E♭sus4(D#sus4)コードの押さえ方

E♭sus4のギターコードフォーム 2種類

パターン①

パターン②

E♭sus4の主なコードフォームは上記2種類。

アコギだとパターン②はカッタウェイがないとそもそも弾けないので、ほぼパターン①です。

ギターでE♭sus4を押さえているところ

ちなみにアコギ弾き語りでE♭sus4を使うケースは最後のサビでの半音上転調パターンが大半です。

DメジャーキーからE♭メジャーキーに転調することで、E♭とE♭sus4が登場するようになるわけです。

代表的な楽曲ではback numberの花束などがあります。

花束/back number(YouTube)

アコギ弾き語りだと、最後のサビの半音転調は割と悩みどころでカポタスト移動して対応したりもします。

ですが、男性曲のDメジャーキーは音域的にカポなしスタートの曲が割と多いので、転調後もそのまま対応することが多いです。

なので、E♭やE♭sus4は押さえられるようにしておきましょう。

また、E♭sus4を使う場面は基本的にE♭sus4→E♭というコード進行です。

E♭sus4→E♭のギターコードフォーム

小指の移動だけで済みますが、慣れていないと小指がスムーズに動かないので、しっかり練習するようにしましょう。

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この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

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プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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E♭sus4の構成音

E♭sus4の構成音とコードフォーム

E♭はミ♭・ラ♭・シ♭の音で構成されるコードです。

多くはE♭の前に置かれて、E♭の装飾音的な使い方をします。

ちなみにコードの表記をE♭sus4かD#sus4かで迷いますが、基本的にはE♭sus4です。D#sus4と表記することはあまりないと思います。

理由はダイアトニックスケールの性質上、五線譜に表記する際にD#sus4だと無駄に臨時記号が増えるためです。

補足

上昇系のコード進行などでパッシング的に使われる場合は例外的にD#sus4と記載されることもある

そのため、E♭sus4という表記でパッとコードフォームが頭に出てくるように慣れましょう。

D#(E♭)ルートのコード解説記事一覧
E♭ E♭6 E♭7 E♭maj7
D#m D#m6 D#m7 E♭mM7
D#m7-5 D#dim E♭sus4 D#7sus4
E♭add9 E♭aug D#9 D#m9
D#7(♭9) D#7(#9) E♭maj9 D#7(#11)
D#7(13) D#7(-13)    
sus4のコード解説記事一覧
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Esus4 Fsus4 G♭sus4 Gsus4
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