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ゼンハイザー XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセットをレビュー。ギターを高音質のまま完全ワイヤレス化できる機器

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセット

評価:4.5

ぎたすけ

ワイヤレスって便利だけど、音が悪くなったり、切れたりしないか心配なんだよな

たけしゃん

僕そう思ってたけど、全然大丈夫だったよ

ケーブルと比べても、ほとんど音質差もなかったよ

補足
レビューするためにゼンハイザーさんから商品をお借りしました

飛ばし読みガイド

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセット

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセット

 

マイクや楽器などをワイヤレスで接続可能にするゼンハイザーのXS Wireless Digitalシリーズ。

本記事でレビューするのはギター向けにつくられている、ギターワイヤレスセットです。

 

送信機をギターに取り付けて、受信機をアンプやミキサー、オーディオインターフェイスなどの音響に繋ぐことで完全ワイヤレス化することが可能です。

XSW-D PEDALBOARD SET ストラトにつけてみた

ミキサーにワイヤレス受信機を取り付けた画像

ワイヤレスというと、音質が劣化したり、音が途切れたり…と心配な要素もあります。

ところが、ゼンハイザーのギターワイヤレスセットは自宅・スタジオで使ってみたところ、シールド接続とほとんど変わらないレベルでした。

たけしゃん

時代の進化とはすごいですね…

ちなみにエフェクターボードに組み込む前提の方には受信機がペダルチューナーになっている、ペダルボードセットがあります。

XSW-D-PEDALBOARD-SET

 

それでは、まずギターワイヤレスセットの製品仕様から解説を進めていきます。

製品仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ゼンハイザー ギターワイヤレスセットのレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

付属品

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセット

  • 送信機
  • 受信機
  • ベルトクリップ
  • コネクター延長ケーブル
  • USB-C 充電ケーブル

送信機と受信機は見た目は一緒です。

ですが、ちゃんと区別はされていて裏面のイラストで送信機(ギター側)なのか受信機(音響機器側)なのかわかるようになってます。

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 受信機と送信機の見分け方

また、ライブ現場では複数のワイヤレス機器が混在することもあるので、区別するためにカラーシールが付属してます。

XSW-D INSTRUMENT BASE SET カラーシール

ペアリングされる送信機と受信機に同じ色のシールを貼っておくことで区別するわけですね。

受信機・送信機

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 受信機と送信機

どちらもルックスや基本機能は一緒の造りになっています。

接続プラグはギターシールドと同じ6.3mm端子で、通信帯域はワイヤレスでは標準の2.4 GHzです。

 

ボディ上部に〇ボタンがあり、長押しで電源のON/OFFができます。

XSW-D PEDALBOARD SET 送信機の電源スイッチ

送信機と受信機のペアリングは初めから設定されており、送信機・受信機の電源を入れると自動でペアリングされます。

 

電源が入っている状態で〇ボタンを押すと、ミュート状態になります。

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 送信機 ミュート状態

送信機・受信機どちらからでもミュート状態に切り替えることができます。

 

接続プラグ部分は90°ちょっと可変します。

XSW-D PEDALBOARD SET 送信機の接続部分

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 受信機と送信機の可変

接続する機器の形状に合わせて、角度を変えましょう。

特に受信機側は繋げる音響機器によって、角度変えたいことが多いので便利ですね。

 

送信機・受信機はどちらもUSB充電となっています。

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 送信機・受信機のUSB端子

USB-Cの端子になっており、付属品にUSB-CーUSB-Aケーブルが1本ついてきます。

XSW-D INSTRUMENT BASE SET USBケーブル

充電時間は最長3時間、連続駆動時間は最長5時間となってます。

本体のランプの色で充電状態が分かります。

ランプの色と充電状態

  • …15%~100%
  • 緑と赤が点滅…15%以下
  • 赤が点滅…5%以下
補足
ミュート時は黄色に点灯します

また、細かいですが電源投入時の最初の4秒間のランプ点灯でもう少し細かく充電状態がわかります。

電源投入時のランプと充電状態

  • …75%以上
  • 黄色…5~75%
  • …5%以下

ちなみに送信機・受信機は同時に充電したいと思うので、プラスしてUSBケーブルと2口挿せるUSBコンセントを用意しておくと楽です。

延長ケーブルとベルトクリップ

 XSW-D INSTRUMENT BASE SET 延長ケーブル

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ベルトクリップ

主に送信機を腰につけるために使う延長ケーブルとベルトクリップが付属しています。

 

