アコギ向けマイク おすすめランキングベスト10。ギター録音に適したマイクの選び方を解説

C414XLIIでギターのレコーディングしているところ

ぎたすけ

アコギ用のマイクって普通の話したり、歌ったりするマイクとは違うの?

たけしゃん

同じものを使うこともあるけど、楽器向けに作られたマイクを使うことが多いね

本記事ではおすすめのアコギ向けのマイクをランキング形式で解説していきます。

ランキングの評価基準としている項目は下記の4点です。

音質
主に自宅でのレコーディング・配信に使うマイクとして音質を「スペック面」「筆者が使ってみた主観」の2軸で評価しています
使い勝手
マイキングのしやすさ、活用範囲の広さを筆者の主観で評価しています
コスパ
製品の価格と音質・品質のバランスを58本のマイクと比較して評価しています
総合評価
音質・品質・コスパの3点を合わせて総合的な評価をしています

たけしゃん

紹介しているマイクは全て実機を自身で使用して比較・検討しています!

本記事ではライブハウスなどではなく、主に自宅でのライブ配信・DTMでの利用を想定して評価しています。

先に僕の結論を言うと、以下の通りです。

製品特徴
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ボーカル・アコギ兼用可
ライブハウスでも使える
ダイナミックマイク
AKG P170
P170
楽器特化のマイク
低価格で音が良い
コンデンサーマイク
AT4040の正面画像
AT4040
ボーカル・アコギ兼用可
音質が良い定番マイク
コンデンサーマイク

そして、ランキング結果は以下の通りです。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG P170
P170
AT4040の正面画像
AT4040
AKG C451B
C451B
C214の正面写真
C214
AKG C414-xlii
C414 XLII
ギターにATM350GLを取り付けした写真
ATM350GL
AT2020
AT2020
タイピンクリップにPRO70をつけた
PRO70
SHURE SM57
SM57
タイプダイナミックコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性スーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド9種類
切替可能
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド
音質
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
使い勝手
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
コスパ
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
実売価格約14,000円 約10,000円 約32,000円約32,000円約32,000円約121,000円約42,000円約11,000円約14,000円約11,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

まずはアコギの録音に適したマイクの種類、選び方を解説していきます。

僕は弾き語りメインですが、職業作家さんから頼まれてアコギ録音の仕事も結構やってました。

そのときの経験も踏まえて、色々と解説していきます。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
プロフィール詳細お問い合わせ

アコギ向けのマイクとは

C414XLIIでギターのレコーディングしているところ
アコギ録音で定番のAKG C414 XLII

テーマとしては「アコギ向けのマイク」と用途を絞ってますが、実際はアコギ専門のマイクというのはありません。

基本的には楽器録音の用途で作られたマイクを使って録音します。

その楽器録音用のマイクも色々あって、選ぶポイントや知っておくべきことは以下の通りです。

それぞれの項目を理解してから、ランキング記事を見てもらえると自分に合ったマイクを探しやすいです。

マイクのタイプ

コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
コンデンサー
ダイナミックマイク
  • 音の解像度は高い
  • 衝撃や湿度に弱い
  • ハウリングにやや弱い
  • ファンタム電源が必要
  • 定番モデルで2~3万円程度
  • 音の解像度は普通
  • 衝撃や湿度に強い
  • ハウリングに強い
  • ファンタム電源不要
  • 定番モデルで1~2万円程度

楽器用マイクはコンデンサーマイクとダイナミックマイクに分かれます。

ライブハウスなどのライブステージで主に使われるのはダイナミックマイクです。

SM57の斜めからとった写真
どこのライブハウスにもあるSHURE SM57

ダイナミックマイクは頑丈で環境変化にも強いです。

一方でコンデンサーマイクと比べると、音の解像度は劣ります。

対して、コンデンサーマイクは音の解像度が高いですが、取り扱いはデリケートなマイクです。

AKG C451B
楽器レコーディングで定番のAKG C451B

自宅でのレコーディングやライブ配信で使う人はコンデンサーマイクをおすすめします。

逆にライブハウスやスタジオでの利用と自宅でのライブ配信を兼用したいならダイナミックマイクが良いですね。

マイクの形状

形状特徴
SHURE BETA57A
ハンドヘルド
ハンドマイクでも使える
楽器の音をタイトに狙える
AKG P170
ペンシル
ピンポイントに音を狙える
小さくて軽いので設置が楽
C214の正面写真
ラージダイアフラム
音の感度が高い
ピンポイントでは狙い辛い

