ZOOM Am7をレビュー。Androidで使える高品質で手軽なマイク

ZOOM Am7

評価:3.5

ぎたすけ

Androidで使えるマイクって珍しいよな。いつもiOSだけな感じあるし

たけしゃん

そうだね。音楽で使うような高音質マイクだとAndroid対応は少ないから貴重だよね
補足

製品をレビューするためにメーカー様にデモ機をお借りしました

先にZOOM Am7の評価まとめ
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (3.5)
価格(13,000円程度)
 (3)
総合評価
 (3.5)
用途所感
スマホにYouTubeのロゴマーク
動画撮影
喋る動画撮りは使いやすい
音楽用途だといまいち
ライブ配信の様子

ライブ配信
雑談やラジオ配信は〇
音楽用途だといまいち
ZOOMでオンライン会議

Web会議
使える端末なら良好
端末によって使用不可
iPhoneをボイスレコーダー替わりに使用
ボイスレコーダー
相性抜群。アプリも良い
メリット
デメリット
  • ケーブル不要でスマホに接続可能
  • スマホ内蔵マイクより音質が良い
  • 音声・動画ともに専用アプリがある
  • 内蔵マイクと違って音が急に小さくなったりしない
  • 有線イヤホン、ヘッドホンを接続可能
  • 動画撮影時はマイクが遠くなりがち
  • 音量自動調整機能はないので音量は要調整
  • 通話やカメラアプリ、Web会議アプリで使えるかは端末による(※補足参照)
補足

Android端末ごとの通話・各種アプリの動作は公式の動作確認済みデバイスを参照ください

AQUOS Sense2 内蔵マイク

ZOOM Am7

ZOOM Am7の特徴

ZOOM Am7
マイクタイプ MSステレオマイク(90°/120°/M-S)
音質 44.1kHz・48kHz/16bit
最大入力音圧120dB SPL
電源 接続端末より給電
接続端子USB Type-C
寸法(WDH) 54.5× 57.5× 28.1mm
重量31.8g

Android端末で手軽に取り付けして使える外部マイク ZOOM Am7。

音楽用途で使えるAndroid対応の高音質マイクは少ないので、貴重な存在です。

ケーブルなど一切不要でスマホと直接接続できるので、携帯性も高いのが良いですね。

ZOOM Am7をAndroidスマホに取り付けた画像2

ZOOMが作っているだけあって、内蔵マイクから格段に音質も向上します。

下記の用途で汎用的に使える便利アイテムですね。

  • 演奏動画の撮影・録音(※端末による)
  • ボーカル・楽器のレコーディング
  • 高音質ボイスレコーダー
  • ライブ配信
  • オンライン会議(※端末による)
補足

Android端末ごとの通話・各種アプリの動作は公式の動作確認済みデバイスを参照ください

それでは製品仕様や基本的な使い方から細かく解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ZOOM Am7をレビュー>を参照ください。

