ディグリーネームを覚えよう!コード進行を理解するのに必須の知識

ディグリーネームの解説

ぎたすけ

ディグリーネーム?音楽理論って英語の用語ばっかりで困るな

たけしゃん

たしかに…。ディグリーネームも仕組みを覚えちゃえばなんてことはないよ

本記事ではディグリーネームの仕組みを解説していきますが、「音楽のキー」について理解をしていないとディグリーネームはわかりません。

そのため、「音楽のキー」について理解が怪しい…という方は先に下記の記事を参照ください。

音楽のキーについて理解しよう!

音楽におけるキーについて解説した図解音楽のキーについて理解しよう!

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ディグリーネーム

ディグリーネームの解説

ディグリーネームとはキーをもとに作られるスケールを数字の度数で表記したものです。

上図はC(ド)を起点に作られる、Cメジャースケールですが、CをⅠとして7つの音に数字をつけています。

ぎたすけ

別にドレミとかABCの表記でいいじゃん。なんでわざわざ度数表記にすんの?

たけしゃん

それはキーが変わっても音やコードの流れを同じように掴むためだよ。ディグリーネームだとこんなメリットがあるんだよ
ディグリーネームで覚えるメリット
  • キーに関係なく音の流れを把握できる
  • 転調、移調しても同じ音の流れを再現できる
  • コード進行のパターンを把握しやすい

何といっても、ディグリーネームで覚えるメリットはキーに関係なく音の流れを把握できることですね。

キーはメジャーキーだけでも12種類も存在します。

12種類のメジャースケールを一覧化した表

しかし、どのキーも音の起点が変わるだけで並べ方は一緒なんですよね。

メジャーキーであれば、全部メジャースケールの「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という間隔で構成されています。

メジャースケールの構成ルールをピアノの鍵盤で説明したもの

※Cメジャースケールをピアノ鍵盤で並べた

だから、最後のサビで半音上や全音上に転調しても、コードの流れやメロディーラインは変わらないわけですね。

つまり、ディグリーネームで覚えたコード進行はキーが変わっても使いまわせるわけです。

そんなわけで、音楽理論でコード進行を説明する際はもっぱらディグリーネームです。

コードネームで解説すると、キーが変わるたびにコードも全部入れ替えないといけないので説明がわかりづらくなりますしね。

 

コードネームとディグリーネーム

コードをディグリーネームに置き換えるときのルールを説明した画像

コードネームをディグリーネームに置き換える際は頭文字のアルファベットがそのキーで該当する度数に変わります。

あとのmや7といった数字はそのまま表記すればOKです。

下図はキーを構成するメジャースケールから作り出させるダイアトニックコードと言われるものです。

ダイアトニックの3和音と4和音を説明した図

上図では度数は3和音のときのものが記載されていますね。

また、キーが変わると各コードの度数は変化します。

例えば、上図はCメジャーキーなのでCがⅠとなっていますが、Fメジャーキーの場合はCはⅤになります。

Fメジャーキーのダイアトニックコード一覧

コードネームで考えるとキーによって度数が変わり、役割も変わってしまいます。

ディグリーネームで考えるとキーに左右されることなく、度数と役割を固定化して考えられるわけですね。

特にギター弾き語りの場合はカポタストを使って、演奏キーを変化させます。

カポタストを4Fにつけて演奏している画像

そのため、コード進行を分析する際はディグリーネームを用いて、キーに左右されずに考えられるようになることが重要です。

 

ディグリーネーム まとめ

ディグリーネームの解説
  • ディグリーネームとはスケールを度数で表記したもの
  • ディグリーネームを使うとキーに左右されることなく音の流れを把握できる
  • 音楽理論を学ぶ際にはディグリーネームを用いて説明されることが多い

ぎたすけ

なるほど。全然違う曲に聞こえてディグリーネームで分析すると一緒だった…みたいなこともあり得るんだな

たけしゃん

それ、すごくよくあることなんだよ。曲をディグリーネームで見てみると色んなことに気付けるよ

ディグリーネームの解説でした!

ディグリーネームで理解できると、コード進行の理解が深まるし、応用も利くようになりますね。

弾き語りすとLABOの音楽理論講座でもCメジャーキー&ディグリーネームという2段構えで解説するようにしています。

理論講座を読み進めていくうちにディグリーネームにもなれるはずなので、少しずつ覚えるようにしましょう。

音楽理論講座 一覧

第1章 音や楽譜の読み方を覚えよう

第2章 キーやスケールを理解しよう

第3章 コード進行のバリエーション

第4章 ノンダイアトニックコードの導入

第5章 応用的な音楽理論の活用

音楽理論に関するコラム