ビデオレコーダー SONY HDR-MV1をレビューする

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はSONYのビデオレコーダーHDR-MV1のレビューです。

音楽をやるなら自身の活動を記録に残しておきたいもの。
ビデオレコーダーは1つは所有しておくべきです。バンドであればバンドの誰かが持っておくべき。

僕はこの機種が発売されてすぐに購入したので、2年半くらい使っています。
ここまで使ってきた感想を紹介していきます。

1. HDR-MV1について

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商品紹介ページ

SONYから2013年に発売されたデジタルHDビデオカメラレコーダーです。

当時はビデオカメラでライブを録画すると音質が悪い。そして、通常のビデオカメラは角度が狭くライブハウスやスタジオの全体風景が取れないという問題点が挙げられていました。

その問題点を解消したのが、HDR-MV1です。
見た目通り、レンズの下にX-Yステレオ方式のマイクを装備し、ICレコーダにも勝る高音質の非圧縮リニアPCM形式の録音。

そして120°の広角レンズで狭いスタジオでもメンバー全員を録画できる能力を持ったビデオレコーダーの登場は画期的でした。

発売当時はミュージシャン必携のビデオレコーダーという印象。
とりあえず、1台は持っておけくらいのレベルでした。

僕も自身のライブやスタジオ録画で使おうと、ZoomのQ2というハンディビデオレコーダーを買おうと思っていましたが、HDR-MV1の発売を聞いて発売を待って購入しました。

実売価格は約3万円です。

2. 見た目

まず見た目。
隣のは一緒に使っている三脚。ちなみに三脚はあったほうがいい。

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続いて、裏面。
こんな感じでバッテリを入れるところがメイン。

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上部にはボタンが二つ。
電源ON/OFFと録音ボタン。これだけ。操作はすんごくシンプルなんですよね。

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後部には各種端子が。
USB接続端子は充電できる小さい端子のタイプが採用されています。

後は外部マイクなどを接続できるようにMIC IN/LINE INがあるので特に外部端子不足で困ることはないでしょう。

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最後はレンズ。
映像を捉える大きい広角レンズ(動画時840万画素)とその下にX-Y式の単一指向性マイク。

マイクは単一指向性だからマイクの向き間違えると音量がすごく小さくなるので注意。

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3. レビュー

それではいよいよレビューへ。
テスト用動画で音質やら画質やらを確認しながら、状況別で評価していきます。

まずはHDR-MV1で撮った動画。

映像にマイクが映っていますが、このマイクは使っていません。
あくまでHDR-MV1オンリーで録っています。

映像も音も中々なもんではないでしょうか。
そら、音を別撮りするなど改善の余地はいくらでもあるのですが、カメラをポンっと置いてボタン一つ押すだけ。お手軽に録れる環境だけで考えるとかなり良いです。

そして映像編集やらエフェクトやらをつけるにはHDR-MV1用の無料ソフトMVR STUDIOが使えます。

MVRStudio

リバーブやEQ、コンプレッサーと最低限はそろっています。
3万でこれくらいの動画が録れて、編集もある程度できるのは素晴らしいです。

それでは状況別でのレビューです。

3-1. 歌ってみた/弾いてみたを撮る

サンプル動画のような弾き語り動画などを撮る場合のことを考える場合はどうか。

僕も自分の弾き語り動画を撮る時はHDR-MV1を使用しています。
ただし、音は外部マイクで拾ってPCへ取り込みDAWのSONARでMIXしてから、最後に動画編集ソフトでHDR-MV1で撮った映像と合わせています。

そのパターンの動画がこちら。

さすがに音質や音の分離感が違います。
そら、音録りについてはカメラ付属マイクと専門機材じゃ勝負にならないです。
でも、さっきのサンプル動画を聞く限りはHDR-MV1も結構頑張っているんですよね。カメラ付属マイクとは思えない品質。

しかし、こういった家で撮る場合については広角が逆に邪魔。
テスト動画見てもらってもわかるように広角凄すぎて部屋中撮れちゃうんですよね。撮っている部屋は6畳なんですけど、端まで撮れちゃってるでしょ。

しかも、顔出しする人はともかく、顔出ししない人は撮影角度が中々難しい。HDR-MV1付属マイクで音を拾う場合はなおのこと難しい。

テスト用動画でもボーカルが遠いんですが、ボーカルが遠くないようにカメラ位置を動かすと、どうしても顔が映るんですよね。
カメラを上に置いて下に急激な角度つけるとかすれば、解決する気がしますが…。

どちらにしろ、一工夫必要です。
なので、こういった「歌ってみた/弾いてみた」などのためにだけに買うならHDR-MV1はオススメしません。

…オススメしないんだけど、音は別マイクを立てずに音も映像も一台のカメラで完結。動画編集もあまりしない。
それである程度の品質の動画を作りたい…ってなると、この製品に勝てる製品はおそらくないです。

テスト動画もyoutubeにアップされている無数の動画と比較すると及第点はいっている気がしますが、撮影時間合わせて制作に10分かかっていないですからねぇ。お手軽さがとにかくすごい。

ズームとか広角の角度調整とかできればよかったんですけどね。次世代機はズーム機能を熱望します、よろしくSONYさん。

3-2. ライブやスタジオの撮影

この製品の本領はこちら。
ライブハウスやスタジオでの撮影です。

特に僕もレンタルスタジオでの撮影に重宝しています。
音質もそこそこよく、広角なのでメンバー全員入ります。

しかも、操作や編集がお手軽なので家帰ってPCに取り込んで、あっという間にメンバー全員に共有できちゃう。

スタジオだったらWi-Fi使えるところが多いと思いますが、Wi-Fi使えれば専用アプリでスマホにすぐ転送できるのもよい。

スタジオ練習を振り返れるので、バンド練習用に1台は持っていたほうが良いです。

僕もそうですが、ライブ・スタジオ撮影用として購入してyoutube用動画の作成にも使うって人が一番合うかな。

前述のとおり、youtube用動画作成はイマイチなところもありますが、兼用で考えるとコスパが最もよい製品です。

3-3. 充電器は必要

稼働時間はフル充電でも2時間程度です。
別売りでアダプタを購入できるけど、アダプタを付けて充電しながらの撮影はできないという謎の仕様。充電か撮影しかできない。

そこで、販売初期から必須連携として挙げられたのが充電器です。
何故か、別売りの一部のUSB充電器だけ充電しながら撮影を可能とする…とレビューが出ていたのです。

その1つがPanasonic製の充電器QE-PL203です。

iPhone用の充電器も兼ねて購入すると確かに充電しながら撮影可能。
例えばスタジオセッションを丸ごと取る場合などは3時間練習などもあるので充電器が必須。

HDR-MV1とQE-PL203共にフル充電で挑めば、5時間とか普通にいける。
HDR-MV1の記録メモリが尽きるまで撮影できる。

使い方にもよるけど、長時間撮影をするなら必須アイテムです。

4. まとめ

  • youtube用動画を作成するにはイマイチなところがあるが、お手軽にそこそこの品質の動画を作れるという点では最強。
  • ライブ・スタジオでの撮影機材としても素晴らしい
  • とにかくお手軽でコスパがよい

こんなとこ。
youtube用動画を作成するにも、品質にかなり拘って凝る人には不向きですね。
そもそも、3万円程度の製品なのでこだわるとなると厳しいです。

しかし、このお手軽さで、この音質・画質。
時代の進化とは凄まじい。

昔の自分の演奏を振り返るってのは恥ずかしいところもありますが、楽しいし、成長にもつながります。
1台はこういったビデオレコーダーを持っておくことをオススメします。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。