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オーディオテクニカのコンデンサーマイクの特徴を各製品の演奏音付きで解説

オーディオテクニカのコンデンサーマイク 5本

ぎたすけ

オーディオテクニカのコンデンサーマイクって有名なのか?

たけしゃん

有名だよ。音質や造りが良くて、価格も安いから人気も高いよ

今回はボーカル向けのマイク5本を細かく解説していくね

補足
オーディオテクニカさんから、AT2035・2050・4040・4050のデモ機をお借りしてます

飛ばし読みガイド

オーディオテクニカのコンデンサーマイク

オーディオテクニカのコンデンサーマイク一覧

今回、具体的に取り上げていくのは上記の5機種。

低価格で人気のエントリーモデルから、レコーディングスタジオでよく見るプロユースのマイクまで網羅した人気のATシリーズです。

 

最近ではDTMやライブ配信など、自宅での音楽制作・音楽発信をするユーザーが多くなりました。

その関係もあって、前以上に色んなユーザーがオーディオテクニカのATシリーズを買い求めてます。

 

ATシリーズは種類が豊富で価格も小刻みにバリエーションがあるので、何が違うのかがいまいちわからない人も多いはず。

 

本記事ではオーディオテクニカの特徴から、各シリーズの違いを解説していきます。

オーディオテクニカの特徴

オーディオテクニカ製品の特長

AT4040の正面画像

※AT4040

オーディオテクニカのコンデンサーマイクの特徴を挙げると、下記の3点。

  • フラットで相性が出にくい安定した音質
  • 造りがしっかりしていて、使い勝手・耐久性が良い
  • 他メーカーと比べて価格が安くてコスパが良い

オーディオテクニカのマイクは汎用性が高くて、造りも良いので使い勝手がいいんですよね。

 

DTMで好んで使う方が多いですし、レコーディングスタジオやリハーサルスタジオでもかなりの確率で置いてあります。

 

マイク自体も良いんですけど、付属品の質も同価格帯と比べるとワンランク高いことが多いんですよね。

AT4040のショックマウント

※AT40シリーズに付属のショックマウント

価格が激安の海外製品って、見た目はそれっぽいですがネジ穴がいびつだったりするんですよ。

対して、オーディオテクニカの製品は1万円の安価モデルでも、ちゃんとしているので安心感があります。

 

そして、どのマイクも音質に癖がなくフラットにチューニングされていて、人や楽器による相性が出にくいところも強み。

マイクは事前に試奏しづらいので、博打になりがちですがオーテクのマイクは安定感あるので、その点は安心できます。

AT20とAT40シリーズ

オーディオテクニカのコンデンサーマイク一覧

オーディオテクニカのコンデンサーマイクはAT20シリーズとAT40シリーズに分かれます。

僕のイメージですが、メインユーザーが下記のように分かれてます。

  • AT20…利用者は趣味で音楽をやってる人が多い
  • AT40…利用者は仕事で音楽をやってる人や法人が多い

AT20シリーズは歌い手、ライブ配信者を中心に人気の高いマイクです。

下位モデルのAT2020は歌い手の入門マイクとして、定番の1本です。

 

対して、AT40シリーズは職業作家をやっているDTMerの方、自宅で歌入れの仕事をやるボーカルさんに人気の製品。

そして、リハーサルスタジオ・レコーディングスタジオの常設マイクとしてもよく用いられています。

 

僕自身も仮歌入れの仕事をAT4040でこなしている時期が長かったです。

感覚的にはAT40シリーズの方が音の抜けが良くて、録れる音の情報量も多いです。

 

一方でYouTube動画やライブ配信で使うには、AT20シリーズで十分に高音質なんですよね。

なので、用途が趣味だけなのか仕事もあるのか?という判定で製品選択するのは結構理にかなっています。

USBマイクもある

AT2020USB+の写真

コンデンサーマイクはXLR端子が一般的ですが、ゲーム機などへの接続に適したUSBタイプのマイクもあります。

オーディオテクニカの製品ではAT2020USB+がUSBタイプのマイクです。

 

USBマイクはPCへの接続にオーディオインターフェイス不要で、PS4などゲーム機にも直接接続することができます。

 

