サカナクションのエレクトロの中に感じるアコースティックな魅力を語る

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はアーティスト特集でサカナクションです。
サカナクションに一時期、本当にハマっていてずっと聞いていました。

弾き語り系のミュージシャンが好きな僕がバンドにそこまでハマるって結構珍しいのです。

やっぱり、ジャンル超えて魅力的な音楽をやっている人には惹かれるんだなぁと実感させてくれたのがサカナクション。

今日はその魅力を全力で語り尽くします。

1. サカナクションについて

2005年に結成され、2007年にデビュー。ギター、ボーカル担当の山口一郎を中心とした男女5人で構成される。
バンド名は「魚」と「アクション」の単語を組み合わせた造語。山口一郎はインタビューで、ひねくれたこと・いい意味でふざけたことをやりたく、バンド名にはあまり用いられない「サカナ」を入れ、変化を恐れずにやっていこうという意味をこめて「サカナのアクションでサカナクション」にしたという趣旨を述べている。

-wiki pediaより-

レーベルはビクターエンターテイメント。所属はヒップランドミュージック。

余談ですが、ヒップランドミュージック所属の方は結構好きな人が多いです。
奇妙礼太郎さんがやっている「天才バンド」やpredawnなど、マイナーだけどよいミュージシャンが所属しています。

さて、話を戻して曲のジャンルは何に分類するのか難しいバンドです。
強いて言うならエレクトロポップでしょうか。ダンスミュージックと歌謡曲を融合させたような何とも癖になるサウンドです。

2. サカナクションの魅力

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サカナクションの魅力について、僕が惹かれる部分はやっぱり楽曲。
メロディーと歌詞両方にすごく惹かれます。

それぞれ、個別に分析・解析していきます。

2-1. アコースティックでもいける少し古風で良質なメロディー

サカナクションの曲をメロディーだけ抜き出して弾き語りすると、普通に成立する曲が多い。そして、ちょっと古風なメロディーであることに気づきます。

中田ヤスタカさんのサウンドも同じように弾き語りでもハマる良質なメロディーが多く、良質なメロディーで作られたサビのリフレインとエレクトロな伴奏って物凄くハマるんですよね。

前章で張り付けてある「新宝島」も80年代を感じさせるメロディーラインにエレクトロ要素が見事にハマっています。

作曲をしているボーカルギターの山口一郎さんは作曲についてインタビューでこう答えています。

「アコギ1本で成立しない曲は絶対にやらない」というルールを課しているんですよ。そこがなくなってしまうと、日本伝統の歌もの文化から離れて洋楽っぽくなってしまう。

-Sound Designer 2010/5月号のインタビューより-

6年前のインタビュー内容なので今でも守っているかは不明ですが、アコギ1本で成立する曲ばかりではあります。

確かに新しいジャンルではあるものの和風なテイストが強く入っていて、洋楽要素が薄いという点も珍しいですよね。

 古風なメロディーにエレクトロの要素を入れたことで化学反応を起こしている。そのチョイスがまた、たまらなくセンスが良いんですよね。

2-2. 文学的な歌詞

古風なメロディー・エレクトロポップな伴奏を違和感なく接着させているのが、山口さんが書く文学的な歌詞です。

伴奏が4つ打ちビートなので、どうしてもポジティブな明るい歌詞がきてしまうイメージになりがちですが、古風な文学的歌詞をつけることでメロディーラインが引き立ちます。

山口さんの書く歌詞は俳句のような印象を持ちますが、俳句や詩が好きなんですよね。

僕は歩く、ひとり見上げた月は悲しみです
僕は歩く、ひとり寂しい人になりにけり
僕は歩く、ひとり冷えた手のひらを見たのです
僕は歩く、新しい夜を待っていた

-サカナクション アルクアラウンドより-

この歌詞とか、文字だけ見たら完全に俳句に見えます。
メロディーに乗って、この歌詞が飛んでくることでエレクトロな要素が入った伴奏とメロディーが調和して心を持ってかれます。素晴らしい。

そして、山口さんの作詞方法がすごく面白いんです。
ADOBEのIllustratorで言葉を並べてパズルのように組み替えて作るそうです。

こんな風に作っている人、他にいないんじゃないかな。
本当に言葉遊びしているって感じ。言葉遊びをしている中で人間の本質を突いた歌詞が出てくる。それが何ともよい。

良い歌詞を書く人って一見、意味不明なことを意味ありげに表現できる人だと思っていますが、山口さんもそう。

明確に意味が分からないからこそ、言葉の色が深くなっていくんですよね。この表現方法できるようになりたいわ。

 3. まとめ

  • ギター1本でも成立するような良質なメロディを載せている
  • エレクトロなサウンドに和風テイストな少し古風なメロディを載せることで両者を際立たせている
  • 伴奏とメロディのギャップを埋めるのがリズミカルで俳句を思わせるような文学的歌詞。

こんなとこ。
一見、全然異なる要素を上手く組わせて化学反応させているような感じ。これが匠の技ってやつですか…。

サカナクションを聞くとメロディーも大事だけど歌詞も大事ってことをよく考えさせられます。

この歌詞がやっぱり凄いなぁと常々感じます。俳句の5・7・5を思わせるような言葉選びで4つ打ちビートを言葉で後押しながらも文学的な要素をしっかり入れてるんですよね。

そして、ご本人のインタビューで「アコギ1本で成立しない曲は絶対にやらない」って言っているので、アコギ1本でカバーしてみたいですね。

うーん、成立するだろうけど物寂しくなる気もする。あまり、山口さんの弾き語りって見る機会がないので参考にできなくて少し残念。

ちなみに山口さんはラジオを聞いていても非常に面白いです。
サカナLOCKS!は本当に面白いし、勉強になることもおおいのでおすすめです。

音楽以外の事に目を向けることは良い音楽をやるために必須である

2017.09.20

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。