コールセンターで仕事するのはミュージシャンにとって有効か

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はミュージシャン定番のバイト。コールセンターについて。

コールセンターと言えば夢追い人の職場として鉄板。
実際に大きいコールセンターに行くとミュージシャン・俳優・芸人がたくさんいます。

しかし、なぜ夢追い人がコールセンターを選ぶのかわかりますか?
今日はコールセンターについて詳しい僕がコールセンターについての説明・ミュージシャンにとっての相性を語ります。

1. コールセンターの種類

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コールセンターと一口に言っても種類がたくさんあります。
まずはそっから。

1-1. アウトバウンド

一言で言うとお客さんに電話をかけるセンターです。
大抵はひたすらかける。その中でもかける内容によってハード差が変わってくる。

◆営業系アウトバウンド

基本的にアウトバウンドで多いのがこれ。
自社の新商品や新サービスの案内だったり、既存のサービスの案内だったり…。

顧客リストをもらって、ひたすらかけまくる仕事。
大抵は繋がらないか、何も聞いてもらえずに電話を切られる。その中で契約を成立させたり、営業マンとのアポを取り付けることが仕事。

インセンティブと呼ばれる、成果制を取っているところが多い。
つまり、時給にプラスして契約取ったり、アポ取ったりすると追加でお金がもらえるってことです。

◆督促系アウトバウンド

サービス料金滞納者に電話をかけて、支払いを促す。
すんごくハードル高そうだけど、実は営業系アウトバウンドのほうがきつかったりする。

料金滞納者に電話をかけて揉めることは意外と少ない。
中には性質が悪い人もいるわけで、その人に捕まると面倒ではあるが大半は「すいませんでした。支払います」とか「はいはい、わかりましたよ」くらいのことを言われて終わることが大半だったりする。

インセンティブがあることは少ないが、基本時給は高めである。

◆その他

その他には短期のアルバイトが多い。お歳暮だったり、年末年始だったりとイベントに合わせて季節限定で発生するもん。
あとはどこぞの企業のリコールだったり、不手際が発生すると出てきたり。

◇アウトバウンドの良いところ

後述されるインバウンド業務より時給が高い事が多い。時給1,500円以上とかも普通にある。
そして、営業色が強いのでガンガン契約やアポを取れる人は他のバイトに比べて、かなり割が良い。

そして、インバウンドより覚えることが少ないところが多い。
話す内容が決まっているので、カッチリ決まったトークフローが用意されているし、Q&Aも充実している。

覚えることが少なく、未経験者も歓迎されていることもあり、人の入れ替えは激しい。
しかし、その分シフトの融通が利くことが多い。

◇アウトバウンドの悪いところ

営業色が強いから、バリバリ体育会系のところが多い。
電話をかけまくることも結構疲れる。特に営業系は話を聞いてもらえずにバンバン切られるから割り切れない人には辛い。

このあたりは仕事と割り切れるかどうか、あまり使いたくない言葉だが向き不向きはあるだろう。
また、何らかの専門知識を有している人になると単調な仕事しかないアウトバウンドよりインバウンドにいったほうが時給が高くなることが多い。

一番のデメリットとしてアウトバウンドは自由度が高くていいけど、長期の仕事が少ない。

1-2. インバウンド

こちらは電話を受ける専門。
内容によってお客さんにかけることもあるけど、かかってきた人に対してかけなおすだけで、アウトバウンドのように何にも関係がない人にいきなりかけるようなことは基本的にはない。

◆インフォメーション系

とある企業の問い合わせ窓口とかのこと。
コールセンターといえば、このイメージではなかろうか。

時給は1,000~1,500円くらい。
クレームの数も他の種類に比べると少なく、ライトではある。

でも、覚えることは結構多い。
研修も1か月以上であることも少なくない。その会社のことをいっぱい覚えなければいけない。

そして、質問に対する受け答えなどコミュニケーション能力が問われるのでアウトバウンドより難しい。

◆ヘルプデスク系

PCやスマホの事で電話したことがある人も多いのではないか。
商品やサービスで困ったことがあると電話するところ。

ヘルプデスク系は専門知識が求められるところも多いけど、ただクレーム受けているだけのところも多い。
場所によってはクレーム受けと専門の受けがちゃんと分かれているとこもある。

まあ、ヘルプデスクにかけて直ることもあるけど、どうにもならないことも多いでしょ。
どうにもならないと、そのまんまクレームになっちゃうわけです。

ヘルプデスク系は専門知識がいるところは特にですがインフォメーション系より時給が高い。
1,500円以上のところも多い。

専門知識がないと…と思うけど勉強意欲があればマニュアルやナレッジがあったりするし、クレーム受けていることのほうが多いとこも多々あるので、未経験でも何とでもなることは少なくない。

◇インバウンドの良いところ

アウトバウンドのように体育会系ではないところがほとんど。
慣れてしまえば、居心地がいいところも多い。

用事があってかけてくる人しかいないので、アウトバウンドのようにいきなり邪見にされることは少ない。
成績目標はあるけど、営業的なものは大抵がないのでノルマに追われるようなことはない。