送信機をそのままギターに取り付けると、こんな感じ。

XSW-D PEDALBOARD SET エレアコにつけてみた

XSW-D PEDALBOARD SET ストラトにつけてみた

ストラトは馴染んでますが、エレアコはやや目立ちますよね。

角度つけて取り付けても、動くとくるくる回ってしまったりします。

 

そのため、エレアコの場合は延長ケーブルとベルトクリップで腰に固定するのが良さげです。

XSW-D PEDALBOARD SETをベルトに取り付けよう

こうすることでエレアコ周りはスッキリして安定します。

ライブでワイヤレス機器使っているシンガーソングライターも送信機は腰につける人が多いですしね。

 

エレキギターの方はギターの形状や色合い次第ですかね。

僕のストラトは本体に直接送信機挿しても全然違和感なくて良い感じでした。

 

ゼンハイザー ギターワイヤレスセットをレビュー

ミキサーにワイヤレス受信機を取り付けた画像

それでは、ギターワイヤレスセットをレビューしていきます。

はじめに箇条書きでまとめると、下記の通り。

  • 自宅・スタジオで使った感じ通信は良好で音切れはなかった
  • 音質もシールドで繋ぐ時と差は感じられなかった
  • 充電切れ対策はしておこう
  • ワイヤレスはライブだけでなく、自宅のライブ配信も便利

総評すると、すごく良いです。

一番肝心の音質や電波状態は僕が使用した環境では文句なかったです。

 

細かい設定や調整は何も必要なく、電源入れればそれでOKなのも素晴らしいです。

 

送信機、受信機もコンパクトでプラグも可変するため使い勝手も良好。

お値段は結構しますが、1回購入すればケーブルからおさらばできるのは大きいですね。

レビューの目次

音切れやレイテンシーは問題なし

XSW-D INSTRUMENT BASE SET 受信機と送信機

自宅と12畳のリハーサルスタジオでテストしましたが、音切れやノイズの混入もなく快適でした。

 

自宅では部屋の奥にあるミキサーに受信機を繋いで、玄関から弾いてみました。

距離にして、約10mくらいですが全然問題なかったです。

ステージ上を動き回っても、問題なさそうですね。

 

音の遅延(レイテンシー)はスペック表上では4ms。

距離にすると、1.3m離れたところから聞こえる音と同じ程度の遅延。

この程度の遅延なら、弾き語りしていても全然気にならないです。

 

試しに弾き語りのRECもしてみましたが、全く問題なく録れました。

 

ちなみに以前借りた、ボードに組み込むタイプのワイヤレス機であるペダルボードセットも電波は非常に安定してました。

XSW-D-PEDALBOARD-SET

ゼンハイザーのワイヤレス機器は凄いんだなと感心しますね。

音質もシールドと比べてほぼ変化なし

ギターシールドとワイヤレス送信機

ワイヤレスを使うと音痩せしてしまうのではないか?と心配の方もいるはず。

なので、エレアコとエレキギターで比較用のサンプル音源を用意しました。

補足
エレアコはFISHMANのデュアルピックアップ。エレキギターはFenderのストラト

比較用に使うシールドは定番のBELDEN #8412(3m)です。

ワイヤレス

BELDEN #8412

中高音の出がギターシールドのほうがやや良いかなという感じはありますが…。

ほとんど違いは判らないレベルです。

 