AT2020USB+は音質自体はAT2020と同じく、配信で使うには十分すぎるレベルでゲーム実況者に愛用者が多いマイクです。

安いマイクと比べて、自分の声を繊細な部分までキレイに拾ってくれます。

 

ただし、音質や音の感度が良い分、環境音とか振動音もキレイに拾います。

周りがうるさかったり、騒ぎながらやる人には向いてません。

 

また、ゲーム実況や雑談には良いですが、音楽制作などにはUSBマイクは不向きです。

音楽用途が中心の方は、この後に解説するXLR端子のマイクを購入しましょう。

 

各製品の解説章へ飛ぶ

 

AT20シリーズ

※左からAT2020、AT2035、AT2050

ライブ配信や歌ってみたなどの活動で人気の高いAT20シリーズ。

エントリーモデルですが、音質や造りは良好でガッツリと使いこめるだけの品質は担保されています。

 

AT20シリーズは3本ありますが、特徴はこちら。

  • AT2020…1万円で買える手軽さで、音質・造りは良好
  • AT2035…AT2020よりノイズが少なく、付属品がグレードアップ
  • AT2050…3つの指向性を切替可能で色んな用途で使える

歌ってみた、弾き語りといった用途であればAT2020で十分です。

小さい音を収音するなら、ノイズの少ないAT2035。

音楽以外でも、多人数での雑談の収録などもやる人はAT2050といった感じですね。

 

それでは、具体的に1本ずつ実演の動画・音声を付けて解説していきましょう。

AT20シリーズの目次

AT2020

AT2020

  • 1万円程度で買えるエントリーモデル
  • 歌ってみたやライブ配信に使うには十分な品質
  • スタンドマウント付属

AT20シリーズのエントリーモデル AT2020。

実売価格1万円程度ですが、品質は良好で長年人気の低価格マイクです。

 

安くても、癖のないクリアな音質で十分良い感じに録れます。

実際に僕がAT2020でボーカル・アコギを録った演奏動画がこちら。

上位モデルと比べると、音の抜けがいまひとつですが、歌ってみたなどのカバー動画を録る分には全く問題ないですね。

 

付属品はマイクポーチとスタンドマウントです。

マイクポーチ

マイクケース

スタンドマウント

マイクスタンド用アダプタ

スタンドマウントはマイクスタンドにマイクを取付けるためのアイテムです。

コンデンサーマイクだと地面からの振動を拾わないよう吊るし型のショックマウントが主流ですが、AT2020は安いのでスタンドマウントになってます。

AT2020

マットなどを敷かずに、マイクスタンドをフローリング直置きする人はスタンドマウントだと足音とかを拾いやすいです。

フローリング直置きの方はショックマウント付属のAT2035を選択するのが無難ですね。

 

僕も音録り実験するときはAT2020を使うことが多いのですが、こんだけ良い音で1万円か…とよく驚いてます。

 

なお、2020年6月にカラーバリエーションの限定モデルAT2020TYOが発売されました。

ボディが藍色になっており、和風テイストになっている渋いルックスです。

AT2020TYO

スペック表的にはS/N比がAT2020より若干良いですが、メーカーさんに聞いたところ数値は違う結果だけどスペック的には同じとのことでした。

使用してみても、AT2020との違いは感じませんので好きなカラーを選びましょう。

AT2020

AT2020TYO

AT2020audio technica(オーディオテクニカ)AT2020をレビュー。1万円の人気コンデンサーマイク

USBタイプ

AT2020USB+の写真audio technica AT2020USB+をレビュー。配信やナレーションに最適な高音質なUSBマイク

AT2035

AT2035の正面画像

  • 1.5万円程度で買えるエントリーモデル
  • S/N比 82dBとノイズが少ない
  • ショックマウント付属

AT20シリーズの中堅モデル AT2035です。

実売価格が1.5万円程度とAT2020から5,000円ほど上がります。

 

AT2020からの変更点は下記の3点です。

  • S/N比が71dBから82dBに改善され、ノイズが少ない
  • 付属品がスタンドマウントからショックマウントに変更
  • 本体にローカットフィルターとPAD機能が搭載された

+5,000円の割にはずいぶんとパワーアップされていて、コスパが良い機種です。

 

音質的にはAT2020と大して変わりません。

フラットで扱いやすい音なので、趣味で使うには申し分ないです。

 

