ライブの雰囲気作りはボーカルの目線で決まる

たけしゃん(@_tkshan)です。

良いライブをするには何が大事でしょうか?

一番初めに出てくるのは演奏内容。そして、次はライブ内でのMC。このあたりが鉄板ですよね。

じゃあ、その次は?というと立ち居振る舞いが出てきます。

ただ、「その次は?」というより全部できていないと駄目なんですよね。

演奏が良くてMCが良くても立ち振る舞いが駄目だと雰囲気は悪くなってしまうし、そもそも立ち振る舞い駄目だと演奏やMCの中身に関わらずお客さんから良いと認識されません。

だから、立ち居振る舞いは物凄く大事。そして、その中でも弾き語りをやっていると一番大事なのは目線です。

今日は目線について考え、述べていきます。

1. 目線の重要性

まずは目線の重要性から。

僕自身、自分のライブ動画を見た時に一番気になったのが目線でした。

立ち居振る舞いがそんなダサイわけでもないのに、何が駄目なんだろう?と考えた時に目に力がないことと、目線がイマイチと感じたことです。

顔がカッコイイ・カッコ悪いというものはどうしてもあるものの、目を意識するだけで随分印象が違います。

目の意識一つでルックス差を埋めることもできるし、曲や歌詞を伝える力を飛躍的に上げることもできてしまうのです。

1-1.  安心感

目線が泳いでいたり、キョロキョロしていると見ている人から「落ち着きがない」「大丈夫かな?」と不安感を与えます。

また、ライブ中にお話ししているを人や出ていく人がいると気になってしまいますが、そういった方々を目線で追いかけてしまうと客席から見ていてもわかるので印象も良くないです。

目線を一定に定めつつ、余裕を持った周りを見渡している人はステージ慣れしている感が伝わってきて安心して演奏に耳を傾けられます。

この安心感はアマチュア臭さを消すので、演奏に説得力を持たせるために非常に大事。

1-2. 魅力

目線と目の力というのはその人の魅力を前面に押し出してくれます。

逆に目線が定まっていなかったり、目が死んでいる人には魅力を感じることは中々ありません。

個々のコミュニケーションにおいても「目を合わせない」「目をそらす」人は悪い印象が非常に強いです。

そして、目に力がない人についても「話をちゃんと聞いているのかな?」「愛想がない人だな」という印象を持たれます。

個々のコミュニケーションでも感じるわけですから、ステージ上になると一層の事、印象が悪いです。

逆に目線が安定して、目に力がある人はそれだけで魅力的でカリスマ性が出ます。見ているお客さんも、その人に好印象を抱き、楽曲もスーッと入ってくるようになります。

1-3. 表現力を高める

「目は口ほどに物を言う」と言いますが、ステージ上においても全く一緒。

歌詞やメロディーに合わせて表情を作るとお客さんへの伝わり方が全然違います。

その時に大事になるのが目。表情を作る際に一番影響力が出るポイントです。

特にギター弾き語りやピアノ弾き語りだと、ボーカルオンリーの人ほど動けない。身振り手振りもできない。

…となると表情作りで表現力を高めるのが大事。

2. 良い目線を送るためには

続いては目線について考える章です。

目線を意識することは大事。そして目のバリエーションを作って表情豊かにすることも大事です。

この章では目線の作り方、目のバリエーションについて解説します。

2-1. ライブ中に見るところを決めておく

基本的な事ですが、ライブ中に見るところを決めておくことは目線を安定させるうえで非常に効果的。

遠くを見るように安定させるのが良いので真ん中の奥にある目標物を何でもいいのでリハーサルの時に決めておきましょう。

真ん中に目線を置いて遠くを見るようにすると、中央にいる人は大半「目が合っている」と錯覚します。

自分がライブを見に行くと、「目が合った!」と勘違いすることが多くないですか?