楽器録音で用いられるマイクの形状は主に上記3種類です。

ライブハウスやスタジオで一般的なのはハンドヘルド型のダイナミックマイクです。

SHURE BETA57A
SHURE BETA57A-X

有名な製品はSHURE BETA57A-XやSM57ですね。

楽器用に作られたマイクですが、ボーカルマイクで使う人もいます。色んな用途で万能に使えるのが強みですね。

続いてはペンシル型です。スティック型とも呼ばれてます。

ペンシル型はコンデンサーマイクで、スモールダイアフラムという小型のダイアフラムが内蔵されています。

AKG P170
AKG P170

ペンシル型は細くて小さいので、楽器の音をピンポイントで狙えます。

また、スモールダイアフラムは感度がやや低い代わりに高い音圧に耐えられるので、ドラムなどの大音量楽器に使われます。

AKG P170

そして、音の立ち上がりが早いのでアコギやドラムのハイハットなど刻み系の楽器の収録に強いのが特徴です。

3つめはコンデンサーマイクで一般的なラージダイアフラムです。

C214の正面写真
AKG C214

ラージダイアフラムはマイクの感度が高く、繊細で解像度の高い音が録れます。

一方でスモールダイアフラムと比べると音の立ち上がりはやや遅く、周波数特性も狭めに設定されています。

アコギ録音においては曲によって、ペンシルとラージダイアフラムを使い分けたり、2本立てたりもします。

ケースバイケースですが、シチュエーション別で考えると下記のような使い分けが良いですね。

形状向いてる人の例
SHURE BETA57A
ハンドヘルド
ライブハウスと
自宅配信の兼用
AKG P170
ペンシル
楽器担当で歌わない
カッティングや打音を多用
C214の正面写真
ラージダイアフラム
ボーカルとアコギ兼用
フィンガースタイル中心

シンガーソングライターで自宅録音用にマイクを買う人は、ボーカルと兼用できるラージダイアフラムをおすすめします。

ペンシルを検討するのは2本目を買うときが良いですね。

楽器はステレオ録音が多い

AT2020とSM57の2本でアコギを録音しているところ

楽器の録音はマイクを2本以上立てて、ステレオ録音することが多いです。

ステレオでLRに振り分けることで、音の広がりを作れる上にボーカルの入るスペースを空けられるからです。

たけしゃん

レコーディングスタジオだと3本とか4本立てることも普通にありますね
補足

上記の理由から楽器用マイクは2本入りのステレオペアセットを用意している製品が多い

サンプルを用意したので試しに聞いてみてください。

C451Bでレコーディングしているところ
AKG C451Bでモノラル録音
AKG C214とC451B
C214とC451Bでステレオ録音

ヘッドホンやイヤホンで聴き比べると、2本録りのほうが左右に音が広がっているのが分かると思います。

ギターが左右に広がっているほうが歌が際立って聞こえます。

なお、アコギ録音を仕事として受ける人はステレオ録音を依頼されることが非常に多いので、マイクは2本以上持っていたほうが良いです。

一方で趣味でやる分にはマイク1本のモノラル録音で十分です。

僕もYouTubeにあげているカバー動画はモノラルで録ってます。

聞いてもわかる通りでモノラルでも、全く問題ありません。

シビアに音の配置や広がりを調整する際にステレオのほうが良いというだけですね。

なお、ステレオで使う2本のマイクですが、それぞれ違うマイクを使う人が多いです。

たけしゃん

僕は仮歌とアコギ録音を同時に受けていて、ラージダイアフラムとBETA57A-Xの2本で両方こなしてました

もちろん、同じマイクを2本立てても問題ありません。

シンガーソングライターの方は

  1. ボーカル録音と兼用するラージダイアフラム
  2. ライブハウスでも使えるダイナミックマイク

この2本構成が一番コスパもよくて、使い勝手も良いかなと思います。

ギタリストの方なら、ペンシル×2が予算的にも楽で使い勝手良さそうですね。

audio technica AT2020
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アコギ録音向けマイク おすすめランキング

