ギターチューニングの種類を解説。色んなチューニングを活用して演奏パターンを増やそう

3本のギターヘッド

ぎたすけ

チューニングの種類って半音下げチューニングとかのことか?

たけしゃん

そうそう。他にもオープンチューニングとか色々あるんだよ。

シンガーソングライターでも活用している人はいるから合わせて紹介していくよ

飛ばし読みガイド

ギター チューニングの種類

ギターヘッド

ギターは6本の弦を使って、様々な演奏を行います。

なので、6本の弦に何の音を割り当てるかって実は自由なんですよね。

 

もちろん、日々使うレギュラーのチューニングは決まっていて、大半の楽曲はレギュラーチューニングで演奏されています。

一方で、ブルースやソロギターをはじめ、色んなチューニングパターンを使った楽曲が存在します。

 

本記事では一般的に知られるチューニングとして、下記の4つのチューニングについて解説していきます。

チューニング名タップで解説に飛びます

チューニング名 概要
レギュラーチューニング 最も良く使われる一般的なチューニング
半音下げチューニング レギュラーから全弦半音下げしたチューニング
オープンチューニング 全弦を開放弦で弾くと特定のコードになるチューニング
変則チューニング 上記のどれにも該当しない特殊チューニング
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レギュラーチューニング

レギュラーチューニングの各弦の音

6弦から「EADGBE」という音の並びで構成されるのがレギュラーチューニングです。

ほとんどの楽曲がレギュラーチューニングで演奏されるため、ギターをやると必ず使うチューニングです。

 

開放弦で全弦を弾いた時の響きはこれ。

レギュラーチューニングの開放弦

普段、ギターを弾いている人には聞きなれた響きですね。

このレギュラーチューニングを基に次章以降は特殊なチューニングについて解説していきます。

チューニング名タップで解説に飛びます

チューニング名 概要
レギュラーチューニング 最も良く使われる一般的なチューニング
半音下げチューニング レギュラーから全弦半音下げしたチューニング
オープンチューニング 全弦を開放弦で弾くと特定のコードになるチューニング
変則チューニング 上記のどれにも該当しない特殊チューニング
 

半音下げチューニング

半音下げチューニングの各弦の音

半音下げチューニングはレギュラーチューニングから全弦半音下げしたチューニングのことです。

U-フレットなどのコードサイトでは「+1(半音下げtuning」と記載されたものです。

Uフレットのキー調整機能画面

半音下げチューニングもいわゆる変則チューニングの1つなのですが、使用頻度が非常に高いため個別に取り扱われています。

半音下げチューニングの開放弦を全弦鳴らした時の音はこちら。

半音下げーチューニングの開放弦

そして、半音下げチューニングは使い方が下記の2通りあります。

  1. 弾きやすいキーに調整する
  2. 弦のテンションを緩くして音質を変える

一般的に使われるのは①の用途ですが、②の用途で使うアーティストも結構います。

半音下げチューニングを多用する代表的なアーティストはBUMP OF CHICKENです。

ほとんどの楽曲が半音下げチューニングです。

半音下げチューニングはレギュラーチューニングより、弦のテンションが緩いので同じ音を弾いてもニュアンスが違うんですよね。

アコギの場合も、ストロークでかき鳴らすと半音下げチューニングは良い意味で音が荒くなるんですよね。

一音下げチューニング

一音下げチューニングの各弦の音

レギュラーチューニングから全弦を一音下げしたチューニングが一音下げチューニングです。

U-フレットなどのコードサイトでは「+2(一音下げtuning」と記載されたものです。

Uフレットのキー調整機能画面

一音下げチューニングもいわゆる変則チューニングです。

半音下げに比べて使用頻度は少なく、エレキギターで使われることの方が多い印象です。

 

一音下げチューニングの開放弦を全弦鳴らした時の音はこちら。

一音下げーチューニングの開放弦

一音下がって弦のテンションが更に緩くなり、重低音といった感じのサウンドになります。

 

アコギでは大石昌良さんが、一音下げチューニングで緩くした弦をバチバチいわせてるのが印象的ですね。

上記動画ではElixir(エリクサー)カスタムライト弦を一音下げチューニングで緩く張って、打楽器みたいな音を作ってます。

 