そして、問い合わせ窓口はアウトバウンドと異なり、企業がある限りは発生する仕事なので長期的な仕事が多い。

◇インバウンドの悪いところ

覚えることが多い。そして、アウトバウンドよりは考えて喋らなければいけないことが多い。
時給は一般的なアルバイトの中では悪くはないが、それほど良くないところも多い。

2. ミュージシャンとの相性

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思いのほか、コールセンターの概要だけで長くなってしまったが本題のミュージシャンとの相性を考える。

結論から言うと、ミュージシャン活動をしながら働くにはコールセンターはかなり相性が良い。
他の仕事と比べると自由度が高いと言えるだろう。

その理由を5点解説していく。

2-1. シフトの融通が利く

他のバイトと比べて、シフトの融通は利くところが多い。
まあ、コールセンター業界もストレスフルという悪いイメージがついてしまっているので時給やらシフトやら働きやすい環境を整えているところが多いのかもしれない。

特に夜勤やクレームが多い部署の仕事は柔軟に対応しているところが多い。
劇団に入っている俳優志望の人や全国ツアーをするバンドマンはまとまった休みが必要だが、そんなまとまった休みに対応してくれる職場はそうそうない。

だけど、クレームが多い部署は人も来ないから対応してくれるところが多い。
以前、知り合いの人が務めていた夜勤のコールセンターなんて、2か月とにかく働いて70万以上稼いで3か月間無職。そして、4か月目から同じ職場に復帰…。ということを繰り返している人がいたくらいだ。

こういった自由度の高さはミュージシャンにとって非常にありがたいところだろう。

2-2. 残業が少ない

まあ、コールセンターにもよる。
けど、オペレーターは大抵残業が少ないところが多い。営業時間が終わったら、みんなパッと帰る。

残業が少ない仕事だと練習スタジオの予定などを入れやすい。
地味に大事なところである。

2-3. 時給が高い

飲食店や接客業などに比べると平均時給が高い。
都内だと安いコールセンターで1,000円くらい。高いところは1,600~1,700円。それ以上もあるだろう。

クレームが多くないコールセンターでも1,000円以上はいく。
そして、場所も新宿・池袋・渋谷などターミナル駅で勤務しやすいところが多く、交通費として定期代が支給されると音楽活動時の交通費も節約されて助かることが多い。

2-4. 服装・髪型の規則が緩い

コールセンターは対面接客ではないので、服装や髪型自由なところが多い。
バンドマンは特に髪型が色が尖っていますので、髪の色を変えたくない場合はコールセンターは有効な選択肢だ。

髭とかもオッケーなところが多い。
時給高めで服装・髪型が緩いところってコールセンターくらいじゃないのかな。

他で時給が高いところってオフィスワークが多いので、規則がガチガチなところが多い印象。

2-5. 昇給チャンスは多い

飲食店に勤めていても、バイトリーダー、店長代理などに昇格することはある。
コールセンターも同様にSV(スーパーバイザー)なるものに昇格することはある。

どこのコールセンターもSVは人手不足だったりするので、昇格チャンスは多い。
そして、昇格すればもちろん時給が上がる。

ただし、昇格すると残業が増えたり、スタッフ管理やクレーム対応など精神的負担も増える。
時給が上がって生活は楽になるが音楽活動をどう維持していくかはちゃんと考えたうえで昇格を受けるか考えたほうがよい。

3. まとめ

  • コールセンターと一口に言っても種類が豊富
  • シフトの融通が利き、時給も高いので音楽活動を並行して働きやすい
  • 昇格チャンスが割と多いけど、音楽活動と並行できるを考えよう

所感としては普通のインフォメーションセンターより、ハードなコールセンターにこそミュージシャン・俳優・芸人と言った夢追い人がいる印象です。

このあたりは何を重要視するかによりますけどね。

自分の夢を何より優先して、ストレスが多くても我慢。その代わり、短い時間で多くのお金を稼いで自身の活動にかけられる時間を多くするって考えの人にはハードなコールセンターは最適な選択肢ですよ。クレームも毎日受けてりゃ慣れて何とも思わなくなるしね。

まずはコールセンターといっても、色々あることを知りましょう。
バリバリクレームが来るところもあれば、別に普通の職場と大して変わらない環境のところもあります。

また、コールセンター業界最大手のKDDIエボルバではこんな取り組みをやっています。

KDDIエボルバのハタラク×オンガクを考える

2016.07.01

音楽活動を優先してハードなところにいくもよし、音楽活動とのバランスを考えてほどほどのところにいくもよし。

コールセンター業界の中だけでも選択肢は山ほどあって自由度は高いです。
自身の活動にとって最良な選択肢を考えましょう。

そして、そのために短期のコールセンターのバイトを一度お試しでもやってみるのも有効です。
良き音楽活動&バイト生活を!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。