BETA57でレコーディングしてるところ

それでは、アコギ録音向けのマイクをランキング形式で解説していきます。

個人的なおすすめは下記の3本です。

製品特徴
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ボーカル・アコギ兼用可
ライブハウスでも使える
ダイナミックマイク
AKG P170
P170
楽器特化のマイク
低価格で音が良い
コンデンサーマイク
AT4040の正面画像
AT4040
ボーカル・アコギ兼用可
音質が良い定番マイク
コンデンサーマイク

BETA57A-Xは2本目として、おすすめしたいマイクですね。

自宅での録音・配信用で1本目に買うマイクとしてはAT4040が安定です。

続いて、ランキングを一覧化した表がこちら。

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG P170
P170
AT4040の正面画像
AT4040
AKG C451B
C451B
C214の正面写真
C214
AKG C414-xlii
C414 XLII
ギターにATM350GLを取り付けした写真
ATM350GL
AT2020
AT2020
タイピンクリップにPRO70をつけた
PRO70
SHURE SM57
SM57
タイプダイナミックコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性スーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド9種類
切替可能
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド
音質
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
使い勝手
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
コスパ
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
実売価格約14,000円 約10,000円 約32,000円約32,000円約32,000円約121,000円約42,000円約11,000円約14,000円約11,000円
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買う人のパートだったり、用途によって最適解は変わるので、そのへんは各アイテムの解説で触れるようにします。

audio technica AT2020
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1位 SHURE BETA57A-X

SHURE BETA57A
型番について

BETA57とBETA57A-Xは型番変更があっただけで同じ製品です。

BETA57A-Xの評価
音質
 (4)
使い勝手
 (5)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性スーパーカーディオイド
感度−51 dBV/Pa (2.8 mV)
実売価格約14,000円

1位はライブでの楽器用マイク、ボーカルマイクとして定番のSHURE BETA57A-Xです。

BETA57A-Xを1位にした理由は何といっても使える場面の多さですね。

僕自身も下記の用途で利用しています。

  1. ライブハウス・スタジオでのボーカルマイク
  2. ライブハウス・スタジオでのアコギ用マイク
  3. 自宅からのライブ配信でのアコギ用マイク
  4. 自宅のアコギ録りでの2本目のマイク

1本で使える場面がものすごく多いです。

一方で自宅での録音・配信用としてはメインで使うには物足りない感はあります。

BETA57Aをマイキングしてるところ

既にコンデンサーマイクを1本持っている人が2本目として買うのにちょうどいいマイクです。

とはいえ、BETA57A-Xだけでレコーディングしても良い音では録れます。

実際にボーカル、アコギを別々にBETA57A-Xで録った動画がこちら。

BETA57A-Xだけでも、十分良い音で録れます。

同じSHUREのSM57と比較して感度が高め(-51dB)なので、安いオーディオインターフェイスでも音量はちゃんと確保できるところも良いです。

BETA57A-Xは色んな用途で平均点以上なので、1本持っておいて損はないマイクですね。

2位 AKG P170

AKG P170
P170の評価
音質
 (4)
使い勝手
 (4.5)
コスパ
 (4.5)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−36.5 dB (re 1V/Pa)
実売価格約10,000円

