コードの見方を覚えよう。コードダイアグラムを図解で解説

Cのコードダイアグラムを解説した資料

ぎたすけ

そもそも、コードダイアグラムって何?

たけしゃん

コードの押さえ方を図にしたものだよ

コードサイトとかで良く使われてるから、見方はちゃんと覚えておこうね

アコギ初心者が練習する内容をまとめた入門講座 第10話はコードの見方です!

ギターをやっていくうえで、ずっと使う知識なので、ここでしっかり覚えてしまいましょう。

初心者講座トップ

アコギを弾いている男性アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
プロフィール詳細お問い合わせ

コードダイアグラムの見方

Cのコードダイアグラムを解説した資料

コードダイアグラムはコードの押さえ方を図にしたものです。

ギターの指板が基になっているので、向きだけ覚えてしまえば感覚的にわかりやすい図ですね。

コードダイアグラムと指板を並べた図

もう少し、細かい点を解説していきましょう。

フレット位置の表記

コードダイアグラムのフレット位置表記の種類

サイトやスコアによって変わるのが、フレット位置の表記です。

ダイアグラムの欄外に記載されるため、サイトや譜面のデザインに合わせて邪魔にならないところに表記されます。

市販のギタースコアだと、ダイアグラム下が多いです。

市販のギタースコアのフレット位置の表記

フレット位置が1F・2F・3Fの3列の場合は表記が省略されます。

また、弾き語りで良く使うであろう、コードサイトのUフレットは横表記です。

Uフレットのコードダイアグラム フレット位置表記

サイトデザイン的に横を採用しているんでしょうね。

フレット位置の表記については、下記2点を抑えておけばパッと見でわかります。

  • 1F・2F・3Fの場合は省略されることが多い
  • サイト・本のデザインで表記位置が変わる

開放弦の扱い

開放弦の鳴らし方

開放弦とはフレットをどこも押さえない状態で弦を鳴らすこと。

コードダイアグラムには開放弦の取り扱いをどうするかも表記されています。

コードダイアグラム 開放弦の表記について解説

〇は弾く、×は弾かないというシンプルな表記です。

弾かない部分はピッキングしない、もしくは左指のどこかを弦に触れて弾いても鳴らないようにします。

ストロークでジャカジャカ弾いてると、どうしても鳴っちゃうんで指で軽く触れて鳴らないようにすることが多いです。

これをミュートと呼びます。

audio technica AT-UMX3のバナー(PC)PR

コードダイアグラム 指表記

コードダイアグラムでの指の表記

コードダイアグラムの中にはどのポジションを、どの指で押さえるかまで表記されているものがあります。

パターンは主に3つ。

  1. 表記なし
  2. 漢字表記
  3. 数字表記

漢字表記はそのまんまです。

Cコードの解説資料
  • 人→人差し指
  • 中→中指
  • 薬→薬指
  • 小→小指

漢字表記で指を指定するコードダイアグラムは初心者向け教本くらいですね。

上達すると、どんどん見なくなります。

続いては数字表記。数字に対応した指は下記の通りです。

コードダイアグラムの表記に対応した左手の指
  • ①→人差し指
  • ②→中指
  • ③→薬指
  • ④→小指

数字表記のコードダイアグラムは年々見なくなっており、最近はあまり見ません。

といっても、覚えておいて損はないので覚えておきましょう。

そんなわけで、一般的なコードダイアグラムには押さえる指の表記はありません。

実際にコードを押さえる指は前後のコードによって変化するものですから、教則本以外では指定するものでもないですしね。


なお、弾き語りすとLABOでは今回説明したルールに則ったコードフォーム一覧ページを用意しています。

他のコードサイトやコードブックと違って、ギター弾き語りで実戦的に使うフォームを選別して掲載しているのが特徴です。

132種類のコードを掲載しているので、ブックマークして活用してください。

ギターコード表に戻る

 

コードの見方 まとめ

サボテンと本

  • コードダイアグラムは上から1弦で下は6弦という並びが図になったもの
  • フレットの表記はサイトや本によって位置が変わる
  • どのポジションをどの指で押さえるかは教則本くらいしか表記されない

ぎたすけ

なるほど!基本ルールだけ覚えれば簡単だな

たけしゃん

そうだね。感覚的に使える図だよね

ギターやってれば嫌ってほど見るから、すぐ慣れるよ

コードの見方について解説でした。

感覚的にわかりやすい図なので、難しいところはなかったですよね。

ただ、開放弦を鳴らす・鳴らさないは意外と重要です。

最初のうちは軽視しがちですが、他の楽器と一緒にやるときなどに苦労しますのでダイアグラムの表記は守りましょう。

ギターコード表に戻る

初心者講座トップへ戻る

アコギを弾いている男性アコギ 初心者講座 全19話で初心者がやるべきことを徹底解説