステージ、ライブ配信でイヤモニを使用しています。

筆者の演奏動画

ベテルギウス / 優里 【アコースティックCover】

なので、本記事ではステージパフォーマンス、配信で使いやすい製品を紹介していきます。

また、後半ではスタジオや配信での設定方法や使い方など具体的な導入方法も解説します。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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モニターイヤホン(イヤモニ)の選び方

audio technica ATH-E70

まずはイヤモニの特徴から解説していきます。

イヤモニはモニターイヤホンと呼ばれることが多いですが、メーカーの呼称はインイヤーモニターです。

そして、イヤモニは主に下記のような用途で使用されます。

  • ライブパフォーマンス
  • レコーディング・制作
  • 耳コピ
  • ライブ配信
  • ゲーム

他にもありますが、「音を正確に聴きとりたい」という場合に使用されますね。

以前は「イヤモニ=ライブ」というイメージでしたが、最近はゲーム(eスポーツ)など様々なジャンルに浸透してます。

また、昨今では安価で手軽に使えるワイヤレスシステムも増えたので、アマチュアバンドでイヤモニを使う人もかなり増えました。

XVIVE XV-U4
ワイヤレスシステム XVIVE XV-U4
ワイヤレスについて

イヤモニは専用のワイヤレスシステムを使います。Bluetoothは音響機器側がほぼ対応していないため、基本的に使えません

記事後半の<イヤモニの使い方>ではワイヤレスも含めて、具体的に配信やスタジオでの使用方法を解説します。

イヤモニの選び方 目次

イヤモニを導入するメリット

Senheiser IE 500 PRO

イヤモニを導入するメリットは以下の3点です。

  • 正確に音をモニターできる
  • マイクのハウリングを抑制できる
  • ライブハウスの環境に左右されにくい

やはり、恩恵が大きいのはライブハウスやスタジオで演奏する人ですね。

リハーサルスタジオ

僕自身もバンドでイヤモニを使うようになってから、劇的に歌いやすくなりました。

フロアモニターだと、やっぱり細かいニュアンス付けとかピッチの精度を保つのが難しいんですよね。

モニタースピーカー
フロアモニター

スタジオだと、バンドの音に負けないようにどうしても無理しがちですしね。

僕もイヤモニ使ってからは長時間のリハでも、全然無理なく歌えるようになりました。

また、イヤモニを使えばモニターから音を返さないので、マイクがハウリングしにくくなります。

SHURE BETA87A 横

ボーカルの音量をかなり上げやすくなるので、その点も便利です。

バンドボーカルやってる人はぜひ、イヤモニ導入してみてください。歌いやすさが全然違います。

イヤホンとイヤモニの違い

SHURE SE215 Special Edition

イヤモニは通常のイヤホンと違い、ライブパフォーマンスでの使用が想定されています。

そのため、通常のイヤホンと比べて、下記の点に留意されて作られています。

  • 断線に強いケーブル
  • 遮音性に優れたイヤーピース
  • 激しい動きでも外れない工夫
  • 各楽器の音が聴きやすいチューニング

わかりやすい点は遮音性と装着時のフィット感ですね。

下図のように耳の中にスポッと入れて、イヤーフックを耳に引っ掛けるようになっています。

ATH-E50を取り付けた耳のアップ

通常のイヤホンと比べて、固定力や遮音性が高いです。

ダイナミックに動きまわっても、外れません。

また、バンドの音が聴き分けやすいチューニングになっています。

音の分離と定位の再現度が高く、リアルで正確なモニタリングができます。

SHURE SE215 Special Edition

なお、イヤモニはリスニング用途でも人気の製品が多いです。

ライブでのモニタリングがメイン用途なのもあって、聴きやすい調整になってるものが多いからでしょうね。

そのへんはレコーディングなど、制作がメイン用途のモニターヘッドホンとは少し違うところですね。

ドライバーの違い

audio technica ATH-E50
形式一般的な特徴
ダイナミック型再生帯域が広い
低音域の厚みが出やすい
価格はピンキリ
バランスド
アーマチュア型
再生帯域は若干狭い
小型で明瞭な音質
高級イヤホンに多い
ハイブリッド型ダイナミックとBA型のハイブリッド
互いの不得意な領域をカバー
値段はかなり高くなる

