チェストボイスの出し方。地声を鍛える方法を練習音源付きで解説

チェストボイス 男性・女性の音域

ぎたすけ

チェストボイスって要は地声ってことでいいの?

たけしゃん

そうだよ。チェストボイスは発声の基礎になるものだから、ちゃんと練習したほうが良いね

弾き語りすとLABO ボイトレ講座。今回はチェストボイスです。

チェストボイスはいわゆる地声のことですが、地声は発声の土台になるものです。

ボイトレにおいては高音トレーニングが多くなりがちですが、地声のトレーニングは非常に重要なんですよね。

記事内では練習用の伴奏音源も付けているので、日ごろの練習に活用ください!

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この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
そのほか雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、IPC VOICE STUDIOの公認ボイストレーナーの資格を持っています。
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チェストボイスとは

チェストボイス 男性・女性の音域

サンプル音

チェストボイスは胸に響かせる声のことで、地声と呼ばれることも多いです。

声帯は左右の筋肉層まで振動し、低音域~中音域をカバーする声区です。

チェストボイスを出しているときの声帯の振動

声帯はたるませて、振動する体積を広くとるので張りのある声になりやすいのが特徴です。

基本となるチェストボイスが弱いと、ミックスボイスや裏声も安定しません。

軽視されがちですが、チェストボイスで張りのある音を出せるように練習するのは非常に重要なことなんですよね。

たけしゃん

高音のお悩みでもチェストボイスの練習が有効なことは割とよくありますね
 

チェストボイスを練習しよう

ゼンハイザー e935

それでは、実際にチェストボイスを練習していきましょう。

チェストボイスの練習メニューはその人の声の状態によって、やることが変わります。

本記事では、その中でもよく使う練習メニューの音源を用意したので、一緒にやってみましょう。

地声の4度トレーニング

チェストボイスの練習譜例

まずは4度の音程を往復する、トレーニングをやりましょう。

このトレーニングでは以下のような効果を期待できます。

  • 地声の声量増加
  • 声の響きを高める
  • 声帯の緊張を緩和
  • 音程のコントロール

少ない息で声を響かせる意識をもって、練習しましょう。

言葉は「Mah(マァー)」で発音していきます。

男性用 伴奏

女性用 伴奏

音程がちゃんと合うように伴奏音源をしっかり聞いて、発声練習しましょう。

「Mah」の次はハミングで同じように練習しましょう。

ハミングでの発声方法

ハミングだと、「Mah」よりは4度の音程を正確に取るのが難しいです。

徐々に精度を高められるように意識して練習しましょう。

男性用 伴奏

女性用 伴奏

それぞれの音源を1日1回やるだけでも、続けていると効果が出てきます。

焦らずに地道にやりましょう。

声帯の開閉トレーニング

声帯が閉じた状態と開いた状態

続いてはチェストボイスで声帯を開閉するトレーニングです。

声帯が開いている状態だと、かすれた声になります。

声帯が閉じている状態だと張りのある声になります。

この2つの声を交互に切り替えます。

伴奏音源を切りながら「Hah(ハー)」と発声しながら、下記の順番で切替の練習をしましょう。

  1. 張りのある声
  2. かすれた声
  3. 張りのある声

男性用 伴奏音源

女性用 伴奏音源

実際の歌唱では、かすれた声と張りのある声を使い分けます。

しかも、使い分ける例は「語尾だけかすれた声」など細かいので、切替がスムーズにできるように練習しましょう。

たけしゃん

ヒゲダンの藤原さんは語尾だけ、かすれた声使うことが多いので参考に聞いてみてください

また、かすれた声と張りのある声の練習はどちらも極端に寄せて大丈夫です。

かすれた声と張りのある声でダイナミクスを作れるようになると、チェストボイスの安定感もグッと上がります。

 

チェストボイス まとめ

チェストボイス 男性・女性の音域
  • 地声とも呼ばれる低音域~中音域を担当する声区
  • 声帯は左右の筋肉層まで振動する
  • 発声の土台になるので、しっかり安定させるべし

ぎたすけ

確かに高音ばかり意識していて、低音域って練習しないよな

たけしゃん

そうなんだよね。でもチェストボイスが安定していないと全部安定しないから大事なんだよね

チェストボイスについての解説でした!

チェストボイスを練習すると、自然と喋り声も安定して通るようになります。

歌と普段の声と両方を一緒に鍛えられるので、ぜひ少しずつでも取り組んでみてください。

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