アコギ録音では定番のマイクメーカーAKGのペンシル型マイク P170です。

1万円程度で買える、宅録向けに作られた低価格のコンデンサーマイクですね。

P170は高音が強めで音の立ち上がりが早いです。

ストロークの音を録ると、シャリっとしていて勢いよくが音が入ってきます。

実際にP170でアコギを録音した動画がこちら。

補足

ボーカルはAKG P420で録ってます

1万円にしてはかなりいい感じの音質ですね。

本体には-20dBのPADスイッチがついており、ギターアンプなど大音量録音のマイクにも使えます。

AKG P170 PADスイッチ

手ごろな価格でペンシルマイクが欲しい人にはうってつけの製品です。

ステレオ用に2本買っても、2万円なのでアコースティックギターの録音を中心にやってる方には非常に強い味方です。

3位 audio technica AT4040

AT4040の正面画像
AT4040の評価
音質
 (4.5)
使い勝手
 (4)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−32 dB (-25.1mV)
実売価格約32,000円

フラットな特性でボーカルから楽器まで使いやすいaudio technica AT4040です。

ラージダイアフラムでDTMでは定番の人気モデルですね。

クリアでクセのない音質なので、色んな用途で万能に使えるマイクです。

実際にAT4040でボーカルとアコギを別々に録った動画がこちら。

ストロークの音が粒立ち良くて、聞いていて心地良いですね。

僕はボーカル録りにおいては5位のAKG C214のほうが好きですが、アコギ録りはフラットで原音そのままのAT4040のほうが好きです。

AT8700JでAT4040を取り付けした様子

AT4040はボーカル録りとアコギ録りを兼用するマイクとして、非常に優秀です。

万能でボーカル相性も出にくいので、色んな音を録るDTMerさんで使っている人も多いですね。

自宅でのアコギ録音、ライブ配信用途で買うマイクとしては間違いない製品です。

4位 AKG C451B

AKG C451B
C451Bの評価
音質
 (5)
使い勝手
 (4.5)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−41 dB (re 1V/Pa)
実売価格約32,000円

楽器レコーディング用のマイクとして世界的に有名なAKG C451Bです。

アコースティックギター、ドラムのハイハットなど立ち上がりが鋭い音の収録によく使われています。

C451Bは煌びやかで粒立ちの良い音が録れるので、アコギ録音にはとてもいいですね。

P170と比べても、音がリッチに感じられます。実際にC451Bでアコギ録りした動画がこちら。

補足

ボーカルはAKG C214で録ってます

マイク本体は小さくて軽いので、楽器の音をピンポイントで狙いやすいです。

C451Bをマイクスタンドに取り付けした

また、本体にPADとローカットフィルターがついているので、アコギ以外でも色んな楽器の収録で使えます。

AKG C451BのPADとローカットフィルター

さすがにレコーディングスタジオで定番のマイクだけあって、音質も使い勝手も良いですね。

2位のP170と迷う人が多いかなと思うので、音質を比較してみましょう。

AKG C451B

AKG C451B

AKG P170

AKG P170

聴き比べてみると、C451Bのほうが高音域が煌びやかで1音ずつの粒までしっかり聴こえる印象を受けます。

一方でそこまで大きな差でもないので、P170を2本買うほうがコスパ的には良いかなとも感じますね。

このへんは他に手持ちのマイクがあるのか、予算がいくらなのかで選択肢を変えましょう。

5位 AKG C214

C214の正面写真
C214の評価
音質
 (4.5)
使い勝手
 (4)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4.5)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−34 dB (re 1V/Pa)
実売価格約32,000円

DTMなど宅録で人気の高いラージダイアフラムのコンデンサーマイク AKG C214です。

中高音がブーストされており、ボーカル録り、アコギ録りに適した仕様になっています。

C214はレコーディングスタジオでアコギ録音によく使われる、AKG C414 XLIIと同じダイアフラムが使われています。

実際にC214でボーカル、アコギのそれぞれを録った動画はこちら。

音は煌びやかで、高音がキラキラしています。

3位のAT4040と比べると、クセはあるので好みはありそうですが、好きな人は多いと思います。

たけしゃん

僕はボーカル録りはC214、アコギ録りはAT4040が好みですね

ラージダイアフラムの中では小さくて軽いので、自宅での使い回しが楽なのも良いですね。

6位 AKG C414 XLII

AKG C414-xlii
C414 XLIIの評価
音質
 (5)
使い勝手
 (4.5)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性9種類から切替可能
感度−33 dB (re 1V/Pa)
実売価格約121,000円