モニターイヤホンは主に3パターンのドライバーに分かれます。

最も主流なのはダイナミック型ですね。

ゼンハイザー IE 100 PRO イヤーピースR
IE 100 PRO

ドライバーが大きいので、低音域が強く、パワーがあります。

価格帯はピンキリで低価格なものから、高級なものまで幅広いです。

まずはダイナミック型を使ってみることをおすすめします。

バランスド・アーマチュア型(BA型)はコンパクトで明瞭なサウンドが特徴です。

audio technica ATH-E50
ATH-E50

再生帯域はダイナミック型よりは狭くなりますが、音の抜けが良いです。

小型なこともあり、高級イヤホンになると2基・3基で担当帯域を分けて配置されていたりします。

audio technica ATH-E70のカナル型イヤホン
BA型で3基搭載のATH-E70

ハイブリッド型はダイナミックとBA、双方のドライバーを併用したタイプです。

ただ、ハイブリッド型を採用した市販のイヤモニは少ないです。

定番のイヤモニは複数基搭載のBA型か、ダイナミック型のどちらかが多いです。

両方、イヤモニとして使った所感としては、以下の選び方がおすすめですね。

形式おすすめのタイプ
ダイナミック型低音域の迫力が欲しい人
予算が1万円程度の人
バランスド
アーマチュア型
音の分離に優れたものが良い人
予算が3万円以上出せる人

はじめてイヤモニを買う人はまずはダイナミック型をおすすめします。

BA型はドライバー1基だと、爆音のステージ内では低音が薄く感じることが多かったです。

audio technica ATH-E50

個人的にはBA型にするなら、ドライバー複数基搭載のものをおすすめしたいです。

イヤモニの接続端子

audio technica ATH-E50のケーブルを取り外した

イヤモニは有線ですが、リケーブルできるようになっています。

その接続端子も色々ありますが、最も汎用性が高いのはSHUREやMACKIEなどで採用されているMMCXです。

SHURE SE215 Special Editionのケーブルを外したところ

たくさんのメーカーがリケーブル用で、MMCX対応のイヤホンケーブルを販売しています。

そのため、MMCXのイヤホンを選ぶとケーブルを色々変えて遊べます。

一方でaudio technicaやゼンハイザーのように独自規格の端子を採用しているメーカーも多いです。

ゼンハイザー IE 100 PRO ケーブルを取り外した

独自規格の端子の場合は、基本的にメーカー純正ケーブルしか使用できません。

ただ、ライブパフォーマンスなどで使う人は、接続端子を気にする必要はありません。

オーディオメーカーのイヤモニはステージ利用前提での耐久テストをしています。

audio technica ATH-E50

なので、リアルタイムの断線は絶対避けたい用途では、純正ケーブルを使ったほうがよいからです。

リスニング用途の人はMMCXのほうがケーブルの自由度が高いので、MMCXを選ぶのも良いでしょう。

 

モニターイヤホン おすすめランキングベスト5

audio technica ATH-E50

それでは、イヤモニのおすすめ製品をランキング形式で紹介していきます。

筆者はギターボーカルでバンド、ライブ配信で使っているため、その視点で選んでいます。

また、紹介しているイヤホンは全てバンドリハ、ライブ配信で実際に使ってみて評価しました。

飛ばし読みガイド

5位 audio technica ATH-E40

audio technica ATH-E40
ATH-E40の評価
音質
 (4.5)
使いやすさ(イヤモニ)
 (3)
普段使い
 (3)
価格(1.2万円程度)
 (4.5)
総合評価
 (4)
型式ダイナミック型
再生周波数帯域20~20,000Hz
出力音圧レベル107dB/mW
インピーダンス12Ω
入力端子A2DCコネクタージャック
重量約10g

