YAMAHA YCM01をレビュー。幅広い用途に使えるコンデンサーマイク

YAMAHA YCM01

ぎたすけ

YAMAHAってコンデンサーマイク作ってたんだな。珍しい感じ

たけしゃん

YCM01は配信で人気のAGシリーズと親和性の高いマイクってことで新しく作られた製品だね
補足

レビューするためにYAMAHA様からデモ機をお借りしました

YCM01の評価まとめ
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4)
価格(1.3万円程度)
 (4)
総合評価
 (4)
主な用途所感

ボーカル
良い感じに録れる
YAMAHA FG820

アコギ
問題なく録れる
原稿を読んでいる男性

スピーチ
相性が良い
メリット
デメリット
  • 動画制作やライブ配信をやるのに十分な音質
  • トークには最適な設定になっている
  • 見た目がカワイイ
  • 付属品の質がいい
  • リード楽器だと少し物足りないかも

YCM01で録った動画

二人話 / Vaundy 【アコースティックCover】
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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YAMAHA YCM01

YAMAHA YCM01
マイクタイプ XLRコンデンサーマイク
指向性 単一指向性
周波数特性30Hz – 20kHz
最大SPL 130dB
寸法 166 × 55mm
重量0.4kg
公式HP

YAMAHAがAG03MK2と同時に発売したコンデンサーマイク YCM01。

カワイイデザインでAG03MK2と親和性が高い作りになっています。

YAMAHA AG06MK2とYCM01
YCM01とAG06MK3

なおカラーはホワイト、ブラックの2種類から選択できます。

YCM01のカラーバリエーション

昔からAG03を買うときにセットで買うマイクは悩むポイントでしたからね。

AG03MK2とYCM01をセットで使ったところ、ノイズも少なくクリアで聴きやすい音が録れました。

これから配信を始めようと思う人はYCM01とAG03のセット購入は間違いない選択肢になりそうです。

まずはYCM01の製品仕様から細かく解説していきます。

仕様を飛ばしてレビューを読みたい方は<YAMAHA YCM01をレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

XLRコンデンサーマイク

YAMAHA YCM01の端子

YCM01はXLRタイプのコンデンサーマイクです。

PCやスマホなどと接続する際にはオーディオインターフェイスが必要です。

YAMAHA AG03MK2 ブラック
オーディオインターフェイス AG03MK2

接続にはXLRケーブルを用いてマイクとオーディオインターフェイスを接続します。

audio technica ATL458A
XLRケーブル
YAMAHA AG03MK2 ブラックの上部
左上の端子とXLRケーブルを接続

そして、オーディオインターフェイスとPC、スマホを接続することでマイクを利用できます。

YCM01とAG03MK2をPCに接続する流れ
つまりこうなる

また、コンデンサーマイクを動作させるにはファンタム電源が必要です。

オーディオインターフェイスのファンタム電源を忘れずにONにしましょう。

YAMAHA AG03MK2 ブラックの上部
+48Vの赤ボタンがファンタム電源

音を拾う位置はマイク正面なので、マイクアームなどを使って正面設置しましょう。

YAMAHA YCM01

YCM01はコンデンサーマイクなので、繊細でキレイに音を拾ってくれます。

単一指向性

YAMAHA YCM01 正面

YAMAHA YCM01は正面の音を中心に拾う単一指向性マイクです。

左右、背面など、周囲のノイズを拾いにくい指向性ですね。

単一指向性の図解
単一指向性のイメージ図

逆に言うと、正面から発音しないと音をあまり拾いません。

マイクスタンドなどを使って、自身の正面にマイクがくるように設置しましょう。

YCM01に合うマイクスタンド

YAMAHA YCM01でレコーディングしているところ

YCM01は約400g程度なので、平均的なマイク重量です。

そのため、基本的にはどのマイクスタンドでも安定して設置できます。

PCデスクなどで配信するなら、机に取り付けできるマイクアームを使うと良いでしょう。

KTSOULが安くて、ポップガードなども付いているのでおすすめです。

普通のマイクスタンドであれば、KCが安くて丈夫でおすすめです。

付属品

YAMAHA YCM01の外箱
YAMAHA YCM01の外箱を開けたところ
YAMAHA YCM01の付属品
  • マイク本体
  • スタンドマウント
  • マイクポーチ

YCM01は付属品にスタンドマウントとマイクポーチが付いてきます。

スタンドマウントはマイクスタンドと取り付けする際に使うアイテムです。

YAMAHA YCM01のスタンドマウント
YAMAHA YCM01付属のスタンドマウント
3/8・5/8ネジの両対応になってます

価格の割に質感が良く、丈夫で長持ちしそうです。

また、YCM01には携帯用のマイクポーチも付属しています。

YAMAHA YCM01のマイクポーチ

ポーチも質がいいですね。

1万円程度のマイクだとポーチなしも多いので、携帯や保存が楽で良いですね。

 

