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和音とコードネームの仕組みを理解しよう。11種類のコードネームを図解と音源を使って解説

和音とコードネーム

ぎたすけ

そもそも、和音とコードネームって同じものなの?

たけしゃん

同じものだよ。和音をアルファベット&数字で表したのがコードネームだからね

ギターだとコードネームを使うけど、和音との関係性は知っておくべきだね

飛ばし読みガイド

和音とコードネーム

 和音とコードネームの関係を解説した資料

  • 和音…複数の音を同時に鳴らしてできる音
  • コードネーム…和音をアルファベットと数字で表したもの

クラシックでは五線譜を用いるので、和音は音符を使って表記するのが主流です。

対してポップスなどの大衆音楽では、五線譜を使うことは少ないこともありコードネームを用いるのが主流ですね。

ぎたすけ

じゃあ、コードネームだけ覚えればOKってことだよな

たけしゃん

まあ、そうなんだけどコードネームが変わると構成音がどう変わるのか?を理解するのが重要なんだよ

まずはコードネームの基本的な構成を見ていきましょう。

コードの基本形はアルファベット1文字で3和音になっています。

コードの基本形を解説した資料

キレイに3度上の音を2つ重ねた3和音ですね。

なお、下の音から1th(Root)、3th、5thと呼びます。

コードの構成音と1th、3th、5th

このアルファベット一文字の基本形から、文字や数字が増えて構成音が変化していくわけですね。

 

実際にコードネームと構成音を並べたものがこちら。

コードネームと音の関係

アルファベットと数字の法則は下記の通りです。

  1. アルファベットが増える…3和音の音が変化
  2. 数字が増える…3和音にプラスして音が増える

M7(メジャーセブンス)など、微妙に異なるルールのものも存在しますので、基本の法則は上記の2種類と覚えておきましょう。

 

次章からは具体的にコードネームによって構成される音を解説していきます。

 

色んなコードネームを知ろう

Cコードを押さえているところ

本章では具体的にコードネームによって、どのように構成音が変化するのか?を解説していきます。

 

コードネームの構成音の関係を最初から丸暗記する必要はありません。

Cを基にサンプル音やコードフォームも紹介するので、まずは音の違いを感じるところから始めましょう。

 

正直、コードネームによる構成音の違いが役に立つのは中級者になってからです。

ただ、意識すること自体は大事なので構成音による音の違いを感じてはみましょう。

 

ギターの腕が成長していく中でコード知識が深まった頃に改めて本記事を読み直すと良いでしょう。

解説コードネーム一覧

基本形

コードネーム アルファベット一文字の基本形

Cの音

アルファベット一文字の基本形です。

3度上の音を2つ重ねた3和音で構成されたコードです。

m(マイナー)

Cmの解説資料

Cmの音

3rdの音を半音下げた3和音で構成されるのがm(マイナー)コードです。

暗い感じの音になりますね。

 

mが付くコードをマイナーコードと呼び、逆にアルファベットは1文字だけのコードをメジャーコードと呼びます。

メジャーコードは明るい音でマイナーコードは暗い印象の音になるのが特徴です。

7(セブンス)

セブンスコードの説明資料

C7の音

基本の3和音に♭7thの音を追加した4和音で構成されるコードがセブンスです。

ポップスではBメロからサビに入るつなぎのコードがセブンスであることが非常に多いので、使用頻度は高いですね。

M7(メジャーセブンス)

メジャーセブンスを解説した資料

CM7の音

基本形の3和音から7thの音を加えた4和音コードがM7(メジャーセブンス)。

ただの7(セブンス)は♭7thだったので、半音高い音が組み込まれています。

 

なお、7(セブンス)とM7(メジャーセブンス)は使う場面が異なっており、代わりに使うようなことはできません。

文字面は似てますが、全くの別ものであることは認識しておきましょう。

m7(マイナーセブンス)

Cm7の解説資料

Cm7の音

3rdの音を半音下げた3和音であるm(マイナー)コードに♭7thの音を加えた4和音がm7(マイナーセブンス)です。

 

m(マイナー)と同様に暗い感じの和音ではあるものの、音数が増えることで複雑で大人びた雰囲気になります。

ギターだとmとm7の違いが出づらいですが、他の楽器と奏でると結構違うので一緒くたにしないようにしましょう。

mM7(マイナーメジャーセブンス)