仕様の目次

USB Type-C端末と接続可能

ZOOM Am7はUSB-Cコネクタで接続する

接続に使う端子はUSB Type-Cです。

本体も小型で軽量なので、持ち歩きも楽でAndroid端末をボイスレコーダーとか音声付きの撮影カメラにするにはうってつけのアイテムです。

ZOOM Am7をAndroidスマホに取り付けた画像

ただし、OS標準のカメラアプリで使えるかは端末によるようです。

僕が検証機で所有しているAQUOS Sense2もカメラアプリでは使用できませんでした。

購入前に公式の動作確認済みデバイスを確認しましょう。

MSステレオマイク搭載

ZOOM Am7のMSステレオマイクの種類
SIDE 双指向性マイク。両サイドの音を拾う
MID単一指向性。正面の音を拾う

ZOOM Am7はコンデンサータイプのMSステレオマイクが搭載されています。

MSステレオマイクは正面の音を拾うマイクと両サイドの音を拾うマイクを組み合わせてステレオ音像を作り出します。

なお、逆に2本のマイクで左右の音をキレイに録り分ける形式をXYステレオマイクと言います。

XYステレオマイクとMSステレオマイクの違いを解説した図

XYステレオマイクは会議全体を録るとか、スタジオでバンドの音をエア録りする場合などに適してます。

1人で配信したり、オンライン会議に出る場合などはMSステレオのほうが適してますね。

また、マイク本体の角度を変えたり、ステレオの幅を調整できる機能があったりします。

ZOOM Am7のマイクと指向性

ステレオ幅調整スイッチ

90° 音の広がりを90°にする
120° 音の広がりを120°にする
M-SHandy Recoder(アプリ)で調整する

1人で音を録るときは基本的には90°で大丈夫です。

細かい調整をしたい場合はM-Sを指定して、専用アプリのHandy Recoderを使いましょう。

Handy RecoderではMIDとSIDEのマイクをパラで録音して、ステレオ幅を調節バーでいじれる仕様になってます。

Handy Recorder (Beta)

Handy Recorder (Beta)

ZOOM Corporation無料posted withアプリーチ

ウィンドスクリーン付属

ZOOM Am7のウィンドスクリーン

ZOOM Am7にはウィンドスクリーンが付属します。

取り付けたした状態はこちら。

ZOOM Am7にウィンドスクリーンを取り付けた写真

マイクを近づけて話す場合や外で録音する場合に息や風で発生する吹かれを防止することができます。

吹かれ

息や風の音で発生するノイズのこと

外で収録するときや歌録りやインタビューなどマイクを近づけるときに役立ちます。

音声・動画それぞれに専用アプリがある

ZOOM Am7の専用アプリ2つ
Handy Recorder
Mobile HandyShare
  • 音声録音用アプリ
  • 音声の細かい設定が可能
  • 動画撮影用アプリ
  • 撮影・音声の細かい設定が可能

ZOOM Am7にはHandy Recorder(音声)とMobile HandyShare(動画)という専用アプリが用意されています。

Handy RecorderではMSステレオのステレオ幅の調整も可能となっているので、割といろんなことができます。

Handy Recorder Android版 ステレオ幅を調整可能

そして、Mobile HandyShareについてはスマホ内蔵カメラを使って細かいズームできるので、かなり使いやすいですね。

Mobile HandyShareの画面

ただし、専用アプリに関してはAndroid端末によっては使えないものがありますので公式の動作確認済みデバイスをちゃんと確認しましょう。

Handy Recorder (Beta)

Handy Recorder (Beta)

ZOOM Corporation無料posted withアプリーチ

Mobile HandyShare (Beta)

Mobile HandyShare (Beta)

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ZOOM Am7をレビュー

ZOOM Am7をAndroidスマホに取り付けた画像

それでは、ZOOM Am7をレビューしていきます。

まずはじめにメリット・デメリットをまとめた表がこちら。

メリット
デメリット
  • ケーブル不要でスマホに接続可能
  • スマホ内蔵マイクより音質が良い
  • ステレオ音声で録音できる
  • ボーカル・楽器録りにも向いている
  • 内蔵マイクと違って音が急に小さくなったりしない
  • 有線イヤホン、ヘッドホンを接続可能
  • 動画撮影時はマイクが遠くなりがち
  • 音量自動調整機能はないので音量は要調整
  • 通話やカメラアプリ、Web会議アプリで使えるかは端末による(※補足参照)