実際は遠くを見ているのですが、色んな距離の人が「目が合っている」と誤解するそうです。凄いノウハウですね。

お客さんの動きなどには左右されずに基本は定めた目標物を見る事。そこから目線を外す時は何かに引っ張られるのではなく何かしらの効果を狙って意図的に外す時だけにすること。

2-2. たまに他の方向も見る

ライブ中に見るところを決めておくことは大事ですが、ずーーっとそこだけ見ていても不自然です。

たまには会場をぐるっと見渡すように目線を流すと良いでしょう。

8対2くらいの割合で良いです。だから1曲中に1~2回くらいが良いでしょうか。

意図的に自分で見渡している場合は目線が安定するので目線を動かしてもお客さんに不安を感じさせることはありません。

2-3. 目のバリエーションを増やす

  • 目を閉じる
  • 目を大きく開く
  • 流し目をする
  • 片目だけ閉じる

等々。意識的にやることで目のバリエーションってたくさん増やせます。

曲や歌詞とマッチさせるタイミングでやると歌っている側も感情移入しやすいし、聴いている側もグッときて感情移入しやすくなります。

目のバリエーションを上手く活用している人の事例だとMr.childrenの桜井さん。

曲調によって表情が全然違います。その引き出しを作るのが目。

「目を閉じる」という行為の中でも目のしわが寄るくらい強く閉じる時と、軽く閉じる時があって曲の場面毎に使い分けています。

さすが、プロ。桜井さんは目が細いんだけど、バリエーション豊かで効果的に活用しているからぱっちりの人以上に目に力を感じますね。

3. 目のケアをしよう

目は非常に大事だけど、現代社会だと疲れやすくてクマもできやすいです。

効果的で魅力的な表情を作るために目のケアは重要です。

というわけで最後は目のケアについて。

3-1. 保湿しよう

2000万人以上の人がかかっていると言われるドライアイ。国民病に近い。

ドライアイが進行すると目を大きく開けません。まばたきも以上に増えます。

ドライアイは涙の質が低下して、目を潤すことができない状態を指します。

よって、比較的簡易にできることは目薬を差すこと。

ドライアイ対策であれば刺激の低い涙の成分に近い目薬を選択するとよいでしょう。

3-2. 目を温める

目の自然治癒能力を高めるには血行を良くすることが効果的。

血行を良くすることで、目の下の青いクマもなくなります。涙の質も上がってドライアイにも効果的です。

目を温める方法は主に下記のどちらか

  • 蒸しタオルを作って目の上に置く
  • 目を温める商品を購入する

蒸しタオルを作ることが面倒ではない人は費用的にも、最も有効。

僕は面倒なので目を温めるために下記の商品を購入しています。

 

この商品は繰り返し使えるので非常に便利。250回ほど使えるらしいので1つ買えば、毎日1回使っても半年以上使えます。

使い方も電子レンジで30~40秒チンするだけというお手軽さ。

ちなみに目を温める効果は睡眠の質を高めることもできます。僕は上記の商品で5分くらい目を温めて、外して枕の横に置いてそのまま寝てます。

こうして寝ると、ぐっすり眠れて非常に良いです。

4. まとめ

  • ライブでの目線はお客さんへの安心感を与えるために非常に重要
  • 目線は一定にするよう工夫が必要
  • 目のバリエーションで表情を変えて曲に合わせることで説得力や感情移入の度合いを劇的に高められる
  • 目に力が出るように日頃から目のケアをしよう

こんなところ。

ほんと、自分のライブ動画見直すの苦痛なんですけど参考になることがたくさんあるんですよね。

顔出しでライブ配信している人は見直すと良いです。ライブハウスの映像より距離が近い分、目線や目の力がやたらと気になります。僕は自分の配信見てやべーな思いました(笑)

何気なーく、感情が湧くままにやっていると思いきや、ちゃんと分析しているとプロの方々は計算して動いているわけです。

感情が湧くままで格好良く曲にハマるように動ければ素晴らしいのですが、さすがにそう都合よくできるわけもない。

ただ、全部予定調和なのも面白味がないです。

しっかり、考えて練習して土台ができてから感情に身を委ねたステージングをするのがベストですね。

これまで目線をあまり考えていなかった人。まずは自分が歌っている動画をスマホで撮影して絶望するところから始めてみましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。