sE Electronics sE2300をレビュー。指向性切替可能な万能に使えるコンデンサーマイク

sE Electronics sE2300

評価:4

ぎたすけ

指向性切替できるマイクって珍しいの?いっぱいあるイメージだけど

たけしゃん

高級マイクはそうなんだけど、sE2300は4万円くらいで指向性切替できるから貴重な存在だよ
補足

レビューするためにフックアップ様からデモ機をお借りしました

sE2300の評価
音質
 (4)
使いやすさ
 (4)
価格(4万円程度)
 (3.5)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • 音質はナチュラルで抜けが良い
  • PADとローカットが使える
  • 指向性を3種類に切替可能
  • ポップガードが付属
  • 本体が大きい
  • ポップガードの性能がいまいち

sE2300で録った動画

恋の奴隷 / 秦基博 【アコースティックCover】
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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sE Electronics sE2300

sE Electronics sE2300
マイクタイプ XLRコンデンサーマイク
指向性無指向性
カーディオイド
フィギュア8
周波数特性20Hz – 20kHz
最大SPL126dB(PAD 0)
寸法 215 × 51mm
重量611g
公式HP

sE ElectronicsのコンデンサーマイクsE2300

世界的に有名なsE2200に指向性切替機能を付けたモデルです。

sE Electronics sE2200とsE2300
左がsE2200、右がsE2300

4万程度で音質がよく、本体機能も豊富。付属品にポップガードもついてくるなど、使い勝手が良いマイクですね。

まずはsE2300の製品仕様から解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<sE2300をレビュー>を参照ください。

製品仕様の目次

3種類の指向性を切替可能

sE Electronics sE2300の指向性切替
指向性特徴
双指向性の図解
フィギュア8
前後の音を拾う
対談などで便利
単一指向性の図解
カーディオイド
正面の音のみを拾う
1人で使う場合に最適
無指向性の図解
無指向性
360度の音を拾う
会議室などで便利

sE2300は上記3種類の指向性を本体背面のスイッチで切替できます。

sE Electronics sE2300の指向性切替

基本的にボーカル、楽器録りではカーディオイドを中心に使います。

一方で対談であったり、部屋全体の音録りたいときは他2種の指向性が役に立ちますね。

ローカットフィルターとPAD

sE Electronics sE2300の上部分

sE2300は本体にローカットフィルターとPAD機能がついています。

右側にローカットフィルターは80Hzと160Hzの2種類から選べます。

sE Electronics sE2300のローカットフィルター
左が80Hz、右が160Hz

車の走行音や足元のノイズなど軽減できるので、気になるときはONにしてみましょう。

本体左側にPADスイッチがついており、-10dBと-20dBから選択できます。

sE Electronics sE2300のPADスイッチ

PADをONにすると、音量がガクンと落ちます。

ボーカル、アコギ録りで使うことはあまりないですが、大音量楽器の録音で有効です。

sE2300に合うマイクスタンド

sE Electronics sE2300 横から撮った

sE2300は本体重量が611gとやや重めのマイクです。

そのため、マイクスタンドやマイクアームはしっかりしたものを使ったほうが良いです。

格安品だとぐらつくので、マイクスタンドならKCなど定番品がおすすめです。

マイクアームなら、マイクを逆さに吊るして使えるBlue Compassがおすすめです。

付属品

SE ELECTRONICS SE2300付属のショックマウント
SE ELECTRONICS SE2300付属のポップガード

sE2300は専用のショックマウントとポップガードが付属しています。

ポップガードはショックマウントに差し込んで使うタイプなので、距離が一定で使いやすいです。

sE Electronics sE2300と専用ポップガード

一方でふかれにあまり強くないので、使っていて気になる人は別売りのポップガードを買ったほうが良いかもしれません。

 

sE Electronics sE2300をレビュー

sE Electronics sE2300
sE2300の評価
音質
 (4)
使いやすさ
 (4)
価格(4万円程度)
 (3.5)
総合評価
 (4)

それでは、sE2300を細かくレビューしていきます。

箇条書きでメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 音質はナチュラルで抜けが良い
  • PADとローカットが使える
  • 指向性を3種類に切替可能
  • ポップガードが付属
  • 本体が大きい
  • ポップガードの性能がいまいち

音質や機能面は使いやすいですね。

音が良くて、指向性切替できて5万円以内のマイクって意外とないんですよね。

なので、sE2300がドンピシャで求めていた製品という人は割といそうです。

一方でボーカルやシンガーソングライターが使うなら、sE2200で事足りますね。

レビューの目次

ナチュラルで抜けの良い音

sE Electronics sE2300の上部分

sE2300でボーカルとアコギを録ってみました。

全体的にナチュラルで聴きやすい音です。それでいて音が良い感じに抜けてきますね。

sE2300でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。

恋の奴隷 / 秦基博 【アコースティックCover】

全体的にフラットで癖のない音ですが、高音は気持ちよく抜けてきますね。

ミックスボイスで声を張っても、耳に刺さらずに抜けてくれるので使いやすいです。

オールラウンドタイプという印象で、色んな楽器で使っていけそうなマイクです。

マイクのサイズがやや大きい

sE Electronics sE2300と専用ポップガード

sE2300は縦が215mmと少し大きめのサイズになっています。

(参考)マイクの大きさ

Bluebird SLとC214とTLM102の大きさ比較した画像

sE2300をマイクアームで正面設置して使うと、サイズ感が大きいなと感じてしまいますね。

Blue Compassなどアームが長いタイプの製品で逆さに吊るせば問題ないです。

Blue Compass
Blue Compass

安いマイクアームで手軽に使いたい人はマイク本体が小さいAKG C214やaudio technica AT4040が良いですね。

本体機能が豊富

sE Electronics sE2300のローカットフィルター

sE2300は本体スイッチで「指向性切替」「PAD」「ローカットフィルター」を使えます。

5万円未満のマイクで、この3つが使えるものは意外と少ないんですよね。

AKG C214やaudio technica AT4040と同じレベルの音質で、指向性は複数欲しい人に最適です。

sE Electronics sE2300の指向性切替

指向性切替ができるマイクは2万円台は何本かありますが、次は5万円台とかになっちゃうんですよね。

しかも、RODEなど音に癖があるものが多いので、4万円前後でフラットな特性のsE2300は使い勝手が良いです。

 

sE Electronics sE2300 まとめ

sE Electronics sE2300
  • ナチュラルで抜けの良い音のマイク
  • 3種類の指向性を切替できる
  • PAD、ローカットフィルターも使える

ぎたすけ

指向性切替って普通出来るのかと思ってたけど、珍しいんだな

たけしゃん

5万円未満だと、指向性切替できるマイクはそんなおおくないんだよね

sE Electronics sE2300のレビューでした。

音質、本体機能的にも万能に活躍できるマイクですね。

フラットで万能使えるマイクで指向性切替機能が欲しい人には非常に良い製品です。

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