逆にシンガーソングライターで一音下げチューニングで弾く人は珍しく、良く使っているのは大石昌良さんくらいしか知らないです。

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チューニング名 概要
レギュラーチューニング 最も良く使われる一般的なチューニング
半音下げチューニング レギュラーから全弦半音下げしたチューニング
オープンチューニング 全弦を開放弦で弾くと特定のコードになるチューニング
変則チューニング 上記のどれにも該当しない特殊チューニング
 

オープンチューニング

オープンチューニングの説明

開放弦で全弦鳴らすと、特定のコードになるようにしたのがオープンチューニングです。

例えば、オープンGチューニングであれば開放弦で全弦鳴らすとGコードになります。

 

なぜ、オープンチューニングを使うのか?というと目的はいくつかあります。

  • 開放弦を多用でき、運指が楽になる
  • 開放弦を活かした響きの良いコード進行が作れる
  • 開放弦でコードが成立するため、スライドギターで用いられる
  • キーによっては7F・12Fのハーモニクスが活用しやすい

オープンチューニングといえば、ブルースのスライドギターって印象ですよね。

指にスライドバーを付けて演奏する、いわゆるボトルネック奏法ってやつです。

ブルースギターをやられる方は使用することが多い、オープンチューニング。

ですが、普通の楽曲でも使われることはあります。

 

例えば、秦基博さんの楽曲「夕暮れのたもと」もオープンGチューニングで演奏されています。

開放弦を活用した響きが非常に綺麗なので、ポップスでも使えるチューニングです。

 

本章ではよく使われる、3つのオープンチューニングを解説していきます。

項目タップで解説に飛びます

オープンG チューニング

オープンGチューニングの各弦の音

開放弦がG(ソ・シ・レ)の音だけで構成されるチューニングがオープンGチューニング。

開放弦を全弦鳴らすと、こんな響きです。

オープンGの開放弦

スライドギターで良く使われますが、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが良く使っていたため、ロックギターでも用いられます。

 

更には開放弦を活かした綺麗な響きから、ポップスでも使われることもある万能なオープンチューニングです。

 

オープンGの曲はたくさんありますが、有名なところで言うとロバート・ジョンソンのLove in Vainですね。

ローリング・ストーンズがカバーしたことでも有名ですが、オープンGの魅力が出ている楽曲です。

オープンチューニングを覚えるなら、まずはオープンGの楽曲をコピーしてみるのが良いでしょう。

ロバート・ジョンソン

ローリング・ストーンズ

オープンD チューニング

オープンDチューニングの各弦の音

開放弦がD(レ・ファ#・ラ)のみで構成されているのが、オープンD チューニング。

ボトルネック奏法のスライドギターといえば、オープンGとオープンDが中心というイメージがあります。

オープンDの開放弦

オープンDは歌モノでは、まあまあ使われています。

ボブ・ディランのSimple Twist of Fateやジョニ・ミッチェルのChelsea Morningが代表的です。

ちなみにジョニ・ミッチェルは60種類ちかい変則チューニングを使い分けているそうです。

すごいけど、わけわからなくなりそうです。

 

変則チューニングの歌モノを聞きたいと思ったら、とりあえずジョニ・ミッチェルのアルバム…というイメージは確かにあります(笑)。

オープンA チューニング

オープンAチューニングの各弦の音

開放弦がA(ラ・ド#・ミ)のみで構成されているのが、オープンAチューニングです。

僕は最近の歌モノでオープンAが使われている楽曲を知らないですね…。ブルースギターというイメージが強いチューニングです。

オープンAの開放弦

オープンAチューニングを使った代表曲と言うと、ロバート・ジョンソンのCross Roads Blues(King Of Delta Blues Singers収録ver)です。

補足
このCross Roads Bluesは2カポのオープンAで弾いている説と4カポ オープンGで弾いてる説があるので正確にはわからない

オープンチューニングでボトルネック奏法を活かした高音フレーズ。

ザ・ブルースギターという感じの演奏ですね。

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チューニング名 概要
レギュラーチューニング 最も良く使われる一般的なチューニング
半音下げチューニング レギュラーから全弦半音下げしたチューニング
オープンチューニング 全弦を開放弦で弾くと特定のコードになるチューニング
変則チューニング 上記のどれにも該当しない特殊チューニング
 

変則チューニング

変則チューニングの説明

最後は規則性を持たない、自由度の高い変則チューニングです。

これまでのチューニングに該当しないものは全部変則チューニングという取り扱いですが、オープンチューニングとの切り分けが複雑です。

 

