たけしゃん(@_tkshan)です。
2017年10月2日から開始されたTUTAYAの新サービス「TUTAYAプレミアム」。
ネットでの動画み放題サービスはもう完全に世間に定着している。
その中で、若干遅い気もするものの店舗で「借り放題」のサービスが展開されたわけです。
確かに未だに価格が安く、品揃えが良いという理由でTUTAYAにDVD・ブルーレイを借りに行く人はいますよね。僕もたまに行きますし。
そう考えると悪くはないのかも。
というわけで1か月のコストを僕の実績から比較して考えてみました。
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1. サービス概要
サービス概要はシンプルで月額1,000円(税抜)~で特定店舗の旧作DVD・ブルーレイ・VHSが借り放題。また、TSUTAYAの動画配信サービス「動画見放題」を利用可能になるというもの。
店舗によって料金が違う。といっても、今のところザーッと見た感じはどこも1,000円(税抜)。1か月無料キャンペーンやっているかどうかの違い
単純に考えると利用者が非常に多い首都圏の価格設定を高くして、利用者が少ない地方は安くして少しでも利用者を増やすのかなぁと思ったんですけどね。
実際は現状対象外の店舗が1000円以上の価格設定にされちゃうんだろうなぁ。既に1000円でサービス開始したところがすぐに値上げって無理だしね。
となると地方が1000円以上の価格設定されることになるので、利用者数を増やすというより1人当たりの単価上げる作戦か。企業戦略って難しいな。
1-1. 対象店舗
ザーッと色んな店舗調べてみたけど対象外の店舗は結構多い。
都内は大抵が対象。地方は結構対象外が多い。
僕の地元である新潟は対象店舗が多いけど、お隣の山形は対象店舗なし。結構対象店舗なしの県が多い印象ではあった。
また、キャンペーンやっているのも大半が地方。
首都圏はターミナル駅が最寄りになっているなど巨大店舗(SHIBUYA TSUTAYAや新宿TSUTAYA)くらい。
1-2. 借り放題の条件
下記の借り放題の条件が設定されている模様
- 旧作のみ(新作・準新作は対象外)
- 返却期限 制限なし
- 一度に借りられる枚数 3枚~5枚
一度に借りられる枚数は店舗によって異なるようです。僕の近所は5枚だった。主に大型店舗が3枚みたいです。
返却期限制限なしってのは凄いな。
何か新たに借りたいものができた時に今、借りているものを返せばよいって考えると便利ではある。ただし、借りたものを紛失する方も増えそうです。
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2. 比較・検討してみる
まずは僕の環境だと得かどうか?を検証。その後に考察を記載します。
まずは僕の環境について。
- Amazonプライムに加入
- 月に1~2回は映画館で映画を見る
- 近所にTSUTAYA(旧作100円)とGEO(旧作80円)がある
- 映画館も含めて週末は毎週1本~2本くらいは映画を見る
まあ、よくいそうな人って感じですか。比較的、映画見ているほうかな。
そんで、ここ3か月のマネーフォワードから拾ってきた平均値。
- レンタルDVD料金 840円
- 映画館 3,000円
むむむ…。これは契約してもメリットがないか微妙なところではある。
ちなみに、こうして見ると映画館はほんと高いけど作詞・作曲のモチーフ作りをするには自宅で見るより映画館で見たほうが確実にアイデアが浮かぶので定期的に通ってます。
そんなわけですが、結論を言うと僕の条件だと契約してもメリット出そうにありませんでした。
比べてみて感じた考察と一緒にその理由をいくつかご紹介。
2-1. Amazonプライム加入者はメリット無し
まず、僕の条件で本サービスとバリバリの競合となるのがAmazonプライム。サービス内容などについては下記の記事参照。

そして、強く感じたのがAmazonプライムに加入している人はTSUTAYAプレミアムは必要ないということ。仮にコストメリット出る人がいるとすると、その方は相当な映画通。
確かに僕自身もAmazonプライムだけでは見たい映画を全部網羅できずにTSUTAYAに借りには行きます。
ただ、旧作を10枚以上借りることないんだよね。上記に記載したレンタルDVD料金も大半が準新作。先月の内訳を思い出すと準新作2枚(680円)、旧作2枚(200円)で880円。
そして、ネットの「動画見放題」サービスもAmazonプライムのプライムビデオと同等レベル。月額1,000円(税抜)なんだからHuluやNetflixと互角くらいであって欲しかった…。
準新作まで対象としてくれれば、契約するメリットはあったかもしれなかったですけどねぇ…。
ちなみにAmazonプライム解約してTSUTAYAプレミアムにする選択肢は僕の中ではありませんでした。何故ならAmazonプライムが物凄く便利で契約しないと100%損するレベルのサービスだから。
日時指定便無料だけでも大きいのに動画見放題、音楽聴き放題、本読み放題がくっついてきて年会費4,900円(税込)。月額換算だと409円。Amazonプライム強すぎる…。
TSUTAYAプレミアムは基本的にAmazonプライム未加入者が検討するサービスと感じました。
2-2. 大型店舗が近くにあるなら…
本サービスは基本的には都内に住んでいる人が有利なサービス。やっぱり、大型店は品揃えが豊富だからです。
新宿・渋谷・池袋・代官山…このあたりに日々行くことがある人で自宅で動画を頻繁に見る人は悪くないです。…と言っても、やっぱり弱い感はぬぐえない。
他のレビュー見ても大型店舗のラインナップもHuluで大半見れるってお話。そうなると借りて返すのが面倒な分、TSUTAYAプレミアムは不利です。
3. まとめ
- 店舗でDVD・ブルーレイ借り放題という画期的なサービス
- Amazonプライム契約していてメリット出る人はほとんど存在しない
- 借りて返す手間があり、他の動画サービスと比較しても弱い感は拭えない
こんなところ。
つまり、相当微妙という結論。
そして、Amazonプライムの強さを改めて思い知った。あのサービス凄すぎだわ。
店舗で借り放題って試み自体はありそうでなかったから面白かったんですけどねぇ。やっぱり、せめて準新作を対象に入れてほしかった。ここに尽きる。
そして、本サービスを比較していて思ったけど最近は本当に利便性にお金を払う時代になったんだなぁと感じた。
店舗に借りに行って返すってことがこれだけデメリットと感じるようになったとは…。
僕なんて歩いて5分のところに店舗あるのに面倒と感じるわけで完全に末期ですよ。
時代は物凄い速さで進んでいるんだなぁとしみじみと感じる記事でございました。
