ライブを土日の昼間にやるって結構いいんだぜ

たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はアマチュアのライブする時間帯について。
アマチュアバンドや弾き語りすとのライブというと平日夜がお決まりパターン。

土日夜がいいけど、土日夜に出る人は集客が見込める演者だけ。
そして、ノルマだって高い。ブッキングライブだと土日夜は基本ない。

そこで、意外と穴場なのが土日の昼。
しかし、何故か土日の昼にライブやりたがる人って結構少ない。

そんなわけで、今日は土日の昼にライブをやるメリットを語る。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

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プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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1. お客さんのことを考えよう

まずは基本だけど意外と検討されていないこと。
呼ぶお客さんが来やすい日時にするということ。年代別に考えてみよう。

1-1. 10代~20代前半

学生が多い世代。
まず、未成年が客層のメインであるなら平日夜は避けるべき。

一応、未成年が23時以降に歩いていると補導される可能性がありますからね。
平日夜のライブって19時スタートで22時終了が多い。

大学生がメインの場合は正直なところ大して日時関係ない。
ただ、昼夜逆転生活を送っている人が多いので、土日の昼だと起きられなくて来れない人も多いから日夜を選択する方がよい。

1-2. 20代中盤以降

普通に考えると土日昼間のほうが来やすい。
平日は仕事で夜遅い人も多いし、次の日も仕事で22時までライブハウスにいるのは正直しんどい。

ただ、フリーターも多いので必ずしも土日休みの人ばかりではない。
自分の声かける人を意識して決めたほうが良い。

さすがに30代になるとサラリーマンがグッと増えるので土日昼にライブやったほうが見に来てくれるでしょう。

結婚している女性も平日夜より土日昼のほうが来てくれる。まあ、そりゃそうだ。

僕も平日の夜に見に行くの正直きつい。土日昼だと見に行きやすいもん。

 

2. 土日のライブについて

それでは土日のライブについて。
平日ライブと変わらないところも多いけど、変えているところもある。

土日の昼・夜共に触れていきます。

2-1. 土日の夜

大半のライブハウスで土日の夜は集客が見込めるアーティストのイベントが入っています。
セミプロやプロミュージシャンのワンマンライブとか。

ブッキングライブはさすがに入っていることが稀なので自身がイベントを実施して集客がある程度見込めるなら、土日の夜にライブをやるのもよいでしょう。

特に土曜の夜は大半の方にとって一番行きやすい時間帯になるので、中々競争が熾烈ですが枠を抑えられるなら良い時間帯。

ただ、ノルマもそれ相応に高いです。
チケット代を2,500円以上に設定して、会場キャパの7割以上は埋めないと赤字になるでしょう。

2-2. 土日の昼

土日の昼は平日夜と違い、ライブハウスも集客しやすいようにドリンク飲み放題にしたり、ランチセットみたいなプランを作っていることがあります。意外とお客さん視点で考えると平日夜よりよっぽどいい感じなんです。

ノルマも平日夜に比べて若干安かったりします。

そして、土日昼でライブをやろうと考えるとカフェでのライブも検討できます。

ただし、最近はSNS関連や個人で自主企画イベントをやる人が増えてきており、割とブッキングライブに開放されなくなってきました。

一番良い利用方法は自主企画イベントを持ち込んで土日昼間にやることですね。
ブッキングライブは正直イマイチです。

 

3. まとめ

  • 自身のお客さん視点で考えて来やすい時間を考えよう
  • 土日の夜は使いやすいけど人気アーティストが抑えていて利用が難しい
  • 土日の昼はノルマやサービス条件が平日より良い場合もあり、意外と使いやすい

バンドのライブっていうと平日夜がお決まりのようになっています。みなさんも呼ばれても平日夜に行くのは大変と感じないでしょうか?

顧客視点で考える。これ本当に大事ですよ。

ちなみに僕もセッションイベントを開催していますが、僕が主催者になる前は土曜日の夜開催でした。
時間的には17-23時。

僕が主催者を引き継いでからは11-16時に開催時間を変更しました。
これで、来場者数はかなり上がったと実感しています。来場者の年齢層も幅広くなりました。

特に主婦層の方々の参加が一気に増えた感じ。

アマチュアライブは平日夜という概念を持っている方は今すぐに捨てて、顧客視点に立って考え直しましょう。

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