レコーディングスタジオでアコギ録りでもよくつかわれている AKG C414 XLIIです。

秦基博さんもプライベートstudioでアコギ録りに使っています。

C214と同じダイアフラムですが、音は結構違っており、C414 XLIIはほどほどに煌びやかで上品な音です。

実際にC414 XLIIでボーカルとアコギを別々に録った動画がこちら。

ボーカルもアコギも申し分ないですね。すごく好みの音です。

一方で12万円程度するので、自宅で使うマイクとしては気軽に買えるレベルではないですね。

そんな理由から、本記事のランキングでも6位にしています。

アコギ録音の仕事をバリバリ受けていく人は購入検討してみたらいいでしょう。

プロフィールの使用機材にC414 XLIIが載っていれば、それだけで信用度も上がります。

補足

型番の後ろにY4がついているものはヒビノ取扱いの4年保証品。Y4がないものはサウンドハウス取扱いの3年保証品で製品自体は一緒です

7位 audio technica ATM350GL

ATM350GLを取り付けしたところ
ATM350GLの評価
音質
 (4.5)
使い勝手
 (3.5)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−33 dB (re 1V/Pa)
実売価格約42,000円

ギターに直接取付けるタイプのアイデア製品、audio technica ATM350GLです。

カーディオイドのコンデンサーマイクを簡単に着脱できるようになっています。

ATM350GL 一式
ATM350GLのマイクケーブルとパワーモジュールを接続
ATM350GLをギター上部に取付

取付可能なギターはボディの厚みが90~135mmのものです。

通常のギターは問題なく取付できますが、リトルマーチンなどのミニギターは取付できません。

ATM350GLの取り付け可能幅
通常のギターは95mm~100m程度

マイク部分はグースネックになっており、グネグネとマイク位置を調整できるようになっています。

ATM350GLのグースネック

マイクの音質はaudio technicaだけあって、フラットな特性で良質です。

実際にATM350GLでアコギを録った動画がこちら。

マイキングがポイントで、右手の邪魔にならない位置でバランス良い出音の場所を探しましょう。

アコギに穴を開けたくないけど、ライブで動きながら演奏したい人にはすごく良い製品ですよね。

ライブ配信でもマイクスタンド不要で使えるので便利ですね。

8位 audio technica AT2020

AT2020
AT2020の評価
音質
 (4)
使い勝手
 (4)
コスパ
 (4)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−37 dB (re 1V/Pa)
実売価格約11,000円