audio technicaのイヤモニ Eシリーズのエントリーモデル ATH-E40です。

1万円台のイヤモニのなかでは、最もフラットな特性と感じたイヤホンです。

クリアでフラットな音質で、定位も正確でリアルです。

中音域が前に出てくるので、ボーカルの音が聴きとりやすくて良いですね。

audio technica ATH-E40のカナル部分

一方で付けた際のフィット感がいまひとつなのが惜しいところでした。

感覚的に少し浮いた感じになるんですよね。

ただ、その状態でしっかり固定されており、遮音性も高いです。

audio technica ATH-E40

なので、慣れれば問題なさそうですが、惜しいなと感じてしまいました。

音質の面ではすごく良いので、予算1万円でフラットなイヤホンが欲しい方にはおすすめです。

4位 Sennheiser IE 500 PRO

Senheiser IE 500 PRO
IE 500 PROの評価
音質
 (5)
使いやすさ(イヤモニ)
 (4.5)
普段使い
 (4)
価格(5.4万円程度)
 (3)
総合評価
 (4)
型式ダイナミック型
再生周波数帯域6~20,000Hz
出力音圧レベル126dB(1kHz / 1Vrms)
インピーダンス16Ω
入力端子独自端子
重量約18g

Sennheiserのボーカル向けインイヤーモニター IE 500 PRO

音圧レベルが非常に高い状態でも、高い解像度を維持できるハイスペックなイヤホンです。

中低音に迫力があり、力強さがあります。

それでいて、ボーカルやウワモノはしっかり抜けてくるので、リズム隊の音を掴みながら歌いやすいのが良いですね。

Sennheiser IE 500 PRO

ケーブルはツイストペアケーブルを採用しています。

Sennheiser IE 500 PROのケーブル

IE 400 PROまでは通常のケーブルなので、細かい部分で違いがありますね。

なお、IE 400 PROがドラマー・ベーシスト向け、IE 500 PROがボーカリスト向けとなっています。

Senheiser IE 400 PRO

IE 400 PROはバランスよく、音の分離も良いので万能型という感じですね。

IE 500 PROは低音域がドンときつつ、ボーカルがシャープに抜けてくるサウンドでした。

3位 SHURE SE215 Special Edition

SHURE SE215 Special Edition
SE215 SPE-Aの評価
音質
 (4)
使いやすさ(イヤモニ)
 (3.5)
普段使い
 (4)
価格(1.2万円程度)
 (4)
総合評価
 (4)
型式ダイナミック型
再生周波数帯域21~17,500Hz
感度107 dB SPL/mW
インピーダンス20Ω
接続端子MMCX

1万円近辺のベストセラーイヤホン SHURE SE215 Special Editionです。

高級イヤホンの入門機的な存在で、昔から有名なイヤホンですね。

リスニング向けのイヤホンとして人気ですが、プロ向けに開発されたコンポーネントで構成されています。

SHURE SE215 Special Edition

SHUREはマイクだけでなく、イヤモニでも業界最大手のメーカーなので、信頼度は高いですね。

SE215には通常版とSpecial EditionのSE215 SPE-Aがあります。

SE215
SE215 SPE-A
  • ケーブル:162cm
  • フラットに近いチューニング
  • カラーはクリアとブラック
  • ケーブル:116cm
  • 低域を強化したチューニング
  • カラーはトランスルーセントブルーとホワイト

通常のSE215は比較的フラットな特性で、SE215 SPE-Aは低音域が強調されたサウンドになっています。

SE215
SHURE SE215 Special Edition
SE215 SPE-A

僕は両方持ってますが、SE215 SPE-Aのほうが気に入っています。

僕はドラムの音に寄りかかる感じで歌うことが多いので、SE215 SPE-Aのほうが聴きとりやすいんですよね。

また、SE215 SPE-Aは音がややこもり気味になってます。

その中でも、ボーカルは力強く明瞭に出てくるところがSHUREらしいですね。

2位 audio technica ATH-E70

audio technica ATH-E70
ATH-E70の評価
音質
 (5)
使いやすさ(イヤモニ)
 (5)
普段使い
 (4)
価格(4.6万円程度)
 (4)
総合評価
 (4.5)
型式バランスド・アーマチュア型
再生周波数帯域20~19,000Hz
出力音圧レベル109dB/mW
インピーダンス39Ω
入力端子A2DCコネクタージャック
重量約9g

