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behringer(ベリンガー)UM2 U-PHORIAをレビュー。5,000円未満で買える激安オーディオインターフェイス

ベリンガー UM2

評価:2.5

ぎたすけ

オーディオインターフェイスで5,000円未満と驚きの低価格だな

たけしゃん

まあ、安いのにはそれなりに理由があるよね…。

使い様によっては悪くはないから、買う前にこの記事をしっかり読んでもらいたいね

behringer(ベリンガー)UM2 U-PHORIA

ベリンガー UM2

安さが強みのメーカーであるベリンガーのオーディオインターフェイス UM2

最安 1万円~というイメージのオーディオインターフェイスで4000円台で販売されている激安商品です。

 

ただ、ベリンガーの製品は当たり外れがあるので価格以上に使えるのかどうか気になりますよね。

…で最初に結論言っちゃいます。

再生のみ使うならあり。録音用途で使う場合は絶対、Steinberg UR12にしとくべき」です。

 

なので、歌ってみた・弾いてみた・DTMなど録音用途で、購入検討している人はSteinberg UR12の記事を読んでください。

UR12の解説記事

Steinberg UR12をレビュー。安くて機能が充実したオーディオインターフェイス

音楽制作環境Steinberg UR12をレビュー。安くて機能が充実したオーディオインターフェイス

話を戻して、UM2の解説を続けます。

 

まずは商品の仕様から細かく解説していきます。

仕様はいいからレビューを見たいという方は<behringer UM2をレビュー>を参照ください。

項目タップで解説に飛びます

2IN 2OUT

UM2のインプット

  • XLR・LINE両対応のコンボジャック ×1
  • LINE入力 ×1

インプットは2つ。

マイクと楽器の両方を挿せるコンボジャックと楽器向けのLINEインプットです。

低価格のオーディオインターフェイスでは標準的な造りです。

 

なお、コンボジャックはローインピーダンス。

LINE入力はハイインピーダンス仕様となっていて、インピーダンスを変えるHi-Z機能はありません。

エレキギターなどを直で接続する時はハイ受けであるLINE2にしましょう。

 

後方パネルに出力とファンタム電源のON/OFFスイッチが付いています。

UM2 後方パネル

アウトプットはミニ端子ですね。

モニタースピーカーを使うにはやや不便ですが、この価格帯なら仕方ないところです。

 

ファンタム電源は主にコンデンサーマイクを動かすのに使います

コンデンサーマイク接続時はONに切り替えましょう。

 

入出力の音量調整はボディ上部の3つのツマミでコントロールします。

UM2 ボディ上部の音量調整ツマミ

直感的で使いやすいツマミです。

ちょっと、安っぽいですが普通に使えます。

電源供給はUSB

UM2本体と付属のUSBケーブル

電源供給はUSBケーブルのみです。ACアダプタを繋ぐことはできません。

付属でUSBケーブルが1本ついてきます。

 

USB接続口は後方パネルにあります。

UM2後方パネル

USB供給で使っていて動作的に不安なところはないので問題ないですね。

ヘッドフォン端子は1つ

UM2 前面パネル

ヘッドフォン端子は前面パネルの右側に付いています。

ヘッドフォン端子の横にはダイレクトモニターへの切り替えボタンが付いています。

UM2 ヘッドフォン端子とダイレクトモニター

ダイレクトモニターはボタンが押し込まれた状態がONです。

このダイレクトモニターがめちゃくちゃ重要になってきますが、詳しくは<behringer UM2をレビュー>で解説していきます。

 

ヘッドフォンの音量調整はアウトプットの音量調整ツマミと兼用になってます。

UM2 音量調整ツマミ

※一番右がアウトプット兼ヘッドフォン端子の音量ツマミ

ライブ配信する場合に自分のモニター音(ヘッドフォン)だけ上げて、視聴者側(アウトプット)の音量はいじりたくない時って結構あるんですよね。

だからアウトプットとヘッドフォン端子の音量ツマミは分けてほしかったですけどねぇ。

 

価格的にそこまでは望めないですよね。まあ仕方ない。

ドライバはASIO4 ALL

UM2はオーディオデバイスとしてはWindows標準のドライバーで動作します。

ただ、録音機器としてDAWなどで使うには別途、ASIO4 ALLをインストールさせる必要があります。

 

普通の楽器メーカーだと動作の安定を考えて専用のASIOドライバーを作るものですが、フリーソフトのASIO4 ALLで済ませるあたりがベリンガーらしいですね。

 

その分、価格が安いわけですが…やっぱりしんどいところが多いので、こちらも<behringer UM2をレビュー>で掘り下げて解説していきます。

behringer UM2 U-PHORIAをレビュー

ベリンガー UM2

それでは、behringer UM2をレビューしていきます。

初めに総評すると「再生専用で使うならあり。レコーディングで使うのはきつい」です。

ぎたすけ

再生専用って何それ。意味あんのか?