まず、絶対に確認するべきことが公式の動作確認済みデバイスです。

端末によって、使えるアプリが結構違います。

補足

Android端末はどの製品も端末によって動くか博打になりがち。そのため、メーカー側で動作確認端末を出してくれているのはありがたいです

ZOOM Am7の音質や使い勝手は良いですが、主要アプリで使えないと厳しいので使えることを確認しましょう。

たけしゃん

僕の検証機であるAQUOS Sense2はカメラアプリで使えないもののZOOMなどでは使えました

レビュー目次

音質は内蔵マイクより大分良い

ZOOM Am7

AQUOS Sense2 内蔵マイク

ZOOM Am7

ZOOM Am7はスマホ内蔵マイクと比べて音質はかなり良いです。

ノイズを拾う量も少なく、かなりクリアでクッキリとした音質で録れています。

また、Am7はステレオマイクである点も良いですね。

ZOOM Am7のステレオマイク

僕の検証機であるAQUOS Sense2は内蔵マイクがモノラルなんですよね。

1人で録っている分には別に困らないですが、複数人の会話や演奏を録音するときはステレオのほうが分離が良くて聴き取りやすいですからね。

iPhoneと比べて、Android端末は機種によってマイクの性能も大分差が大きいです。

マイクの音が厳しい端末もあるので、Am7が使用できるものであればAm7を使うことで音質を飛躍的に改善できますね。

撮影と同時だとオンマイクにできない

iPhoneをボイスレコーダー替わりに使用

ZOOM Am7はスマホにドッキングするタイプのマイクです。

そのため、動画撮影する場合はどうしてもオンマイクにはできません。

オンマイク

マイクを音の発信源の近くに持ってくること

例えば、弾き語りを録る場合、画角に本人とギターを収めるにはカメラと被写体の距離がそれなりに必要です。

そのため、スマホと同化しているマイクも必然的に離れます。

AKG P220で録っているところ

音質にこだわる場合はボーカルは特にオンマイクにしたいので、Am7を使うなら妥協するしかありません。

一方でAm7ならオフマイクでも、それなりに良い音質で録れるので手軽さと音質の妥協点としては悪くないです。

専用アプリの使い勝手は良好

ZOOM Am7の専用アプリ2つ

ZOOM Am7は音声、動画用でそれぞれ専用アプリが用意されています。

どちらも使い勝手が良いですが、特に動画用のMobile HandyShareが良いですね。

Mobile HandyShareの画面

カメラをインカメに切り替えることもでき、かなり細かくズームアップすることが可能です。

画質も4K対応しており、録音のビットレートも変更できます。

機種によってOS標準カメラアプリでAm7が動かなくても、Mobile HandyShareなら動く場合があったりもします。

OS標準のカメラアプリよりは大分使える感じなので、良いですね。

各種用途でのAm7の使い勝手をまとめると以下の通りです。

用途所感
スマホにYouTubeのロゴマーク
動画撮影
喋る動画撮りは使いやすい
音楽用途だといまいち
ライブ配信の様子

ライブ配信
雑談やラジオ配信は〇
音楽用途だといまいち
ZOOMでオンライン会議

Web会議
使える端末なら良好
端末によって使用不可
iPhoneをボイスレコーダー替わりに使用
ボイスレコーダー
相性抜群。アプリも良い

一通りのアプリで動作するAndroid端末をお持ちの方はかなり使い勝手の良い製品です。

GalaxyとPixelの新しいモデルであれば、比較的何でも動くようなので検討する価値ありますね。

Handy Recorder (Beta)

Handy Recorder (Beta)

ZOOM Corporation無料posted withアプリーチ

Mobile HandyShare (Beta)

Mobile HandyShare (Beta)

ZOOM Corporation無料posted withアプリーチ

 

ZOOM Am7 まとめ

ZOOM Am7をAndroidスマホに取り付けた画像2
  • Android端末に直接接続できるMSステレオマイク
  • 手軽で高音質。音楽用途よりは喋る系の動画・配信に適している
  • 端末によって使えるアプリが変わるので公式の動作確認済みデバイスは要確認

ぎたすけ

録音も録画も専用アプリでやれるのはいいな!音も良いし

たけしゃん

そうだね。アプリが一通り動く端末だったら、使い勝手すごく良いと思ったよ

ZOOM Am7のレビューでした。

Androidだと何買っても動くかどうか博打になりがちなので、メーカー側で動作確認してくれている端末があるのはありがたいですね。

演奏録音よりはトークの録音などのほうが適しているかなと感じる製品でした。