ぎたすけ
たけしゃん
- SONY MDR-CD900STのイヤーパッド・ウレタンリング交換の手順
- SONY MDR-CD900STのイヤーパッド・ウレタンリング交換による効果
MDR-CD900ST
- 元々はSONY自社スタジオで使う想定で作られた業務用ヘッドフォン
- 原音に忠実で音をモニターするのに最適
- 業界標準のヘッドフォン化しており、レコーディングスタジオなら置いてないほうが珍しいレベル
音楽業界で標準とされているモニター用ヘッドフォン、SONY MDR-CD900ST。
業務用機器として販売されていますが、DTMerにも大人気の定番製品です。
DTM、ライブ配信、歌ってみた動画の制作に適切なモニター環境は必須。
原音に忠実で色付けされない音で返してくれるMDR-CD900STの音を基準に調節すると、どの環境でも聴きやすい音に調節することができます。
nanaはスマホで楽しめる無料の音楽コラボアプリです!
投稿されたサウンドに歌や楽器を重ねることができ、音楽を通じたコミュニケーションが楽しめます。
ユーザー900万人以上の音楽SNSなので、音楽友達を作りたい人にも最適なアプリです。
僕も歌や伴奏を投稿して、nanaで知り合った友達も増えました。
まだやってない人はやってみましょう!
nanaの使い方解説記事

イヤーパッドから音漏れ
僕は10年以上、MDR-CD900ST使っていますが、イヤーパッドが大分ボロボロに…。
そして、問題はボロボロなイヤーパッドから音が漏れることです。
レコーディングをしていて、クリック音が漏れて演奏終了後にかすかに音が入っちゃうんですよね。
これはさすがに困るぞ…と思い、メーカーさんに聞いてみること。
メーカーからはイヤーパッドとウレタンリングの劣化が音漏れの原因となることが多い…と教えてもらいました!
パーツはバラ売りされている
MDR-CD900STは業務用ということもあり、サウンドハウスでパーツがバラ売りされています。
早速、購入してみることに。
それぞれを両耳分購入。
合わせて、2,500円くらいでした。
ちなみにSONY純正品でなければ、もっと安くAmazonで売ってます。
さて、それでは交換作業に進みましょう。
MDR-CD900STのイヤーパッド・ウレタンリング交換
※右の袋から出していないものはウレタンリング
たけしゃん
まずはイヤーパッドを外します。
外側をつまむと伸びるので引っ張って外します。
割とすんなり外れます。外すとこんな感じ。
ウレタンリングは白い部分と金属部分のつなぎ目についている真ん中の黒いボロボロの物体。
こちらもボロボロになっており、両面テープの粘着部分だけ残ってしまっているような状態です…。
つまようじ的なやつで外していきます。
外したら、新しいウレタンリングを装着。
新品のウレタンリングをシールから剥がして貼っていきます。
実際に動画で挙げてくれている人がいるので見てみましょう。
機種が違いますが、ウレタンリングの部分は全く一緒です。
不器用な僕でも簡単にできたので、そんなに手こずる部分はないでしょう。
続いて新品のイヤーパッドを取り付けます。
新品のイヤーパッドを見ると、今のイヤーパッドがいかにボロボロなのかわかりますね…。
スポンジとかはみだしちゃってます。
…でイヤーパッドの取付け方は端を引っ張って押し込んでいく感じです。
要領を掴めば簡単です。
イヤーパッドが切れることはないので、やりすぎない程度に強気に引っ張りましょう。
交換完了後のヘッドフォン
見た目はそんなに変わっていないけど、中のスポンジも見えずに綺麗。
密閉されてる感じが出ています。
ちなみに交換前のヘッドフォン。
イヤーパッドがボロボロでスポンジもはみだしています。
こりゃ、音漏れもします。
イヤーパッド・ウレタンリング交換による効果
- 音漏れはかなり解消された
- 装着時のフィット感が全然違う
- 低音が強くなり、ベースやバスドラ音がくっきり聴こえる
想像以上の効果でした。
ボロボロのイヤーパッドとウレタンリングでは密閉感が足りなかったんだなぁ…という実感。
密閉感が減ると低音の聴こえ方が全然違います。
また、一番問題と思っていた音漏れも大分解消されました。
クリック音が漏れてレコーディング時に入ってしまう問題はなくなったので、一安心。
2,500円くらいで効果は高いので、数年に1回はやったほうが良さそうです。
MDR-CD900ST