audio technica BX9/3.0をレビュー。自宅でも使いやすいプロ仕様のマイクケーブル

audio technica BX9/3.0

評価:4.5

ぎたすけ

プロ仕様のマイクケーブルって音が良いってこと?

たけしゃん

外来ノイズに強くて音も良いし、頑丈だね。それでいて硬さもほどほどで自宅でも使いやすいよ
補足

レビューのためにメーカー様より、製品をお借りしました

BX9/3.0の評価
音質
 (5)
使い勝手
 (4.5)
コスパ(6,000円程度)
 (4)
総合評価
 (4.5)
メリット
デメリット
  • 原音に忠実なクリアでピュアな音質
  • ケーブルが頑丈で耐久性高い
  • ケーブルが硬すぎず、取り回しが楽
  • 日本製
  • とくになし

BX9/3.0でボーカル録りした音源

静かな夜 Lyric video【オリジナル】
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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audio technica BX9/3.0

audio technica BX9/3.0

audio technicaから2022年7月に発売されたマイクケーブル BX9/3.0です。

導体、シールド線、コネクターなどにプロ仕様の素材を使った、本格的なマイクケーブルです。

これまではaudio technica製のXLRケーブルは安価で質も良いATL458Aくらいでした。

audio technica ATL458A
マイクケーブルのベストセラー ATL458A

ATL458Aは安い割に音も良く、丈夫で使いやすいので非常に人気が高いケーブルです。

一方でプロ仕様の高級ケーブルの選択肢がなかったんですよね。

AT4040の利用者など、オーテク製の高級マイクケーブルが欲しかった人は多く、その要望に応えた製品です。

audio technica AT4040をBX9で接続した
AT4040をBX9/3.0で接続した

なお、公式ではAT2020、AT2035、AT2040、AT2050、AT4040との使用をおすすめしています。

まずはBX9/3.0の製品仕様から解説していきます。

仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<audio technica BX9/3.0>を参照ください。

製品仕様 目次

プロ仕様のケーブル

audio technica BX9/3.0のケーブル断面図
公式サイトから引用

BX9/3.0はプロ仕様で標準的な4芯構造で、導体はOFCを採用しています。

ケーブル径は6.0mmなので、標準的な太さです。

audio technica BX9/3.0

触った感触が高級ケーブルですね。

OYAIDEのケーブルと比べると、細めでしなやかです。

OYAIDE PA-02
OYAIDE PA-02

自宅での利用だとケーブルのしなやかさはかなり重要ですが、BX9/3.0はちょうどよいレベルですね。

ノイトリック社製プラグ

audio technica BX9/3.0のコネクター部分

BX9/3.0は定番のノイトリック製のプラグを使用しています。

プラグカラーもシルバーではなく、ブラックが採用されています。

audio technica AT4040をBX9で接続した。下部を横から撮影

audio technicaのコンデンサーマイクとは親和性が高いですね。

ライブ配信などに映すにもブラックカラーでまとめたほうが映りが良いです。

audio technica AT4040をBX9で接続した。下部

なお、ケーブルの長さは3mのみです。

自宅で使う分には3mがちょうど良いです。スタジオで使うには短いかもしれないですね。

 

audio technica BX9/3.0をレビュー

audio technica AT4050
BX9/3.0の評価
音質
 (5)
使い勝手
 (4.5)
コスパ(6,000円程度)
 (4)
総合評価
 (4.5)

それでは、BX9/3.0を細かくレビューしていきます。

メリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 原音に忠実なクリアでピュアな音質
  • ケーブルが頑丈で耐久性高い
  • ケーブルが硬すぎず、取り回しが楽
  • 日本製
  • とくになし

音も使い勝手も非常に良いです。

マイクメーカーとして有名なaudio technica製のケーブルというのもポイント高いですね。

一方で約6,000円とそれなりの価格なので、音質とコスパのどちらを優先するか迷うところですね。

レビューの目次

原音に忠実でピュアな音質

audio technica AT4050 横から撮った

audio technica AT4040、AT4050を使って、色んなマイクケーブルで歌を録り比べしてみました。

録り比べしたケーブル

  • audio technica ATL458A
  • OYAIDE PA-02
  • BELDEN EC-1192A

BX9/3.0

audio technica BX9/3.0

audio technica ATL458A

audio technica ATL458A

BELDEN EC-1192A

BELDEN 1192A

OYAIDE PA-02

OYAIDE PA-02

比較してみると、BX9/3.0はOYAIDE PA-02に近いですね。

原音のピュアな音をそのまま運んでくれるイメージです。

2,000円くらいのケーブルと比べると、音の質感に差を感じます。

AT4040などにそれなりのオーディオインターフェイスを組み合わせるなら、BX9/3.0くらいのケーブルを使いたいですね。

程よい硬さでしなやか

audio technica BX9/3.0

BX9/3.0は低価格帯のケーブルと比べると太くて硬めです。

一方でOYAIDEなどと比べると、細くしなやかなので自宅で使うにもちょうど良いレベルです。

この硬さは自宅利用ではかなり重要です。

僕自身、OYAIDE PA-02を使わなくなったのは、硬すぎて撮影や配信での取り回しがきつかったからなんですよね。

OYAIDE PA-02
OYAIDE PA-02

自宅だとスタジオと違って狭い空間にケーブルを這わせるので、ある程度のしなやかさは必要です。

その点、BX9/3.0は程よいので撮影・配信に使うにも最適です。

また、ケーブルタイがついており、長さを自由に調整できます。

audio technica BX9/3.0はケーブルタイがついている

必要な長さのケーブルだけ取り出して、あとはケーブルタイでまとめておくことができます。

僕の家も普段は1mもいらないのでケーブルタイがあると整理できて便利ですね。

コスパで考えるとATL458Aが良い

audio technica ATL458A

BX9/3.0は音質も使い勝手も良いですが、コスパでは圧倒的にATL458Aが優れています。

ATL458Aは2,000円半ばで買えて、音質も耐久性も及第点は超えています。

ATL458Aで録った動画

my sole my soul / 秦基博 アコースティックCover

BX9/3.0のほうが良質なのは間違いないですが、音質をシビアにこだわりたい人以外はATL458Aで十分かなと感じました。

なので、BX9/3.0は下記のような方におすすめのケーブルですね。

  • 仮歌やナレーションなどのお仕事を請けている人
  • ボーカル、アコギなどマイク録音の品質にこだわりたい人
  • 長期でハードに使える丈夫なマイクケーブルが欲しい人

マイクケーブルは宅録で使う分には、そうそう買い換えないので良いものを買っておくと長年使えます。

 

audio technica BX9/3.0 まとめ

audio technica AT4040をBX9で接続した。下部
  • 2022年7月に発売されたaudio technicaのプロ仕様マイクケーブル
  • 素材はプロ仕様だが、自宅での宅録・ライブ配信に適した作りになっている
  • 音質は原音に忠実でピュアなサウンド。ノイズも入らない

ぎたすけ

マイクとマイクケーブルって同じメーカーで合わせたい気はするよね

たけしゃん

そうだよね。AT4040を使っている人にはぜひおすすめしたいケーブルだなと思ったよ

audio technica BX9/3.0のレビューでした。

マイクとケーブルをaudio technicaで揃えたいけど、ATL458Aより高いレベルのものが欲しかった人は多そうですよね。

BX9/3.0はその要望にしっかり応えてくれるマイクケーブルです。

ぜひ、ATシリーズのマイクを使っている人は試してみてください。

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