実際にボーカル・アコギをAT2035で録った弾き語り演奏がこちら。

カバー動画作るには十分な品質ですね。

 

音質こそ、AT2020と大きく変わりませんがS/N比が向上してノイズが少なくなってます。

普通にボーカル・楽器録りしていると気づかないですが、小さい音を音量上げて録ると違いがでてきます。

 

実際にアコギのアルペジオを弱く弾いて、Gainを上げて録り比べた音がこちら。

AT2020

AT2035

上記の音声は音量レベルを同じに揃えてるんですけど、AT2020のほうが明らかに「サーッ」という音が強く入ってます。

このあたりはスペック通りの差が出てるなぁと感じます。

 

なので、声量が小さい人やASMRのような小さい音を録るジャンルをやる人はAT2035推奨です。

ASMR
咀嚼音や耳かきの音など録るジャンル。音フェチと呼ばれてたジャンルに近い

付属品もAT2035からはグレードアップして、ショックマウントに代わります。

ショックマウントのほうが地面からの振動を拾いづらいので助かりますね。

質も数千円で買えるものと比べて、しっかりしていて良好です。

AT2020でも十分使えますが、予算が出せるならAT2035を買った方が何かと安心なところはありますね。

特にノイズが少ない部分は後から朗読やASMRやりたくなった時に助かるので、5,000円差なら頑張りたいところです。

AT2035

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AT2050

AT2050を正面から撮った写真

  • 2.5万円程度で買える中堅モデル
  • 指向性が3つの中から選べる
  • AT2050からDCバイアスコンデンサー型になる

AT20シリーズの上位モデルのAT2050。

実売価格もAT2035から1万円ほどあがって、2.5万円程度となります。

 

AT2035との違いは下記のとおりです。

  • 3つの指向性を切替できるようになった
  • DCバイアスコンデンサー型になった

両方ともわかりづらいので解説すると…

指向性はマイクが音を拾う位置を指しており、マイクには主に3つの指向性があります。

※出典:ヒビノ株式会社HPより

  • 無指向性…全方向の音を拾う
  • 単一指向性…正面の音のみを拾う
  • 双指向性…前後の音のみを拾う

他のAT20シリーズは単一指向性のみですが、AT2050は本体正面のスイッチで切替できます。

AT2050の指向性切替スイッチ

音楽用途だと単一指向性だけでよかったりしますが、多人数での収録などにおいては他の指向性も使えます。

 

続いては、もう一つの変更であるDCバイアスコンデンサー型についてです。

  • 3つの指向性を切替できるようになった
  • DCバイアスコンデンサー型になった

AT20シリーズはAT2050を除くと、バックエレクトリックコンデンサー型を採用しています。

AT2050以降の上位モデルは全てDCバイアスコンデンサー型です。

違いをザックリとまとめると、こんな感じ。

DCバイアス
  • 音の感度が非常に良い
  • 耐風が非常に弱く、環境を選ぶ
  • 耐久性は弱い
  • 主にスタジオレコーディングで使用
バックエレクトリック
  • 音の感度が良い
  • 耐風は弱いが、割と色んな場所で使える
  • 耐久性は普通
  • 一般録音・放送など幅広く使用される

一般的によく言われるのは、DCバイアスのほうが音質的に良好だけど使用場所を選ぶマイクであるということ。

 

正直、聞き比べた感じではそこまでの差はないですが、音の抜けや広がりはDCバイアスコンデンサー型のほうが良好に聞こえます。

 

実際に僕のボーカル・アコギをAT2050で録った動画がこちら。

アコギの音はそこまで変わらない印象ですが、ボーカル録りでは音が近い感じで他のAT20シリーズより良好でした。

AT2035と比べると、やや高音が強いチューニングに聴こえます。

 

地味に3万円未満で指向性切替可能なマイクは他にないので、多用途で高音質マイクを探してる方には最適な製品です。

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AT40シリーズ

AT4050とAT4040を並べた写真

※左からAT4050、AT4040

レコーディングスタジオ、リハーサルスタジオに常設されていることが多い、本格的なモデルがAT40シリーズ。

仕事で音楽をやっている方が自宅利用していることも多い製品です。

 