audio technica フラッグシップモデルのイヤモニ ATH-E70

低中高で3基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載した、イヤモニです。

audio technica ATH-E70のイヤホン

クリアで音の解像度も非常に高いリアルなサウンドです。

3基のドライバーが各帯域をカバーしており、低域から高域まで充実しつつバランスも良いですね。

また、それ以上にすごいのが定位の再現度です。

audio technica ATH-E70

綿密な音場が作られており、各楽器の距離感がとてもリアルです。

配信でもバンドでも、非常に歌いやすかったですね。

ちなみにATH-E70はミュージシャン以外にもゲーマーにも人気のイヤホンです。

audio technica ATH-E70のカナル型イヤホン

リアルな音場で分離が良いので、色んな音で飽和しがちな状態でも正確にモニターできるからでしょうね。

1位 Sennheiser IE 100 PRO

ゼンハイザー IE 100 PRO
IE 100 PROの評価
音質
 (4.5)
使いやすさ(イヤモニ)
 (4.5)
普段使い
 (3.5)
価格(1.3万円程度)
 (4)
総合評価
 (4.5)
型式ダイナミック型
再生周波数帯域20 Hz – 18 kHz
感度115 dB (1 kHZ/ 1 Vrms)
インピーダンス20Ω
接続端子独自端子

1万円前半で非常に評価が高いSennheiserのイヤモニ IE 100 PRO

僕もライブステージでのイヤモニはIE 100 PROを使用しています。

ゼンハイザー IE 100 PRO

フラットよりはドンシャリ寄りのサウンドになっています。

そのため、ウワモノやボーカルがキレイに抜けてくるので、非常に耳心地が良いです。

ライブでのイヤモニやリスニング用途では非常に使いやすい音ですね。

一方でミックスやディレクションだと、心地良く聴こえすぎるのでやや不向きです。

ゼンハイザー IE 100 PRO イヤーピースL

また、フィット感に優れており、イヤーフックが柔らかく調整しやすいのも良いですね。

ゼンハイザー IE 100 PRO イヤーピースR

僕はイヤーフックが硬いイヤモニを長時間つけると耳裏が痛くなります。

ですが、IE 100 PROは長時間付けていて全然大丈夫ですね。

さらにイヤモニでは珍しくオプションでBluetoothケーブルが購入できます。

IE PRO BT CONNECTOR

本体とBluetoothケーブルがセットになった「IE 100 PRO WIRELESS」も販売されています。

イヤモニと普段使いのイヤホンを兼用できるので、コスパにも優れたイヤホンです。

ランキング一覧表

順位1位2位3位4位5位
製品ゼンハイザー IE 100 PRO
IE 100 PRO
audio technica ATH-E70
ATH-E70
SHURE SE215 Special Edition
SE215 SPE-A
Senheiser IE 500 PRO
IE 500 PRO
audio technica ATH-E40
ATH-E40
メーカーSennheiseraudio technicaSHURESennheiseraudio technica
タイプダイナミックバランスド
アーマチュア
ダイナミックダイナミックダイナミック
特性ドンシャリ寄りフラット低音域強め高音域がシャープフラット
コメントモニター・リスニング
万能に使えるイヤホン
3基のドライバー
超リアルな音場を実現
低音域が強めで
パワーのあるサウンド
迫力ある低域に
抜けの良い高音
フラットで
モニターらしい音
総合評価
実売価格約13,000円約46,300円約12,600円約59,800円約11,500円
ECサイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
公式ストア
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
公式ストア
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
 