たけしゃん

PC本体のイヤホンジャックとかで聞くよりは、UM2経由で聞いたほうが音質は全然良いし、便利ではあるのよ

ただ、オーディオインターフェイスを再生専用機として買う人なんてほとんどいないですよね(苦笑)。

 

レコーディングもやってやれないことはないんですけど、ちょっとなぁ…となっちゃう点が多いです。

そして大半の人はライブ配信か歌ってみた、DTMなどの用途で購入検討しているでしょうから、そうなるとSteinberg UR12のほうが断然良いです。

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UM2

音質は普通に良い

UM2 前面パネル

4,000円台なのにbehringer UM2は音質は普通に良いんですよね。

クリアで癖もなくて、ちゃんと抜けの良い音です。

 

エントリーモデルの人気機種であるSteinberg UR12とかYAMAHA AG03と比較しても全然負けてません。

4,000円台でこれだけの音質を実現できているのは素直に凄いとしか言えません。

 

だからこそ、ドライバーがASIO4 ALLなのが惜しい…。いやほんとに…。

ちなみに、レートは最高で48kHz/16bitです。

ASIO4 ALLでの録音は色々厳しい

UM2でレコーディングしているところ

DAWでボーカルや楽器をレコーディングする場合はフリーソフトのASIO4 ALLをドライバとして使う必要があります。

 

ただ、ASIO4 ALLってフリーソフトなのもあって動作が不安定なんですよね…。

僕の環境で具体的に症状を言うと、リアルタイムでDAWの音をモニターしようとすると下記の症状が出ます。

ASIO4 ALLの困った症状
  • ボツ・ボツとノイズが頻繁に入る
  • 微妙にレイテンシー(遅延)が発生する

ASIO4 ALLはバッファサイズの調整が肝なので、色々設定はいじって試しました。

一番マシなのは512 Samplesなのですが、それでもノイズはたまに入るし、わずかですがレイテンシーが気になります。

 

256 Samplesに下げると、ノイズと音の途切れが酷すぎて聴いてられないし、1024 Samplesにあげると結構なレイテンシーが発生します。

 

僕のPCは最新ではないものの、CPUがCore i7 2.93Hzでメモリ12GBとそこそこの性能なので、そのPCでこれだと結構厳しいですよね。

 

ただ、次に解説するダイレクトモニター機能を活用すれば、録音で使えなくはないです。

ダイレクトモニター機能でなんとかはなる

ASIO4 ALLの不安定さをカバーするのがダイレクトモニター機能です。

ダイレクトモニター機能はオーディオインターフェイスに入力した音をそのまま聴く機能で、レイテンシーが発生しません。

UM2 ヘッドフォン端子とダイレクトモニター

ダイレクトモニター機能をONにして、DAW側のモニター設定はOFFにしましょう。

その状態でも、ちゃんとDAWのクリック音や他トラックの音は聴けるのでレコーディング自体は問題なくできます。

 

ただ…、リバーブとかコンプとかDAWでかけ録りした音をモニターしながらレコーディングしたいよね(笑)。

ライブ配信でもリアルタイムエフェクトのかかり具合とか気になるし、実際にリスナーに流れてる音をモニターしたいよね。そりゃ。

 

なので、ライブ配信、歌ってみた、DTMなど録音用途で使うにはやっぱり不安。

Steinberg UR12とは価格以上に差がある

Steinberg UR12は実売価格で9,000円台後半なので、UM2との価格差は5,000円ほど。

機能面で比較してみると、こんな感じ。

機能 UM2 UR12
入出力 2IN 2OUT 2IN 2OUT
ドライバ ASIO4 ALL ASIO
レート 48kHz/16bit 192kHz/24bit
対応OS Win・Mac Win・Mac・iOS
ループバック機能 ×
付属DAW なし Cubase AI
実売価格 4,900円程度 9,900円程度

やっぱり、でかいのはドライバですね。

UR12はASIOなんで、動作が安定しているし、Windowsがバージョンアップしても動作については基本心配ないですしね。

補足
ASIO4 ALLはフリーウェアなので、OSが変わったら使えなくなる可能性はもちろんあります

また、ライブ配信する人にとってループバック機能は地味に重要ですし、歌ってみたやる人には付属DAWがあるかないかってものすごく大きいです。

 

仮に僕が高校生に「歌い手になりたいんですけど、5,000円しかないからUM2買おうと思うんですけど…」と相談されたら

即答で「お金貯まるまで我慢してでも、Steinberg UR12を買ったほうが良いよ」とアドバイスしますね(笑)。

UR12

UR12の解説記事

Steinberg UR12をレビュー。安くて機能が充実したオーディオインターフェイス

音楽制作環境Steinberg UR12をレビュー。安くて機能が充実したオーディオインターフェイス

UM2

 

behringer UM2 U-PHORIA まとめ

ノートPCでタイピングしている人

  • 4000円台で買える激安オーディオインターフェイス
  • 音質は確実にお値段以上。ただ、ドライバがフリーウェアで動作不安定
  • 配信、歌ってみた、DTMに利用するならSteinberg UR12にしておこう

ぎたすけ

なんだ、やっぱり駄目なのか。4,000円で買えるのはすごくいいんだけどなぁ

たけしゃん

まあ、使い様によっては使えなくないけどね。

でも、お金貯めてUR12買ったほうが将来的には絶対良いんだよね

behringer UM2 U-PHORIAについての解説でした。

激安で機能的に使えなくはない…ので需要自体はありそうな機種です。

 

ただ、価格面を最優先する人以外は大人しくお金を貯めてSteinberg UR12を買ったほうが良いですね。

 

オーディオインターフェイスって音楽を発信する人にとっては核となる機材ですからね。

あんまり、安いもの買っても後悔する可能性が高いです。

価格も重要な要素ですが、機能面や将来性も考えて機種を検討しましょう。

UM2

UR12

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