ぎたすけ
たけしゃん
飛ばし読みガイド
オクターブチューニングとは
オクターブチューニングとは、開放弦と押弦したときのチューニングがあっているかを確認する手法のことです。
ネックが反っていたり、サドルが消耗して変形すると開放弦と押弦したときの音がズレてきます。
開放弦と押弦した時の音がズレると、コードを鳴らしたときに微妙な音のズレが発生して気持ち悪く聴こえるので、非常に大きな問題です。
また、コード感が気持ち悪く聴こえてくるまで人によって個人差があります。
自分が気持ち悪くなくてもリスナーさんで気持ち悪く聴こえる人もいるため、自身の楽器の状態には日頃から敏感になっていたいもの。
更にはあなたが楽器を買う時にもオクターブチューニングがあっているか確認することでハズレを回避できるようになります。
ミュージシャンとしては覚えておきたいチューニング手法、それがオクターブチューニングです。
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オクターブチューニングのやり方
ぎたすけ
たけしゃん
ただ、開放弦だと1オクターブ違って耳で違いを聴き分けづらいからハーモニクスを使うのが一般的だね
ぎたすけ
たけしゃん
たけしゃん
6弦12Fのハーモニクス
ハーモニクスと12Fを押弦した音の違いを確認する際はチューナーを使いましょう。
ただし、アコギのオクターブチューニングは完全に合ってることは基本ありません。
なので、少しズレてるくらいなら正常です。
また、心地よい音かどうか?が最重要です。
全弦をチューナーで視覚的に確認するのはもちろん、耳で聞いて違和感がないかは常日頃意識しましょう。
オクターブチューニングが狂う原因
オクターブチューニングが狂う原因は色々とあるものの、大きくは3つです。
- サドルの山が消耗して変形している
- ネックが反っている
- 弦が古くなって、テンションが緩くなっている
最も多いのはサドル山の変形です。
消耗パーツなので、たくさん弾き込んでると仕方ないことではあります。
そして、オクターブチューニングの狂いが気になったら、まず簡単に確認できるところは弦です。
古い弦であれば、新しい弦に交換してみましょう。
安いギターほどオクターブチューニングが狂いやすかったりはしますが、パーツの消耗が原因の場合が多いです。
特にサドルの消耗などはたくさん弾いてると、仕方ないことですしね。
アコギのオクターブ調整
エレキギターならブリッジ部分のネジをドライバーで回して、サドル位置を調整することで自身でオクターブ調整できます。
しかし、アコギのオクターブ調整はサドルの形成やネックの反りの修正などが必要となります。
そのため、自身でやるのはかなり厳しいため修理に出すのが賢明です。
自身でやる場合はサドルを削りながら微調整することになりますが、失敗すると戻せないのでサドル交換が必要になります。
初回で上手くいく人はほぼいないので、失敗しても良いギターで実験することを強くおすすめします。
ただ、アコギでオクターブ調整が必要となるときは弦高とか音の詰まりなど、他の問題も抱えていることが多いです。
なので、ギター工房に出して他の部分も含めて総点検してもらったほうが良いですね。
オクターブチューニング まとめ
- オクターブチューニングは開放弦と押弦したときの音の違いを確認するもの
- ギターの状態に異常があるとオクターブチューニングは合わない
- エレキだと自分でオクターブ調整できるが、アコギはギター工房に依頼したほうが良い
ぎたすけ
たけしゃん
アコギのオクターブチューニングについての解説でした。
愛用している楽器の状態を確認することはすごく大事なことですよね。
オクターブチューニングは簡単なので、知っているだけで全然違います。
愛用ギターの状態確認にも使えて、新しいギターを買うときの選び方にも使えるテクニックです。
慣れてしまえば、簡単なので早速自身のギターで試してみましょう。