イヤモニの使い方

エレアコでライブしている男性

イヤモニを導入したいけど、スタジオでどうやってセッティングしたらいいかわからない…という人も多いですよね。

そこで、ここからはイヤモニの基本的な使い方やセッティング方法を解説します。

ここでは、3種類のパターンを紹介するので参考にしてください。

目次

ライブ配信でイヤモニを使う

MOTU M2

まずは使用頻度も多いライブ配信です。

ライブ配信はオーディオインターフェイスやUSBマイクのイヤホン端子に接続するだけです。

オーディオインターフェイスのPhone端子は6.3mmが多いです。

ヘッドホン端子 3.5mmと6.3mm

イヤホンは3.5mmなので、6.3mm変換アダプタを買いましょう。

補足

ATH-E40、ATH-E70、IE 500 PROは6.3mmアダプタ付属のため購入不要です

注意すべき点は、下記のどちらの音をイヤホンに出力するかです。

  1. ダイレクトモニター
  2. OBSやライブ配信アプリのモニター機能

僕は基本的にはダイレクトモニターをおすすめします。

ダイレクトモニターはオーディオインターフェイスやUSBマイクに備わっている機能です。

ダイレクトモニタリングのルーティング図
PCなどを介さずにモニターを返す機能

上図の通りでPCを介さずに音を返すので、ほぼ遅延しません。

その代わり、PCで設定したエフェクトなどはモニターには反映されません。

また、実際に配信で流れる音はPCを介した音なので、ダイレクトモニターとは違う音になります。

アドバイス

録音機能や配信のアーカイブなどで、配信に流れる音も確認・調整しましょう

オーディオインターフェイスの多くの製品は本体にスイッチがついています。

Universal Audio Volt1を駆動させているところ
VOLT1 「DIRECT」がダイレクトモニター

なお、USBマイクのイヤホン端子はデフォルトでダイレクトモニターがONになっています。

AKG Ara-Y3 下部の接続端子

大半のUSBマイクはOFFにできないので、そのまま使いましょう。

HyperX DuoCastの専用ソフト
一部ソフトウェアでON/OFFできるマイクもある

次はOBS STUDIOやライブ配信アプリのモニター機能についてです。

これはアプリの設定でモニターをONにすれば、PCから自分の声などが返ってきます。

OBS STUDIO オーディオの詳細プロパティ
OBSの設定画面

OBSなどのアプリ側のモニターはエフェクトなどかかった、配信で実際に流れる音が返ってきます。

補足

アプリのモニターをONにする場合はダイレクトモニターはOFFにしましょう

代わりに音の遅延が発生しがちです。

特にOBSでエフェクトを使う場合は遅延が大きく、まともに使えないことが多いです。

またループバック機能を使った状態で、アプリのモニターをONにするとハウリングします。

ループバック

PCで再生したBGMなどを配信に流す、オーディオインターフェイスの機能

ライブ配信の音をモニターONにすると無限ループが発生してハウリングが起きる
アプリのモニター音が無限ループしてハウリングする

そのため、基本的にはダイレクトモニター機能を使いましょう。

ライブハウスでイヤモニを使う

ライブで弾き語り演奏している男性

次はライブハウスでのイヤモニ利用についてです。

主な選択肢は2パターンです。まずはライブハウスに聞いてみましょう。

  1. PAからステージにイヤモニ用配線を出してもらう
  2. ワイヤレスシステムを使ってPAから音を飛ばす

①は出してもらった配線に繋ぐだけなので楽です。

最近は配信もやる箱が多いこともあり、イヤモニ用の配線が用意されているところも割とあります。

代官山NOMAD イヤモニ
代官山nomad イヤモニ用の配線がある

ただ、ステージ上で動き回る人はワイヤレスのほうが良いですね。

ワイヤレスの場合はワイヤレスシステムを用意して、発信機側をPAさんに渡すだけです。

僕が使っているXVIVE XV-U4で説明します。

XVIVE XV-U4

XV-U4は2万半ばくらいで、設定も電源をいれてチャンネルを合わせるだけです。

補足

定番のSHUREのワイヤレスは10万円程度で設定も割と複雑です

トランスミッター(発信機)とレシーバーがセットになっており、レシーバーを腰につけて有線イヤホンを挿します。

XVIVE XV-U4 受信機
レシーバー

そして、トランスミッターとレシーバーの電源を入れて、チャンネルを合わせましょう。

XVIVE XV-U4 レシーバーのチャンネル設定
XVIVE XV-U4 トランスミッターのチャンネル設定

あとはトランスミッターをPAさんに渡せばOKです。

ワイヤレス使用者が他にいると、1チャンネルは競合してノイズが出ることが多いです。

その際はチャンネルを変えましょう。XV-U4は6チャンネルあります。