AT40シリーズになると、AT20シリーズと比べて付属品が豪華になります。

マイクケース

AT4040のマイクケース

ダストカバー

AT4040のショックマウント用のケース

ショックマウント

AT4040の金属製ショックマウント

もちろん、マイク本体の質もよくなっています。

それでは、AT4040とAT4050をそれぞれ演奏動画付きで解説していきましょう。

AT40シリーズ 目次

AT4040

AT4040の正面画像

  • 3.3万円程度で買える中堅モデル
  • 指向性は単一指向性のみ
  • 昔から宅録で人気のベストセラー製品

実売価格 3.3万円程度のAT40シリーズの下位モデル AT4040です。

価格的にも性能的にも自宅用として使いやすく、DTMerや歌入れの仕事を自宅でやってる方で使用者が多い製品ですね。

 

AT4040はフラットな感じですが、よく聞くと中高音がやや持ち上がってる感じのチューニング。

実際にボーカルとアコギをAT4040で録った動画がこちら。

AT20シリーズと比べると、音の抜けが良くて臨場感が出ます。

弾き語りだと、録り音そのまんまでもいけるくらいの音質です。

 

僕はAT4040のアコギの録り音が特に好きで、3万円近辺のマイクだと一番良いですね。

エントリーモデルのAT2020と比べてAT4040で比較してみましょう。

AT4040

AT2020

AT4040のほうがクッキリと輪郭があって、良い感じに録れてます。

 

弾き語りなどの録音って、録り音でほとんど決まってしまいます。

後から加工できる範囲も狭いので、AT4040みたいに録り音が素直で癖がなくキレイなのは助かるんですよね。

 

また、フラットな音質なのでボーカルとの相性も出にくく、色んなボーカルを録るDTMerの方に人気があるのも納得です。

宅録用でちょっといいマイクが欲しいという方には安定した1本です。

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AT4050

AT4050の正面写真

 

  • 7.7万円程度で買える上位モデル
  • 3つの指向性を切替可能
  • レコーディングスタジオでよく見るプロユースの定番マイク

ATシリーズの上位モデルにあたるのが、実売価格 7.7万円程度のAT4050。

AKG C414やNEUMANN U87などと一緒で、レコーディングスタジオの定番マイクの1本です。

 

AT4050はプロユースの定番マイクの中で数少ない10万円未満で買えるマイクなので、自宅用で使っている人も結構います。

 

AT4040との違いは指向性切替ができること。

AT4050の指向性切替スイッチ

そして、AT4040はシングルダイアフラムだったのが、AT4050はデュアルダイアフラムになっていることです。

 

音を録ってみると、AT4050は情報量が多いというか繊細な音をしっかり拾ってる感じを受けます。

実際にAT4050を使って、ボーカル・アコギを録った動画がこちら。

声もアルペジオも音に奥行きがあって、AT4040よりで録るより音が広く聴こえます。

僕の声質も、やや擦れてて繊細な感じなのでAT4050のほうがボーカルの表現がしやすいですね。

 

一方でこのクラスのマイクになると、部屋の音響やオーディオインターフェイスの質も良くないとスペックを引き出せません。

 

AT4050を買うなら、宅録環境全体をそれなりに整えたからが良いですね。

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オーディオテクニカのコンデンサーマイク まとめ

AT4040でレコーディングしているところ

  • 価格が安くて、音質や造りは良好でコスパに優れている
  • AT20シリーズは趣味で使う方が多く、AT40シリーズは仕事で使う方が多い
  • シリーズ通して、フラットで癖のない音質でボーカル・楽器問わず使いやすい

ぎたすけ

国内老舗メーカーだけあって、やっぱり質がいいんだな

たけしゃん

そうだね。ずっと売れてるだけあって、質は良いよね

フラットな音質だから、相性が合わないリスクが低いのも強いよね

オーディオテクニカのコンデンサーマイクの解説でした。

 

今回はそれぞれのマイクで弾き語り動画録ったり、色んな音の実験して聴き比べました。

それで改めて感じましたが、オーテクのマイクはどれも品質良いし、使いやすいですね。

 

これから、コンデンサーマイク買う人は最初の1本はオーディオテクニカのマイクがおすすめですね。

フラットな特性のマイクで色んな音を録ってみてから、良いマイクに乗り換えると自分の演奏特性など理解しやすいですからね。

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