ぎたすけ
たけしゃん
プロミュージシャンを目指して、ずっと頑張ってきた。
気づくと20代後半になったけど、このままでいいのかな?と悩む日々。
周りの同年代は家庭を持ち、仕事で立場が偉くなっていく。
同級生と飲みに行っても、話題が合わずになんだか居たたまれない。
僕もまさしく、そんな感じでした。
そんな悩んでいるあなたにこの記事を読んでいただきたい。
僕の体験談を踏まえて、20代後半からの生き方を一緒に考えてみましょう。
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僕の20代後半
僕が過ごした20代後半を振り返ります。
僕の場合は音楽と比べて仕事は出来すぎなくらい運が良かったです。
24~25歳の時に契約社員で入った会社でトントン拍子に出世して、27歳の時に正社員になりました。
当時は「プロミュージシャン目指す=フリーター」と頑なに考えていて、上司から正社員試験を受けるように何度勧められても拒否してました。
正社員になったらプロの道を諦めたことになるって思ってたんですよね。
その時の心情や状況を振り返ってみましょう。
周りが音楽を辞め始める
20代後半の男性となると、結婚を考える人が一気に増える歳。
周りのバンドマンもプロの道を諦めて、彼女と結婚するために就職活動を始める人がたくさんいました。
実家に帰って家の家業を継ぐって人も結構いましたね。
また、20代前半でメジャーデビューしたけど、ヒットせずレコード会社との契約が終了して就職するって人も周りにいました。
20代後半って色んな人が人生の岐路に立つ時かもしれません。
受けられるオーディションが減る
オーディションって年齢制限が結構あるんです。
通年募集かけているものは大抵年齢制限なしですが、イベント物とかは結構シビア。
- 応募資格:22歳まで
- 応募資格:25歳まで
…と20代後半になると年齢制限でアウトなオーディションが一気に増えます。
20代後半からでも、デビューできるはず!と遅咲きの人の情報を調べまくってました。
特にスガシカオさんとかをよく調べてましたね。
そんで「年齢制限なし」と書いてあるオーディションを頑張って受けるわけです。
しかし、20代後半になると集客力などの実績がそれなりにないと厳しく。現実を思い知りました。
僕はこのへんで、このまま頑張ったところでプロになるのは厳しそうだなぁと思うようになりました。
世間体も気になって正社員になった
前述の状況もあり、僕自身も高校や大学の同級生と会うと近況を話すのに抵抗もあり…。
親や当時の恋人の目も気になり(別に何も言われてなかったんですけど)、プロになるのは難しいと自覚し…。
結論、正社員試験を受けることにして無事受かったわけです。
当時は「音楽の道から逃げた」とか無駄に思うときもありました。
けど、振り返ってみると正社員になったところで音楽活動自体は何にも変わらん(笑)。
むしろ、世間体とか無駄なプレッシャーがなくなって良かったです。
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20代後半は最も悩む時期らしい
当時、周りの先輩方によく言われた言葉。
「20代後半は最も悩む時期だよ」
30代になった今だからこそ思うけど、僕も後輩に同じこと言う。
周りがとにかく変化していきますからね。
結婚したり、家を買ったり、子供が生まれたり。
ミュージシャンも変化していきます。
20代後半になると同年代のバンドが解散するというお話もたくさんも聞きました。
解散理由は「就職」、「結婚」、「地元に帰る」というものが多かったです。
僕自身振り返ってみると「プロを目指す」ってことを難しく考えすぎていたなと感じています。
そんなわけで次章では「プロを目指す」の自由度について僕なりの見解を述べていきます。
プロになる道のりは思ったより自由
さて、それでは僕なりに考えた「プロになる道のり」についてです。
色んな選択肢があるし、プロになるって定義も凄く曖昧。
その中で、3つにポイントを絞って解説していきます。
- デビューだけがプロへの道ではない
- パラレルワーカーという道が今後はできそう
- 無理なく続けられる形をとるべし
初めに総括すると、「好きなことを突き詰める」という形を取ったほうがよいという内容です。
プロを目指してみて、音楽が本当に好きなことではなかった…と言う人もたくさんいるはず。
自分の好きなことはなんなのか?を考えてみましょう。
デビューだけがプロへの道ではない
プロミュージシャンになるというと「メジャーデビュー」が一番最初に浮かんできます。
ですが、20代後半になってからデビューするのは相当厳しいです。
集客力や販売実績がそれなりにないとオーディションを受けても相手にしてくれません。
演奏能力や楽曲の完成度が高い…なんてことは20代後半だと当たり前になってきます。
しかし、メジャーデビューも音楽で食べていく一つの方法でしかありません。
- 音楽・楽器の先生
- 音楽ライター
- 演奏者
- 作曲家
音楽で食べていく職業には色んな選択肢があります。
まあ、どれも専業で食べていくのは大変ですけど(苦笑)。
そのため、次のパラレルワーカーという選択肢が今後活きてくるのではないかと思っています。
パラレルワーカーという道が今後はできそう
パラレルワーカーとは「複数の仕事を兼任して生計を建てている人」のこと。
- 正社員 + 仮歌シンガー
- 週3派遣社員 + 楽器の先生
- 音楽ブロガー + 作曲家
上記はほんの一例。組み合わせは無限にありそうです。
ボーカルだと正社員として働きながら、仮歌シンガーやっている人は既に結構いそうです。

最近ではココナラで「仮歌入れます」と出品する人が増えました。
僕自身も音楽ブログで収益を上げながら、他の音楽の仕事と兼任して生計を建てられないか模索してます。

音楽で食べていく…という選択肢はクラウドソーシングを通して、かなり柔軟な形になっています。
これまでの常識にとらわれず、自由な発想で自分の得意技を収益化していく力が重要になってくるでしょう。
無理なく続けられる形をとるべし
好きなことを継続して続けていれば、お金を稼げるようになる可能性は高いです。
今後は好きなことを追求している人の価値がどんどん高まっていきます。
20代後半になっても音楽のプロを目指すなら「無理なく続けられる形をとること」が必須。
20代後半になると社会的責任も増えていきます。
親も高齢になり、援助してもらっていたのが、援助しなくてはならない状況にもなります。
今、毎日の生活が苦しい状況であれば「無理なく続けるためにはどうするべきか?」を少し考えてみましょう。
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まとめ
- 20代後半からメジャーデビューは厳しい
- メジャーデビュー以外の道もたくさんある
- 20代後半になってプロを目指すなら「無理なく続けられる形」を作ろう
ぎたすけ
たけしゃん
最後にもう一つ言いたいこと。
世間一般で無理って言われていても、「やってみると普通にできる」ってパターンは思った以上に多いです。
正社員で働きながら音楽をやりこむことは一般的なイメージでは無理そうですが全然できます。
本人のマインドと行動力。そして職場環境次第。
僕は20代後半のうちに働きながらブログや音楽の副業にチャレンジしていればよかったなぁと後悔したクチです。
なので、20代後半で今後の生き方に悩んでいる方は常識にとらわれずにいろんな形にチャレンジしていただきたいです。