YAMAHA YCM01をレビュー

YAMAHA YCM01
YCM01の評価まとめ
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4)
価格(1.3万円程度)
 (4)
総合評価
 (4)

それでは、YCM01を細かくレビューしていきます。

はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通り。

メリット
デメリット
  • 動画制作やライブ配信をやるのに十分な音質
  • トークには最適な設定になっている
  • 見た目がカワイイ
  • 付属品の質がいい
  • リード楽器だと少し物足りないかも

音質は価格の割に良いと感じました。

レビューでは、YCM01とAT2020を比較したサンプル音源を用意したので、聴き比べてみてください。

フラットで素直な音

YAMAHA YCM01でレコーディングしているところ

YCM01で歌やアコギを録ってみると、原音そのままというイメージでした。

AT2020などもフラットよりですが、YCM01はもっと平坦という感じ。

仕様書の周波数特性を見ても。基本は平坦で10kあたりが少し上がってる程度です。

YCM01の周波数特性表
公式の仕様書から引用

コンデンサーマイクは2kくらいから少しずつ持ち上がっているものが多いので、ここまで平坦なのは珍しい気がします。

使っていても、どちらかというとスピーチ・トークに最適化されているイメージですね。

ライブ配信、ゲーム実況、オンライン会議などには非常に良いと感じました。

Macbook Airで仕事しているところ

とはいえ、歌ってみたや楽器録りでも必要十分な音質です。

実際にYCM01とAG03MK2を使って制作したカバー動画がこちら。

二人話 / Vaundy 【アコースティックCover】

配信と制作を兼用するのに使い勝手の良いマイクですね。

アイコニックなビジュアル

YAMAHA YCM01 側面

YCM01はかわいくて、親しみのあるデザインになっています。

オーディオインターフェイスのAGシリーズと親和性が高いところも良いですね。

YAMAHA AG06MK2とYCM01

マイク・オーディオインターフェイス・ヘッドホンのセット製品もあります。

AG03MK2 LSPK ホワイトカラー
AG03MK2 LSPK ブラック

デザインのコンセプト、カラーリングを合わせると、それだけで大分おしゃれに見えますよね。

最近は配信や写真などで自分のデスク回りを公開することが割と多いので、アイテムのデザインを揃えるのは結構大事だったりします。

YAMAHA AG03MK2 ブラックとYCM01
白黒の組み合わせも良い感じ

マイクとオーディオインターフェイスをセット買いするには選びやすい製品ですね。

競合製品との比較

YAMAHA YCM01
YCM01
AT2020
AT2020
MPM-1000 本体
MPM-1000
音の特性フラットフラットフラット
S/N比記載なし71dB77dB
指向性単一指向性単一指向性単一指向性
付属品スタンドマウント
マイクポーチ
スタンドマウント
マイクポーチ
ショックマウント
マイクスタンド
ポップガード
マイクケーブル
重量約400g345g約300g
実売価格約1.3万円約1.1万円約0.6万円

競合製品とも比較してみましょう。

比較対象は低価格帯マイクで人気のaudio technica AT2020とマランツプロ MPM-1000です。

まずはワンフレーズ歌った音源を用意したので、聴き比べてみましょう。

オーディオインターフェイスはAG03MK2です。

YCM01

YAMAHA YCM01

AT2020

AT2020

MPM-1000

MPM-1000 本体

まあ、音質はそんなに変わらないですね。

安いMPM-1000はYCM01やAT2020と比べて、本体や付属品の造りの部分で品質が落ちます。

MPM-1000 本体と付属品一式
付属品は色々ついているが安っぽい

色々と比較してみましたが、どれ選んでも問題ないというのが正直な所感ですね。

個人的にはAGシリーズを使うならYCM01。それ以外なら若干価格が安いAT2020を選びます。

やはり、YCM01の強みはAG03MK2との親和性の高さですね。

YAMAHA AG03MK2 ブラックとYCM01

デザインの親和性はもちろん、製品相性もバッチリなので安心です。

オーディオインターフェイスにYAMAHA AGシリーズを選ぶなら、YCM01が間違いない選択ですよね。

 

YAMAHA YCM01 まとめ

YAMAHA YCM01の付属品
  • YAMAHA製のXLRコンデンサーマイク
  • 音質はフラットでスピーチやトークに最適
  • AG03MK2との親和性が高いのでセット買いするとよい

ぎたすけ

マイクとオーディオインターフェイスで同じメーカーで揃えると安心するよな

たけしゃん

そうだよね。YCM01&AG03MK2のセット買いは安心感あるから売れると思うよ

YCM01のレビューでした!

ちなみに2022年6月にはYAMAHA AG01というUSBマイクも発売されます。

YAMAHA AG01のカラーバリエーション

YCM01やAG01の登場で配信やテレワークにおける選択肢が色々広がりそうですね。

ちなみに配信に加えて、音楽制作をやる人はUSBマイクよりYCM01とAG03MK2のコンビがおすすめです。

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