ワイヤレスでも、これだけ高音質に出力できるんですね。

年々ワイヤレス使ってる人が増えるのも納得ですね…。

設定などは不要でお手軽

XSW-D INSTRUMENT BASE SET ギターワイヤレスセット

ゼンハイザーのワイヤレス機器がすごいのは設定がいらないことです。

楽器や音響機器に繋いで送信機と受信機の電源を入れるだけ。

 

某社のワイヤレス機器を使うと、色んなツマミがあって設定を最適化する必要があったんですよね。

 

プロアーティストと違ってアマチュアだと、自身でセッティングしなければいけません。

入念なリハーサル時間などもないので、やはり設定や調整は少ないに越したことはありません。

 

このお手軽さは本当に素晴らしいですね。

ツマミも何もないので誤作動の心配ないですし、現場でガンガン使う場合はこういった機種のほうが助かるんですよね。

充電切れ対策はしておくこと

XSW-D PEDALBOARD SET 送信機

送信機、受信機ともに連続駆動時間は5時間とやや短め。

充電は最長で3時間かかります。

 

自宅での練習やスタジオでのリハーサルなどでは、長時間繋ぎっぱなしにすることが多いので充電状態は重要です。

事前に充電する癖をつけましょう。

 

充電や電源供給はUSB端子なので、モバイルバッテリーでも行えます。

また、USBで接続したモバイルバッテリーで電源供給しながら使用することも可能です。

 

事前にちゃんと充電しておくことに加えて、外出時はモバイルバッテリーも持ちあるくとよいでしょう。

 

ちなみにエフェクターボードを毎回足元に置く人は受信機がペダルチューナーを兼ねる、ペダルボードセットがおすすめです。

XSW-D PEDALBOARD SETをペダルボードに組み込んだ状態

ペダルボードセットの受信機はパワーサプライ(max.500 mA @ 9V)で電源供給できるので充電切れの心配がありません。

ペダルボードセット

自宅でのライブ配信などにも便利

ゼンハイザー e8652020

ワイヤレスで楽器を扱えるというのは、やっぱり便利なんですよね。

ライブハウスやスタジオでケーブルを気にせずに演奏できるのはストレスが大分減ります。

 

そして、ゼンハイザーのギターワイヤレスセットは送信機・受信機が小さいので、自宅利用も便利です。

 

自宅で弾き語り配信するときって、オーディオインターフェイスにマイクケーブルとギターシールド繋ぐと配線が邪魔なんですよね。

部屋だとスペース狭いですし。

 

ギターだけでもワイヤレス化すると、大分楽です。

ケーブルが引っかかるリスクもかなり減るし、配信中にどっかにギター置きたいときとかも非常に楽。

 

更にギターを変えたいときも、送信機のボタン押してミュートして抜き差しするだけ。

慣れると便利すぎて、有線ケーブルに戻れません。

 

2020/8/21現在で実売価格は3.3万円程度。

値段は結構しますが、自宅・スタジオ・ライブハウスなどでワイヤレスをフル活用できるので高い買い物ではないと感じました。

ゼンハイザー ギターワイヤレスセット まとめ

ノートPCにWebサイトを映しているところ

  • ギターを完全ワイヤレス化できるワイヤレスセット
  • 自宅・スタジオでテストした感じでは音質・電波ともに非常に良い
  • スタジオやライブハウス以外に自宅でのライブ配信でも便利

ぎたすけ

確かにワイヤレスって、自宅でも便利そうだよな

たけしゃん

そうなんだよね。特に機材増えてくると配線回りが大変になってくるからね

ゼンハイザー ギターワイヤレスセットのレビューでした。

 

年々、ワイヤレスを導入するギタリストの方って増えてるなぁとライブ観てても感じます。

シンガーソングライターはまだまだ使ってる人少ないんですけど、弾きながら歌うからワイヤレスのほうが良いことたくさんありそうですよね。

 

配線回りをスッキリさせて、ストレスなく演奏できるので、ぜひ使ってみてください。