リハーサルスタジオでイヤモニを使う

リハーサルスタジオ

最後はリハーサルスタジオでの設定方法です。

主な選択肢はライブハウスと一緒で2パターンです。

  1. 延長ケーブルを使ってミキサーから有線で繋ぐ
  2. ワイヤレスシステムでミキサーから音を飛ばす

手軽なのはイヤホン用の延長ケーブルを使って、立ち位置まで引っ張ってくることですね。

ミキサーへの接続は6.3mm端子が多いので、変換アダプタも合わせて用意しましょう。

ヘッドホン端子 3.5mmと6.3mm
補足

ATH-E40、ATH-E70、IE 500 PROは6.3mmアダプタ付属のため購入不要です

無線にしたい人はXVIVE XV-U4が手ごろで使いやすいです。

電源を入れて、トランスミッターとレシーバーのチャンネルを合わせるだけで使えます。

XVIVE XV-U4

なお、XV-U4の端子はXLRですが、6.3mm変換アダプタも付属しているので大丈夫です。

スタジオの場合は音響さんがいないので、自身でミキサーの設定をやる必要があります。

覚えれば、簡単なのでザックリ解説していきます。

AUXと接続

ミキサーのAUX(AUX SEND)にイヤホン or ワイヤレスのトランスミッターを接続

イヤモニはミキサーのAUXに挿す
モニターに出す音を決める

モニターしたい楽器が接続されているチャンネルのAUXを右に回す

ミキサーのコントローラー部分
今回はAUX1に繋いでるのでAUX1を回す

これだけです。ポイントはPhone端子ではなく、AUXを使うことです。

イヤモニはミキサーのAUXに挿す

Phone端子はメインアウトと同じ音が出ます。

メインアウト

客席などに向けるメインスピーカーを繋ぐ端子

そのため、メインスピーカーの音まで変わってしまうので好き勝手いじれません。

AUXはメインアウトに影響しないので、自分の聴きたい楽器の音だけ返せます。

AUXは各チャンネルにつまみがあるので、返したい楽器が接続されたチャンネルのAUXを上げましょう。

イヤモニに出したい楽器のチャンネルのAUXを上げる

スタジオだと、基本的にボーカルとコーラスだけ音を返せば大丈夫です。

他の楽器はスタジオ内で鳴ってる音を聴きましょう。

補足

編成によってはキーボード、アコギもちょっと返すと良いです

ボーカルの返しを上げすぎると、他の楽器が聴こえません。そこはちゃんと調整しましょう。

また、多くのスタジオに設置されているミキサーはAUXが2チャンネルしかなく、フロアモニターが接続されています。

モニタースピーカー
モニタースピーカーやコロガシとも呼ぶ

そのため、AUXに接続されたフロアモニターを1つ外して、イヤモニを繋ぎます。

ボーカルの場合は専用でモニターを1つもらえると思うので、そのモニターをイヤモニに切り替えましょう。

 

おすすめのモニターイヤホン まとめ

順位1位2位3位4位5位
製品ゼンハイザー IE 100 PRO
IE 100 PRO
audio technica ATH-E70
ATH-E70
SHURE SE215 Special Edition
SE215 SPE-A
Senheiser IE 500 PRO
IE 500 PRO
audio technica ATH-E40
ATH-E40
メーカーSennheiseraudio technicaSHURESennheiseraudio technica
タイプダイナミックバランスド
アーマチュア
ダイナミックダイナミックダイナミック
特性ドンシャリ寄りフラット低音域強め高音域がシャープフラット
コメントモニター・リスニング
万能に使えるイヤホン
3基のドライバー
超リアルな音場を実現
低音域が強めで
パワーのあるサウンド
迫力ある低域に
抜けの良い高音
フラットで
モニターらしい音
総合評価
実売価格約13,000円約46,300円約12,600円約59,800円約11,500円
ECサイトAmazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
公式ストア
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
Yahoo!
サウンドハウス
Amazon
楽天市場
サウンドハウス
公式ストア
Amazon
楽天市場
サウンドハウス

ぎたすけ

そっか。イヤモニって今はライブ以外でも色々使うんだな

たけしゃん

配信が普及したからね。イヤモニを1つ持っておくと、何かと便利だよ

イヤモニの解説でした!

バンドボーカルの方はイヤモニの導入は本当におすすめです。

ゼンハイザー IE 100 PRO イヤーピースR

歌いやすい環境を自分で作るのは重要ですからね。

イヤモニを導入すると、箱による返しの違いなどにも大分悩まなくなりますね。

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