変則チューニングには開放弦を全部弾くと「Dm」になるものや「sus4」になるものが結構多いです。

ぎたすけ

開放弦を弾くとコードになるならオープンチューニングじゃん

たけしゃん

そうなんだけどね。

海外だとオープンチューニングと変則チューニングを合わせて、オルタネイトチューニングと呼ぶから区別してないんだよね

そんなわけで、変則チューニングが大分類、オープンチューニングが小分類と考えるのがわかりやすいですね。

変則チューニングの中に開放弦でコードが成立するチューニングが存在し、その中でも有名なやつだけオープンチューニングとして区分けされてる感じです。

 

それでは、変則チューニングの中で有名なものをいくつか解説していきます。

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ドロップD チューニング

ドロップDチューニングの各弦の音

レギュラーチューニングから、6弦の音だけ1音落としたチューニングがドロップD チューニング。

主にパワーコードの利便性を上げるために使われるので、エレキギターで使用されることが多いですね。

パワーコード
コードの3度の音を抜いた状態で演奏するロックギターに良く使われる奏法

ドロップDの開放弦

ドロップDにすると、6弦・5弦で構成されるパワーコードが指1本のセーハで押さえられるのが利点です。

パワーコードでの速い動きやフレーズ作りに便利。

 

一方でアコギだと、あんまり使うことないです。パワーコード自体もそんなに使わないですしね。

 

参考曲はONE OK ROCK のじぶんROCK。いかにもドロップDって感じのギターです。

ドロップDはギターロックをやる人は、よくお世話になるチューニングですよね。

モーダルD(DADGADチューニング)

モーダルDチューニングの各弦の音

レッド・ツェッペリンのジミーペイジが良く使っていることで有名なモーダルDチューニング。

「モーダルD」「Dsus4」「CIAチューニング」「DADGADチューニング」など呼び名がたくさんあります。

全弦を開放弦で鳴らすと、Dsus4の音になります。

モーダルDの開放弦

モーダルDチューニングの代表曲というと、レッド・ツェッペリンのBlack Mountain Sideです。

インドのシタールっぽい響きになるのが特徴ですね。

モーダルDチューニングはロックでも用いられる一方で、デイヴィ・グレアムなどの影響でインストにも用いられるチューニングです。

レッド・ツェッペリン

デイヴィ・グレアム

Dmチューニング

Dmチューニングの各弦の音

開放弦がDm(レ・ファ・ラ)のみで構成された、Dmチューニング。

ブルースやソロギターなどに使われるチューニングですね。

Dmチューニングの開放弦

戦前のブルースマンが使っていたチューニングです。

代表曲はロバート・ジョンソンのHellhound on My Trail。

少し暗い感じもありつつ、ブルース色はしっかり出ていて面白いですね。

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チューニング名 概要
レギュラーチューニング 最も良く使われる一般的なチューニング
半音下げチューニング レギュラーから全弦半音下げしたチューニング
オープンチューニング 全弦を開放弦で弾くと特定のコードになるチューニング
変則チューニング 上記のどれにも該当しない特殊チューニング

ギター チューニングの種類 まとめ

アコギを弾く男性

  • 歌モノのほとんどの楽曲はレギュラーチューニング
  • ブルースでは変則チューニングが積極的に使われている
  • 変則チューニングを活用することで独特な響きを出すことが可能

ぎたすけ

ほぇ~、レギュラーチューニングか半音下げくらいしか知らなかった

たけしゃん

玉置浩二さんは曲のバリエーション出すために変則チューニングを良く使うって言ってたね

作曲・アレンジの両面でも知っていると引き出し増えるよね

ギターチューニングの種類についての解説でした。

変則チューニングについてはもっともっと無数にありますが、色んな楽曲を聞いて試してみると良いですね。

 

シンガーソングライターだと変則チューニングを使う人、使わない人にキレイに分かれます。

僕はジョン・メイヤーが大好きで彼は変則チューニングを色々使うので、その影響で覚えたところが大きいです。

 

また、ルーツミュージックとしてブルース聴く人は自然と色んなチューニング覚えますしね。

普段どんなアーティストを聞いてるかも影響しますね。

 

チューニングの種類を入り口として、色んなアーティストを聞くのも面白いですよ。

ぜひ参考にしてください。

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