1万円のラージダイアフラムで人気のaudio technica AT2020です。

低価格コンデンサーマイクのベストセラー製品ですね。

音質はやはりaudio technicaらしく、フラットでボーカル録り、アコギ録り両方で使いやすいです。

AT2020でボーカル、アコギをそれぞれ録った動画がこちら。

1万円であることをかんがえると、十分な音質です。

また、AT2020は安いわりに品質もよく、耐久性も高いマイクです。

audio technica AT2020をマイクアームに取付した2

低予算でボーカル、アコギの両方で使えるラージダイアフラムマイクが欲しい方には本命になるマイクです。

9位 audio technica PRO70

タイピンクリップにPRO70をつけた
PRO70の評価
音質
 (4)
使い勝手
 (3.5)
コスパ
 (3.5)
総合評価
 (4)
項目機能・スペック

タイプ
コンデンサー
指向性カーディオイド
感度−45 dB (re 1V/Pa)
実売価格約14,000円

アコギに取付可能なラべリアタイプのコンデンサーマイク audio technica PRO70です。

アコギ以外でもシャツなどに取付してピンマイクとして使うことも可能です。

audio technica Pro70のピンマイク

アコギに取付できるギターアダプタも付属しており、サウンドホールに取付できます。

PRO70をアコギに取付したところ

取付位置は多少調整できますが、調整幅が狭いのでどうしても低音は強くなりがちです。

実際にアコギの音をPRO70で録った動画がこちら。

ラべリアマイクにしては相当高音質ですね。

もちろん、ピンマイクとしても高音質なのでアコギ録音からテレワークでのピンマイクなど用途は幅広く使えます。

ただし、ちゃんとしたコンデンサーマイクなので電源供給やXLR接続するために付属のアダプタを経由します。

audio technica PRO70

このアダプタはベルトに着けられるようになってますが、ちょっと不便ではありますね。

audio technica PRO70のアダプタ

あまり、認知度は高くないですが、使い道は色々ありそうで便利な製品だなと思いました。

10位 SHURE SM57

SM57の斜めからとった写真
SM57の評価
音質
 (3.5)
使い勝手
 (4.5)
コスパ
 (4)
総合評価
 (3.5)
項目機能・スペック

タイプ
ダイナミック
指向性カーディオイド
感度−54.5 dB (re 1V/Pa)
実売価格約11,000円

10位はどこのライブハウスにも置いてある業界標準の楽器用マイク、SHURE SM57です。

頑丈で環境変化に強く、ライブステージでは安心感あるマイクです。

レコーディングでも2本目のマイクとして使われていることが結構多いですね。

ギターアンプ用のマイクとしても定番なので、ギタリストの方なら持っておいて損はないマイクです。

THR30ⅡA WirelessをSM57で録ってるところ

実際にSM57でボーカル、アコギを録った動画がこちら。

シンプルで原音に近い録り音です。

SM57 1本だけだと、ちょっと物足りないかな…と感じちゃうので、やはり2本で録りたいところですね。

あと、気を付けたほうが良い点が感度の低さです。

-54.5dBと大分低めなので、安いオーディオインターフェイスだとツマミフルテンにしても音量が足りません。

補足

安いオーディオインターフェイスはマイクプリの性能が弱めでGAINが低い

ストローク録りは割と大丈夫ですが、アルペジオはかなり辛いです。

なので、数万円程度のオーディオインターフェイスを使う場合は感度高めのBETA57A-Xにすることをおすすめします。

audio technica AT2020
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アコギ向けマイクのまとめ

順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
製品名SHURE BETA57A
BETA57A-X
AKG P170
P170
AT4040の正面画像
AT4040
AKG C451B
C451B
C214の正面写真
C214
AKG C414-xlii
C414 XLII
ギターにATM350GLを取り付けした写真
ATM350GL
AT2020
AT2020
タイピンクリップにPRO70をつけた
PRO70
SHURE SM57
SM57
タイプダイナミックコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーコンデンサーダイナミック
指向性スーパー
カーディオイド
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド9種類
切替可能
カーディオイドカーディオイドカーディオイドカーディオイド
音質
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
使い勝手
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
コスパ
(4 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
総合評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
実売価格約14,000円 約10,000円 約32,000円約32,000円約32,000円約121,000円約42,000円約11,000円約14,000円約11,000円
解説詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
  • アコギ録音用のマイクは普通の楽器用のマイクを用いる
  • 主にハンドヘルド、ペンシル、ラージダイアフラムの3種がある
  • アコギ録りは2本以上でステレオ録音することが多い

ぎたすけ

アコギ用マイクって思ったよりバリエーション豊富なんだな。ギターにつけるやつとかもあったし

たけしゃん

そうなんだよ。意外と知られてないけど、色んなのあって面白いよね

アコギ向けのマイクの解説でしたー。

改めて、僕のおすすめの3本です。

製品特徴
SHURE BETA57A
BETA57A-X
ボーカル・アコギ兼用可
ライブハウスでも使える
ダイナミックマイク
AKG P170
P170
楽器特化のマイク
低価格で音が良い
コンデンサーマイク
AT4040の正面画像
AT4040
ボーカル・アコギ兼用可
音質が良い定番マイク
コンデンサーマイク

シンガーソングライターの方なら「AT4040」「BETA57A-X」の2本でほぼ何でも対応できるはずです。

ぜひ、自宅でのアコギ録音の環境を充実させてください!

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