C7 コードの押さえ方。ギターで使う色んなコードフォームを解説

C7でよく使うコードフォーム

ぎたすけ

C7っていかにもブルース!って感じのギターコードだよな

たけしゃん

まあ、使う場面によるけどね

コードフォームによって音色結構違うから、色んなフォームを覚えておくのも大事なコードだね

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たけしゃん

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ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
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C7 コードの押さえ方

C7コードの説明

C7コードの音

ブルースっぽい響きで初心者が覚えるギターコードとして登場するのがC7。

AメロとBメロの繋ぎなどに登場します。

指を4本使って押弦するコードで1つの弦に1つの指を使うため、キレイに鳴らすこと自体は割と簡単。

一方で指4本使うので、コードチェンジに苦戦しがちです。

C7を押さえているところ

C7を押さえるポイントは指をしっかり立てて押さえることです。

指を立てるのは全コードで重要なことですが、指4本使うコードでは特に大事です。

指をしっかり立てないと、他の弦に指が触れてしまってキレイになりません。

また、C7は瞬時に押さえるのが難しいです。

指の形を体に覚えさせて、瞬時にC7を構えられるようになるまで時間をかけて練習しましょう。

C7は6弦は鳴らさないため、ピッキングする際は6弦は弾かないようにしましょう。

ジャカジャカ弾く場合はどうしても鳴ってしまうので、親指で6弦に軽く触れてミュートすると良いでしょう。

C7を押さえるときに親指で6弦をミュートする

C7の押さえ方解説は以上です。

C7はキレイに鳴らすのは比較的簡単で、瞬時に押さえられるようになるまで時間がかかります。

指がコードフォームの形を覚えるには日数がかかるので、毎日少しずつ練習を重ねるのが効果的です。

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ぎたすけ

キレイに鳴らすのは比較的簡単っていうけど、指がこんがらがって難しいぞ

たけしゃん

指をキレイに折り畳まないと狭くなっちゃったりするしね

やってるうちに慣れるから、根気よくやるのが大事だよ

次章からは中級者向けにC7コードの様々なフォーム解説や楽曲内での使われ方について解説をしていきます。

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C7コードの色んなフォームパターン

C7でよく使うコードフォーム

パターン①

パターン②

パターン③

C7でよく使うコードフォームは主に上記の3パターン。

基本は前後のコード進行からパターン①とパターン②を使い分ける感じですね。

音色的にはパターン②が一番使いやすくて無難かなという印象です。

僕もとっさに選択するときはパターン②を選ぶことが多いです。

ここからはコード進行を絡めて、実際にどんな感じの使われ方をしてフォーム選択するのかを少し解説していきます。

C→C7→FM7

C7コードのよくあるコード進行

Aメロ→Bメロの繋ぎなどでよく登場するパターンで、セカンダリードミナントを使った定番のコード進行。

この進行だとコードチェンジのしやすさからも、パターン①を選択することが多いです。

弾き語りなどのアコースティックな楽曲でも頻繁に出てくるので、この流れは練習しておきましょう。

Gm7→C7

C7のよくあるコード進行

2つめのコード進行はセカンダリードミナントを使ったツーファイブ進行。

このパターンの場合はGm7からのコードチェンジが楽なバレーコードのC7を選択するのがベターです。

この「Gm7→C7」の流れはヒット曲で多用されていて、黄金パターン的なところがあります。

こんな感じで、アコギで演奏するポップス曲だとC7はセカンダリードミナントとして登場することが多いです。

セカンダリードミナント
他の調のドミナントコードを借用したコードのこと

たけしゃん

ここで、言葉の意味を完全に理解する必要はありません

まずはこの響きに慣れることが重要です!

最後に雰囲気が異なるパターンも紹介していきます。

ブルース調なコード進行

C7を使ったブルース調アレンジ

補足
サンプルの演奏音はGm7→D#7→C7→D#7→D7→Gm7です

C7を平行移動させて、セブンスコード主体で繋ぐブルース調アレンジです。

フレットを平行移動させるだけで色んなキーになるので、このパターンを覚えておくと便利ですね。

アコギでのブルース調アレンジってカッコいいですからね。

セブンスコードを上手く活用したアレンジができると、上手い人認定されやすいです(笑)。

こんな感じで、C7のコードフォームはどれも平行移動することで色んなキーに使いまわせるフォームばかり。

C7でよく使うコードフォーム

3パターンとも覚えて、使えるようにしておくと良いでしょう。

 

C7コード まとめ

ノートPCで設定しているところ
  • ド・ミ・ソ・シ♭で構成される4和音コード
  • コードフォームを瞬時に押さえられるようになるまでは時間がかかる
  • ポップスからブルースまで幅広く使われるコード

ぎたすけ

C7って色々使い道があるんだな~

たけしゃん

そうだね。使いこなせると引き出しが増えるから、そういった意味では重要なコードだね

C7コードの解説でした。

C7自体は割と初期に覚えるコードというイメージですが、色んな使い道がある奥が深いコードなんですよね。

まずはC7を瞬時に押さえてキレイに弾けるようになるところから始めましょう。

中級者になったら、楽曲内での使われ方や音楽理論的なものと絡めて一段階深い使い方を学ぶと良いでしょう。

Cルートのコード解説記事一覧
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