CmM7の解説資料

CmM7の音

3rdの音を半音下げた3和音であるm(マイナー)コードに7thの音を加えた4和音がmM7(マイナーメジャーセブンス)です。

m7♭7thでmM7は7thの音を使っています。

 

コードネーム上では♭7thを7(セブンス)、7thのことをM7(メジャーセブンス)と呼ぶのでややこしいんですよね。

mM7はかなり不安な感じの音が鳴ります。

6(シックス)

C6(シックスコード)の解説資料

C6の音

基本形の3和音に6thの音を重ねた4和音コードが6(シックス)。

5thと近い音を重ねるため、3度上をキレイに重ねるコードよりも複雑な音になります。

 

メロディーとの兼ね合いで使いどころが難しく、ポップスでは登場頻度が低いコードではあります。

m6(マイナーシックス)

Cm6の解説資料

Cm6の音

3rdの音を半音下げた3和音であるm(マイナー)コードに6thの音を加えた4和音がm6(マイナーシックス)です。

 

少し不安定な感じを受けつつ、複雑な音が鳴るコードです。

僕の所感だと「エモい!」と言われてるメロディーラインはm6絡みのものが割と多いです。

sus4(サスフォー)

Csus4の解説資料

Csus4の音

3rdの音を外して、代わりに4thの音を入れた3和音がsus4(サスフォー)です。

Bメロからサビの繋ぎやイントロ・エンディングと割とよく使用されるコードです。

 

ちなみに7sus4(セブンス・サスフォー)も良く使われますが、通常のsus4に♭7thの音を追加したコードです。

C7sus4の解説資料

C7sus4の音

sus4絡みはポップスでも定番のコード進行なので、馴染み深いコードです。

dim(ディミニッシュ)

Cdimの解説資料

Cdim

♭3th、♭5th、6thを重ねて構成される4和音がdim(ディミニッシュ)。

ものすごく不安な音が鳴ります。ホラーみたいですよね。

 

この不安定な音から安定した音に繋がると、何とも言えない心地良さが生まれます。

その現象を利用したパッシングディミニッシュという技法はポップスでは超定番進行として、色んな楽曲に使われています。

m7-5(マイナーセブンス・フラットファイブ)

Cm7-5の解説資料

Cm7-5

♭3th、♭5th、♭7thを重ねた4和音コードがm7-5(マイナーセブンス・フラットファイブ)です。

m7-5は楽譜によってm7(♭5)という書き方もされます。

また、dimと7thの音が半音違うだけなので、ハーフディミニッシュとも呼ばれます。

 

dimと同様にポップスには欠かせない定番コードです。

King GnuやOfficial髭男dismといった、人気のアーティストの楽曲でも頻繁に登場するコードです。

aug(オーギュメント)

オーギュメントの解説資料

補足
1弦の開放弦はコードの構成音だが鳴らさないことが多い

Caug

基本形から5thの音を半音上げた3和音コードがaug(オーギュメント)。

+で表記されることもあるので、Caug=C+です。

 

不気味な感じの音が鳴るコードで使いどころが難しいです。

ポップスでは登場シーンは少ないものの、ジャズやおしゃれポップスでは結構出てくるコードでもあります。

例えば、大橋トリオさんの楽曲ではaugや類似したテンションコードは割と出てくるコードです。

 

和音とコードネーム まとめ

和音とコードネームの関係を説明した資料

  • 和音は複数の音を同時に鳴らしたもの
  • コードネームは和音を文字で表したもの
  • コードネームの変化で和音の構成音がどう変化するかは押さえておこう

ぎたすけ

種類が多すぎて、覚えきれないな

たけしゃん

丸暗記するようなもんじゃないから大丈夫だよ

演奏していく上で違いを感じながら覚えていくといいよ

和音とコードネームについての解説でした。

本記事ではテンションコードを外して、それ以外のコードネームを一通り解説しました。

 

じっくりと演奏経験を積みながら、各コードの雰囲気や違いを覚えていきましょう。

何気なしに弾くよりは構成音の違いなどを意識しながら演奏したほうが理解が深まるのは早いですからね。

 

本記事は一度読んだら終わりというより、ブックマークしてコード感が気になったら確認しに来るようにすると良いですよ。